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2010年3月20日 (土)

春が来ました!ニホンミツバチも大忙し

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春です。文句なく春です。まこと真実の春です!

最高気温が20度になりました。もう午前の農場の庭は、在来種のニホンミツバ チが軽やかな羽音をたてています。

昨日の記事の野草の花がなにかお分かりでしたか?ホトケノザです。ホトケノザは稀にルビー色の花が発現する場合があります。うちの農場はいまやホトケノザとイヌフグリの大群落と化していますが、あのルビー色の花は稀にしか見られません。

このホトケノザにニホンミツバチが仕事に来ました。ミツバチは長い冬を完全絶食状態で、巣の中で生命活動を最小限にして、蓄えた蜜で越冬します。そして、待ち望んだ春!

樹の洞や、地上の草むらに隠れた巣から一斉に春の仕事開始です。森林地帯だと楽勝で3㎞は飛んで来ます。なにもない平坦地だと、身を隠せませんから、ぐっと短く数百メートルといったところです。

越冬でカラカラになった巣の食料庫を満タンにせねばなりません。ミツバチも大変なんです。長い「フン」という管を口から出して花の蜜を吸い出し、蜜胃にコポコポと注いでいきます。だいたい一回に25~50㎎ていどを運びます。


花粉だと10~30㎎を運ぶんですが、脇の下というのか、羽の付け根近辺にぶら下げています。たぶん飛行中のバランスがいい重心位置なのでしょう。下の写真の赤い紡錘形の小さな玉がそうです。これはなんの花粉でしょう?梅?桜?ちょっと大きすぎるような・・・。どなたかお分かりでしたらお教えください。

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1日一回だいたい10~15往復しますが、最盛期にはな~んと150回もするんだとか。見ていると面白いのは、ガサゴソと葉の裏にまわったかと思うとまたひょっこりと顔を出し、あ~でもない、こーでもないと品定めをしています。

でも、この写真のように一心に蜜を吸っている時はノーガード。私がカメラをググッと寄せても知らぬ顔。おい、ちょっとその背中あぶないぜ、オレが野鳥だったらオダブツだよ、と思ってしまいます。実際こういう時に鳥や天敵オオスズメバチになどにパックリやられることもしばしばあるとか。

昨年はミツバチが激減して大騒ぎになりました。ある種の感染症が海外から入ったと思われます。なんかこの小さなニホンミツバチを見ていると、がんばれよと言いたくなるから不思議です。

ミツバチ女王の恋は生涯ただ一回、空中で交わされます。ある晴れた日、十数メートルまで上昇した彼女を追って雄の群れが飛び立ちます。奮闘努力のかいあって、ただ一匹のみが交尾の特権を得ます。晴れた日の天空の恋というわけです。見た人によると、生涯忘れられない光景だったとか。

5月ともなると、新たな新女王蜂が誕生する時期となります。待ち望んだ分蜂(ぶんぽう)の季節が来ます。若い女王は従う家臣を引き連れて、ある日突然に新たな新天地めがけて飛び去っていきます。

ちなみにこの働きバチも雌でして、ミツバチの世界とはやたらカッコイイ女の世界なのであります。

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コメント

ミツバチの急激な減少は農薬レオニコチノイドの影響ではないでしょうか。人体には害が少ないが、ミツバチの神経に作用すると言われ巣箱に戻れなくなり息絶えるそうです。蜂群崩壊症候群というのだそうです。

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