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2009年1月10日 (土)

初夢ではありません!地域の直販所からわき上がる夢!

_edited 初夢の頃ですが、単なる夢ではありません。

この行方地域に直販所を作ろうというのが、今年の大きな計画です。

すでに私たちのグループの畑は農地転用を終了して、整地に入っています。建物も45坪のL字型のドドンっと立派なログハウスが建てられる時を待っています。資金の手当てもメドがつきました。

そして、なによりどんな直販所にするのかが私たちの長年の夢の集大成の見せ所です。まず、地域のお百姓が野菜を持ち寄って、自分の値段をつけるのが前提です。自分で納得できる値段をつける。簡単に聞こえるかもしれませんが、これは大変なことなのです。今まで、豊作だといえば箱代も出ないような安値に泣かされ、逆に出来が悪ければ馬鹿げた値段にハネ上がる替わりにモノがない。こんなことは終わりにしましょう。

どこかの記事でジャパン・スペック(日本規格)というこれまた愚劣な規格の細かさを書きました。ゴボウだけで鑑定士がいるほど十以上の規格があるわけです。しかし、こんなことは食べる方は関係ありませんよね。こんな馬鹿な規格よりも、ほんとうに自分で消費者に説明がしっかりと出来る安全、安心こそが大切なのです。この直販所は生産者の自信に満ちた顔がハッキリと見えます。

_edited_2 私たちの直販所は「流通」ではありません。ですから、値決めもしなければ、規格も作りません。それはあくまでも、生産者が自分で決めることです。

直販所はどんなものをどれだけ出すのかを決める生産者テーブルは作りますが、基本は生産者が自主的に作っていけばいいと思っています。

直販所の手間賃は建物の維持費、スタッフの人件費などの実費を取る以上にはならないでしょう。

ですからこの地域直販所の農産物の価格は、今の段階で高いとも安いとも言えません。中間マージンが極小ですから、量販店と比べて相当に安いだろうとは言えますが、直販所が決めることではなく、あくまでも生産者が納得できる価格であることが大事なことです。

このことは、市場と量販店に事実上支配されている農産物流通にささやかな一歩ですが、大きな変化をもたらすものだと思っています。そして、私たちの直販所はこれだけにとどまりません。もっと大きな地域の夢を乗せていく翼なのです。その夢の続きは次回にお話しましょう。

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