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2008年9月 8日 (月)

地球温暖化について考えてみよう 第1回 なぜ火中の栗を拾うのか?

_edited なにも火中の栗を拾わないでもいいのにと、自分をバカバカと罵りながらこの新シリーズを始めます。

地球温暖化問題でよく取り上げられる色々な情報を、資料とデーターで明らかにして考えていきたいと思います。

実は私はこのテーマにかなり前から関心をもっていました。アル・ゴアとIPCC(INTERGOVERNMENTAL PANEL ON CLIMATE CHANGE /気候変動に関する政府間パネル http://www.ipcc.ch/)がノーベル平和賞を同時受賞した時には、ヤッタネと喝采を叫んだものです。ゴア氏のいくつかの著書や映画も見ました。「不都合な真実」の映画版などDVDまで買ってしまったほどです。「デイ・アフター・トモロー」も愛好映画であることは言うまでもありませんでした。

しかし今年になって、様々な資料を読むにつけ、大きな疑問符がポンっと頭に乗ったままは離れようとしないのです。きっかけは、例のバイオエタノール(バイエタ)生産に伴う食糧や飼料の高騰でした。

この問題については別途シリーズを起こします。それほど巨大な「悪」だからです。簡単にダイジェストすれば、米国においてトウモロコシのバイエタ価格の上昇に連動して、大豆、小麦の生産がバイエタ用のトウモロコシに流れたために、小麦、大豆、トウモロコシといったすべての食糧の高騰と、国際的食糧危機が引き起こされました。一種の玉突き現象ですね。

ここにヘッジファンドや政府系ファンドが、恥知らずにもドドッと流れ込みもはやボンボン燃える火事場騒ぎとなったわけです。そしてその影響は米国の国境を超えて、ブラジルなどの諸国にまで流れ込み、ブラジルにおける熱帯雨林伐採による大豆、バイエタ用サトウキビなどの生産増加も起きました。インドネシアなどでは同じく熱帯雨林の乱伐によるバイエタ用サトウキビが増産されています。インドネシアなど大規模な森林火災で国際的支援を要請しながら、一方で国策で熱帯雨林を潰してバイエタを作っている節操のなさです。

このように温暖化の主要原因とされたCO2削減を至上課題として、世界が急激に回り始めたのです。その過程で京都議定書にある削減目標についても、巨額な排出権ビジネスが存在することがわかってきました。

そしてなにより私が、なにかおかしいと感じた最大のことは、CO2を出さないクリーンエネルギーのふれこみでの原発の大復活でした。欧州は既に原発の再開の方向で走り始めました。その先鋒になったのがフランスとあのエコ立国を国策とするスウエーデンでした。スウエーデンは、今までの原発中止政策を放棄して、CO2削減のためと称して原発を再開しようとしています。アジア諸国もまた、化石燃料の高騰に後押しをされるように大増設に進んでいます。

つまり、地球温暖化の全世界的な掛け声は、一方で環境問題に対する関心を呼び起こしたと同時に、その裏ではなにかドロドロとした奇怪なものがうごめいているような気がしてなりませんでした。

これが、この半年ほど地球温暖化問題を勉強してきた理由です。そして調べれば調べるほど、ゴア氏の言説がノーベル賞同時受賞のIPCCの説とすら異なり、非常に極端な傾き、はっきり言えば、ある種のプロパガンダ的言説だと思うようになりました。

ゴア氏の説に懐疑することはおろか、対論すら「人類の敵」、「地球環境の敵」(実際、欧州であったことです)呼ばわりされるような風潮には疑問を感じないわけにはいきませんでした。

私が冒頭で「火中の栗」と言ったのはこのことです。私は有機農業を通じたエコロジストたろうとしている人間ですので、このような非難はなにとぞご勘弁のほどをお願いします。

さて、私は地球温暖化は様々なデーターから見て正しいと思っています。これが前提です。しかし一方、アル・ゴア氏やグリーンピースなどがいう、様々な災厄、海面の津波のような上昇、ミクロネシア諸島などの水没、北極圏の氷山の融解、ホッキョクグマの絶滅などなどのハルマゲドン的な現象が果たしてほんとうであるのか、ひとつひとつ資料を押さえながら考えていきたいと思います。

また、CO2主犯説についても考えてみたいと思います。これについてはほとんどの気象学者すら分からないと正直に言っていることです。しかし、既にCO2削減に1兆ドルといわれる巨額な資金が投入されようとしています。

CO2主犯説が正しいかいなかについては、正直に言って、実はまだ私の中で結論が出ていません。このシリーズで10冊程度の本を読んでいるのですが、説の分布が激しくて、頭がクルクルになっています。ひょっとしてゴア氏の言うことが正しいという結論がでてしまうかもしれません。なお、この件についてはゴア氏とIPCCはほぼ同意見です。

資料を読み込む上で、説の分布を考慮したいと考えます。対立する論陣の極端な両端はとりあえずカットします。「地球温暖化はない」という説は、極端な説としてとりあえず検討の外に置きたいと思います。その対極が地球温暖化ハルマゲドンがやってくる!説ですが、本来はゴア氏の言説は極端な説に位置します。しかし、なにせ世界を大きく動かしてしまった本ですから取り上げざるを得ません。IPCCなどの気象学者のデーターはできる限り、本やインターネットからピックアップしていきたいきと思います。

できるだけ咀嚼して書くつもりですが、問題が科学的な問題ですので、なにとぞよろしくおつきあいをお願いいたします。

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コメント

す、す、すみません!!!!!
ブナガヤさまに丸投げした形になり・・・汗!汗!汗~!
え~~~でも、こんなに早くUPされるとは・・・
さぞかし大変だったでしょ~~~!
実は、まだ中身は読んでいないのですが・・・
見出しを見て・・・ギェ~~~!
まずは、謝らなくては!と思い・・・
ほんとすみません!
これから、じっくり読ませていただきます。
ありがとうございます♪

あははは!
バカバカと罵りながら・・・
ですよね~~~
ほんとすみません!
でも、可笑しい~!
あっ続きを読みます♪

難しい問題にあえて触れてくださり、ありがとうございます。かねてより農を生業としている方たちがどのように、お感じになっているかお聞きしたかったのです。人によって、意見も違うかも知れませんが…。
アル・ゴア氏が受賞された時、天邪鬼な私は、なんだか心から喜べませんでした。といっても、自らこのことを人様に説明・解説できるだけの論説はおろか、情報も持ち得ていませんでしたので、もやもやをずっと
感じたままでした。
時々、お邪魔して勉強させていただきます!

こんにちは。
「地球温暖化するする詐欺」にお気づきになったようですね。
人為的地球温暖化理論とは、水蒸気や二酸化炭素等の赤外線活性分子=温室効果ガスが、地表放射赤外線を吸収した後に再放射する性質があり、人為的な要因で温室効果ガスの大気中濃度が上昇すると、再放射される赤外線が増加するので、気温が上昇するという論理で成り立っています。
でも、この理論が正しければ、水蒸気は地表放射の赤外線によって加熱されなことになるので、上昇気流も雲も風も発生しないことになってしまいます。

なお、私のブログの「環境」ジャンルには、これでもかというほど多くの「温暖化するする詐欺」関連情報が掲載されていますので、よろしければご覧下さいませ。

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