春のテントウ虫の冒険、あらよっ、こらさっと!
ある春うららの農場の朝、テントウムシの曲芸的冒険をみていただきましょう。まずはホトケノザの大木にえいこらさ。しかし、何しに登ってるんだろうね。
葉っぱの大テーブルに乗っかってヤレ;うれしや。いい景色。と思ったら。これが不安定でやんの。おっとと。弁当を食べて、ヤッホーを言う暇もなく、たちまちアクロバットをするはめに。
あらら・・・。シュワッチ。短足ですが健気にしっかりしがみついております。見ているほうは面白いんですが、でも落ちたら・・・ぜんぜん平気。だって羽があるもん。なら、初めから羽で飛んでこいよ、と思うのはあさはか。「非常際使用のこと」ていどなもんでブンブン飛ぶもんじゃないようです。
しかし男テントウムシ(←性別未確認)そう簡単に落ちてはならぬ。勢いをつけて隣にエイヤっとのり移ります。いやホントはズルズルとですが。
この後、このヒョロヒョロの草を降りて行ったのであります。ま、そこにあったから登って降りただけか。短い人生、こんなことに使っていいのかぁ。あ、余計なお世話でしたか。
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