• 20250119-145554
  • 20250119-142345
  • 20250119-142345_20250119150101
  • 20250119-150249
  • 20250119-152051
  • 20250117-013132
  • 20250117-015927
  • As20241225001545_comm
  • 20250115-143858
  • 20250113-081014

« 次から次に出てきた地球温暖化説疑惑の数々 | トップページ | 有機農業支援・また一からの旅の開始 第1回 有機農業推進法ができるまで »

2010年4月 8日 (木)

有機農業支援新予算、取得せず!

009_edited1_2

更新が滞って申し訳ありませんでした。
毎日雨が続き、春の農作業が思うに任せません。村じゅういらいらしているかんじです。ともかく、掘らねばならないにんじんなどがあっても、かんじんの畑にはいれないですから、イヤになります。

グチグチャになっているのはとりあえずガマンするとして、弱るのは日照不足でした。困った天候というのは数ありますが、日照りは灌水をすればしのげますし、台風はそもそも人為的抵抗の方法がないのだから、はなからあきらめです。

弱るのはだらだら続く長雨です。これは露地作物にはてきめんで、根腐れ病などの細菌系の病気が蔓延したりします。長雨で作物が日照不足で弱っているところに、土壌も水を排水しきれずにいます。そこへ翌朝の快晴と高温が来ると、グワッと病気が出たりします。

まぁ今日はなんとかいい天気のようで、今度はいきなり20℃などというバカな高温にならないでほとほどにしてほしいもんです。しかし、天気は思うようにならないんだな、これが。

さて昨日は、茨城大学の中島紀一先生にもお越し頂いて有機農業新予算の対応を有機農業推進協議会で議論しました。結論から言いますと、新予算はやめんべぇということになりました。

旧予算と真逆な新予算に対応するのは不可能です。産地で産出額を出すのも現実的には不可能ですし、それをたかだか年間数百万円で増大できるほど状況は簡単ではありません。

新規就農者の当該エリアでの就農義務にしかり、消費者交流の売り上げ効果判定にしかり、そもそもソフト事業予算に数字での報告義務を課すこと自体が非常識です。こんな予算を取ってしまったら、数字報告が出来ずに四苦八苦してしまうことでしょう。

もっとしっかりとした地域での有機農業の根っこを張るところからやらないと、いまさら焦って新予算対応の収益向上事業などやっても意味がありません。形としては取得せずですが、気分は限りなく「新予算、拒否!」ですね。

旧予算の廃止に際しましては、多くの方々のご支援を頂戴いたしました。改めて感謝いたします。
しかし
このようなわけで、なめがた有機農業推進協議会は、新予算を取得せずに、協議会の枠組みを保持したまま独自の歩みをすることとなりました。よろしく今後ともご支援頂きますようにお願いいたします。

■写真前回に続いて菜種の花です。こんどは素直にいじっておりません。

« 次から次に出てきた地球温暖化説疑惑の数々 | トップページ | 有機農業支援・また一からの旅の開始 第1回 有機農業推進法ができるまで »

民主党の農業政策ウオッチ」カテゴリの記事

コメント

百姓の子です。

有機農業支援事業への無知な民主党の事業仕分けが、
小沢・鳩山の民主党のいかに不毛な劇場型政治だった
かの証左と思っています。

このような無知な劇場型政治の事業仕分けを独立行政
法人や公益法人に再び内容を余り知らない派手な仕分
け人達が行って、有用だった有機農業支援事業を廃止
したように、本当は、有用な独立行政法人や公益法人
まで縮小・廃止する事案が出てきて、今回の同様に
取り返しのつかない状況にしてしまう可能性が否定
出来ないのではと危惧を感じています。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 有機農業支援新予算、取得せず!:

« 次から次に出てきた地球温暖化説疑惑の数々 | トップページ | 有機農業支援・また一からの旅の開始 第1回 有機農業推進法ができるまで »