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2008年6月 8日 (日)

農場への道

 農場への入り口は何本かある。この写真が正面の道。杉並木と広葉樹の並木を抜ける。この入り口が農道に当たる場所には、なんの看板も立っていない。だから、初めて来た人はだいたいが迷う。

 今でこそ整備されてしまったが、この農道自体がかつては鬼門だった。ここの土地の人が言う「馬車道」という狭い道で、舗装されておらず、2トン車がぎりぎりでしか通れなかった。よく落ちた。人によってはご丁寧に、農道で落ちて、ようよう引きずり上げたら、こんどはこの林道でまた片輪を落としImg_0025_2 たという剛の者もいた。

 で、この林道を抜けて安心してはいけなかった。農場内部の道が、ちょっとした雨で泥濘となった。

 はんぱな泥濘ではなく、ワゴン車などのホイルベースが長い車は、まったく出られなくなってしまうほどだった。後輪が左右に振れて、進まないのだ。無理にアクセルを吹かすと、そのまま泥濘に埋まってしまった。入れないのはまだ仕方がないと思っても、出荷にも出られないのには参った。

 だから、当時は四輪駆動車でなければ、農場に出入り出来なかった。四輪駆動車が、まったくの実用品の生活というのもなかなかではある。スタック(うんぬまり)からの脱出に関しては、そうとうに馴れてしまった。

 牽引ロープ、シャックル、ジャッキ、2メートルほどの道板、各種スコップは常に常備してあった。自称「キタウラJAF」。ただし、私の所に来る人のを救助するのであるから、ある意味タチが悪い。

 四輪駆動車は、ジムニーから始まり、ジープ、最後には車載ウインチつきのランクル60を買い、落ちた来訪者の車を上げまくった。ある時、気まぐれで「4×4マガジン」という専門誌に、私たちの「うんぬまり生活」を投稿したところ、編集部からえらく羨ましがられてしまった。土日に、何時間もかけてうんぬまりに行っている彼らからすれば、それはそうであろう。

 落ちるといそいそと駆けつけたのだが、あまりに来訪者の苦情が多いので、砂利を大量に敷き整備をして、今に至る。残念なことに、今は昔の面影はない。普通の車でスイスイ来訪して頂ける。ちょっと悔しい。

 そんなわけで、今でも、街でピンカピンカの泥ひとつ着いていない四輪駆動車を見かけると、ちょっと笑ってしまう。

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コメント

本日の私のブログ多少パクらせていただいております。コメントにしようと思ったら長くなりましたのでそうしました。写真で見る限りでは素敵なロードに見えますが。ここに至る道がよくわかるブログでございます。在地博士様のこういう穏やかにエントリーされている傾向も楽しうございます。もちろん日頃のエントリーも「らしく」ってよろしうございます。などと。昨日が30分の田植え、今朝が1時間の自治会のボランテイアで草刈。真似事でほんのわずかでも博士様の世界に近づこうかと穏健に考えております。

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