オーロラ・ヨーコ女史帰還す
かねてより消息を絶っていた世界ほら吹き旅行家であるオーロラ・ヨーコ女史が、昨日無事帰還していることが判明した。
女史は風の大陸と称されている南米最南端のパタゴニアと、地の果てとも言われるウシュアイアを旅行し、おまけに欲を出して世界最大規模のイグアスの大瀑布までを踏査していたようだ。
オーロラ女史は念願だった南米最南端の地で、ビーグル海峡とその先に広がっているであろう南極に想いのたけを込めて、持参した振り袖姿で「津軽海峡冬景色」を絶唱したそうである(未確認)。
とまれ、無事帰還めでたいことである。上の写真はパタゴニアのパイネ・グランデを背景にして、天罰のような風速40m級の中、得意の持ち唄ジュディ&マリーの「散歩道」を絶唱している女史の勇姿である。マットペインティングでもCGでもない。この世にはスゴイ風景があるもんである。風の大陸というだけあって、いくらのけぞっても風圧で倒れない。コアラ状になった髪の逆立ち具合を見て頂きたい。背中に風船をつけたら、そのまま南極にまで飛んで行ったことであろう。
女史は現在、22時間もの時差ぼけと、コンチの機内映画を5本も連続で見続けたための極度の疲労で大いびきをかいて爆睡しておられる。朝食のサバの文化干しは「アルゼンチンなんかでぜぇ~たいに食べられない珍味」だそうであるとのお褒めの言葉を頂戴した。
ちなみに亭主への土産は、帰りのコンチネンタル航空の機内食の炭火焼ハンバーガーの食い残しとゲバラTシャツであった。ありがたい、ありがたい。帰ってきただけでありがたいと思おう。オーロラ女史が世界漫遊をするたびに、一回り大きく成長していく自分を発見する私である。
明日から、「ほら吹き男爵 オーロラ女史帰朝特集」と銘打って女史の旅便りを掲載します。期待なさらないでお待ち下さい。写真は400枚近くあるので、どれにしようかと、ブログ管理者としての私も迷うほどである。
■ 蛇足 ここのところ農業や環境の記事がないのですが、このような家庭の事情ですからご理解のほどを。
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