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2008年7月28日 (月)

サッカー観戦と値切り術

 Img_0031                                           サッカー観戦に行ってきました。そうです、頂上対決、J1第1位のわが鹿島アントラーズと、にっくき宿敵第2位の浦和レッズとの対決です。勝てば首位を堅持、負ければ首位をレッズに明け渡すという天下分け目の戦いです。これを見逃さないわけにはいきましょうか!昨年は前半でボロ負け、後半は奇跡的大勝利で優勝ロードに乗りました。上の写真で正面スタジアムの赤いユニフォーム軍団は、うちのサポーターではなく、こんな遠くまでわざわざ負けを見に来た3千人のレッズのサポーターたちです。敵ながらアッパレですな。

鹿島サッカースタジアムはたしか定員が4万人は入ったはずで、まぁ当日券があるだろうなどと思っていたらギッチョン、ない、一週間前にソールドアウト!あきさみよ~と天を仰いだら、ダフ屋の兄ちゃんが「ちょとちょと」と招き猫。

2枚で1万などという法外な値段を言ってきて、しかもサボーターズシートでっせ。なめてはいけない、凡アジア値切り旅の達人2人を相手にそりゃ甘い。たちどころに半値の、「2枚で5千円!」。ダフ屋さん、可哀相に相手が悪かったね。

え~、サッカーとはなんの関係もないですが、アジア値切り戦必勝法を伝授いたしましょう。まず、相手が正価で売っていないことを確認するために、だいたいの市場相場を摑むのが第一歩です。たとえば、印度なら、清涼飲料水は2ルピー、リキシャが5ルピー、カレーが8ルピー(もっと安いものも沢山あり)などと相場がわかれば、勝ったも同然。Img_0033ただし、屋台の食べ物にはふっかけはありませんのでご注意を。 みやげ物なら、複数か所で調べてみましょう。

だいたいが、売り手は2倍、時には10倍(!)などというメチャクチャを吹っ掛けてきますから、一気に3分の1から始めます。仮に1万円といってきたら、かまわず3千円と答えます。すると、「オーノー、これはいい品」とか必ずいいますが、表情も変えず無視します。するといきなり8千くらいまで落ちます。ぜったいに落ちます。

しかし勝負はこれから。「3千5百」と渋い数字を出しましょう。すると、たぶん「7千」と言うかもしれません。これも無視します。そしておもむろに「4千」。売り手はゲッと言いながら、ムスリムなら口の中でコーランをぶつぶつ唱えているかもしれません。そして「5千」。さて、妥結は目前ですが、表情を変えてはいけません。「4千5百」。時間に余裕があるのなら、ここで「4千250」などという小刻み戦法もいいかもしれません。

ここいらで売り手は、ハンマープライスとなるか、ならいいやと品物をしまい始めるかもしれません。かまわないので、「グッバ~イ」と背中を向けて歩き始めましょう。確率7割で、「オーケー、4千5百」と追っかけてきます。これ以上やると、やりすぎというもので国際紛争に発展しかねません。妥結、4千5百。相手は悔しそうに「ユー、ジャパニーズビジネスマン」とか言うでしょうから、「ノーノー、アイムファーマー」と笑いながら胸を張りますImg_0019 。百姓が外国旅行をすることなど、まず考えられない土地では、またまたゲッという顔をされるでしょう。

そうそう、ちなみにご忠告ですが、ディスカウントゲームを始めたら、買うということを前提にして下さい。ディスカウントをしながら、買わなかったら仁義にはずれます。

ああ、いかんお許しを、サッカーの話のつもりが、値切り話になってしまったぁ!当地においては、ひと頃より大分静まりましたが、あいかわらずサッカーは神です。この私も含めて、アントラーズがどんなに弱くなっても、今年のように強ければなおのこと、アントラーズを支え、ミスすればいちばんギャーギャーとブーイングを鳴らすわけです。まして去年のように、宿敵レッズを大奇跡の逆転で優勝などしようものなら、あーた、もう大変ですよ。私なんぞ、農場の夜にばぁんざぁ~いと数回吠えましたもん。

試合はなんと前半の途中で大雷雨というおまけ付きで、1時間中断の後に再開。小笠原の一発で先制しましたが、クソッー後半に一発田中に決められて同点でした。ワンプレー、ワンプレーに拍手やブーイング、指笛、旗を振る、タオルを回すという3万人が一体となっての大接戦でした。いや、ひさしぶりに燃えたね!気分爽快!

写真は上段から、40分に小笠原が一発決めて歓喜のスタジアム。正面のレッズサポーターはし~ん。が、はは!中断はハーフタイムの全員でのタオルまわしの応援。キッズがわんさか来てました。下段はゲーム中。わがスタジアムの芝の美しさは日本一です。

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