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2010年1月15日 (金)

日本の農民より在日韓国人を向く赤松農水大臣

_edited1 われらが赤松広隆農水相の民団(在日大韓民国民団)の新年会での挨拶が伝わってきました。いつもは存在感の希薄な大臣ですが、こういうマニフェストにもない法案ともなると、がぜんファイト一発なご様子です。

「鄭進団長をはじめ民団のみなさまには昨年、特にお世話になりました。今農水大臣ですが、その前は選対委員長やってたもんですから、全国各地で、直接皆さん方、投票いただけませんが、いろんな形でご支援をいただいた。それが308議席、政権交代につながったと確信いたしております」

いや~、正直な方ですなぁ。大潟村で減反無視を繰り返してきた農民相手にいきなり謝っちゃった時もそう思いましたが、「去年の選挙で各種の多大な支援を民団からもらった」なんてことをほんとうに政府高官が言ってしまっていいのかしらん。欧米でこんなことを言えば、赤松さんの首はおろか、確実に首相の首も飛びますよ。だって、外国人政治勢力の手先だって言われかねないことですもんね。

赤松さんが懐かしの旧社会党の書記長だったというのは有名ですが、野党政治家の時分なら、在日韓国人の政治集団に物心双方の応援を受けようとどうしようと、とりあえずは、まぁねですが、政府高官となった今、大きな声で「私、赤松ヒロタカは、在日外国人勢力に支援をもらっております!」なんて恥ずかしげもなく大っぴらに言うこっちゃないでしょうが。
赤松さんあなた、旧社会党的ぬるま湯の常識に長く居すぎたね。

去年の選挙の折、目に余るような民団のなりふり構わない民主党選挙応援には、この私ですらいかがなものかと思っていました。「在日韓国人」という問題は根深い問題です。それを永久化することが良いことなどとは、私はまったく思いません。参政権付与は、単に解決を遅らせるだけだとすら思っています。
第一、そんなややっこしい屈折した歴史が絡む政治問題を、平気で選挙の票という党益に使うというセンス自体がバッカじゃなかろかです。

それをあっけらかんと「前回の選挙でのご支援ありあったんした!今後もよろしく、あなたがた在日韓国人が票になるように努力します!」とやっちゃうというがスゴイと言えばスゴイ。
赤松さん、あなたは日本の農民の気持ちはな~んもわかっちゃいないのは、大潟村減反謝罪事件の一件でよく分かりました。でも、これだけの在日韓国人への熱い気持ちを、わしら百姓にちっとは向けてくれてもバチは当たらんだろう(涙)。

さて赤松大臣はどんどんテンションが上がります。続きです。

そのときのみなさんの思いは政権交代ができれば、民主党中心の政権ができれば、必ずこの15年間、16年間取り組んできた地方参政権の問題が解決するんだ。その思いで、全国で私どもを応援していただいたんだと思っております。心から感謝申し上げます。
その意味で公約を守るのは政党として議員として当たり前のことですから、この政権のなかで鳩山総理の決意のもとで、あるいは小沢幹事長、民主党の与党の強い要請のもとでこの通常国会、必ずこの法案を成立をさせ、皆さん方の期待に応えていきたいと思います」

おや、「公約を守るのは当たり前のこと」と来ましたか。おいおい、赤松さん、いつ外国人参政権を政権公約に入れていたんでしたっけ?たしかマニフェストには一行もなかったですぜ。民主党内部ですら反対が多くてまとめきれず、だから今回議員立法ではなく、「天の声」のお導きの下に、党議拘束が効く政府提出立法としたんじゃありませんでしたっけ。
だいたいが゛外国人参政権がマニフェスト落ちしたのは、国民の反感を買いたくないからと分かっていたから、マニフェスト落ちしたんでしょうが。こんな選挙戦術というのもおこがましい、目先の選挙利害にまどわされて、なにが「マニフェスト選挙」ですか。

しかし、政権取っちまえばコッチのモンだということですか。大方のマニフェストは、実現不可能か、それでなければ議論すらされていないという惨憺たるありさまなのに、こんな裏法案を票が欲しいの一心でやろうという、そんな赤松さんたち民主党のさもしさが嫌いです。

赤松社会党書記長、いやさ赤松大臣、こんなくだらないことに力を注いでいるなら、さっさと自民党を凌ぐまっとうな農政をおやりなさい。在日韓国人のことをおもんばかる前に、私たち日本農民のほうをきちんと向き合いなさい。

減反がどれほどの農民の涙を吸ってきたのか、そして日本農業を歪めてきたのか、その心がわからないままに日本の農政をやってくれるなと言いたいのです。
そして、有機農業支援を切られたことを農水省の恥だと思いなさい。耕作放棄地対策事業を切られたことに痛みを感じなさい。農地改良事業の全国会長が自民党野中さんだからといって、半分にするような仕打ちにをした小沢さんに噛みつきなさい。

そして、そのような恥べき手練手管でひねり出した金でようやくバラまけた農家所得補償制度を、農水大臣として間違っても誇りになど思わないように。

■写真 農場の水たまりの氷。もう連日氷点下4度です。

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コメント

阿波根昌鴻さんの話、いいですね。しみじみと、感じました。

濱田さん
この記事は納得ですが・・・・
どうも貴殿の記事を読んでいると
「金(補助金)を呉れれば どの政党にも投票する!」
「農家・農民に金を出す政党が良い政党」
と言っているように見えるんですが?
 
「農家が潤えば 日本が滅んでもよい!」
「他人が何千万人殺されようが 自分たち農民が無事なら関係ない」
こんな風には考えてらっしゃらないですよね?

組織というものはたいてい「ピラミッド型」です。
毎年100人の新入社員が入社しても出世するに従ってポストは減り 最終的には社長は1人となります。
ところが
正社員は滅多なことでは解雇できないので
係長補佐 課長代理 副部長補佐 とか部下も居ない閑職を設けて手当てを出すのです。
結果
大企業には年収2000万円もありながら仕事も無く暇を持て余す中高年正社員がゴロゴロ居るのです。
官僚や官僚OBの天下り先:独立行政法人などはもっとこれが甚だしく
朝は全員遅刻
昼休みは3時間
勤務時間はほとんどお喋り・・・週刊誌を読む
幹部は愛人を連れて月に1度は視察名目の海外旅行・・・
これで年収2000万円 3年程度で退職金3000万円
↑これ全部 税金から出ています!
 
さらに問題なのは
このような腐敗官僚は 日本のエリートの頂点に位する 東京大学出身者である ということです。
つまり
日本で1番頭の良いエリート中のエリートが
働きもせず遊んで高給を得ている
ということです。
これで日本が豊かになるでしょうか?
日本の未来は明るいでしょうか?
いつまでも先進国で居られましょうか?
 
日本の農業も同じようなものです。
米作農家は約200万戸 そのうち専業はたったの7万戸・・・
兼業農家は収入の9割をサラリーマン収入で得て
公共工事という”宝くじ”に当たることを夢みています。
 
たしかに私自身
濱田さんのような有機農業に専心される農家には個人的にでもいくらでも援助したいと思います。税金も使うべきでしょう。
しかし
腐敗官僚や700万人とも言われる企業内失業者を一掃しなければ日本産業の景気回復などあり得ないように
農業など本気でやる気がない兼業農家が日本の田畑の大多数をこれからも保持するなら
日本の農業にも未来などあり得ません!

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