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2009年3月19日 (木)

カミさんから便りが来た!

_edited カミさんから便りが来た。しかし書き出しがふるっている。

「ご無沙汰をしております。そちらは皆様お変わりございませんか。おかげさまで充分にバケーションを楽しんでいます」ときたもんだ。大いにお変わりはあるつうんだ。

18日にチリのパイネ国立公園に行ったそうだ。ここが例のパタゴニアとやらだ。チリとアルゼンチン両国にまたがっている広大な南米最南端の高山群だ。なにやらスゴイところらしい。残念ながら私は「すごいトコロ」ていどの知識しかないが、トレッキングもしたそうだから凄絶な風景をみれたことだろうと思う。来週はあのイグアナの滝ではなかったイグアスの滝に行くとか。 日本に帰る前の数日間を過ごすブエノスアイレスでも、彼女の好きなタンゴやフォルクローレを堪能するのだろう。

だいたいカミさんは運動神経ゼロ、キャッチボールをオデコで受けるような人なのだが、外国にいくと突如アクティブになる。きっとかけたコスト分は回収せねばというケチ根性が原動力であろう。

エコツーリズムの本場のコスタリカに行った時など、よせばいいのに急流を長良川の川下りよろしくラフティングというゴムボート下りをしたそうだ。ボートのケツに乗るインストラクターのニイちゃんの指示どおり、「レフトピッチアップ、ライトスローダウン!」などと言われるまま必死こいてオールを漕いだ結果、日頃の運動不足がたたって翌日には全身筋肉痛でバラバラとなり安宿で2日ウンウンうなっていたそうである。まことバカである。

_edited_2 これまたよせばいいのにスカイアドベンチャーという日本の高圧鉄塔にワイヤーが張ってあるようなものにも挑戦した。元来、研究者がジャングルを移動する時の施設の再利用だそうだ。

ハーネスひとつでブラ下がってヒャッホーッと飛び下りるという飛び降り自殺まがいのようなことをやるわけだが、案の定ワイヤーの弛んだU字の底の部分でドロンと止まってしまった。先に行かない。コスタリカのジャングル上空高さ数十メートルでブランブランとブラ下がるという椿事に会うことになる。さぞビビったことであろう。結局見かねたインストラクターが後ろから来て、「ホラ、先行けおばさん」とばかりにドーンと押し上げてくれたのでようよう助かったそうである。なにが楽しいのか謎である。

まだまだあるぞ。カリブ海でホエールウオッチングと気取って、小舟をチャーターしようとさんざん現地の漁民のオヤジと値段交渉をして値切りまくったのはいいが、カミさんは船に極端に弱いのである(笑)。千tの船で酔っぱらう人が、小舟でどうなるのか言語道断であろう。湾から出るか出ないかで、もうコマセを海に撒く始末。オヤジたいした仕事もしないのに料金だけ貰えて大喜び。「戻ろう、マダム」。もちろんホエールなど見るも見ないもない。なぜ己の実力を知ろうとしないのか、まことに謎である。

明日は南米最南端も最南端、ここから先はもはや南極というウシュアイラ村に行って、南極を望んで「津軽海峡冬景色」を絶唱するそうだ。ちなみに彼女の芸名は「オーロラヨーコ」である。以後よろしく。

今回もまた謎に満ちた旅をしているのであろう。なんせ若い時は、文学部にいたくせに夢は大きなダムを作る仕事をしたかったそうであるから。

■写真 ボリビアのウユニ塩湖。帽子のJA東日本飼料が笑える。

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コメント

こんにちは♪
大丈夫ですか~?

日々農作業と家事に勤しんでいらっしゃることと存じます。おつれあい様がいらっしゃらないと大丈夫ではないのではないかというのは、よく理解できます。きょっとんとん、きょっとんとんです(NHK教育「きらっと」)。それでわたしはときどきビシッとします、ビシッと。

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