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普天間問題の迷宮 その1  実はシンプルだったはずの発端

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ご心配をおかけして申し訳ありません。激励のお言葉身に沁みました。ありがとうございました。なんとかドンブリ飯を2杯食べられるようになりました(笑)。いや、冗談、でもそうとうに元気になりつつあります。

さて、自慢ではありませんが、私は自分に偽善者の要素があることを知っていますので、この正真正銘、5ツ星クラスの偽善者を見ると虫酸が走ります。それが、わが国の首相官邸の主です。

民主党政権がしなければならなかったことは、非常にシンプルだったはずです。それは、普天間基地を撤去すること、これを解決することからすべてが始まっています。今、民主党政権によってもつれた糸玉のようになってしまいましたが、その発端はこの「世界で一番危険な基地・普天間基地の撤去」でした。

ここではとりあえず、代替基地をどこにするのかは置きます。県外、県内、はたまた国外という代替案は、ご承知のように両手の数ほども出て、出せば出すほど混乱に輪をかけるといったていたらくだったからです。

移転案は3通りです。
■(1)キャンプ・シュアブ陸上部に600メートルのへりパッド(離陸施設)を建設する。
■(2)固定翼機が離陸陸発着できる滑走路を県外の島に移設する。ちなみにこの「県外」とはほんのお隣の徳之島です。

ここまではいわば公式発表ですが、ここに大きく浮上したのが勝連半島沖埋め立て案でした。これは平野官房長官筋が秘か進めてきたもので、衝撃的な内容をもっていました。。

■(3)うるま市米軍ホワイトビーチ沖3600メートル級の滑走路2本、港湾施設を併設した巨大人工島を作る。これが前回記事の上の図です。(*図は「週間現代」より転載)です。実に辺野古埋め立て面積の6倍もの巨大な埋め立て規模です。

では、普天間の現状はどのように変化するのかでしょうか?基地機能の5割を「分散移転」するといいます。しかしこれは言葉のレトリック、いやトリックです。あくまでも5割は残るのです。
政府が言うのは単なる「機能」であって、面積的に5割になるわけではありません。そのまま基地は市街地のど真ん中に残り続けることなります。したがって宜野湾市の移設跡地計画は無駄ということになります。

それがなぜなのかについてもう少し考えていきます。

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コメント

SACO合意で普天間の辺野古移設を受け入れた(故)岸本元名護市長と稲嶺前知事の受け入れ条件は15年使用期限と基地使用協定での運用機種制限が前提であったが日本政府に無視された。
普天間の県外移設、無条件返還を求めるならば海兵隊の全面撤退を求めるのが筋であり沖縄駐留の理由である基地施設区域の無期限自由使用に歯止めを掛ける日米安保条約、地位協定の包括的な見直しを米国と交渉し沖縄本島北部に集中する訓練施設の全面返還を求めるのが前提条件である。
鳩山政権の模索する米国との合意と同時に沖縄県民の理解を得られる解決策は現実的に有り得ない。米国との合意を求めるにはSACO合意で辺野古移設を決めた際に米軍の求めた要件、ヘリ部隊と連動するKC-130空中給油機の運用可能な1300m滑走路と港湾施設が必要である。
それは上に挙げた訓練施設、北部訓練場、キャンプシュワーブ、キャンプハンセンへの兵員、物資機材の搬入に現在の那覇軍港、ホワイトビーチ、天願桟橋からの混雑する市街地経由を避ける為に必要な要件である。
閣僚の発言でも分散移転とか訓練の分散とか海兵隊の実態を知らない意味不明な妄言が目立つ。何よりも治外法権的米軍優先の無期限自由使用に歯止めを掛ける為の米国との交渉に本気で取り組む姿勢が全く見られない。
沖縄県民の理解を得るには近視眼的な目先の解決策では無く本質的な日米関係の包括的な見直しで在沖海兵隊及び陸軍グリーンベレー等の地上部隊を全面撤退させ、沖縄本島周辺の訓練施設を全面返還させる使用期限の交渉を本気で米国と行う覚悟を示すべきである。
下地幹郎議員が連立与党としての責任を果たす為に現実的な解決策として15年使用期限付きの暫定基地受け入れを沖縄県民大多数の反感を買う危険を敢えて冒してまで提起している政治家としての覚悟を鳩山政権は共有すべきである。
鳩山政権が普天間問題を5月末までに解決不能な場合は辞職すると迫った下地議員の覚悟こそが政治家としての見事な見識であり迷走を繰り返す鳩山政権への地元沖縄を愛する血の叫びである。
しかし彼の政治家としての信念、見識、覚悟を米軍基地問題の本質を見誤った沖縄県民大多数が理解出来ない現実は悲劇である。

詳しくは私のブログを御参照下さい。
http://isao-pw.mo-blog.jp/isaopw/

投稿: isao-pw大城 勲 | 2010年3月30日 (火) 23時37分

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