今の私の心境に響く詩とめぐり合いました。
自分
朝に目が覚めると
今日もまた 自分だった
大きくなりはせず
小さくなりはfせず
風邪は引かなかったが
羽が生えることもなく
わたしは自分だった
誰ひとり通らぬ夜道を
照らす街灯が
暗闇に囲われようと
なお灯火であるように
朝に目が覚めると
ただひたすら、そう
わたしは自分だった
沖中 潮広
■写真 2月14日の雪の早朝。欅の樹が霧氷になりました。
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人生が違うから聞く内容が興味深い。唱えることも同心円ではなくて重なる円だ。もちろん違いがある。昔はほんの些細な違いが赦せなかったときもあったかもしれないが(それはわからないけど)、今は重なる円の部分が大事だ。
きっとこの詩も捉えるものは違うかもしれないが、こういう内面をもつ側面(心境)は一緒だと思えるような気がする。味わいのある詩の紹介で、いつもこだわりの画像。
投稿: 余情 半 | 2010年2月18日 (木) 00時11分