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2008年6月 5日 (木)

茨城トリインフル戦争 第3回「週間金曜日」不掲載原稿復刻す!

Img_0016 原因は特定されている、違法ワクチン以外にありえない

さてここで、実は原因はほぼ100%特定されていると言ったら皆さんは驚かれるだろうか。疫学的には完全に決着が着いている。農水省の最終報告書は「違法ワクチンである可能性を否定できない」という奥歯にものの挟まった言い方をしたが、いや、実は「否定できない」どころではなく、完全に違法ワクチン以外にあり得ない。その理由を書く。

弱毒N2型は人為的に作られたウイルス、つまり違法ワクチンだ

まず第一に、この事件で検出されたウイルスの株はH5N2亜種である。N2型であることに注目されたい。N2型は今宮崎などで発生しているN1型と異なり弱毒である。つまり、これに感染死しても鶏はまったく平気の平左、死ぬことはあり得ない。これは弱毒を接種し、抗体を体内で作る目的で作られた人為的なウイルスだと言うことを示している。要するにワクチンである。

ワクチン自体は違法ではないが、トリインフルにあっては、弱毒が何代にも渡って変異を繰り返す事で、ヒトにも感染しうる新型インフルエンザ(スペイン風邪亜種)に変異する危険性がWHOなどによって指摘されているため、その接種は厳重に禁止されている。すなわち、これを接種する行為は重大な刑事的犯罪に当たるのだ。

グアテマラ株が自然界で拡散することはありえない

第二に、このウイルスの遺伝子株はグアテマラ株と97%の相同性が認められた。聞き慣れない言葉ばかりで恐縮だが、これははるか遠く太平洋を挟んだ中南米のグアテマラ由来だということを意味する。

感染症は渡り鶏が自然宿主となってその気管支にウイルスを持って地球規模で拡散させるというのはご存じだろうと思う。その証拠に宮崎のトリインフルは中国の青海湖由来だと特定されている。

青海湖の水鳥がトリインフルH5N1型で大量死し、そのウイルスを持った渡り鳥が世界に拡げた。日本には中国、韓半島を経由して侵入したとみられる。しかし、グアテマラから太平洋を横断して、東西を行き来する渡り鳥は存在しない。

あとは強いて言えば、グアテマラからの家禽の輸入だが、そんなものの輸入はとうに禁じられている。ならば人か。いや、これもあり得ない。防疫関係者は密かに調査をしたが、グアテマラ人労働者はこの地区にはいなかった。

鶏舎内で均等にウイルス感染することはありえない

第三に、その発生状況である。これがメチャクチャに怪しい。たとえばイセ・ファーム石岡農場ではウインドレスで12棟、美濃里においても9棟発生しているが、この発生状況がいかがわしくも、ベタ均等荷出ているのである。

外部からウイルスが侵入しての自然感染ならば、一棟の中でポツポツと斑点のような発生をする。このようにベタ均等に陽性抗体反応が出ることなど絶対にありえない。ましてイセ・ファーム美濃里農場に典型的なように、隣接するウインドレス鶏舎棟がことごとく感染することなどありえない。

何者かが違法ワクチンをばらまいた!

これらが示す事実は、一点に向けて収束する。日本国内の陰湿なしがらみから自由な複数のアメリカの疫学研究者がまことにサバサバと指摘している(根拠・農水省中間報告書「米国の研究者からの情報提供」)。何者かが人為的に違法ワクチンを接種した以外に考えられないという一点に向けて。

写真は、北浦に出る山田側河口風景

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