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2009年11月 5日 (木)

二湖の地を旅する人に安寧と、幸いを

Img_0002_edited 余情半様、ゆっきんママさま、これが包装紙です。「常陸道中記」といいます。
うちのグループの直販所では残念ながら
置いていません。行方市の運営する霞ヶ浦大橋たもとの「こいこい」でお買い求めできます。

しかし、すごいですね。筑波山ですぜ。見ましたか、あの筑波山の双耳峰がしっかりと描かれていますもんね。そしてたぶん下の黒い囲みは霞ヶ浦でしょう。

この風景を海苔巻きに巻き込むという技がスゴイ。あの双耳峰の猫の耳みたいなものを作るって、やったことはないのですが、そうとうに大変じゃないでしょうか。ジグザグに海苔を入れていくわけですもんねぇ。ひたすら感嘆しきり。

しかも、使ってある食材がすべて地場産です。霞ヶ浦でとれたわかさぎの南蛮漬け、しらすと梅、きんぴらごぼう。嬉しくなりますね。米はとうぜんわが地方のものでしょうから、海苔くらいですか、ほかの地域のものは。

製造者は「かつ江」さんです。どなたか存じあげませんが、旧玉造町の女性のようです。玉造は、私の住む旧北浦町が北浦に面しているのに対して、日本で二番目に大きい霞ヶ浦に面しています。


_edited_edited 「かつ江さん」という女性、たぶん50代から60代の方でしょう。霞ヶ浦を彼女は生まれてからずっと見て生きてきたはずです。少女の時も、嫁いでも、あるいは幼子を抱きながら。

このような海苔巻きは祝いのために作ります。村の結婚式、七五三に女衆が腕を振るいます。いや、「でした」というべき過去形になっています。

いろいろの絵柄があるそうです。金太郎さんもあれば、花のようなものもあるそうです。

いまは各所で海苔巻き研究会みたいなものがあって、さらに複雑に、さらに精緻になっているようです。わが民族の凝り性ぶりがわかりますね。このたった直系10数センチに海苔巻きで絵を描いてしまうのですから。

農漁村の女性は、幸福を祈ってこのような複雑な海苔巻きをくるんできました。今でもその気持ちは変わりません。
「常陸道中記」、このふたつの湖に恵まれた二湖の地を旅する人に、どうぞ道中の安寧と幸いが待っていますように、と。

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