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自民党と民主党に問いたいこと

Photo 葦原微風様、コメントありがとうございます。ええ~、もちろんエンザロ村はまだこの後に3回は続く予定でおりますので、ご安心ください。まずは今まで日本の農業が作り出してきた様々な治水風土を豊かにする技術、言ってみれば「顔が見える技術」とでもいうべき土着の技術が、新たに時と場所を超えてアフリカやアジアで再生するのではないかという夢が゛この エンザロ村プロジェクトにはこめられていました。このことをもう少し堀りさげたいと思います。

が、しかし!その前に農業関係で初めての大規模な反FTA集会が行われました。コメント様(ハンドルネームをつけて下さいね)からも情報を提供いただきましたように、他の分野はいざ知らず、こと農業だけは非常に緊迫した情勢となって参りました。先にこの問題を書きます。

(以下引用]

Jpg_edited 日米FTA阻止で国民集会/民主の公約修正も懸念止まず(8月12日)
3000人が結集し、日米FTA阻止を訴えた
 
 JAグループをはじめとする農林水産業団体などは12日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で、日本と米国との自由貿易協定(FTA)断固阻止を訴える国民集会を開いた。農業者を中心に第一次産業従事者ら約3000人が結集。日米FTAは「わが国の食と農林漁業を支える人々の暮らし、地域経済にも壊滅的な打撃を与える」として、「国民運動として日米FTA断固阻止に向けて運動していく」とする大会宣言を採択した。

  JA全中の茂木守会長は、食料需給の世界的な逼迫(ひっぱく)の中で日米FTAは、国内の食料生産の壊滅につながるとの懸念を示し、「日本の国民、消費者全体の問題だ」と強調。その上で、民主党が衆院選のマニフェスト(政権公約)で、日米FTAの「締結」を「交渉を促進」に修正したことについて「日米の文字が残っている限り、重大な懸念を払拭(ふっしょく)できない」と批判した。

  消費者代表者や学識者の連帯のあいさつ、農林水産業の代表者らの決意表明なども行い、それぞれが強い懸念を表明した。(「日本農業新聞」8月13日)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/tinyd/index.php?id=325#090812

自民党と民主党の最後の党首討論は、私たち農民の一番聞きたいことがまったく出て来ないという間が抜けたものでした。麻生首相は、FTA問題を切り込んで民主党鳩山氏に明確な政策からの排除を迫るべきでした。今のように「締結という文言を促進に書き替えました、これでご納得頂けましたね。FTAは4年以内に締結しますよ、しかし農産物は自由化しませんからご安心を」などというといわんばっかりのふざけきった民主党の言い分を満天下に引きずり出して問いただすべきでした。なぜ、ひとことも触れないのか、麻生首相!あなたには腰抜けという言葉を差し上げたい。

Photo_2 この問いかけは単に狭く選挙がどうのという問題ではなく、資本グローバリズムを選択するのか、それとも小泉改革で無残に破壊された農業と地域経済を再生していくのかにまでつながる極めて本質的な政治進路の選択のはずでした。

これを堂々と選挙戦の争点にできたのならば、自民党にも万分の一の勝機があったかもしれません。しかし、自民党のこの歯切れの悪さは、今の過大な議席数が、ほかならぬその小泉改革-郵政選挙の結果からもたらされたというアイロニーから自由でないことです。

もはや出来ない相談でしょうが、麻生氏が万にひとつの勝機を摑めるとすれば、たぶん氏の本心であったはずの小泉改革に対する批判と疑念を、明確に国民に語り、その次の小泉なき小泉改革である、民主党「農業改革」に反対の立場を分かりやすく説くことしかありませんでした。それができるようならば、半月後に来る民主鳩山内閣がやるであろう資本グローバリズムに対して有効な対抗軸を作り得たかもしれません。つまりは、麻生自民は、小泉自民を否定することでしか生き延びられなかったのです。

民主党に対しても問いたい。小手先のマニフェスト文言を書き替えるという姑息な対応ではなく、なぜこのような異常なマニフェストが密室で、しかも短期間に生れて、関係議員にすら計られないままノーチェックで発表されたのか、未だ最高実力者である小沢一郎氏が「マニフェストを書き替える必要はない」と発言し続けているのはなぜか、岡田氏が言う「4年以内に日米FTAを締結する」ということはいかなる意味なのかを明瞭に農民に、いや日本国民に説明すべきです。

そして民主党は政治方針から日米FTA締結促進を完全に廃棄し、そのような重大な過てる方針がいかにして生れたのかを第三者も交えて検証して、国民に明らかにすべきです。

ゼーゼー、本日ちょっとテンション上げすぎましたぁ。すまんこって。

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