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2009年6月22日 (月)

今が盛りの蜜蜂の採取飛行

_edited  蜜蜂が吻(ふん)を突き出して、ブルーセイジの花房に接近しようとしています。ホバリングという空中停止の状態を保つためにすさまじい回数の羽根の振動をしています。

蜜蜂はこの状態でしっかりと採取すべき密や花粉を精密にターゲッティングしているはずです。

この状態は実は鳥やスズメバチにもっとも襲われやすい姿勢で、うかうかしていると空中で捕殺されてしまう危険な態勢です。彼女は一刻もこのホバリングをおわらせて安全な花房の中に隠れて採取の仕事にいそしみたいはずです。

あ、よくホモサピの♂は自分を卑下したように「俺らはただのハタラキバチだ」なんてぬかしていますが、ハタラキバチは皆♀です。お間違いないように。蜜蜂の世界にも♂は少数いますが、まったく労働も、巣の守りにもつかずひたすら飲んで喰うだけのヤカバラ。女王蜂に生殖活動をしたあとは、お役御免となり、巣の外に蹴落とされてくたばってしまいます。気楽というか、物哀しいというか・・・。

さて、次の写真で蜜蜂は狙いすまして花房に飛び込みました。

_edited_2

やがて花房にすこしだけ羽根が覗かせるように身体を花房の中に没して採集に没頭し始めます。三昧の世界でしょうね。花粉の場合は、両足にしっかりと吸着させて、重そうに飛行している姿が見られます。

蜜蜂の採取活動、露の合間をぬって続けられています。冬の間の長い窮乏生活から解放されて、どこか蜜蜂もうれしげです。ホモサピの蜜蜂不足の悩みなど知らぬ気にいまが盛りです。

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コメント

すごい写真だ

女性の働く人が増えたというか、働かざるを得なくなったというか、母子家庭のお母さんなんて援助打ち切られてハタラキバチなんてもんじゃない。

で、我々はハタラキバチではなくて何か?無機物のハグルマのような気がしてならない。毀れていく…。

続きが楽しみ。

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