うちの市にも有機農業推進協議会が出来たけど・・・
何日か更新が途絶えました。と言っても体調は良好ですのでご安心を。むしろ余情半さん、大丈夫ですか。とても心配です。皆さん素敵な大庶民の余情半さんに励ましのコメントをお入れ下さい。
■「はくれおいどん余情半」http://kantannihasinjinai.blogspot.com/
さて、ニホンミツバチの布団蒸しの最終話でしたが、ちょっと後回しにして、別のことを。
先週末にうちの市でも有機農業推進協議会というものが出来ました。外部からは、私が絶対に黒幕(笑)だと思われるかもしれませんが、実のところ、私はまったく立ち上げには関与していません。設立総会の2日前に出席を要請されたのですが、行って少々たまげました。
県や市の行政のお歴々、地元JAの幹部、都市の有機流通の代表、中島紀一教授、石岡市有機農業推進協議会などが顔を並べてそれは壮観ですが、かんじんの有機農業者が片手ほどしかいません。居ても呼びかけ代表者の家族と所属する生産者といったところで、部外者の農家は私ともうひとりのアイガモ農法の生産者2人だけでした。
ご存じかどうか分かりませんが、わが地域は、関東全域の中でも最古の有機農業の生産地のひとつです。ほぼ30年前からこの行方(なめがた)台地では有機農業が開始されており、生産量も関東では図抜けて多いという、まぁ有機の里なのです。生産者も大変に多く、たぶん数えたことはありませんが、有機栽培と減農薬栽培の並行生産まで入れれば30軒を楽に超えるだろうと思われます。
とうぜん、有機農業を掲げる団体数も多く、私が知るだけでもひい、ふう、みい・・・5つ以上ありますね。出荷額もトータルで億単位となるでしょう。その中のひとつの団体のI氏が、今回の「なめがた有機農業推進協議会」を立ち上げました。そして他の団体は座敷の外だったというわけです。
言うまでもなく、私としても創設したこと自体に異義があるはずがありません。大賛成です。私の持論も県や国単位での大きな運動ではなく、地域に根を持った地場の有機農業運動の横の繫がりづくりです。ですから、県の有機農業推進フォーラムを作りました。
しかし、行く前にかすかにあった違和感は設立総会当日の議事の中でむくむくと大きく育っていくこととなってしまいました。
というところで、次回もこの話題を続けます。
■写真上 わが愛犬のタロー、ジローの小犬時代。見分けがつかないのです。ラブラドリーレトリバーの雑種で、実に気のいい元気犬です。
■写真下 凶暴無比のヤクザ山羊であった故無法松氏。ともかく凶暴で、私以外に何人もその鋭い角でやられました。しかし、その凶悪な一生も、食あたりで最後に。
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