書くこともまたひとつの百姓仕事だと思っています
余情半様、ゆっきんママ様、いつもの温かいお気遣いありがとうございます。いやたいしたことないのですよ。ただ腹が減って、運動のレベルをちょっと上げすぎてヒーヒー言っているだけです。
余情半様、大丈夫です。貴兄のジャブはフックとなっていませんって(笑)。実は、私はこのブログを書き始めた時に、これは私の一種の百姓仕事のひとつだと思ってやっていこうと思いました。貴兄からかなり前にいただいて心から感動したコメントに「このブログは同時代の農業の現代史なのだ」といったものがありました。
そのようにすごいものは到底私の任に余ります。ただ、たまたまこの村に来て、農業という、それも畜産などという辺地に来た者としてそれなりに見てきたこと、見ていきたいものはあります。それをできる限り私の体験と、客観的なデーターを添えて語れることができれば、私の農業生活もあながち無駄ではなかったのかと思う次第です。
また、貴兄の心配していらっしゃる「パソコンの前に座りづめでは」ということですが、たまたま筆と巻紙の時代、はたまた、ペンと便箋の時代ではなかっただけだと思うことにしています。
私も昭和27年生れという充分にアナログ世代ですので、なんか自分でも「たまらんなぁ~、キイボードとモニター相手かい」という感じは常にありますし、その微妙な違和感をなくしたくはありません。
その意味で私はモニターという便箋に、キイボードというペンで、自分の農業観や、多少の体験、知見を書いている百姓にすぎないのです。江戸期の緻密な農書を作りあげた農民の足元にも及びもつきませんが、農民は田や畑だけで汗を流す事のみが百姓ではなく、それを観て、書き残し、そして伝えることもまた百姓仕事の百の仕事のひとつだと思っております。ことに私のような年齢に達した農民にとって課せられた仕事は、ただ畑や畜舎で汗流すことではないと思っております。
あ、それと、けっこう書き溜めてアップ日を先の日に設定したりしています。私のブログは日記ではないもんで、そのテができるんですよ。
ありがとうございました。
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コメント
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こんばんは♪
何事もそうですが・・・
何かをやり始めると、必ず波があり、ぶち当たる壁も多々あります。
これは何かをやり始めた人間にしかわからないこと。
でも、じゃあそれが辛くて止める?と問われると止めることは出来ない・・・
因果な性分ですね!お互いに・・・
実は僭越ながら、とても同じ空気を感じていました。
なので、共感できる部分も多いし、理解や想像できる部分も多い♪
大変に大変に僭越ではありますが!
でも、もう船出はしてしまいました♪
荒波が来ようと、一緒に波乗りをしていきましょうね♪
Let's surfing together happily!
これからもよろしくお願いいたします!
師匠!
投稿: ゆっきんママ | 2008年12月11日 (木) 19時15分
取り上げてくださってありがとうございました。気の利いたコメントをと思っていたのですが。それよりも今お元気でしょうか?
そうでしたか、ジャブもフックも「かすり」もしませんでしたか。それはよかった(なぁんだ)。「残す」、私がよく氏にほめられる「私的むかし話」にはそういう動機があるようです。ずっとこころの底にあったものを吐露したかったのかもしれません。氏は氏の体験、知見、所感をこの短期間に精力的に残し、さらに展開されようとしてきたように感じます。それにしても命あってのモノダネ、からだが資本の生きとし生けるものどうしです。穏やかに、激しくブログ道を歩みましょう。氏はブログの道では同期の桜、お百姓道では先達です。
投稿: 余情 半 | 2008年12月19日 (金) 23時42分
初めまして。
携帯から失礼します。
私は、鯉淵学園で農業の社会人研修を受けている安井陽一と申します。
携帯でネット検索をしていたら、あなた様の(携帯からですとプロフィールを見ることができません。)ブログを発見しまして、見てみますと大変興味深い内容でした。
これはご挨拶しなければと思い、寄らせてもらいました。
PCから自由にインターネットが使える環境にありませんので、なかなかちゃんと見る事が出来ませんが、また改めて拝見させて頂きます。
私も最近ブログを始めてみました。
よろしければ、ご笑読ください。
投稿: 養蚕 | 2008年12月22日 (月) 21時21分