• S-026_20241214013201
  • S-027_20241214013301
  • 20241213-153622
  • 20241213-154411
  • 20241213-160832
  • 20241212-235901
  • 20241211-032939
  • 20241211-154712
  • 20241211-160322
  • 20241210-023508

« 白と黒、モノトーンの朝 | トップページ | 地球温暖化の気象データ改竄疑惑 第2回          地球温暖化説の心臓部を指し貫く事件 »

2010年3月 2日 (火)

地球温暖化の気象データ改竄疑惑 第1回 大本の気象データまでがフェイクだった!?

001_edited1 

nytolaの日記様から情報提供を頂きました。ありがとうございます。頂戴した新情報を何回かにわたって報告します。なお、氏は米国研究機関に属する科学者です。http://d.hatena.ne.jp/nytola/20100228/1267399494

私は旧ログで何回かにわたって「クライムゲート事件」を特集しました。私のブログのカテゴリーから「環境問題」に入って検索ください。この事件の概要は、IPCCの総本山とでも言うべきイースト・アングリア大学のCRU(気象リサーチ・ユニット)から、大量にデーターやメール類が流出した事件です。

その中には、IPCCの評価報告書の気象変動の執筆者であるフィル・ジョーンズ教授のものが含まれていたために大騒ぎになりました。内容はおどろくべきことには、教授たちが気象データを、温暖化説にとって都合よく改竄していたというものでした。
そして更にタチの悪いことには、学会誌「クライメイト・リサーチ」誌を牛耳り、地球温暖化に疑問を持つ研究者の査読を妨害し、あたかも気象学会において異論がないかのようにしていました。

これが暴露されたことにより、IPCCは、果たして正しい気象データーを提供しているのか、改竄してはしないか、という根本的な疑惑が浮上しました。これがCOP15の直前に暴露されたこともあり、会議は紛糾したまま閉会となったことは記憶に新しいことです。

ここまでは既報ですが、これに提供頂いた情報を付け加えて行きたいと思います。まず、発端となったイースト・アングリア大学のハリー氏メールのたまげたような叫びをお聞きください。彼はプログラマーで、データーをインプットする途中でとんでもないことに気がついてしまったようです。

何てこった!(CRUの)データーベースには何百というダミーの(気象観測)ステーションが登録されている。しかも同じステーションのデータがあちこちに何度もコピーされている。こいつは糞ったれだ!” (nytola氏の邦訳による)http://www.anenglishmanscastle.com/HARRY_READ_ME.txt

そしてこのハリー氏(たぶん学生と思われます)がプログラミングしていた気象観測データを提供していた出所のひとつが、アメリカ海洋大気圏局(NOAA)という世界最大の気象観測機関だったことから、いっそう事は重大になってきます。

つまりこのハリー氏は、NOAAが偽物の気象観測ステーションを登録したり、同じ観測ステーションのデータをコピーして使い回ししたりしている改竄疑惑を知ってしまったことになります。

NOAAは、米国のみならず、世界各地に気象観測ステーションを持っており、地球規模の気象観測データを収拾していました。このデータが改竄されているおり、おおかつ、それを下に気象変動を分析していたイギリスのCRUが更に地球温暖化説を証明するために、データを切り刻んでいたとするのならば、これらを根拠として書かれたIPCCの評価報告書にある地球規模の気象変動とはいったい何だったのか、です。

次回で、NOAAの気象データ改竄疑惑に迫ります 

« 白と黒、モノトーンの朝 | トップページ | 地球温暖化の気象データ改竄疑惑 第2回          地球温暖化説の心臓部を指し貫く事件 »

環境問題」カテゴリの記事

コメント

濱田さま
続きを楽しみにしています。IPCCのDATA捏造は一つの問題ですが、それよりも大切なのは、温暖化が危険なのか、危険であるとすれば、何がどの程度の危険なのかを検証することです。炭酸ガスの濃度は確かに上昇しています。40万年くらいの間の最高値280PPMから現在380PPMだといわれています。だが、これが、どの程度の温度上昇をもたらすのか、過去の地球においては、この十倍以上の炭酸ガスがあったが、それでも地球は破壊的な状況にはなかった。炭酸ガスが増加すると、それを吸収する地球の構造がある。そうした科学的な報告もあり、そういう立場の科学者は温暖化説に反対していて、彼らの学説は無視されてきた。とにかく、南極の氷が全部溶けても、炭酸ガス濃度が高くなっても、その結果として、植物が大繁殖をおこし、炭酸ガス濃度を下げ、地球の寒冷化に向かうことになる。何千万年の単位での動きだと思うが、人類の滅亡には繋がらない。むしろ、炭酸ガス濃度が下がれば、寒冷化がすすみ、氷河が地球を覆うことになり、人類は食糧不足で戦争に進み、文明の崩壊を起こすことになる。現在の温暖化予防策は、先進国が現状を維持したいというだけの方策でしかないと思われる。その辺も、確かめていただければ、と期待しています。微風が間違っていれば、その根拠を確かめてください。地球に酸素がなかった時代から、酸素を作り出して、地球の現在の環境を作り出してきた、生物の働きと、それに反する人間の化石燃料の膨大な使用(過去の炭酸ガスの固定化の逆行)とのバランスがどの程度変化したのか、といった、巨視的な視点も考慮してください。そのあたりまで考えると、温暖化説が仮説の一つに過ぎないし、もしかしたら、間違っているかもしれないと思われ、それの、政治的推進が、むしろ問題なのかもしれないと、思われ、捏造もむべなるかなとなるかもしれません。

濱田様、

Blogにして頂いてありがとうございます。
NOAAもかつてのCRUと同じで、一つのグループが世界中の気温データを管理していますが、今後は何らかのチェック体制が必要となるでしょう。

産経にIPCCのウソの話がやっと載っていましたが、日本のメディアもやっと事の重大さに気付いたのかもしれませんね。
もし何か必要な資料や翻訳が必要なものがございましたらご連絡下さい。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 白と黒、モノトーンの朝 | トップページ | 地球温暖化の気象データ改竄疑惑 第2回          地球温暖化説の心臓部を指し貫く事件 »