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2008年6月26日 (木)

なぜ、日本農業は大規模化できなかったのか? その1 農家規模を見てみよう

Img_0017  昨日のコメントで「なぜ日本の農業が大規模化できなかったのか?」という提起をいただきました。ありがとうございます。この謎は、私も入植して以来ずっともってきた疑問でした。

 まさにそのとおりで、日本の耕地面積は、日本より国土が狭いドイツの20分の1、イギリスの38分の1でしかありません。イタリアの26分の1だと思います。

 米国やオーストラリアに至っては、もう比較するもイヤになるくらいで、たぶん100分の1以上のケタ違いの差があります。先日日本に来た米国のNONGMの生産者は、400何十ヘクタールとか言っていました。実にわが国農家の150戸から200戸分です。わが村の耕地面積を全部を集めた規模かもしれません。足がヘナヘナ~。

 もはや、笑うしかない規模の差でありますな。数倍だったら日本農民魂をかきたてて勝負を受けてもいいが(←することか)、十数倍では隔絶的戦力差、100倍ともなると住む世界が違うってかんじです。これらを比べて一緒に「農業」、「農民」と呼べるのかという気持ちもなってきます。

 先日、ドイツへ交流に行ったうちの村の農家の跡取りが、「もう、規模聞いたら、ガックリきちゃいましたね。一軒でうちの字全部くらいやってんすよ。トラクターは同じ馬力だから、かえってやってらんねぇやって感じでぇ」と正直なことを言っていましたっけ。

 ちなみにわが農場は、1.7ヘクタールの自己所有地と40㌃の借地で、合わせて2.1ヘクタール規模です。まさに大きくもなく、小さくもなく、ドンピシャ真ん中程度の面積です。

 では、この経営規模から来る収益はというと、平均耕作面積を1.5ヘクタールとして、米作をした場合、反収8俵(1俵=60㌔で480㎏)、資材を引くと140~150万ていどとなります。そうですね、高卒の自分の娘が、町に働きに行ってスーパーで働くより稼げないのではないでしょうか。

                        (この稿続く)

写真は、わが家の蜂蜜づくりの風景。うちの自家製の蜂蜜のうんまいこと~!

 

 

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コメント

やっぱり、農地が流通しないのが問題かな‥て感じます。
「耕作放棄地」て、最近話題になる事が多いのですが、あれって、要は「耕す気は無いのに、持っている」から耕作放棄地なんですよね。
高齢化や「儲からないから」等の理由で農業を諦める人が出てくるのは、どの国でもある事です。
ただ、日本以外の大概の国では、「じゃ、大規模化して効率を上げようか」とか、「代々の農民じゃなくて農地は持っていないけど、農業で何かできないだろうか」とか、新しい事を色々考える人の参入があって、そこそこ維持されているように思います。
‥問題が無いとは言いませんが、動いていれば、解決策もあるでしょう。
翻って農地がまともに流通しない日本では、どちらも凄く難しい事なのは、ご存知の通り‥
日本の農民は、農地にしがみつき過ぎましたね。

今から読谷村残波で畑をやろうという物です。ハブがかなり出て困っていました。ハブの他に害虫など色々問題が出てくると思います。参考にさせて貰うと思いますのでよろしくお願いします。
こもも

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