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日本農業はこうして腐った その1 JAは日本農業そのものである

_edited 皆さん、こんにちは。

オーロラ・ヨーコ女史噺が続いたので、ちょっと離れましょう。

今日から、日本農業の陰の部分をお話しようかと思います。かねてより、メールマガジン「オルタ」主宰者の加藤様から、山下一仁氏の「農協の大罪」(宝島新書)の書評を要請されていました。

実は本著は、農業関係の本の売り上げ第1位です。かのJA準機関紙である「日本農業新聞」の読書コーナーにも第1位と記載されていますが、農業内部の人間にすれば当然といえば当然ですが、早くもわが農業業界では一切触れられることのない本と化しています。

それはJA全農とうという世界最大規模の農協組織、そして農林中央金庫という世界屈指のメガ金融機関の虎の尾を踏みたくないからです。

JAは紛うことなく日本農業の背骨であり、それが故に日本農業の矛盾の縮図でもあります。なぜ、日本農業の自給率がひどいことになっているのか、なぜかくも低い生産効率なのか、なぜWTOの場でコメの関税700%超という高関税を守る代償に、MA米を大量に買わされねばならないのか、それとコメ農家の大部分となってしまった兼業農家がどのように関わってくるのか、減反という前時代的な生産トラストをなぜ維持しなければならないのか、そして離農や高齢化といった内部崩壊がなぜ止まらないのか・・・・。

これらすべての日本農業の欠陥にJAは深く関与しています。そしてこのJA-農水省-農水族議員の鉄の三角同盟が、日本農業の構造です。が、故にJAを語ることは、同時に日本農業そのものを問うことと同義なのです。

これから何回かに分けてこの日本農業の矛盾に満ちた構造をお話していきたいと思います。

写真はアルゼンチン・グレーシャー国立公園のペリトモレノ氷河(撮影カミさん)

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