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2008年10月 7日 (火)

慶祝 、金融帝国の瓦解!あたりまえの世界が戻って来るのかもしれない

Apx200810070001 別な記事を準備していましたが、昨日の東京証券市場など、軒並みの暴落だそうで、米金融安定化法がまったく効かないことが分かってしまいました。実は、私の親戚で株に全財産を入れているというおっとろしい(じゃりんこチエ風)人がおりまして、まったく命知らずの蛮勇であります。全財産がキッチリ半分になったそうです。なんともかともです。

今後の展開は私などには見当にもつきません。ただひとつこう思いました。

まともな時代が来る予兆だと思おう。「金利が金利を生む」という倒錯した世界が終わる胎動なのだと。金が金を産み、金融工学という魔法の杖からは、巨利が生れました。マネーゲームで穀物を買い占め、石油に投機し、世界中の農民漁民や庶民に塗炭の苦しみを味合わせた奴らが、今度は逆に悲鳴を上げてのたうち回っています。

ウォール街では投資銀行の上位5社が破綻するか、救済されて細切れになり、その影響はEUにまで連鎖していっています。遠からずロンドンで、中国で、香港で同様な現象が見られることでしょう。かつて80~90年代にかけてイヤというほど見せられてきた光景の全世界バージョンなのかもしれません。あるいは、世界恐慌の淵で留まるかもしれないし、滑り落ちるのかも知れません。

いずれにせよ、時代は替わりつつあります。金融は人体でいえば血流に例えられるそうです。健全な金融は、必要な投資活動や企業の運営に必須です。さすがの農本アナーキストの私もそこまでは否定をしません。いわば「社会の黒子」的な役割をもっているのです。

しかし、それが倫理の枠を大きく逸脱し、己のマネーゲームに狂奔し、あろうことか実体の経済、つまり農業や製造業を支配し、リーマンブラザースのトップが79億ドル(102円のレートで8058億円!おいおい、もう一声で年収1兆円だよ)もの年収を稼いでしまうという腐敗した世界が、私たちの眼前でガラガラと崩れていっているのです。

グローバル経済の名の元に、食糧をマネーゲームの対象とし、原発ビジネスや排出権ビジネスまでをも投機対象としてきた金融帝国に大きな亀裂が走っています。京都議定書の背後には排出権ビジネスで巨利を貪ることを考えたリーマンがいたと言われています。排出権ビジネスや原発とワンセットになっている京都議定書は崩壊寸前となりました。日本農民の敵であるWTOにも衝撃が走ったはずです。

世界の景気は確実に景気後退に向かうでしょう。その幅や時期はまったく分かりません。しかし、石油市場は既に敏感に反映して急落し続けています。現に、ニューヨーク原油先物相場は10月3日、1バレル=93.88ドルと、7月11日につけた最高値147ドルの3分の2以下の水準にまで下落しました。穀物相場も同様です。次の四半期(穀物相場は四半期単位)は確実にかなりの低落が予想されます。危機の淵に片足を突っ込んでいた農漁業、製造業は一息つけるでしょう。

景気後退による消費の低迷は必ず来るでしょう。しかし、今のような乾いたタオルを更に絞るようにして耐えている原料高経営よりははるかにマシです。いいもの作れば売れる。正直に表示する。常に自分たちの顔を見せて売っていく。そして嘘はつかない。汗したことが報われる。こんなあたりまえのことが、あたりまえに「戻る」時期が来たのだと思います。

もし彼らウォール街の金融資本が血流というのなら、私たち農民漁民、製造業者のモノ作りの者たちは世界の心臓なのですから。

これを慶祝と呼ばずして、なにを慶祝と言いますか。世界はゆっくりと変わりつつあります。

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コメント

パチパチパチ!
ほんとそう思います♪

律儀で激情家のブログ主様が珍しく、日曜日、月曜日とアップがなかったので、「脳梗塞でトイレに倒れていた」、「心筋梗塞でパソコンの前に蹲(うずくま)っていた」、「過激派に襲撃され納屋に倒れていた」、いずれかの可能性を心配しておりました。ハイ。
吠えませう。わを~ん!

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