ごあいさつ
このブログは沖縄の山の中で百姓修行をして、はからずも20余年もお百姓をしてしまったフリムン(沖縄語でアホウ)の日記だ。体験した沖縄噺や、自分の百姓体験、村の噺、はたまたその時に思うことなどを書いていこうと思う。ズボラな性格なので毎日更新はないかもしれない。なにとぞ、ご愛読下さい。コメントをいただければ、これにすぐる喜びはない。
私は街から週末農業や縁農に来る方と感性的にほとんど同じだ。私のDNAは街っ子だからあたりまえ。うちの農場の今時の季節に来ると10人が10人、「すてき~、いいわぁ。自然に抱かれて生活するのって」とおっしゃる。ただ、私はこのところ歳のせいかややイジワルになっていて、「雨の時か台風にいらっしゃい。力一杯自然から抱きしめてもらえるよぉ」などと言う。
先日の嵐では、力一杯、自然から「抱きしめて」いただいて涙が出た。私の師のひとりの村の種屋のオヤジが私の農場を見て、開口一番。「ハマタヌさん、あんた天気がいい日にこの土地を買っちまったね」。
そうなのだ。大雨だと緩斜面で肥料が留まらない。種も流される。畑のど真ん中に水路ができてしまったりもする。こういうドジをさんざんしながら、だんだん街の人から村の人に私はなったようだ。
写真は菜の花畑と母屋、手前は八角堂
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