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2008年6月 4日 (水)

山椒の実がなりました

 雨上がりに山椒の実が雨粒を滴らせて実っています。農場には3本の大きな山椒の木があります。いずれも、裏の山から掘ってきたものです。

 まだ、ほんの30~40㎝程度の若木を、そっと根の回りから堀り起こしていきます。できるだけ根を痛めないように丁寧に。そして根にできるだけ土をつけたまま、よいしょとレジ袋で移します。

 植物の根の回りには、その植物固有の土壌微生物である根溜菌があります。これは、そのうちこれだけのお話をしたくなるほど、素晴らしく精緻な共生システムです。これをなくなすと植物は自分の根を防御できにくくなります。すると根から侵入する病気にかかり易くなってしまいます。だから、できるだけ根の回りの土ごと、農場へと誘致するのです。

 いつの間にか大きくなって、3メートルにもなった山椒。もう20年ちかくになりますかね。私の百姓人生と同じくらい生きています。相棒の一緒に植えかえた相棒は一昨年の台風でポッキリいってしまいました。とても哀しかったことを覚えています。

 そろそろ実を着けてきたので、適期をみて、摘んで天日乾燥させて、すりつぶして山椒粉にして保存します。この素晴らしい芳香は、市販の山椒粉など別のものに思えるほどです。若葉はかつおの刺身やImg_0003_2 、野菜の煮つけに添えます。

 適期を逃すと赤く成熟してしまいます。この青い時期の山椒、ほんとうに素晴らしく芳しいのです

 写真はわが農場の最長老の山椒の樹。そのうち名前をつけてやろうかと思っています

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コメント

うちのベランダにも、山椒があります。
小さいもので、3年になるのですが、まだ実がなりません。

これは、実に見事な山椒の実ですね。
本当に、贅沢とはこのことだ。

幸せですな。

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