翁長知事、「次の一手」 その3 山城博治被告の保釈報道

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山路さんの3回目です。

山路さんにかかると、外部からはケイオス(混沌)にしか見えない沖縄の政治の構造が、スッと透視図を与えられたような気持ちにさせられます。

山路さんの論考には、沖縄内部からしか分かり得ない肌感覚を伴いながら、なお情緒にからめ捕られない凄さをかんじました。

しかも、ただ客観的であるばかりではなく、内には生まり島への熱い気持ちが凛と張りつめています。

私が知り得るかぎり、最良の沖縄政治評論だと思います。

今日は本来頂戴した論考の冒頭部分であった、地元紙についての章を掲載します。

テーマ性を明確にするために枕にあったこの部分は、恐縮ですが最後にさせていただきました。

ご存じのように沖縄政治の歪みの原因のひとつは、地元紙の極端なバイアスです。

文中山路氏が述べておられるように、この地元紙の問題性はただ偏向しているからだけではなく、「唯一の世界観しか県民に与えない」ということこそが問題なのです。

地元紙のまるでネルソン・マンデラ釈放のような見出しだけ見ているとつい錯覚しそうなりそうですが、これは無罪放免となって出獄したのではありません。

ただ、初回裁判日程が決定したから保釈を認められたにすぎません。

また、山城容疑者は「政治犯」ではなく、暴行罪などに問われた刑事被告人です。その目的が政治的だったにすぎません。

そのような刑事被告人をまるで「良心の囚人」のように報じる地元紙に、私は異様さすら感じます。

むしろ「囚人」は、地元紙が作った「唯一の世界観」という見えない檻に閉ざされた県民のほうなのです。

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Photo翁長知事、「次の一手」その3 
                                   山路敬介 

承前

■山城博治被告の保釈報道 

毎度の事ながら、沖縄二紙に目を通すと誠に暗澹たる気分にさせられます。 

3月19日から20日の一面をかざるのは、両紙ともに「山城博治保釈」のニュースでした。 

二紙そろって論調は、「ヒーローの復活」、「不当な逮捕・拘留からの開放」、「(釈放)運動の成果実る」等々、お涙頂戴のシーンさえ一面から登場する演出も臭みたまらず、「いくら何でも、ここまでやるか!」と思わせる異様さでした。 

あのような卑劣で粗暴な暴力犯罪者の保釈を、あたかも多くの県民が待ち望んでいたかのように伝える報道は明確に誤りで、それだけでなく「運動」も「運動体」もごく一部の活動家や活動家を気取ったの面々だけのものなのであり、一般の県民とはまったく無縁の世界でありまして、まったく関係がないのが事実なのです。 

また、このさい運動側が裁判所に抗議に押しかけたり弁護人が不必要なパフォーマンス入りで執拗な保釈請求を繰り返した事と、山城博治被告の「保釈決定」の裁判所判断の間も何ら関係がありません。 

裁判が始まったのであるから、ただ単に向後拘留する意味はなく(条件を付したうえでの)保釈が認められたという裁判所の判断としては至極妥当、冷静ないつもの平常運転であるにすぎません。(つまり、当たり前の「お約束事」に過ぎないのです) 

同じように、暴力団気取りの添田某の保釈が認められなかったのも、執行猶予中の身の上ゆえ、これも当然の判断でした。 

今回の保釈が何やら「運動の成果」ででもあるような間違った印象を県民に与える沖縄二紙の馬鹿げた報道姿勢はもはや度を越しており、私自身、個人の一読者として再三にわたり電話や投稿の手段をもって抗議して来ておりますところですが、反応は鈍く、いつものとおり私の投稿は一度として採用されたためしはなく常に「なしのつぶて」です。 

二紙は、単なる「偏向新聞」なのではありません。 自社の論調だけが唯一の正義であり、それゆえあえて「県民」にたったひとつの世界観しか提示して見せているのです。

反対の意見は黙殺するか、あるいは自社の論調を補強する道具として使える場合のみ、「さらしもの」的に利用します。 

そうした状態は現在に至っても、かつて仲井眞前知事が言った「特定の団体のコマーシャルペーパー」そのままであり、「新聞」の名に値する価値は沖縄二紙には絶対にありません。

                                                 (了)

                                                                                     文責 山路敬介
                                       掲載責任 ブログ主

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翁長知事、「次の一手」 その2 翁長知事の2期にとっては状況の加熱が必要

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山路さんの論考の2回目です。

「言論プラットフォーム」についてひとことコメントをしておきます。

日本ではこのようなサイトは有名な「アゴラ」しか見当たりませんが、欧米には沢山存在していると聞きます。

「アゴラ」は著名な文化人によるプラットフォームですが、もちろん私はそのようなハイクォリティなものを目指しません。

「プラットフォーム」とは、色々な意味がありますが、私は「共有できる乗合空間」ていどの意味で使っています。

私が目指すのは、心ある人による論考を共有する場を保証することです。

そしてコメント覧で、意見を交わし合い、相互批評することによって、より豊かな言論を形作っていこうとするものです。

このブログの性格上、沖縄をテーマにすることが多いですが、特に限定しません。

沖縄にアクセントをおかざるをえないのは、沖縄が極端な言論閉鎖空間だからです。

地元紙は県内の異論をあらかじめないもの、あるいはあってはならない異物として取り上げることはまったくありません。

これについては、あす山路さんが3回目の論考で触れられておられます。

このようなベタ凪の言論空間をすこしでも風通しよくするのが、私の希望です。

今回の山路氏論考の掲載は、その実験だとお考え下さい。

このように書いていると妙に肩に力が入っているように見えるかもしれませんが、私はいったってつましく始めようと思っております。

勘違いなさる方は少ないと思いますが、全面的に紙面を提供しようということではありません。

私にも書きたくてうずうずすることは多々ありますもんで(笑)。

不定期に単発か何回かの連続で論考を頂戴できればありがたく思っております。

論考と書きましたが、エッセイでもかまいません。

また、メールでの原稿のやりとりになりますが、個人情報を開示する必要はありません。HNを使ったり、捨てアドを用いられてもかまいません。

改行したり、誤字を修正したりするていどの編集はしますが、基本的に頂戴したままの原稿を尊重いたします。

やがて順調に運べば、分離した独立サイトに移行することもありえますが、まずは、私のブログの一角をお貸しするなんてところからいこう、というわけです。

ご理解いただけましたら幸いです。

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翁長知事、「次の一手」その2 
                                   山路敬介                                                                      

承前

今後、翁長知事はどう出るか? 予想されるスケジュール

県が防衛局の主張に納得することはなく、今月中は防衛局に対し岩礁破砕許可の更新申請を再度促す事になるのでしょう。

許可が切れる4月になれば県は申請義務遅滞を理由に、防衛局に対し正式に「行政指導」を行います。

しかし「行政指導」には強制力はなく、当然の事防衛局は法的根拠そのものを否定していますから、そのような回答をするでしょうが申請をする事もなく、工事も止めません。

その後、県は期間をおかず「工事差し止め訴訟」を提訴するものと思われます。>(ここで、タイムス常連のお抱え識者によれば、県は「県漁業規則違反」での刑事告発も検討しているとの事。 信じられませんが、やるとしても全く無意味です。

同時に工事停止の仮処分を申請する事になります。

この「工事差し止め訴訟」は提訴しても最高裁の判例から見通せる結果は明らかで、県にはそもそも「侵害される財産上の権利」がないため、訴えそのものが成り立たず、時を置かず「却下」される事になります。

しかしそれは翁長氏も十分承知で、ねらいは表向き段階を踏み「撤回理由」をあらゆる面から強化する事ですが、自からの知事選までのスケジュール感から県民意識を高め、なにより「オール沖縄」内左派勢力の支持を岩盤にする事とともに、知事にとって今や県民以上に重きをなす二紙の論調を実現して見せる事にあります。

つまるところ知事は、「とりあえずでも一旦、工事を止められる成果を得る方法」として、運動側や二紙の要求を満たすためにも、やはり「承認の撤回」に踏み切らざるを得ません。

この「最後のカード」をどこで使い、歌舞伎よろしくどう「見栄」を切って見せるかが翁長知事の選挙屋としてのウデの見せどころで、二紙と完全密接な連携をしながら、これを自分の「知事選」に最良のタイミングで、最高の演出のもとに使う事が「必然の課題」と言って良いでしょう。

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県民投票はあるか?

翁長知事にはそもそも「普天間飛行場の辺野古移設」が最終的には避けられないと分かっていますし、その事自体は実はどうでもいいのです。

「辺野古移設阻止」は「神話」にすぎず、それを理解する翁長氏にとってこの問題は、ある種の「道具」にすぎません。

考えの善し悪しはともかくとして、純粋性をもって強く「辺野古移設阻止」を実現したいと願う人たちは確かに存在しますが、本当のところ、それほど多くはありません。

問題を利用して寄り添う振りをしているのは何も知事だけではなく、今や「辺野古阻止」というムーブメントにのって、別の思惑を実現しようとしている人たちが県内だけでなく県外からも、果ては国外からも雪だるま式に沖縄に集積しているしまっているのが現状の混乱の原因です。

こうした現状やこれまでのやり方、知事の真意からの理解のもとに「次の一手」を予測する必要があると思います。

知事には現在のところ知事選を見据えた「オール沖縄」の結束と拡大が急務であり、そのための「情況の加熱」が最大限に必要、との認識があります。

その意味で「住民投票」を行い、セットで「撤回」に打って出る事がまず考えられますが、二紙のお抱え知識人である仲地沖縄大学長は、「分権改革で、知事は住民投票事務を市町村長に委任する必要がある。首長が協力しなければ投票率が低迷する事になり、リスクが高い」として否定的です。

また、知事自身もおそらく否定的であろうと思います。

かつて、「『住民投票』は、(やるならば)強い要望として広く県民の間から盛り上がるべき」、との(期待半分の)見解を示した事があります。

これは為政者であれば当然の感覚です。そういう動きが今まで運動側から皆無である事がむしろ「運動」の本質をあらわしているのですが、県民自身がまず「移設反対」を訴え、必要な署名をかき集めたうえで、県に「住民投票」の実現をせまる事が「県民投票」実現の本質条件と言って良いでしょう。

ですから、「住民投票」は少なくとも単体では行われる事はないでしょう。

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知事選に向けて

結果として、県はまたもや完全に100%勝ち目のない、再度の裁判闘争は避けられません。

切り札である「承認の撤回」ももちろん認められる事はありませんが、そこにも知事は踏み込まざるを得ません。

時を経て、翁長氏が現在の情況を回顧する時が来れば、「あの一連の訴訟はムダではなく、安全弁だったのだ」と小池都知事ふうに言うのでしょうが、全然違います。

すべては「オール沖縄」勢力のため、自からの選挙のためです。

私は、翁長知事は次の知事選挙も「辺野古阻止」、「オスプレイ配備撤回」の単一テーマで臨めることを理想としていると考えています。

そうすると、知事選の「理想的な時期」というものが生じて来ます。

今回の「岩礁破砕更新許可」問題でも完全な敗北を喫する事はあきらかで、それはすでに知事のスケジュールに入っています。

要はその岩礁破砕関連訴訟の敗北がハッキリした時期にあわせ、最終手段の「承認の撤回」にからめた出直し知事選に打って出る戦略だろうと思うのです。

直近の民意をもって「撤回」の理由を強化するのが目的でしょうが、同時に県民投票も行うハラかも知れません。

しかし、度々ここのブログ主様も指摘しているように、もう勝負はとっくに着いているのです。

「抵抗」という行為そのものに酔ったり、その事自体に何らかの価値が存在していた時代は沖縄ですらも、もう久しい昔に過ぎ去ったのです。

今を生きる私たち沖縄県民の問題は、「辺野古移設問題」には存在しません。>理論も行動も革新左派の傀儡と化した翁長知事の行く先には、沖縄の生産的な未来は全く見えません。 

                                               (続く)

                                       文責 山路敬介
                                       掲載責任 ブログ主

 

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翁長知事、「次の一手」 その1 岩礁破砕許可問題

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今回初めての企画として、沖縄県宮古島在住のHN「山路敬介」氏より寄稿を頂戴しました。 

山路氏は、私が知る沖縄の論客の中のホープのような方で、常々ご教示頂くことばかりでした。 

ならばいっそう、山路氏に記事紙面を提供してしまおうと思い立ったわけです。 

私のかねてからの夢は、沖縄における言論プラットフォームを作ることでした。 

沖縄の極端に閉ざされた言論空間は、2紙がある限り揺らぐことはありません。 

すこしでも風通しがいい「異論」を語る場が必要です。 

幸い、拙ブログに来訪される沖縄の方は皆すぐれた論客揃いです。

また県外の方にも是非奮って投稿願えれば幸いです。 

なお、掲載にあたっての責任はブログ管理人の私にあります。

文章についてのご質問は、山路氏にコメント欄でお尋ねください。

                                   ブログ主敬白 

■追記
政府、辺野古阻止の権限乱用で沖縄・翁長雄志知事個人に
損害賠償検討http://wwwsankei.com/politics/news/170327/plt1703270011-n1.html

政府が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設で、同県の翁長雄志(おながたけし)知事が移設を阻止するため知事権限を乱用すれば翁長氏個人に損害賠償請求を行う検討に入ったことが26日、分かった。権限乱用で工事が中断した損害額を算出し、個人資産で賠償を求める。移設阻止に向け本来の目的とは異なる形で権限を行使すれば違法として、国家賠償法に基づき手続きを進める方針だ。(略)
国家賠償法上の公権力の違法な行使と認定される公算も大きい。国家賠償法では、公務員が違法に他人に損害を与えれば国や地方自治体が賠償責任を負い、公務員に故意や重大な過失があれば国などは公務員に賠償を求めることができる。(以下略)

              ~~~~~~~~~

Photo_3http://nankai-c.jp/2015/09/28-111441.php

翁長知事、「次の一手」と沖縄二紙 
                                   山路敬介                                                                      

 

辺野古埋め立て許可に付随する、今日の「岩礁破砕許可問題」発生まで 

昨年12月の最高裁判決で、沖縄県のした「埋め立て承認取り消し処分」は違法となり、翁長知事は同処分を国の代執行による事なく、判決を容れて自から取り消しました。 

それでありながら先の高裁和解条項を遵守せず、不実にも和解の精神を独特の曲解から些かも省みることなく、なお「あらゆる手段をもって、辺野古新基地建設を阻止する」と公言して憚らない傲慢な態度をとり続けて来ました。 

この事に関して「オール沖縄」内部の革新左派(特に運動に直接関わる人たち)の間では、素直に判決に応じて「承認の取り消しの取り消し」を行うばかりか、続いてすぐに「承認の撤回」に踏み切らない知事の態度に疑念をいだき、その本心を危ぶむ声が高じておりました。  

いわく、「次の知事選では独自候補を候補を擁立すべき」、「知事は、裏で政府と連絡が行き届いており、つまりは出来レースなのだ」との声、「どだい保守から来た人間は信頼がおけるものではない」との意見が現場では喧しいものでした。 

しかし、今回勃発した「岩礁破砕許可」をめぐる一連の騒動でこれらの最左派の疑念とするところは杞憂であり、彼らが願うとおりの「翁長知事」に回帰した事にまずは彼らに満足の行く状態になりました。 

そして(これを書いている3月25日)今日、初めて翁長知事本人が辺野古移設反対現場へと赴くはずです。  

これで知事の考えている今後の「闘争」の骨格がハッキリして来たと言えます。 

私見を混じえますが、この事ついて予想し少々論じる事を本記事の目的としたいと思います。 

うち続く首長選挙での「オール沖縄」の敗退は深刻で、次のうるま市長選でも保守系陣営が島袋現市長に候補者一本化を成功、「オール沖縄」の敗北はまたもや濃厚です。 

㈱照正組の照屋氏に副知事就任を打診するも断られ、今や革新の総本山の沖国大・元学長の富川氏を副知事に迎えざるを得ない事にも象徴的に「オール沖縄」内の保守離れ(あるいは、保守追い出し)は加速していると見えます。

全体として縮小傾向著しい「オール沖縄」ですが、その事が内部構成にみる勢力バランスの変化を生み、翁長知事就任当時にくらべ相当の変質をもたらしたものと考えます。

これからさらに翁長知事は、二紙や運動体に接着する以外生きる道はなく、それらが提示する方向での県政運営に舵を取られる事になるものと危ぶまれます。

Photo_2http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/16730

■「辺野古工事」と「那覇空港第二滑走路工事」

予兆は確かにありました。

先の完全敗北した最高裁判決後の記者会見で翁長知事は、「(訴訟から)得たものもいくつかある。そのひとつは知事の裁量権の大きさだ」と言いました。

遅くともこの時点で既に「次の一手」を画していた発言と思われ、それゆえこの3月末で期限の切れる「岩礁破砕許可更新」が山場になるだろう、と予測する人は多かったと思います。

この「予兆」が確かなものとして顕在化したのは、辺野古とはまったく関係のない「那覇空港第二滑走路建設工事」においてでした。

知事は県民にとって大切な那覇空港整備工事において、工事に付随する「岩礁破砕許可更新申請」に対し速やかに応じるどころか、恣意的な県の権限行使を通じ、工事をストップさせる事態に陥らせました。

通常は徴求される事はありえない「追加資料」と「記載事項を修正した書類」を、(一度にではなく、時間をかけて順々と!)事業者である内閣府などに求めたのです。

その理由もイカサマで、「更新ではなく、新たな申請だ」からという道理の通らないものでした。

そのため通常の新規申請ですら一週間ほどで下ろされる許可が、40日もいたずらに経過してしまい、今や平成32年3月末の供用開始が危ぶまれる事態となりました。

かつて県の強い要望により国側は苦心惨憺しながら工期を大幅に短縮した経緯もあり、身内の沖縄総合事務所の開発部長あたりからも批判の声が出ました。

こうした県の措置は明らかに知事裁量権の濫用であり、なにしろ県民の利便性や県経済の発展に資する第二滑走路工事を止めたのですから、(例によって二紙には、この事に関する知事への批判的な論調は皆無でしたが)さすがに県内外からの反発は大きなもので、そのため、それでも何とか40日間で事なきを得ました。

この一見、馬鹿げて無意味な知事の行為の結果は、実は知事としてはまず満足のいくものであったと思われます。

この愚行の目的は、「第二滑走路」建設の為のものではなく、来るべき辺野古闘争を見据えた「岩礁破砕許可」という知事権限の行使により「工事を中断させる」前例を作る事、かねて「辺野古埋め立て許可訴訟」の際に高かった「第二滑走路」とのダブルスタンダード批判を解消するためのもので、よって知事の目途の半分以上は達成したものと思われます。

断言しますが、すべては「辺野古新基地建設阻止」のための、辺野古における「岩礁破砕許可更新」での訴訟の下準備(アリバイづくり)の為のものでした。

もっとも、私などが断言せずとも二紙はお抱えの「識者」の言として、こうした「内幕」を語らせておりましたが。

Photo_4http://www.sankei.com/west/photos/170325/wst170325...

辺野古工事に付随する「岩礁破砕許可」は更新の必要がない事

3月17日、18日の沖縄二紙は例によって「半狂乱」でした。

沖縄防衛局が15日午後、3月末で期限を迎える「岩礁破砕許可」に関して、「新たに許可申請する考えはない」と、文書で正式に県に通達したからです。

これでは「岩礁破砕許可」権限をつかい、工事を止め、政府を揺さぶる事も革新左派の欲望を満たす事もできません。

知事の目論見も完全に狂ってしまいます。

二紙には、「知事権限の無効化狙う」、「着手なら違法」、「県の抗戦 新局面」、「県、工事差し止め提訴へ」、「国、都合のいい法令解釈」など、いつもの通常運転で一方的見解を展開し、県民を扇動する見出しがおどりました。

防衛局の主張は、「全ての漁業権を放棄する手続きが終わったので、(工事区域は)漁業権の設定されている漁場にはあたらず、よって知事の許可は必要がなくなった」というもので、念を入れてこれに同法を所管する水産庁長官の「漁業権は消滅し、岩礁破砕などを行うために許可を受ける必要はない」との、お墨付きの文書を付して県側へ提出したのです。

そもそも「埋め立て」は知事の許可に基づいているもので、その工事をする場合には許可区域内の岩礁の破砕は当然に必須であるからして、「埋め立て承認」とともに県知事も「現象としての破砕」そのものは「承認済み」と解されます。

あらっぽく言えば「海域」の所有者は「国」なので、所有権がらみの権利関係の問題は最初から「埋め立て」には生じません。

しかしながら、従来から漁業をして生計を立てていた漁業者は海域に漁業権を有しており、この権利を整理しないと「埋め立て」は不可能なのです。

「岩礁破砕許可」を管轄するのは農水省である事からも分かるとおり、重要なこの「漁業者の権利」を保護するために念を入れて「埋め立て」と「岩礁破砕許可」を別途の承認・許可とし、その進捗を一定期間ごとに確認するのが「岩礁破砕許可更新」の趣旨です。

ご存知のとおり、防衛局は既にあまり関係のない西海岸の漁業者へも含めて、この権利の整理のために36億円もの補償金を支払っています。一人平均4,138万円です。

しかし、後述しますが、これだけではありません。

Photo_5国会質問する照屋寛徳氏(社民党) https://www.youtube.com/watch?v=G5QrIJTKc70

■照屋寛徳氏の国会質問と漁業権の完全消滅

3月16日、知事や沖縄二紙と常に密接で見事な連携プレーを見せている照屋寛徳氏が、この件について衆議院安全保障委員会で質疑を行いました。

防衛省の高橋整備局長は、上述の県への提出書類のように「もはや工事区域は漁業権の設定されている海域ではない」、「それゆえ、知事の許可は不要であり」、この見解は「水産庁に確認済み」との答弁を行いました。

そこで、照屋氏は「たとえ漁協が放棄しても、漁業権そのものは生きている。かかる理解にもとづいて那覇空港では岩礁破砕許可の更新申請をしたのではないか?」と、那覇空港整備工事を例にあげて「国の犯したダブルスタンダード」論で詰問します。

これに対して高橋局長は、「那覇空港では、漁業権は生きているとの理解にもとづいて申請をしたものである。しかし、辺野古においては漁業権消滅の法的手続きは終了しているので、許可は不要と判断した」と答弁しました。

実は、沖縄防衛局は名護漁協に36億円支払って漁業権放棄を実現した以降も、漁協と良い関係を続けており、昨年11月にさらに約6億円を拠出し、法的に通用する「完全かつ最終的な」漁業権放棄手続きの終了を実現しています。

この事は那覇空港の案件とは本質的にも法的にも違うし、この争いで県には全く勝目はありません。(県に全く勝ち目がないのは、省きますが、この事実ゆえだけではなく他に複数の理由があります)

また、照屋氏が主張する「たとえ漁協が放棄しても、漁業権そのものは生きている」との意味ですが、これは従来からの左派独特の理論であり、全国各地の埋め立て反対運動のなかで培われ唱えられてきた説でもあります。

「漁協以外にも潜在的な権利者はいる」とか、「漁業権所有者はいなくなっても、権利は残る」といった論は、良くも悪くも現在のところ法的に通用せず、問題にはなりません。

ですが今後、「承認取り消し問題」の時と同じように、翁長知事は訴訟の場で、またもやこういったリベラル左系特有の「通用しない理論」にすがり付く事になるのでしょう。

                                                 続く

                                           文責:山路敬介

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日曜雑感 森友学園問題の奇観

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昨日は盛況でしたが、しかしそれにしても民進党を擁護したい人たちって、どうしてこうも脳内の回線がショートしているんでしょうね。 

せっかく「すべての証拠を開示しろ」といって出てきた籠池夫人メールに、ちょっと辻本氏の名が登場しただけで、水に前足をつっこんでしまった猫みたいに、うわぁと叫んで言論圧力をかけるのはみっともないですよ、と言っているだけです。 

まずは当事者である籠池夫人が書いたことがあきらかなメールですから、一級資料です。 

1級資料でも、事件当事者の日記(メール)の重みは大変に重いのです。伝聞ではありませんからね。今回はそれに該当します。

ただし、それがすべて事実かどうかとは別のことです。勘違いもあるでしょうし、作為も含まれているかもしれません。

だからこそ、全文無編集の公開が絶対条件なのです。

全文を通して読まれた方は籠池夫人の思い込みの強さには辟易なさったでしょうから、あの辻本氏部分が事実だという証拠はなにもありません。 

「ネトウヨは籠池を信じていないのに、あの部分だけ信じるのか」、みたいなことを言う人がいましたが、バカかって。 

信じるも信じないも、まずは1次資料を吟味せにゃなりません。

1次資料だからといって、正しい間違っているという価値判断とは別なのです。 

こういう疑惑が当事者によって登場しましたよ、というだけにすぎません。

1次資料に名が出た以上、辻本氏はさらに国民に判断材料を与えねばなりません。

私人なら放っておいてもいいのですが、この人は議員という公職に就いておられる上に、森友問題追及チームのボス格ですからね。

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 ならば辻本氏はただ「ウソですぅ」と絶叫して、報道圧力に走るんじゃなくて、記者会見をやって証拠を突きつければいいわけです。 

そういえば、産経以外全ての全国紙が唯々諾々とこの「報道圧力」を受け入れたことには、ちょっとゾッとしましたね。

確かにこりゃうちの国の報道自由度ランキングが韓国より低いわけだわい、と妙に納得した次第です。

今後、メディアが「言論圧力だ」なんて叫んでも、笑って聞き流しましょうね。

ゾっとしたがらみでもうひとつ。 

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民進党やメディアが、この森友問題で一貫して使っているロジックはふたつです。 

ひとつめは、「お前は○○をしたはずだ。潔白なら証拠を出せ」という例の悪魔の証明という奴ですね。

ないことの証明って難しいのです。

たとえば沖縄の先島のひとつに、「ハブがいない」証明をしてみろと言われたとします。

逆に「いる」という証明なら簡単です。一匹見つければいいだけですからね。

しかし「いない」証明は島中くまなく探して、歴史文献にも当たって「ない」ことを証明しなければなりません。

なにせ一匹でもいたらウソになりますから、大変です。

いま野党とメディアが、安倍夫妻に命じているのがこれです。ね、すごく危険なロジックだと思いませんか。 

これが大手を奮って使えるなら、世の中もう冤罪だらけです。 

見込み逮捕して、被疑者に「お前がやったんだろう。証拠を見せてみろ」という捜査が可能になっちゃいますからね。 

そうなったら冤罪天国です。人権を愛するリベラルがこれをやっているのですから、天下の奇観です。

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もうひとつが<関与>という言葉の拡大解釈です。

首相が「関係していたら議員を辞める」と聞いた野党とメディアは大喜びで、<関与>の証拠を探そうとしました。

先日書いたとおり首相は「森友の用地が安くなった」ことについての<関与>であって、一般的な関与じゃありません。

100万円寄付したからどーたらで騒いだのは、ともかく「関係している」という証拠が欲しかったからです。

「寄付するくらい強い繋がりがあれば、これは首相の値引き工作の証拠だ」というわけです。そうしたら、この物証とやらがお笑いの「物証」でした。

こんなもんでいいなら、安倍氏が私に送った100万円の証拠なんか簡単にできちゃいますからね。

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あと「忖度」も同じ文脈ですね。

忖度って「他人の心を推し量ること」だそうですが、財務局の役人が安倍氏の意志を「忖度」して安くしたってことですかね。

これなど籠池氏が仮に口にしたとしても、記録に残るわきゃない「内心の動き」にすぎません。

それにこの人は、天皇陛下まで自分の箔をつけるために利用する御仁ですからねぇ。

「忖度」については松井府知事が正論を言っています。

「安倍首相は、忖度(そんたく)があったことを認めるべきだ。
安倍総理が『忖度は一切ないんだ』と、こう言う。僕は、あれは違うと思います。忖度はあるということをしっかり認める。認めて、その忖度にも、いい忖度、そして、やっちゃいけない忖度があるということをはっきり言うべきだ。
松井知事は、「森友学園の問題に油を注いでいるのは、皮肉にも安倍首相だ。『忖度はない』と強弁し続けるからそうなる。
悪い忖度は辻本氏だ」

いや、まったくそのとおり。

とにもかくにも野党とメディアは、<関与>していりゃクビにできる、という故意の誤解をエスカレーションし続けてはや2カ月近くになります。

なにか決定的証拠でもでましたか。でませんね。

でなくていいのです。

野党とメディアが本当にやりたいのは、「なんかあるぞ。巨悪を隠しているに決まっているゾ」という風評ディスを流して政府を潰すことですから。 

まぁ、政府を潰すのもけっこうですが、その前にこんなアホンダラ国会を解散しちゃって下さい。

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日曜写真館 昭和の街角に迷い込む


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昭恵夫人と籠池諄子夫人メール全文 辻本疑惑発覚か?

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野党は証人喚問後、いっそう勢いづいているそうです。

民進党の蓮舫代表にいわせれば「幕引きでなく幕が開けた」そうで、昭恵夫人の証人喚問を要求し、喚問ドミノを起こす心づもりのようです。

もはや安全・安心で言えば、「安心」という主観的心のありようの領域に入っています。

つまり野党が「納得」するまで延々と続けろ、予算は通さない、重要法案は潰す、北朝鮮のミサイルなど知ったことかということのようです。

これは首相が不用意にも言ってしまった、「私か妻の"関与"が明らかになったなら議員辞職する」という言葉につけ込んでいます。

野党は"関与"という言葉を、朝日新聞がかつて用いた「慰安婦に日本政府が"関与"」という論法にならっています。

かつて朝日は、日本政府が民間業者の慰安婦募集において違法行為がないようにという通達を出したり、慰安所で保健業務をしたことまで"関与"の証拠としました。

これとうりふたつの論法です。つまり、何に対して"関与"したのかという目的語が省かれているのです。

慰安婦問題でいえば、争点はその強制性にある以上、「慰安婦募集に関与したか否か」が問題であるはずなのに、朝日は故意にねじ曲げて拡大解釈します。

今回首相が使った意味は、争点である森友の購入しようとした国有地の大幅値下げに「関与していたら」、という意味なのは分かりきっているにもかかわらず、同じように野党はそれをすり替えて「関係したら」にまで拡大解釈をしています。

この論法なら確かに昭恵夫人は、森友学園に"関与"しています。

しかし、昨日アップしたファックスにもあきらかなように、はっきりと森友の依頼を拒否しています。

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さて、本日は昭恵夫人と籠池諄子夫人との間に交わされたメールを無編集で掲載します。http://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1797079.html 

この公開は民進党が強く求めていたにもかかわらず、自民党から予算委員会に提出されると、民進党の反対によって一部が非公開となったものです。 

これは辻本清美議員の「拡散しないで」という要求によるものです。
辻元清美議員式HP 民進党の文書 

毎日新聞は民進党の申し出にしたがって、いったん全文アップした後に削除してしまいました。

こういう行為を「言論の自主規制」と呼びます。真実かどうかはあくまでも読者が判断することです。

このような重要な資料を恣意的にカットする行為自体が、メディアとしての適格性を欠いていると言われても致し方ないでし.ょう。

もし同じことを安倍氏が言ったらどうでしょうか。

「この部分、昭恵はウソだと言っているから削除してくれ。拡散禁止」なんてやったら、どんなにか辻本氏が大喜びするか見物です。ダブスタもいいところです。

それはさておき、内容について一点だけ解説しておきます。

このメールを公開することを阻んだ辻本氏は、大阪に地盤を持つ「連帯ユニオン」と強い繋がりがあります。

Photo_4民主党政権時国交副大臣だった辻本氏に要望書を渡す「関ナマ」武健一委員長ほか、近畿の生コン関連16団体

武健一委員長から2000年の選挙の折りに、1000万の寄付を受けていたことがかつて報じられたことがありました。

この時の辻本氏の当選祝賀会には、選挙活動をした労組関係のみならず、生コン業者や建設業者まで多数が詰めかけたそうです。

今回の森友が購入しようとした土地も、空港がらみ、廃棄物処理がらみといった土地で多くの利権が絡んでいたといわれている曰くつき土地でした。

「関ナマ」がどのように噛んでいたか不明ですが,この「連帯ユニオン」の中核労組が「関ナマ」こと、「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」です。

この「連帯ユニオン」は北朝鮮を賛美し、動労千葉などとも関わりのある某老舗過激派が主導権を握っていて、高江や辺野古に常駐者を置き、支援部隊を多く派遣していることで知られています。

1105全国金日成主義研究会副会長・結城久・関西地区生コン阪南地区統括責任者

大げさではなく、もっとも日本で極左に分類される労組でしょう。「関ナマ」のHPを見ると、過激派のサイトのようでたまげます。
「関ナマ」公式HP http://www.kannama.com/
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-7913.html

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土地売却問題の火付け役となった木村真豊中市議員は、この「連帯ユニオン」の出身です。

Photo_2木村真氏http://www.asahi.com/articles/ASK3G02Y8K3FPTIL03Q

籠池夫人のメールで辻本氏が登場する、2017年3月1日の部分を抜粋します。

「籠池夫人 (略)辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました。嘘の証言した男は辻元と仲良しの関西生コンの人間でした。さしむけたようです。
(略)孫請業者の作業員がその委託社長がしてないといったのにもかかわらず、その三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしいです。
作業員はわからないくせにマスコミにいわしていたそうです。あきえさん 分断がねらいです。ひっかからぬよう 国の再生の為にまけないようにしてほしい。
下請け業者の社長は現場もマスコミに写し(ママ)全くうめてないことをしっていて三日だけきた作業員を辻元清美は送り込みました。辻元清美生コンをみればある。
関西こうえき連合の人間をマスコミに出し、社長の言い分はのせなかったそうです。国会議員の犯罪じゃないですか」

籠池夫人の主張は、今までの作業会社が用地のゴミを埋め戻していないと言っていたにもかかわらず、辻本氏が3日間だけ「関ナマ」の作業員を送り込み、マスコミに「埋めた」と取材させたということです。

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真偽は定かではありませんが、当事者の一方はこう言っているということです。

もしそれが事実なら、辻本氏は森友事件の発端から関わっており、そのプロセスにおいても裏で何らかの政治工作をしていた疑いがあります。

辻本氏はこの「関与」について国会議員として、答える説明責任が生じました。

本氏が直接に「関ナマ」作業員に指示したのではないにせよ、その意志を酌んで「忖度」したことはありえるかもしれません。

頭から情報を隠蔽すると、「いっそう疑惑は深まるばかり」となりますよ。

蓮舫・民進党代表は、昨日こうおっしゃっています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000135-asahi-pol

「お一人の証言が怪しいとか、ウソだとか、本当らしいとか、信頼できるとか、感情でいうものではない。いったいどこに本当のものがあって、誰がウソをついているのか。しっかりと、明らかにしていかないといけない」(朝日3月24日)

まことにそのとおりです。是非ご自身に対しても実践なさって下さい。

構図としては、籠池氏が「100万を安倍夫人から安倍からですと寄付された」のが、"関与"の証拠だと民進党が主張するのとまったく同じです。

一方の籠池夫人は言っているが、一方、辻本氏は否定しているわけです。こうなると白黒二択しかありません。

さぁ辻本さん、どうぞ全否定する以上「やっていない」という証拠を提示してください。

ただしご忠告しておきますが、「やっていない」という悪魔の証明は大変に難しいものですが、それをあなたがたは一貫して安倍夫妻に要求してきたはずです。

そうである以上、ご自身にも潔くあれということです。

係争相手の夫人とこのようなメールをやりとりする昭恵氏に対して、私は手厳しい意見を持っていますが、友人だと思っていた籠池夫人を力の限り励ましている姿には打たれるものがあります。

要はよくも悪しくも善人なのです。立場と状況次第で、「友人」が変化することを知らないのでしょうね。

また菅野完氏が籠池代理人となった時期から突然降って湧いたたように「100万円」問題が出てきたことに昭恵氏が驚いて、「記憶にない」と籠池夫人にメールしています。

ほんとうに「100万円」のやりとりがあったのなら、当事者にこのようなメールを送ることはありえません。

なお、メール中に昭恵氏は再三「祈ります」と書いていることを、野党は「関与の証拠」と言っているようですが笑止です。前後を読めばわかるとおり、友を励ましている「祈り」です。

メディアは一部を除き、辻本氏が関わった部分を削除して公開していますので、全文公開します。太字は引用者のものです。

※冒頭部分を大幅加筆し改題しました。

                       ~~~~~~

2016年12月07日
籠池夫人:拝啓9日明後日フライデーに掲載されます。衛生に悪い本かもしれませんがお読みください。

昭恵夫人:そうですか。どんな内容でしょうか。

籠池夫人:園長はパールハーバーにいかれますことで歴史が仕切り直され見直され憲法改正ができると喜んでおります。小学校の取材です。ありがとうございました。

昭恵夫人:読ませて頂きます!

籠池夫人:前略 園長敗血症で一命とりとめ入院中フライデーの取材が来ましたので園長に聞きましたら 皆が反対するなら受けるといいました。

昭恵夫人:園長、大丈夫ですか?今も入院中なのでしょうか?

籠池夫人:百田さんにも心配をおかけし 講演会の前日からおかしくてそして当日の夜中に住友病院に2週間いました。前立腺から血液尿に毒素が回り入院中も この日本はどうなるのだろうとうわ言で申してました。大きな使命をいただきました命が危ないと医者にいわれながらも神様仏様に助けていただきました。一人で頑張ってきはりましたのでお休みいただけて ありがたいと思っています。

昭恵夫人:どちらの病院ですか?

籠池夫人:主治医は住友病院の院長先生です。退院して体調が戻りました。日本の歴史的な転換期に 学校わたてさせていただき幸せです。感謝。

2016年12月13日
籠池夫人:おはようございます。海賊とよばれた男の映画は世界の勢力の中に押さえ込まれていた日本が出光さんによって活眼した物語でした。安倍首相はもちろん園長とダブることが多かったです。一人の偉大な思いが国を助けるのだと思いました。命あればこそ感動の映画でした。

昭恵夫人:そうですか。機会があれば見たいと思います。

2017年1月20日
籠池夫人:拝啓早稲田大学は年間9億の補助金 この小学校は0。園長は補助してもらえないから頑張れるんだといいます。強い人です。

2017年02月18日
昭恵夫人:このたびのことはどうなっているのか。ご説明もなく、マスコミから追いかけられて戸惑っております。

籠池夫人:拝啓 メールの言葉がうまく書けず お電話をおかけしてはご迷惑になりますでしょうか 朝日新聞の仕業嫌がらせです、、、

2017年02月19日
籠池夫人:いたらないことばかりで 大変申し訳ございません。以後気をつけて対応させていただきます。すみませんでした。何とか自分達で対応しようとしたのですが ニュースのスピードが早すぎてご連絡を怠った事いたらない自分が恥ずかしいです。

籠池夫人:おはようございます。自分の報告を昭恵さんの留守電二回分にいれさせて下さい。出ないで下さい。喉を壊し聞き苦しい事をお詫びして、、、

2017年02月21日
籠池夫人:同社大学の新島襄の学校弾圧の気持ちがよくわかると園長しみじみ思うといいます。

籠池夫人:おはようございます 大阪の教育はいろんな文化がまざり日本という太柱がどこにあるのか僕しかできないと申します あきえさんへ。

昭恵夫人:留守番電話聞かせていただきました。籠池園長の教育に対する熱意は理解しているつもりです

籠池夫人:昨夜TBSラジオに生電話で園長の本心を話し弁護士の言われた通り夜中に家をでました今奈良の三輪明神でご祈祷していただきました。民進党議員団が私達を追いかけ、集団タクシーで家や幼稚園に来ました子達はいつも臨機応変に助けてくれました。あきえさんの大変さは本当に感心します。明日の大阪府の臨時審議委員会 神様の御心ならば認可をおろしてくださいと祈りました。三輪明神様に導かれました。

今は辻本清美学校にいったようです。すみません。

昭恵夫人:なぜ売却価格を非公開にしてしまったのですか。やはり怪しまれるようなことはしない方がよかったのかなあとは思います。祈ります。

籠池夫人:主人は何度も答えていますが伝わりません。土壌汚染や廃棄物のある土地で開校しようとしていると、悪評をたてられたら困るのでしませんでした

2017年02月22日
籠池夫人:今日は奈良の石上神宮に参りました。神武天皇様がピンチの時に助けられた神様です。地元の警察にも協力いただき押し掛けてくる報道陣陣にパトカーがかけつけて下さってます。寄せてくる波のように電話がなりっぱなし 教育妨害がエスカレートしました。大丈夫です。報告

2017年02月25日
昭恵夫人:このようなことになり残念です。どうぞお体壊されませんように。お祈りしております。

籠池夫人:中途半端な着飾りをとり悩むのもあほらしく 政治家は一人でやってないので自分ならと まず同じようにかんがえるんです。主人のような正義の旗をかかげたら あらゆる権力マスコミでたたきにきます。この際はっきり首相に申し上げます。私の主人は一人でここまでしてまいりました。誰も助けていただいたことなどありません。政治家は保身ばかりで助けてはくれません。こっちが力をつければすりよるのでしょうから この学校は必ず認可をとりたいです。

神様仏様が経営者といっても信じてくれません。お金がないのにとばかりに。昭恵さん主人に今の心境はとききました。一旦緩急あれば義勇公に奉じと一言でした。私学審議会の座長は民進党の議員とマスコミが非公開ときかず 保身で会見し 役人もなぜか出した書類がもれてました。主人は役人にどなっていました。昨日は在日韓国人が団体で幼稚園をとりまきましたが 警察官より先生方のほうが毅然と的確に排除してました。
きつい状態に皆がおかしいと気付き初め 国が体をなさないなら主人は何もしてません。買ったのだから今は学園の土地です。国会で質問されるなんて

憤りより もっとお役にたち困った人に勇気と希望をあたえていこうと思いました。あきえさん 主人は安倍総理と平沼先生を尊敬してました。利用はしてません。

あきえさん ありがとうございました。小学校落ち着けば見に来てください。この学校は凄い意味があるから騒がれるのですね。

昭恵夫人:全ては必然であると思います。どんな意味があるのか私も考えています。

籠池夫人:物事の裏を探ろうとしているひとがいて 日本人的ではないのですが勘繰りを働かせています。全うな人間が全うな事をしようとしているのを阻止させるサタンの仕業と思います。余りにもマスコミ報道嘘だらけ まあ次男はあほですがふりまわされ振り回そうとしています。安倍総理まけないで下さい。ハッキリ申します。園長は天から使命をいただき学校を造ります。国家の為に信念でやってます。やましいことしてません。関学は国有地を租税特別措置法で買ってます。関大もです。あきえさんはどのように思われているのでしょうか。

昭恵夫人:信じたいと思っています。しかし園長の説明を聞いても私は人に納得してもらえるように話すことはできません。

籠池夫人:安倍総理が森友学園に抗議したといわれたのはショックで 初村秘書の安倍昭恵さんからの文面 そして娘や園長にかなり醜い対応をされたのは 政治の世界は怖いなあと正直思いました。初村さんに一方的に文章を送り だから抗議したというシナリオ策は。

でも心配してくれる人には心の垢を排除してくれていると思えば この一件超えたら悟りに入るねと今昨日の国会で総理の発言をききショックをうけ初めて大泣きしましたが 切り替えました。幼稚園に国会議員が来て自民党を守るため昭恵さんの写真を外してほしいといわれました。要は私達わからないものが政治に首を突っ込むといけないんだと勉強いたしました。

昭恵夫人:私もよくわかりませんが、色々と気を付けなくてはいけないことがあります。私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう。 

まず非公開だっただったことが疑われることになりました。そしてあまりにも熱い思いで突き進まれたために、色々なところに歪みもあったのではないかと考えます。

主人が総裁選挙で講演をお断りしたとき、ひどく怒っておられたとのことでうちの事務所は不信感になっていました。私は同じように夫のやっていることを信じて応援しています。総裁選挙はこちらとしたら何事にも代えられない一大事でした。

また、幼稚園をご紹介した際も、あまりにも悲しい留守番電話が残っていて、私は愕然と致しました。人はなかなか思いをその通りには伝え合えないものです。そんな中で、誤解が生じていったことがあり、園長のご説明を理解することができなくなったのかもしれません。

子どもたちを教育する上で、大切なことは色々あると思いますが、相手のことを思いやる気持ちはとても大切だと私は思います。ご夫妻が今、大変なことは想像がつきますが、主人にとっても大変なことに巻き込まれたということもご理解頂きたいと思います。

しかし、園長の熱い思いは本物であると思いたいと思っています。全ては必然です。今回のことは私たちにとっても学びの場ですが、ご夫妻にとっても意味のあることと私は思います。どうぞご自愛くださいませ。

籠池夫人:今国会のテープをきかせていただきました。吉田松陰なんていわれましたか。ひつこいとは、安倍総理には失望しました。主人は悪者ですね。

昭恵夫人:人の受け取り方はそれぞれですね。琵琶湖の竹生島に行き、祈りました。籠池先生のお役割もわかったような気がします。お辛いでしょうが、頑張って下さい。ありがとうございます。

2017年02月26日
籠池夫人:あきえさん 辛くなんかありません。安倍総理を信頼していた主人は国会でしつこい方なんかいわれても動じない本来政治家がすべき事をしてますからね。

2017年02月28日
昭恵夫人:私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、頂いていたのなら教えていただけますでしょうか。申し訳ありません。

籠池夫人:あまりにひどい。なぜ、その情報はどなたからですか。全国の方々から励ましのメールがどっさり届き励まされます。絶対おかしい!

昭恵夫人:報道をされたようなので、確認です。

籠池夫人:えーひどい ひどすぎます。応援メールをみていただきたいぐらいです。

昭恵夫人:私も籠池園長の熱意は信じています。本当に記憶から飛んでしまって、他の講演などは全て振り込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません。

籠池夫人:今まで昭恵さんと話していました私学審議会が通らなかったら幼稚園も自宅も破産ですちゃんと正しく見ている方はいます。辻本清美共産党今はぐっと辛抱です(笑)民進党の議員はおもしろがって 先生方に近より 怒らせようとして ニタニタ笑いながら 幼稚園に侵入するので びっくりする子達をみて 笑うのだそうです。先生方は 入らせないように阻止させるのです。家の前にも報道陣が今もいて 警察に今通報しました。

2017年03月01日
籠池夫人:拝啓 村上幕僚庁の会見に涙がでました。稲田さんに表彰状を貰ったんじゃないと主人は吐き捨てました。平成五年より自衛隊の要請をマスコミにも返上しないときっぱりと園長は申してました。昨夜マスコミから逃れるために豊中南警察に被害届を出したあとアパホテルに身を隠しています。

昨夜長年幼稚園で将棋の講師をしている川崎先生が谷川名人にマスコミが幼稚園のきて報酬をいくらもらったのか あきえさんを調べているといわれたそうです。将棋連盟から指導棋士の将号を返上しないと幼稚園にいくならやめよといわないがやめてほしい 朝日と毎日がスポンサーなのだそうです。失業の危機に一日中奥さんからせめられ政治家は何をしてるんですか。発身ばかりわずかな給料で税金ばかりがふえ、一日中テレビでゴシップ問題で他に話題はないんですか。国会議員が国を悪くしているんじゃないですか。

籠池夫人:あきえさんを調べているといわれたそうです 将棋連盟から指導棋士の将号を返上しないと幼稚園にいくならやめよと言わないがやめて辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました嘘の証言した男は辻元と仲良しの関西生コンの人間でした。さしむけたようです。
昭恵夫人:今はじっと我慢の時です。私もまだまだ追い詰められるのかもしれませんが、お互い頑張りましょう。

籠池夫人:誘導尋問にのらぬようにしてください。絶対に国の不利になるようなことはいってません。
孫請業者の作業員がその委託社長がしてないといったのにもかかわらず、その三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしいです。作業員はわからないくせにマスコミにいわしていたそうです。あきえさん 分断がねらいです。ひっかからぬよう 国の再生の為にまけないようにしてほしい。

下請け業者の社長は現場もマスコミに写し全くうめてないことをしっていて三日だけきた作業員を辻元清美は送り込みました。辻元清美生コンをみればある

関西こうえき連合の人間をマスコミに出し社長の言い分はのせなかったそうです。国会議員の犯罪じゃないですか。

昭恵夫人:心の垢を落とす、本当にそうだなあと思います。この国のために命を懸ける夫を思う気持ちは一緒です。

2017年03月02日
昭恵夫人:頑張りましょう!

籠池夫人:何をですか。誰も信じません。

2017年03月03日
籠池夫人:でっかい目的にむかい太平洋にいくのか はたまた港にむかうのか 荒波こえて逞しくうまれかわります。

2017年03月05日
籠池夫人:前略 今日も説明会に木村真議員が赤いジャンパーをきていらんことをペラペラ話し沢山の報道に悲しくなります。

2017年03月07日
籠池夫人:前略 業者はNHKの取材をうけておらず、関西エアポートの補助金はまだ一円もいただいておらず、業者が決まる前から申請がはじまりました。最終きまった工事金額の割合に応じて補助金がきまります。国により工事も何もかもずれました最後に調整を申請する条件です。詐欺と報道され、またマスコミにはめられました。在園生の保護者がNHKで弁護士立ち会いで素晴らしい会見をされたそうですが、市民団体がきて中立を保つということで放送が中止になりました。以上、ピンチはチャンスと最後まであきらめず 逆転勝利にむけ祈ります。

2017年03月08日
籠池夫人:園バスに朝日の記者がタクシーでパパラッチします。今年中にお父さんをぶったぎりに殺すといわれました。デビィ夫人が塚本幼稚園を助けてくださいとご自分のブログにのせてくださったそうです。助けてください。うその報道はやめさせてください。認可を下さい。

昭恵夫人:私もマスコミに追いかけられて、ビックリしてます。神様は全てご覧になっています。

籠池夫人:私も今日は塚本幼稚園のホームページに朝一番私がなぜ逮捕されたか。18日間留置書に入ったか私に取材もなく週刊誌やテレビに

昭恵夫人:デビ夫人はすごいですね!

籠池夫人:のせたので載せます。真相を又ご覧下さい。やっと残土をはこんであげようと自らご連絡いただきました。九時に現場であいます。天の神様は 必ず誰かを私に使わせて下さいます。私は鴻池議員の意地悪を攻めるより受けようと頑張ってます(笑)土を運ぶ費用等認可をいただくには3億5000万足りません。一週間以内に用意しないといけないため一昨日も東京を2往復しました。そんなときデヴィ夫人が寄付をしようとメールをいただき直ぐに連絡くださいと。ピンチはチャンス!天の神様が現れました。あきえさんも協力して下さい。神様に感謝します。

昭恵夫人:祈ります。

籠池夫人:国の為に役割を担う学校なんですだから妨害します困難は砥石。全国十万通応援メール電話をいただき、ここ1ケ月徹底的に叩かれやりがえのある修行中。明日午後からネットで園長が真相をかたります。

昭恵夫人:私も修行。来月私の親しい人が教育勅語の本を出します。今はそういうときなのでしょう。

籠池夫人:主人は教育勅語を復興したことで、皆本も出せるんですね。この学校も次に繋げる起爆剤 ネットで田中造園自殺とか 八木造園です。

2017年03月09日
籠池夫人:長い間お世話になりました。小学校は支払いができず鴻池さんの妨害で閉めます。主人も私も失業します。感謝します。

籠池夫人:しつこいといったのは安倍首相のことではなく 捏造してました すみません。

昭恵夫人:なんでこんなことになってしまったのか、神様は何を望んでいるのでしょう。

2017年03月10日
籠池夫人:国会改革の起爆剤になります国民が気がつかないと自分達が皆政治家になって飛躍すればいいのです。政治家の怖さを見た気がしました。

昭恵夫人:少し落ち着いたら、高校生や大学生たちとこの問題を考えたいと思っています。

籠池夫人:考えて答えが出るのですか。おやすみなさい。

昭恵夫人:小川栄太郎さんがFBで反論しています。少しずつこの状況が異常だということになってくるはずです。

籠池夫人:紹介してください 失業するので本をかいて借金かえします

昭恵夫人:小川榮太郎さんがお電話されたようですが、繋がらず留守電にもならなかったと言われていたので携帯番号お教えします。※※※-※※※※-※※※※

籠池夫人:落ち着きましたらお電話いたします。必ず致します。五時半から記者会見です理事長辞任です。よく頑張られたのに。

昭恵夫人:そうですか。残念です。

籠池夫人:テレビで詐欺師ではと 五時半から記者会見を幼稚園でいたし、しっかりマスコミにまるめこまれないようにいたします。

2017年03月11日
籠池夫人:前略 弁護士と娘が府庁にいきました時、担当に私が指差してお前らといいましたか?と聞きましたら、皆首をふっていたそうです。

2017年03月16日
昭恵夫人:祈ります。

籠池夫人:安倍首相はどうして園長を地検に言われたんですか。国は大事な民衆を切り捨てるのは許せない。国会に出ます。

昭恵夫人:それはうそです。私には祈ることしかできません。

籠池夫人:尊敬していたのに小学校をやめ、幼稚園は破産、建築や社長は

破産、お父さんは詐欺罪、あんまりにも、権力を使うなら死にます。

昭恵夫人:私もどうしていいかわかりません。権力など使っていません。神様はどこに導こうとしているのか。とにかく祈っています。自分たちの保身ではありません。日本の将来のためです。

籠池夫人:うその情報。

昭恵夫人:100万円の記憶がないのですが。

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籠池氏証人喚問について

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昨日は一日籠池泰典氏の証人喚問で持ちきりでしたが、皆さんどのように受け取られましたか。 

そもそもこの証人喚問は、真相解明が主眼だったはずですが、なぜ8億減額されたのかという肝心なことが解明されないまま終わってしまいました。 

なんせ、籠池氏が堂々と冒頭発言でこう言ってしまっては、どうしようもありません。

「想定外の大幅な値下げに当時はちょっとびっくりした。が、売買契約を結びました。私は交渉の詳細については詳しく承知していないので、値引きの根拠などについては近畿財務局、当時の迫田理財局長、酒井弁護士にお聞きいただきたいと思います」

大幅値引きにびっくりしたそうです。当人もなんでかわからないそうです(苦笑)。 

おいおい籠池さん、それを解明するために証人喚問に来たのではないのですかね。 

そしてもっとも肝心な政治家の関与については、こうです。
朝日3月23日
http://www.asahi.com/articles/ASK3R33DSK3RUTIL00G.html

「・山本一太予算委員長 小学校の認可、誘致について政治的な関与はあったと思うか ・籠池 国有地の取得には政治的関与があったのだろうという風に認識している。
・西田昌司 小学校開設で安倍首相には頼んだのか。
・籠池 安倍首相には直接お願いしたことはない。昭恵夫人を通じていろいろなことを相談したことはある。副読本カリキュラムについて話した。
(略)
・西田 国有地売却に口利きはなかったのか。
・籠池 お金を呈しての口利きはなかったと思う。」

つまり、籠池氏は「政治家の口利きはなかった」といいながら、「政治的関与はあった」が、「金を呈しての口利き」はしておらず、「なぜ予想外の値引きがされたのかびっくり」したということになります。 

不思議ですね。なんの工作もしていないのに、自動的に8億値引きされたので「政治的関与」があったんだろうと思ったらしいですが、憎っくき奴は松井大阪府知事のようです。

「・西田氏 お金の手当てができないままに小学校の計画を進めたのではないか。初めの計画がむちゃくちゃだったのではないか。認可されたこと自体が問題だ。
・籠池 九分九厘できあがったところではしごを外された。大阪府・松井知事という風に思っている。」(同)

言いがかりをつけられた形になった松井知事は、直ちにツイッターでこう反論しています。
https://mobile.twitter.com/gogoichiro

「松井とは、会ったことも無い。はしごは自分でかけた。かけたはしごは虚偽だらけ、でも、そのはしごを外した松井を恨んでる。何故、恨まれなければならないのか?意味不明です。」

籠池氏が真実を述べているという前提でですが、ここで籠池氏か「政治家には金を渡していない」という贈収賄について、明確に否定したことを記憶に止めておいて下さい。 

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 では次に、焦点となってしまった「昭恵100万円寄付疑惑」をみていきます。 

ちなみに寄付するのは選挙区外ならまったく適法ですが、もうそういう筋論が通らないほど風評まみれなので仕方がないですね。

「・籠池 9月5日に講演の控え室とした園長室で、私と対面した時、同行したお付きの人に席を外すよう言った後、私と2人きりの状態で、『1人にさせてすみません。安倍晋三からです』と言って封筒に入った100万円をくれた。夫人は全く覚えてないと仰っているが、名誉な事なので覚えている」
くっくりさんツイッターより引用。https://mobile.twitter.com/boyakuri/status/844725607623671809?p=v

「・竹谷とし子 100万円の寄付に対し、お礼状をメールででもしたのか。
・籠池 黙っていて」ということだったのでお礼状は出していない。
・竹谷 100万円の入っていた封筒は残っているのか。
・籠池 残っていない。
・竹谷 封筒もない、お礼状もない。寄付はなかったのではないかと思えてならない。」
(朝日 同)

この部分は長女の町浪(ちなみ)氏の言い分と食い違います。 

長女は「玉座の間で匿名でと言われて100万円を(妻)諄子に渡して、町浪が受け取った」と証言しています。 

Photo_3高江N1テントを宮家洋平氏と訪問した昭恵氏。こういうたとをしていたから、いまのようなことになった。

即日、昭恵夫人からコメントが発表されました。 

コメントは以下のとおりです。長文ですが、初めての昭恵氏の反論なので引用しておきます。https://www.facebook.com/akieabe/posts/10155122586026779?pnref=story

「本日の国会における籠池さんの証言に関して、私からコメントさせていただきます。
(1)寄付金と講演料について
 私は、籠池さんに100万円の寄付金をお渡ししたことも、講演料を頂いたこともありません。
この点について、籠池夫人と今年2月から何度もメールのやりとりをさせていただきましたが、寄付金があったですとか、講演料を受け取ったというご指摘はありませんでした。私からも、その旨の記憶がないことをはっきりとお伝えしております。
 

 本日、籠池さんは、平成27年9月5日に塚本幼稚園を訪問した際、私が、秘書に「席を外すように言った」とおっしゃいました。
しかしながら、私は、講演などの際に、秘書に席を外してほしいというようなことは言いませんし、そのようなことは行いません。
この日も、そのようなことを行っていない旨、秘書2名にも確認しました。
 

 また、「講演の控室として利用していた園長室」とのお話がありましたが、その控室は「玉座の間」であったと思います。
内装がとても特徴的でしたので、控室としてこの部屋を利用させていただいたことは、秘書も記憶しており、事実と異なります。
 

(2)携帯への電話について
 次に、籠池さんから、定期借地契約について何らか、私の「携帯へ電話」をいただき、「留守電だったのでメッセージを残した」とのお話がありました。
 

籠池さんから何度か短いメッセージをいただいた記憶はありますが、土地の契約に関して、10年かどうかといった具体的な内容については、まったくお聞きしていません。 

籠池さん側から、秘書に対して書面でお問い合わせいただいた件については、それについて回答する旨、当該秘書から報告をもらったことは覚えています。
その時、籠池さん側に対し、要望に「沿うことはできない」と、お断りの回答をする内容であったと記憶しています。その内容について、私は関与しておりません」

そして昭恵さんコメント中にある要望を拒否したとされる夫人付き職員・谷査恵子氏のファックスは菅官房長官が同日夕方に公開しています。 

Photo

この夫人月秘書は2名必ず着いていて、かつて自分も経験あるという高橋洋一氏によれば、「要は監視役だから、便所まで着いていく」そうです。

ですから、上の昭恵氏のコメントに「籠池氏か随行者を人払いした」ということを否定している部分がありますが、随行者の職責を考えると、彼らがはいそうですか、とふたりきりにするとは考えにくいでしょうね。

当然、官邸は当日の随行者の証言の裏をとっているでしょうし、平成27年9月5日の報告書も押さえてから証人喚問に臨んだはずです。

籠池氏の言い分では、昭恵さんはわざわざ東京から100万円入りの分厚い封筒を持っていったことになりますが、寄付したいのなら東京で口座に振り込めばいいはずです。

この振込済用紙は領収書としても有効ですから、不自然な話です。

その大金を入れた封筒もなく、お礼もしていないということです。

つまり森友側の物証は、あの郵便局の書き直しをホワイトで消した振込用紙だけということになります。

藪の中と言いたいところですが、寄付をしたとされる日の森友学園の出納記録をみればわかるでしょう。おそらく、自分で出して、自分で入れているはずです。

「公表された封筒の消印は平成27年10月26日付で、宛先は首相官邸の住所で「内閣総理大臣夫人付 谷査恵子氏」とある。
政府関係者によると、2枚の手紙が同封されていたが、籠池氏側が元国有地のことで昭恵夫人に相談するような内容は書かれていないという。
 

この関係者は「籠池氏側から谷氏に届いた最初の手紙だった。籠池氏側の同意が得られれば手紙を公表する用意がある」と話している。
 公表された財務省からの回答の内容は、(1)10年定借の是非(2)50年定借への変更の可能性(3)土壌汚染や埋設物の撤去期間に関する資料の扱い(4)工事費の立て替え払いの予算化について-の問い合わせへの答えとなっている。
いずれも籠池氏側の要望に応える内容ではないとみられる」(産経3月23日)

このように官邸は、昭恵夫人に対しての籠池側の「相談」も否定しています。

なお、籠池氏は証人喚問で「昭恵夫人から口止めともとれるメールが届いた」というショッキングなことを言われていますが、それについてのメールが公開されています。

産経新聞(3月23日)によれば以下のやりとりです。
http://www.sankei.com/politics/news/170324/plt1703240008-n1.html

「講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか。」
「報道をされたようなので、確認です」(2月28日)

それに対しての籠池諄子氏の返答は意味不明で噛み合っていません。

「全国の方々から励ましのメールがどっさり届き励まされます 絶対おかしい!」
「ひどすぎます 応援メールをみていただきたいぐらいです」

籠池氏が証人喚問で「口止め」と言った部分については、昭恵氏は

「私もよくわかりませんが、色々気を付けなくてはいけないことがあります。私が関わったということは、裏で何かがあるのではと疑われないように、細心の注意を払わなくてはならないということだったのでしょう」(2月25日)
「私もどうしていいかわかりません。権力など使っていません。(略)自分達の保身ではありません。日本の将来のためです」(3月16日)

私には自分の愚かさが引き起こした事態にうろたえた昭恵夫人が、今や逆恨みの鬼と化した籠池夫人に友情を信じてのメールを出したということにすぎないように思えます。

ほうとうに100万を献金していたなら、こういうメールを相手に送らないと思いますが。

はっきり言って、私には馬鹿の上塗りにしか見えませんが、これが籠池側には「口封じ」に写ったそうです。

恵氏にはよくしてもらって、講演にも遠くから来てもらい、さんざん広告塔で使っておいて、いったん自分が不利になれば最後はこの仕打ちですか。

籠池さん、「トカゲの尻尾きり」はあなたのほうです。恥ずかしくないのか。

さてさてこのように、「昭恵100万円寄付疑惑」は当事者同士の証言が180度食い違うことになりました。

この証人喚問においても、籠池氏は同じ物件の契約書を3本作ったことが追求されていました。

今まで多弁だった籠池氏はこの質問を受けるとにわかに口ごもり、「刑事訴追を受ける可能性があるので控えさせてもらう」と逃げを打ちました。

籠池氏が書いた3本の契約書とは国に対しての23億8千万、大阪空航運営会社には15億5千万円、そして大阪府に対しては7億5千万です。

国に最も高いものを提出したのは、巨額の補助金を得るためであり、逆に大阪府には国の約3分の1としたのは学校認可の際に財務状況をよく見せかけるためです。

これはあきらかな詐欺行為であって、籠池氏の言うとおり「刑事訴追を受ける可能性」があります。

国に対する有印私文書偽造、あるいは詐欺罪の疑いです。

蓮舫さんは「首相夫人による口利き、斡旋、その恐れというものが浮かび上がった」として昭恵氏を証人喚問したいようですが、そもそも籠池氏にまつわる疑惑を解明するのは、国会ではなく警察だったのです。

大阪地検特捜部、東京地検特捜部は既に動いているという情報もあります。松井府知事は偽計業務妨害で告訴に踏み切ると伝えられています。

野党とメディアは、証人喚問という祭の後の寂しさを噛みしめて下さい。

 

 

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米国務長官 「日本の核武装は北朝鮮の脅威に関する選択肢」

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北朝鮮がまた弾道ミサイル実験をしました。

今回は失敗だったようですが、もはや憑き物でもついたような勢いです。 

「韓国国防省当局者によると、北朝鮮は22日午前、日本海に面した東部・元山の飛行場付近からミサイル1発を発射したが、失敗したとみられる。
 米韓軍当局はミサイルの種類や失敗の原因などについて分析を進めている。
 菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で「(日本の)安全保障に直接影響を与える事態は生じていない」と述べた。ロイター通信によると、米太平洋軍スポークスマンは「ミサイルは発射から数秒で爆発したようだ」と語った。
 北朝鮮国営メディアは19日、金正恩朝鮮労働党委員長が新型ロケットエンジンの地上燃焼実験を視察したと報道。金委員長は「今日の巨大な成功がどんな意義を持つのかを、全世界はすぐに見ることになる」と述べ、弾道ミサイル発射実験の可能性を示唆していた。
 韓国国防省はエンジンについて「性能に意味のある進展があった」と分析している。
 北朝鮮は6日、弾道ミサイルを4発同時に発射。日本の防衛省は、いずれも秋田県の男鹿半島西方約300~350キロの日本海上に落下し、うち3発は日本の排他的経済水域(EEZ)内に落ちたとみられると発表した」 (時事3月22日)

 森友祭でメディアと国会が呑気に浮かれている時に、レックス・ティラーソン国務長官が来日しました。

全国紙はほとんどスルーしましたが、Japan Times3月19日は訪日前のティラーソンの発言を報じています。 

http://www.japantimes.co.jp/news/2017/03/19/national/amid-north-korea-threat-tillerson-hints-circumstances-evolve-japanese-nuclear-arsenal/#.WM6uC0lKOEd 

”Amid North Korea threat, Tillerson hints that ‘circumstances could evolve’ for a Japanese nuclear arsenal”
北朝鮮の脅威の中で、ティラーソンは、日本の核武装に向けての「状況が進化する可能性がある」と示唆している。
 

Photoレックス・ティラーソン米国務長官と安倍晋三首相は、木曜日に東京で開かれた安倍晋三官房長官の会合前に握手を交わした。 ロイター

”The possibility of a nuclear-armed Japan has again been raised by the Trump administration, after U.S. Secretary of State Tillerson appeared to say in an interview ahead of his visit to Beijing that, with “all options on the table” regarding the North Korean threat, “circumstances could evolve” in terms of Tokyo acquiring atomic weapons.”

テイラーソン米国務長官が北朝鮮訪問の前にインタビューで、「北朝鮮の脅威に関する「すべての選択肢」」と述べた後、核兵器を保有する日本の可能性はトランプ政権によって再び引き上げられた。 東京が核兵器を手に入れるという意味で、「状況は進化する可能性がある」

ティラーソンは、北朝鮮の核を抑止するためには、日本の核武装もオプションのひとつだと言っているのです。

選挙期間中のトランプが言っているのではなく、米国外交の中枢だった外交問題評議会の主要メンバーであったティラーソンが言っていることに注目してください。
外交問題評議会 - Wikipedia

これの発言を一部の評論家は、「日本の後に訪問する中国を牽制するため」と評していますが、違うと思います。

真剣に北朝鮮の暴走を止めようとするなら、抗議する、政治的圧力も辞さない、国際的な制裁を行う、といった並みの手段では止まらないとティラーソンは言っているのです。

同時期に、ジェームス・マティス国防長官は、「20年間米国は北朝鮮への対応を間違ってきた」と述べています。

マティスのいう「失われた20年間」とは、かつてのクリントン政権時から始まる失敗の道を指します。

クリントンは北朝鮮の核開発を阻止するために、核施設の空爆をいったん計画しました。

当時、まだ核施設は稼動しておらず、この時期しか核被害なく攻撃できる時期がなかったからです。

ところが、彼は最後の最後で腰くだけになり、中国の圧力を信じて六カ国協議という脇道に入ってしまったのです。

その結果が、今、眼前にあります。20年間という時間を与えられた北朝鮮は時間稼ぎに成功し、核保有国を宣言しました。

Photo_2
今、私はなんどとなく書いてきていますが、極東における危機のレベルはマックスに達しつつあると考えています。

なぜ、北朝鮮が危険なのか、ひとことで言うなら、「核を使うことにためらいがない」指導者によって核武装化が進んだことです。

一般的に「核兵器は使えない兵器」の最たるものです。いったん使えば倍返しの核報復を喰って国土が壊滅するからです。

ですから、まともな神経を持っている国は核兵器は神棚に祭って、現実的には封印してきました。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-f46e.html

中国ですら、日本に核攻撃をすればどんな結果になるのか、わかっているふしがあります。

ところが世界で唯一、本気で使用を考えている国があります。いうまでもなくわれらが隣国の北朝鮮です。

東アジアの核問題の専門家である防衛大学教授・倉田秀也氏はこう述べています。

「米国がこれらの基地を使用し、北朝鮮に-非核手段であっても-空爆などの武力を行使した場合、危殆(きたい)に瀕した北朝鮮が、これらの弾道ミサイルの使用を最後まで自制するか。
第2撃の核戦力が核による第1撃を受けない限り使用されないのに対して、軍事作戦に組み込まれた核ミサイルは、第1撃を受ける以前に使用される可能性を孕む」(産経3月17日正論)

一般的に核兵器は、巨大な「防御兵器」という性格を持っています。

核兵器は第1撃を受けた場合、直ちに報復するためにあるわけで、それによって「撃つなよ、撃つなよ。撃たれるのがイヤだったら撃つなよ」と言っているわけです。

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これが「最小限抑止」という考え方です。

「だが近年、北朝鮮は「最小限抑止」の構築を目指す一方で、それとは相いれないレトリックが目に余る。「核先制不使用」とは逆行する「核先制打撃」はその最たる例だが、それは単なるレトリックだけではない。
3月6日、弾道ミサイルの連射は、北朝鮮が目指す抑止態勢がもはや「最小限抑止」だけでは説明できないことを装備の面から改めて示した」(倉田 同)

倉田氏が指摘している3月6日の4発の弾道ミサイル実験は大変に重要な意味を持っています。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-9d96.html

Photo_4

この時、朝鮮中央通信は「朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊による、日本駐屯米帝侵略軍基地への攻撃」が目的であると宣言しました。

また2015年2月の朝鮮労働党政治局会議の決定書には、「現代戦の要求に即した精密化、軽量化、無人化、知能化されたわれわれ式の威力ある先端武力装備をより多く開発する」としています。

しかも、「昨年9月の第5回核実験の際に「核兵器研究所」は核弾頭の「標準化・規格化」に触れ、核弾頭の量産化を示唆していた」(倉田 同)とされます。

第1撃のみを目的とする核兵器ならば、「東京のどこか」に落ちればいいわけで、平均誤差半径(半数必中命中界・CEP)が数㎞でもかまわないわけです。
平均誤差半径 - Wikipedia

しかし、日本の軍事基地にピタリと着弾させる「核先制打撃」ためには、「精密化」が必須です。

3月6日の北朝鮮の弾道ミサイル実験は、北がとうとうこの「精密化」に成功したことを意味しています。

そしてこのような日本に対する弾道ミサイルを「標準化・規格化・量産化」すると北朝鮮は述べているわけです。

北朝鮮が目的とするものは、もはや一部の外交評論家がいうような「米国を交渉テーブルに引き出す」などといううすら甘いものではなく、「軍事作戦に組み込まれた装備」(倉田)による核先制打撃を目指したものなのです。

Photo_3

したがって、北朝鮮が核による先制攻撃をかける可能性は極めて高まっています。

今後、米国の側から日本の核武装について何らかのオファーが示されると思います。

いや、すでに秘密の外交交渉の席上で日本側に伝えられているかもしれません。

それはたぶん三浦瑠麗氏が述べるようなことです。
https://www.houdoukyoku.jp/posts/9060

圧力ではなくて、もう少し上のレベルである「国交正常化および経済協力」と「核共有」。
非核3原則の一部である「持ち込ませず」を否定して、日本は米軍と核を共有する、したがって抑止力は自分たちでコントロールできるようになるという風なものを抱き合わせにしてやるべきだ」

非核3原則から「核を持ち込ませず」という部分を削除し、米国の核を日本に配備すると同時に、日本にも核のコントロールの一部を持たせるという方法です。

これが米国がNATOと結んでいるニュークリア・シェアリングです。
ニュークリア・シェアリング - Wikipedia

私も北朝鮮の先制核打撃を抑止するには、弾道ミサイル防衛と、このニュークリア・シェアリング、あるいは巡航ミサイルの大量配備による敵地攻撃しか思いつきません。

まぁいずれの手段をとっても、今、森友祭に浮かれているような連中は発狂したようになるでしょうが。

長くなりましたので、今日はここまでとします。

■追記
米軍が戦略爆撃機を韓国に投入しました。例によって日本のメディアはスルーです。※核搭載と書きましたが随時搭載可と訂正します。ご指摘に感謝します。

http://ow.ly/SV7W30aawDD

"The U.S. deployed strategic bombers Tuesday to South Korea to participate in mock air raids in the Korean Peninsula as part of Washington and Seoul's ongoing massive joint military exercises simulating a war with North Korea.

South Korean F-15K and KF-16 fighter jets flew alongside the U.S. Air Force's B-1B strategic bomber in South Korea's Air Defense Identification Zone, ."

北朝鮮との戦争を模擬したワシントンとソウルの継続的大規模共同軍事演習の一環として、韓国は朝鮮半島の模擬空爆に参加するために、韓国に戦略爆撃機を火曜日に配備した。
南朝鮮のF-15KとKF-16戦闘機が、米空軍のB-1B戦略爆撃機と一緒に韓国の防空識別圏を飛行した。

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森友問題 国会はそろそろ正気に戻って下さい

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北朝鮮が新型高出力ロケットエンジンの噴射実験に成功したそうです。

一連の北朝鮮の、固形燃料弾道ミサイル発射、4発同時発射、そして今回の直接米国本土まで射程に入れたICBM用ロケットエンジンの開発成功と、たたみかけるように核武装のスピードを上げています。

これについては別稿で詳述しますが、朝鮮半島はいつ有事になってもおかしくはない開戦前夜の状態です。

Photo_2
朝鮮有事に際しては、在日米軍はそのリソースのすべてを投入します。

三沢の「野イタチ」空軍、岩国のF35海兵隊航空部隊、横須賀の第7艦隊空母打撃群、佐世保の強襲揚陸艦、沖縄の海兵隊、:嘉手納の空軍は、一体となって実戦モードに移行します。

いや、すでに米韓合同演習で展開しているので、そのまま戦争に突入する可能性すらあります。

一方、わが国といえば、政府は機能しているものの、国会は延々とまるで朝鮮半島で何事も起きていないかのごとく、まったりと森友一色です。

野党はモノに動じない平常心というべきか、いや常在脳死というわけでしょうか。

さて野党とメディアが熱狂した森友問題は、濃いキャラのカゴイケ・ファミリーや元「しばき隊」作家が引っかき回しているので見えにくくなっていますが、煎じ詰めれば2点です。

Photo_4こういう人にだけは拉致被害者ブルーバッチをつけてほしくない

問題を切り分けてみます。

最大の問題は、安倍首相の口利き関与だったはずですが、これはすでに消去されました。

もらって政治資金報告書の記載がなかったのならともかく、逆に100万を寄付したととしても、なんの問題にもなりません。

政治家が学校に寄付するのは善行であっても、選挙区外の寄付ですので投票依頼にはつなりがませんので適法です。

第1、政治家はもらっても出しませんからね(苦笑)。

問題になるとすれば、首相が寄付を否定したのが嘘だった場合、政治的信頼性が傷つくことはたしかですので、その問題にすぎません。

これについては、明日の籠池氏の証人喚問で明らかになるでしょう。

して特に親しかったわけでもない籠池氏に、100万をポンっと出すなんて常識的にありえません。

Ggt

上の写真は反原発・反基地運動家の三宅洋平氏と昭恵夫人との対談の模様です。ちなみにこの三宅氏が夫人を高江のN1テントに連れて行きました。

昭恵さん、あなたねぇ、いい人というよりもうぶっ飛んでいますよ。

だから、今回「愛国」理事長に散々利用されるんです。反省文40枚。

まぁ、「歩くセキュリティホール」こと昭恵さんが講演料でもらって断った時のいきさつ絡みでしょうね。これも随行職員が証言しますから、明日あきらかになります。 

一方政治家が斡旋の見返りとしての金銭授受があったら、その政治家はアウトです。 

ただし誤解があるようですが、金銭授受がなければ、口利きは政治家の正当な仕事です。

橋下徹氏はこう述べています

「政治家が口利きをするのは民主政治としては当たり前。有権者の要望を聞き政治家が行政の至らないところを直す。ルールがなければ作り、悪ければ変える。僕は高校生からの要望を受け院内学級を作った!要望を聞き行政を動かすのは民主政治の根幹。ただお金を受けたらアウト!」

唯一名が出た政治家である鴻池のおっちゃんの「こんにゃく」騒動は、どこに蒸発したのでしょうか。

鴻池さんの仲介で財務局が動いたのならスッキリするのですが、どうも違うようです。

Photo_5
では次の謎ですが、なぜ8億円もの売買価格の値引きがあったのかです。

この8億はゴミ処理代だとのことですが、これが妥当かどうかです。

これが不当なら財務省がミスをしたか、意図的に森友側から袖の下をつかまされたのか、はたまた財務省が政敵の首相をなんとかしてやろうと企んだか、です。

会計検査院はなぜ競争入札にしなかったのかを近畿財務局に問うでしょうから、いずれこの問題は解明されます。

しかし今の空気だとそれが出るまで、メディアと野党によってどうでもいいことが面白おかしく拡散されて、国会はまともに機能しないことになるでしょうね。

いまでも、鴨池氏が安倍氏の次を狙う麻生財務大臣の子分であったことや、初動において麻生氏が「財務省にはなんの問題もない」と一蹴してしたのがヘンだ、きっと麻生が財務省を使ってウンヌンカンカンと、まぁ色々と陰謀論的尾ひれ腹ビレがつきました。

左翼サイトにいくと、その手の陰謀論の香ばしい匂いがモワ~と立ち込めています。

あの学校用地は、阪神淡路大震災までは住宅地でしたが、大きな被害を受けて住宅地としての再建は難しいということで、国交省が買い上げたものです。

確かに震災瓦礫は投棄されてはいるのですが、元住民にはそんなに大量ではないという声もあり、真相は藪の中です。

実は、この謎を解明するのはそんなに面倒ではありません。

土地鑑定士を入れて、民間の地質調査会社に学校用地のボーリングをすればいいだけです。

数カ所を掘削してみて、8億相当のゴミがあればよし、なければミスないしは不正があったのです。

行政のミスならばその理由を明らかにする説明責任が生じますが、財務省が簡単にすいませんとは言わんでしょうな。

いずれにせよ、財務省がらみは会計検査院が精査の結果を公表するまで待たねばならないでしょう。

となると後は、なぜこんなに早く学校設置許可が下りたのかという点が残りますが、これは大阪府の問題で政府案件ではありません。

Photo
首相夫人が100万円渡したのどうの、払い込んだ郵便局の「物証」(爆笑)、夫人からメールが来たらどうの、ああ、どうでもいいことばかりです。

週刊誌ネタで政治やってるんじゃないよ。今の国会には笑点のテーマが似合います。

野党とメディアのみなさん、いいかげん正気に戻りませんか。

 
 

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沖縄と「在日」運動

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脳梗塞をわずらってリハリビ中の石原元知事を、百条委員会でつるし上げる共産党と公明党の姿は異様でした。

私の母も脳梗塞で倒れて苦しい闘病生活をしただけに、こういうことを平気でする小池氏の政治的冷血ぶりに腹が立ちました。

石原氏は好き嫌いの問題以前に、至極まともなことを言っていました。

都議会自民党は悪しざまに言われていますが、自党の責任を認めて発言していました。

民進党、公明党などは、小池ブームに乗りたいばかりに、他人ごとのように石原氏を糺弾できるとは、たいしたものです。

今週どこかで豊洲問題を書く予定ですが、その前に今日は「名無し」さんという人のコメントにお答えしておきます。 

このコメント欄ルールでHN「名無し」は使えませんので、次に投稿する場合は変更してください。よろしくお願いします。 

内容はこのようなものです。 

「暴力云々と言うより在日工作員が沖縄県民に成りすまして民衆を扇動し、日本の社会構造(安全保障や領有権など)を破壊しようとしてるのだから、まさしくテロです。
潜入調査した篠原章氏によるとデモ隊の約3割が在日だそうです。」

 このていどのことについては、一貫して私は書いてきています。 

去年12月24日の記事を読んで下さい。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-6460.html
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-a146.html 

このコメントで触れている、「在日」の高江支援網についてですが、篠原章氏か「Hanada 2月号」で書いて、センセーションを巻き起こしたものです。 

記事の中で、在日関係者はこう述べています。

「要するに反日運動なんです。日本あるいは日本政府をおとしめようとする活動なんです。
在日差別を沖縄差別に置き換えれば『差別』というキーワードも共有できますしね。
朝鮮総連の関西系本部が中心だと聞いていますか、北朝鮮寄りの在日韓国民主統一連合(韓統連)大阪本部や民団の一部も朝鮮総連に歩調を合わせて沖縄に支援人員を送っています。
これとは別に、日本基督教団のキリスト団体には在日系牧師が少なからずいて、高江や辺野古での活動や、本土の情宣活動に積極的に取り組んでいます。
韓国のキリスト教団体も多数の支援者を送り込んでいます。
結果的に、在日団体の指示や勧誘で沖縄に来ている活動家の数は、反対運動の中でかなりの勢力に成長していると思います」

この篠原氏の記事は、左翼系に衝撃を与えたとみえて、必至の打ち消しを図りましたが、他ならぬ在日運動の指導者である辛淑玉氏のこの記事を認める発言していたことが明らかになってしまいました。 

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 辛氏は去年9月9日に、この人物が共同代表をしている「のりこえねっと」の集会でこのように発言しています。
※動画はこちらからhttp://ksl-live.com/blog7551
書き起こしはhttp://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-98d0.html 

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「ネトウヨなんかがね、朝鮮人たちがよく現場に行っているとか、あそこは朝鮮人が仕切っているとか書いてありますよね。そりゃそうだわって。
あたしもそう。今回捕まった?(聞き取り不可)もそう。それから広瀬さんのそばにいる在日の人もそう。行ってますよ。
おそらく日本のね、1億何千万の比率に対して60万の朝鮮人の比率から言ったらですね、在日の数はたぶん比率としては高いと思う」
 

「そして、私たちは一票ない。一票ない人間が何ができるのかっていえば、口でやるか、そしてもしくは一生懸命稼いで金送るか、もしくは現場に行ってね、体を張るかですよ」 

「だから現場に行ってね、何人も在日に会います、お互いにあってもねぇ「おーっ朝鮮人」とかってやりません。
やらないんですよね。普通だったら私なんかすぐハグとかやっちゃたりして勝手にセクハラか何かやってるんですけども。
そうじゃなくて、みんな体張って、「おまえも来たか」「お前も来たか」ってね」

仲間うちの気安さからか、辛氏はほんとうは黙っていなければならないことを平気でペラペラしゃべってしまっています。

発言の流れでは前後しますが、この部分です。

「あと若い子には死んでもらう。若い子にはお国のために頑張ってもらうって稲田も言ってるんですから、稲田が言うなら私も言おうじゃないかって。」
「それからじいさん、ばぁさんたちは向こうに行ったらただ座って止まって、なにしろ嫌がらせをして、みんなつかまって下さい。
でね、70以上がみんな捕まったら刑務所もう入れませんから、若い子が次頑張ってくれますので」

スゴイことを平気で口にする人ですね。  

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 辛氏の発言どおり、高江紛争に対しての外国勢力、特に親北朝鮮勢力の介入は明らかです。

北朝鮮そのもの指示があったどうかは不明ですが、「在日」団体の多くが北政府の強い影響下にあるのは常識です。辛氏自らも北朝鮮国籍です。

これが、辺野古から焦点が高江に移って、いきなり動員力が急増し、資金的にも潤沢になった理由です。

このような背後関係をメディアは完全にスルーして、「政府の弾圧と戦う平和を愛する市民」、果ては高江の住民は片手の数もいないにもかかわらず「基地建設に抗議する住民」としてミスリードし続けました。

今回、「ニュース女子」のカウンター番組を作ったMBSの斉加ディレクターは、依田氏の救急車発言の揚げ足取りを演出してまで私的「検問」を否定しましたが、ここで辛氏は堂々ともっとやれと唆しています。 

この部分です。

「なぜならば現場の人が足りないからです。現場で彼ら2人が二十何台も止めた、それでも1日止められるのが15分。
でもあと3人いったら16分止められるかもしれないんです、もう1人行ったら20分止められるかもしれないんです。だから送りたいんです」

Photo

 斉加さん、辛氏は堂々と現場で2人で20台止めたと、まるで戦果を誇るように演説しているんですが。

整理すれば、 辛氏たち「在日」団体は、

①去年夏、「在日」団体は高江に動員をかけた。
②在日」団体は沖縄に派遣した者たちに、財政的援助を行った。
③若者に暴力的闘争を教唆煽動した。
④老人には座り込みをして警察に逮捕され、機能を麻痺させることを教唆煽動した。
⑤私的「検問」をする者が不足しているので、もっと本土から行けと教唆煽動した。

 そもそもこの人には、法秩序という概念そのものが欠落しています。 

左翼はえてして、権力への抵抗は人民の抵抗権だから善、権力の規制は弾圧だから悪という常識の下で動いていますから、辛氏などは自分が暴力行為の教唆をしていること自体に無頓着です。

もし重傷者が出たなら、この辛氏の発言は司直によって暴力行為の教唆煽動にとられてもおかしくはありません。

それを平気で自分の公式サイトにアップするのですから、自分たちの暴力は「いい暴力」だとでも思っているのでしょうね。 

また困った事には、琉球新報などの地元マスコミもまた同じ「常識」の下で生きていますから、まったく暴力には不感症になっています。 

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 上の写真は、去年8月5日に山城容疑者が逮捕されるに至った集団暴行事件ですが、実は琉球新報の記者が、このリンチの輪の真横にいて見て見ぬふりをしていました。

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地元紙は反対派の暴力には底抜けに寛容でありながら、警察の法に基づいた排除は「殺人行為」だそうです。呆れたものです。

こういう暴力への寛容が、結局、山城氏を暴走させて逮捕に至らせたのです。

なお最後に、「テロリスト」という呼称についてですが、まずこれは「ニュース女子」の見解ではなく、コメンターの発言です。 

私はほんものの武器を使うISのようなテロリストが日本に現れた時になんていうのかと問うています。

かつてのようにのどかな時代なら、過激派ていどの棒切れをもった運動家でも「テロリスト」と呼んでよかったでしょうが、今はリアルなテロリストが世界に跋扈している時代です。 

ですから、時代に対応して、きっちり概念規定して使おうということです。 

山城氏はたしかに暴力的運動家と呼ばれても致し方がない人ですが、大衆運動家にすぎません。

暴力に走ったために、共産党系の統一連から手厳しい反発を受けました。 

一方本土の辛氏などの反ヘイトグループは、さらに暴力に対して「寛容」です。 

彼らは本土で極めて悪質な暴力をふるってきました。 

下の集合写真は暴力団の集まりかなにかと思いますが、悪名高き「しばき隊」が公式サイトにアップしていたものです。

ちなみに、森友事件で籠池氏の代理人のようになってしまった自称「ノンフィクション作家」・菅野完氏は、このナンバー2でした。

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このしばき隊は、「十三ベース事件」で仲間を集団リンチの末に半殺しにしています。
※十三ベース事件
http://togetter.com/li/974584
http://critic20.exblog.jp/25658919/  

そしてこの猛々しい暴力闘争を、沖縄に持ち込んだしばき隊もまた、「在日」反ヘイト運動団体のひとつで、添田容疑者を高江に送り込んだのは、他ならぬこの辛氏です。

このような暴力に対しての「寛容」な風土から、ほんものの武器を使用する過激テロリストが登場するのは、時間の問題だと私は思っています。

ですから、今の段階で「テロリスト」という表現を濫用しないようにしよう、ということです。

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