サイゴンっこの大好物・ハスの実の砂糖漬け
ベトナム人は蓮の実を食べます。特にサイゴンっこの大好物だそうで、私たちがまぁセンベイか、甘納豆を食べるってかんじです。
街角に腰を下ろしたスゲ笠をかぶったおばちゃんも、年中お茶を飲みながら、ボリボリとやっておられます。
ちなみにオールアジア的なことですが、ベトナムでも男より女の方がはるかに働きます。沖縄も牧志の公設市場などに行けば、これとまったく同じ風景が見られます。沖縄の男が女性から捨てられる最大の理由は「甲斐性なし」だそうです(苦笑)。
そうそう、蓮の実の砂糖漬けですが、味はまさに甘納豆といったところ。見かけは一見ポップコーンのようですが、似ても似つかないボソボソという食感で、蓮の実といわれなかったら何だか日本人には分かりませんですなぁ。
日本に来たベトナム人の妻と娘を生き生きと描いた、近藤紘一さんの名作「サイゴンから来た妻と娘」にも、東京に来た生粋のサイゴンっこのカミさんが、蓮の実を食べたいばかりに、不忍池の蓮をこっそりと採りにいく爆笑シーンがありましたね。
ついでに蓮の葉は、魚をくるむんで蒸す時に使います。もちろん蓮の根っこは大ゴチソウ。蓮を食べ尽くすとは、いかにも東南アジア一の喰いしんぼう、サイゴンっこです。
わが県南は蓮の日本一の産地ですが、蓮の花が咲くシーズンにともなると、タイの出稼ぎの人達が、まずは土浦近辺で蓮田で蓮の花を伏し拝み、次は牛久の大仏を見に行くという観光のゴールデンコースができるそうです。
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