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2010年3月11日 (木)

パタゴニア日本支社の2回目回答全文

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私の公開質問に対する日本支社の回答です。お約束どおり無編集で掲載します。

ご返信いただきありがとうございます。
さて、この度ご質問いただいた内容について以下の通り回答させていた
だきます。

①について:
Sea Shepherd Conservation Societyに限らず、いかなる助成先につい
ても助成に至った経緯の詳細については公開しておりません。

②について:
弊社は、生物の多様性の保全は自然が本来持っている習性を通じて
生物同士が互いに複雑な相互作用を取り持つ豊かな生態系の保護、
回復を通じて達成できると考えています。こうした視点から南氷洋に
おける調査捕鯨について反対の立場をとっています。この点以外に
捕鯨に関する見解はありません。

なお、弊社では「生物の多様性」以外にも、「代替エネルギー」「森林」
「資源搾取」「社会啓蒙活動」「持続可能な農業」「有害物質/核問題」
「水域/海洋」の各分野で活動する団体を支援しております。助成ガイ
ドラインについて詳しくは下記サイトをご参照ください。


http://www.patagonia.com/web/jp/patagonia.go?assetid=6517

③について:
「シーシェパードに行った「助成金」は桁がまったく違うはずです。」という
貴殿の推測に対して実際に行なった助成実績をお伝えいたしました。
ご理解いただければ幸いです。

なお、お客様の問い合わせに対しては個々にできる限り対応するよう努力
しておりますが、貴殿によるネット上への公開は弊社の意図するところでは
ありませんので、公開前提のご質問への対応はこれをもって終了させてい
ただきますことをご了承ください。


早々

パタゴニア日本支社
担当者名

なお、私の質問とは要約すれば、以下です。

■(1)1993年に最初のパタゴニア社からの援助がシー・シェパードに出されています。しかしその前年の1992年にシー・シェバードは最初の大規模なテロをノルウエーの捕鯨船にかけています。
そしてパタゴニアからの「環境助成金」が支給された翌年の1994年にも再度の襲撃をしかけており、そのことにより、ポール・ワトソンは1997年7月にノルウエーで120日間の禁固刑の実刑に服しています。
となると、パタゴニア社は、当然この1年前のこの禁固刑を受けるシー・シェパードの襲撃事件を知った上でこの「環境助成金プログラム」を出したことになります。
またそれ以降も、いっそうエスカレートする一方のシー・シェパードに対して2007年に3度目の支援金を支給しています。
このような事件の時系列を見ると、パタゴニアは当初から明らかにシー・シェパードが、穏健な動物保護運動から逸脱をしているのを知っていながら、「環境助成金プログラム」を与えたということになります。
彼らの暴力性、反社会性を当初から知り得る立場にありながら、なぜ1993年から2007年に至る支援を継続したのかの理由を問うています。
これに対するパタゴニアの答えは回答拒否です。

■(2)先住民族生存捕鯨についての質問です。シー・シェパードは1998年に米国先住民マカ族の伝統的沿岸捕鯨を襲撃しました。
パタゴニアは今回の回答で、南氷洋の捕鯨については言及していますが、伝統的な先住民族の沿岸捕鯨についての私の質問をはぐらかしています。
私が問うているのは、捕鯨反対というひとくくりで、南氷洋捕鯨と、先住民族の伝統的な沿岸捕鯨を同一視できないであろうという趣旨でしたが、念仏のような硬直した回答しかもらえませんでした。
■(3)私はパタゴニアがシー・シェパードに支援した「額」や「年度」そのものではなく、シー・シェパードがグリンピースから除名された反社会的な小組織から、今や隠れもない世界最大にして最凶の環境テロリスト団体にまで成長させてしまったパタゴニアの社会的道義性を問うています。
パタゴニアはこれについても「額」を繰り返すのみで、誠意ある回答はありませんでした。このようなおざなの回答で「ご理解いただけ」たら奇跡というべきでしょう。
■そして「ネット上の回答はできない」という理由で、以後の対話を拒絶いたしました。
それ以降、パタゴニアからの連絡はありません。
以上、ご報告まで。

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コメント

濱田さま
もうこれ以上パタゴニアに拘わるのはよしませんか。馬鹿馬鹿しいだけです。回答出来ないといっている部分をいくら責めても、しないものはしないでしょう。自民党が、明らかになっていた密約ですら、それをないものとしたように、パタゴニアにも事情があるのでしょう。それがなんであれ、見解の相違はもう十分に理解できました。パタゴニアは捕鯨反対で固まっており、手段や、その他の社会性については、目的さえ正しければ、なんでもよいという立場を取っているのかもしれません。そうでないかもしれませんが。私は、パタゴニアがシーシェパードに補助金を出したという事実を知っただけで十分です。い製品をだしている、よい会社だから、これから先、補助金を出す際には、目的を達成するための、手段と社会性を考慮するようにすると、表明すれば、私は、自分の不買を直ちに中止するつもりです。

SSは反日活動を世界に見せしめて、日本製品や日本人を差別するための組織だと思います。
本当に創業以来パタゴニアはすばらしいのでしょうか?
人種差別に始まり、文化や歴史を軽蔑している企業に見えてきます。
また、環境保護を売りにしている企業でありながら、活動内容公表していないのは不自然です。
私からパタを見れば"押しつけがましい""自意識過剰""反日""勉強しないので頭悪い""フィッシング詐欺"に見えます。

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