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2008年11月28日 (金)

餓鬼と般若心経を背負って

Img_0025_edited_edited_edited 2日ほど更新をさぼってしまいました。おかげさまをもちまして、順調に回復をしております。先日、退院1週間めで担当医に見てもらい、「すべての数値でかなりよくなっていますよ。よしよし」とのお褒めの言葉をいただきました(パチパチ)。

ただ、入院時から数えてそろそろ1カ月にもなる制限食はこたえます。小鳥のご飯ていどしか食べられません。ほぼ菜食で、ありとあらゆる野菜、きのこ類、乾物、コンニャクなどがメーンです。一食が、だいたい500キロカロリー見当で、労働をすると眼がくらみます。先日はあんまり頑張りすぎて、とうとう本格的な低血糖症状を起こしてしまい、眼がくらみ、強烈な空腹感とともに全身から力が抜けていき、この世からサヨ~ナラ~かなぁという感じかな。亡くなった両親が輝くトンネルの先でニコニコとお出迎え(冗談ですよ)。

入院で落ちた体力を再建するために一日に最低で5キロを歩く鍛練を始めました。それもかなりの速歩で行きます。般若心経を「カンジダイボーサツギョージン、はんにゃ~ハラミタ~」と二拍子で唱えながら田舎道を風のように(当人談)行きます。やや不気味かも。そのうち、かねてからの夢である四国のお遍路完全走破に挑んでみたいですね。

かつて玄米食(今まで3回もトライして、新米の魔力に負けてあえなく3回とも挫折)をやっていた時の経験で、一回食べては箸を置き、くちゃくちゃとテッテイ咀嚼をするという方法を始めました。この方法ですと、軽く盛ったご飯もたっぷりと時間をかけられるのです。いっそうのこと、玄米食にとも思いましたが、この米が一年でもっともうまい時期にその勇気もなく、毎日クチャクチャ、ムニャムニャと食べています。なんかラッコか山羊にでもなったようです。

脳ミソにもブドウ糖がいかないためか、とんと記事が書けません。大好きなゆっきんママさんのブログにも、うまそうな料理の写真がテンコ盛りなので、見るのがつらい。昨夜などとうとう大盛りのお肉をデッカイ丼に入れて、わしわしとかき込んでいる夢を見てしまいました。これを軽く食べ終わり、次はこれまた大盛りの揚げヤキソバをぺロリ。

50を過ぎてこんな夢を見るとはなんともかとも(苦笑)。どうやら腹っぺらしの餓鬼が一匹背中に張りついてしまったようです。そして今日も私は餓鬼を背負って、般若心経を唱えながら一心不乱に田舎道をスタスタと歩くのでありました。ああ、しんど。

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コメント

おはようございます♪
ほめていただいてうれしいような・・・
申し訳ないような・・・
私も、一時期、すがる思いで写経をしましたっけ・・・
「ハンニャーハーラーミーたーシンキョ~」

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