宮崎口蹄疫事件 その54 東国原知事の背信と薦田さんの孤立
昨夜のテレビニュースで見た宮崎県の種牛農薦田さんはやつれ果てていました。松葉杖を引いて現れ、「国家権力がやれというんだから仕方がないだろう」、「県知事から明日10時までに処分の決心をしてほしいと言われた」と言葉少なに語りました。
今日の10時までが期限だそうです。想像がつきますか、今、薦田さんにのしかかっている重圧を。
「日本農業新聞」(7/14)には「早期処分要求」としてこんな記事が載っていました。
「宮崎県川南町などワクチン接種地域の畜産農家の代表らは13日、宮崎県庁を訪れ、早期に民間種雄牛を処分するように求めた。JA尾鈴畜産組織連絡会の江藤和利会長は県への要請後会見し、「特例を求めると今後の口蹄疫対策に禍根を残す」と県の対応の甘さを指摘した。
要請書では、①民間種牛所有者が経営する別の農場で疑似患畜が見つかっていることから種牛を飼育する農場も家畜が殺処分対象となる関連農場なのではないか、②県の防疫体制の甘さは、OIE(国際防疫事務局)野清浄国復帰の障害となる、と訴えている。」
一週間ほど前の薦田さんは、「この種牛がわしの命だ。これを殺されたら死ねというのといっしょだ」と語気強く語っていました。それから約1週間。知事と大臣の直接対決があり、そして川南町の畜産農家を含む畜産組合からの要請文が出ます。そして知事が決めた16日の移動制限解除のリミットが近づきます。
薦田さんは国と県というふたつの権力、16日というタイムリミット、そして自らが住む児湯地域の同業者にまで十重二十重に追い込められたのでした。
私はこのような個人の農家に最後の決断を迫る国や県のやり方を憎みます。
農水大臣はこういう言い方をします。
「県がワクチン拒否をして処分に応じない農家と同調しているのだから、国が代執行せざるを得ない」。
一方県知事はこのように切り返します。
「そもそもワクチン接種は国が押しつけたものだ。目視検査して県所有にすれば問題がないはずだ」。
東国原県知事はこのような国への申し出をする一方、種牛所有者の薦田さんには「16日午前10時までに処分する決断してほしい」と電話をしていました。これがほかならぬ薦田さんの口から明らかになってしまいました。
やんぬるかな・・・。このような行為を、私は背信行為と呼びます。もし、東国原知事は持論である、「種牛は県の至宝」という主張を通したいのならば、国に代執行をさせるべきでした。
国の農水省の執行官に薦田さんの種牛を殺処分する様に立ち会い、全国にその非を訴えるべきでした。それを前日になって腰砕けになるとは!そして弱い老人の背中に、国との対決を背負わせるとは!
薦田さんの息子さんから「県への無償譲渡」などという破格の条件を受けながら、その意志を継がず、最後の最後のどん詰まりとなると豹変して、「自分で決断してくれ」と圧力をかけるとは!
ならば、初めから県所有の種牛で騒がねばいい。そもそも宮崎改良事業団の防疫の失敗から種牛を感染させたのは県の責任ではないですか。
10年前の口蹄疫事件の総括の中に、「種牛は貴重なので、一カ所で飼育しないで分散飼育する」ということがあったにもかかわらず、それを履行せずに今回の失敗を招きました。
あるいは、川南の県試験場の豚感染爆発が川南地区全体の畜産を全滅に追いやったことと加えて、どうしてこうも県はバイオセキュリティが甘いのですか。県の畜産施設は指導機関であるにもかかわらず、それがかくも何度にも渡って破綻したのはなぜなのでしょうか。
県知事はその失敗を糊塗するために、「県種牛は宮崎の至宝」という主張をし、殺処分を政治問題化させてしまいました。これは情緒的には国民を納得させる論理ですが、諸刃の刃でした。
そうでしょう、この論理を延長していけば、当然薦田さんの私有種牛も処分するわけには行かなくなります。しかし、そうすれば、とうぜんのこととして清浄化は先延ばしになり、知事が熱望する非常事態宣言解除という「擬似終息宣言」を打つことができなくなってしまいます。
まさに自縄自縛。そこで、薦田さんに電話をして、「明日10時までに自分で決断してくれ」と頼んだわけです。
県に防疫上の責任を負わせ、本来国が責任をもって執行すべき処分を「代」執行するとうそぶく山田農水大臣。
自分の失敗の苦しいつけ回しをひとりの農家に押しつけた挙げ句、登った梯子をはずして恬として恥じない東国原県知事。
このような人たちを私たちはなんと評したらよいのでしょうか。
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» 口蹄疫問題。国の行政権力による殺すぞという脅し。県の行政権力トップによる裏切り。 [瓶詰伝言]
ここでは、部外者である僕が賢しらぶって何かを言うつもりは無い。酪農も農業も生業としたことの無い、僕のような人間には、ただただ、怒りと悲しみへの手前勝手な共感を示すしか術が無い。口蹄疫問題に対して真摯な提言を続けている濱田 幸生さんの「農と島のありんくりん」「宮崎口蹄疫事件 その54 東国原知事の背信と薦田さんの孤立」エントリー全文を掲載する。 以下引用 「昨夜のテレビニュースで見た宮崎県の種牛農... [続きを読む]
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無責任な政治屋さんたち…ってとこでしょうか。
なんとも嫌な気持ちになります。
今回の口蹄疫発生から一連の騒動、とても他人事とは思えません。
10年前にあの程度で済んだことが、逆に問題軽視になってしまったなと。
他県でも、種牛種豚の分散配置をしていないところは多いです。今回の騒ぎでようやく検討・実施されました。
投稿: 山形 | 2010年7月16日 (金) 06時54分
高鍋で起こっている事、民主党の恫喝!県民を食わせるため、背信じゃないですよ。畜産農家の分裂も見ていてつらいです。
投稿: | 2010年7月16日 (金) 07時35分
濱田様
また無責任に態度を豹変させて、昨日薦田さんの所へ出向きました。形だけただ出向いただけです。殺処分の決断を薦田さんに促す事は一切していません。
殺処分を受け入れる説得は生産者の代表に今朝行かせています、同じ地域でワクチン接種を受け入れた農家に。
口蹄疫発症見逃しは今回のNさん以外にも川南でもNさん他、他の地区でも起っていました。ただ宮崎県が制限解除を急ぎたいために。今回も家保から申告が出なかったのが残念です。この発症見逃しを昨夜報道陣から聞かされた知事のコメント「国へきちんと報告しています」。
とっさに自分の立場が悪い、と感じると自然と「ウソ」を付かれるみたいです。49頭の発症隠しの時も。今回が初めてでは有りません。
まだ口蹄疫が再発する可能性は何も変わっていないと思います。感染ルート・拡大原因の解明は何も発表されていません。ただ感染が止まった様に見えるだけです。堆肥の処理、宮崎家保の不十分な目視検査(10/51)しか実施されなかった牛が他県にて食肉処理されています。状況知っているはずの家保(現地対策本部)がそれで良かったのか非常に心配しています。番号はもちろん頭数すら合わない管理状態なのに申告を信じていいのか。「ワクチン」由来なのか野外由来なのかはっきり確認しないといけないのではないでしょうか。
投稿: みやざき甲斐 | 2010年7月16日 (金) 08時12分
人間である以上判断の誤りは必ずあります。初動時の対応、特例で事業団の種雄牛を移動させた事や、表に出ていない事も含めて検証すれば、たくさん有るでしょう。それは、国でも知事でも県職員(防疫員)でも、農家現場・埋却作業現場・消毒現場でも、数えきれない判断ミスはつきものです。その時その時に即決即断しなければならない事ばかりですから・・・・
判断の誤りを低減させるには、法律に則って対応する事が重要です。仮にその法律が時代遅れでも、現行の法律通り判断する事が、特に行政の長は認識すべき事です。県益や関連団体の利益を優先した判断は、結果としてダブルスタンダードにつながります。
菰田さんの松葉杖をついた後ろ姿も放映されていました。国家的判断であり、移動制限解除にも影響する判断を1農業者に決断を迫るこの行為は、残酷としか言いようがありません。地域や、県全体に影響を与える事を考えたら菰田さんが出す結論も予想できると言えます。
ワクチン接種牛が症状を呈していたのにも関わらず、報告も無く殺処分、埋却されたとの報道もありました。国もその対応は適切だったとの回答・・とありました。真偽は分かりませんが、これも法律を無視、あるいは軽んじた結果でしょう。
部分部分の報道や情報で、全てを論じる事はできませんが、症状を見せている家畜の報告(届け出)の件を見ても、10年前の発生を教訓にしているとは思えず、県行政全体の気の緩みが見え隠れしていると言う印象を持つのは私だけでしょうか?
前大臣の不適切な行動もありますが、最前線の最高責任者である知事の、フラフラする言動も気になる所です。
「ワクチン接種は国が押し付けた事」と知事は発言しているようですが、現在沈静化しつつある状況が、ワクチン効果なのか、接種しなくても同じように沈静化したのかは、誰も回答できる事ではありません。その時点での判断であり、後になって検証される事ですから・・・
投稿: 北海道 | 2010年7月16日 (金) 08時55分
「薦田」さんを「菰田」さんと記載してしまいました。誤字訂正します。申し訳ありません。
投稿: 北海道 | 2010年7月16日 (金) 09時00分
濱田様のおっしゃるように農家の側からみれば、今回の知事の対応は背信でしかないと思います。
知事としては、宮崎全体のことを考えなければならない立場であり、各方面からの圧力も受けて矢面に立っています。殺処分が、制限解除と農家補償の前提という国の態度の前に、非難覚悟の苦渋の決断のように感じます。
今回の口蹄疫では、畜産のみならず、多方面に多すぎるぐらいの犠牲が生じています。沈静化正常化したら、発症から経過から沈静までを正しく多方面から検証・総括することで、この犠牲を生かしていってほしいと思っています。
投稿: 他県の一消費者 | 2010年7月16日 (金) 09時48分
東国原知事殺処分が正しいとは思わないといっていますが。
投稿: らくや | 2010年7月16日 (金) 10時37分
民主党・政府とマスコミが汚い。
東国原知事「勧告しろと恫喝されたんですよ」
http://ameblo.jp/hope-after-despair/entry-10591836332.html
投稿: らくや | 2010年7月16日 (金) 10時39分
口蹄疫の問題は表に出ている情報と裏で出ている情報があまりにも錯綜しており、宮崎県内でも一枚岩ではない状況だと思います。農家の方々におかれましても、豚、牛、鶏でそれぞれ意見の食い違いがでてくることもあるでしょう。
当事者である薦田氏と知事は何度か実際に直に話し合いをされており、その中で様々なやりとりをされていることと思います。洩れ聞こえてくる報道の中には薦田氏自身が知事に好意的な様子も伺い知ることができました。
一方、国の大臣は書面や口頭で方向性を知事に丸投げしたまま「制限解除と農家補償」を盾に圧力で迫ってきます。直接の話もしていないようです。
>薦田さんが自主的に決断をするなら、知事は傷つかない。メンツが保てるというわけです。たいした「政治」です。
果たして本当にそうでしょうか?私はそう思えませんでした。
投稿: 消費者A | 2010年7月16日 (金) 11時48分
みやざき甲斐さん、一宮崎人さん、現地からの生々しいレポートには心に滲みます!
また、北海道さんのプロ目線には敬服いたします!
ほんとに、入ってくるマスコミ情報だけではわからないことが多いんです。
ありがとうございます。勉強になります。
話題の薦田さんの憔悴しきった松葉杖姿のせつなさ…。
彼はあくまで自前の種牛(閉鎖的な事業団にとらわれない)に愛情を注ぎ、改良・育成を長年続けて地元畜産業に貢献してきた人でしょう。
こと、ここに至っては、無償で知事預けいちるの望みをたくしたが…残念ながら叶えられず。諦めの境地かと。
すごく無念。悲しいです!
この点は東国原知事を責めるのも酷かと。
様々言われてますが、宮崎の畜産業を守りたい!が最優先で動いた結果だと思います。
もうひとつ。
宮崎の皆さん、移動制限が解除されるところまでやっとたどり着きました。
まだまだ問題のあることでしょうが、他県に広まらずに抑え切った貴殿方の戦いには、心より賛意を送ります!ありがとう!
また、西日本で豪雨被害に会われた方々には、心よりお見舞い申し上げますm(__)m
実習農場時代に急な豪雨と氷でハウスメロン全滅して泣いたことがあります。農家の悲しみや無力感には心からお悔やみ申し上げます!
米は例外ながら、ジャガイモや果樹園はNOSAIで保障されるのに、メロン・スイカや葉物野菜は適用外。
なんでだ!?
捨てるんなら輸送費だけ乗せた値段+αで多少デキの良くないレタスやキャベツを売ってほしいよ!
とくにレタスは水っぽくてもサラダやサンチュみたいに使えば有効。ほぐしやすいしね。
これにもNOSAI制度の歪さが現れているかと。
難しいです。でも、解決策はきっと必ずあるはずです。
投稿: 山形 | 2010年7月16日 (金) 13時08分
このタイミングでの東国原知事の態度は、まさにサプライズですが、「筋書き通り」ではないのでしょうか。
各方面に、ギリギリまで誠意を尽くした、と。
投稿: shum34 | 2010年7月16日 (金) 13時28分
すみません。NOSAIに反応します。
根幹の制度の下、各都道府県毎に対象品目があるのはご存じですよね?
更に、たとえば家畜共済では、廃用対象(病名)もNOSAI連毎に取捨選択されています。
わかりやすく言えば、商品企画がマーケティングによってなされているのです。
あらゆる品目を採算度外視で対象にするならば、先のやりとりで言えば、実に社会主義的な制度になりますよね。
そうすると今度は、制度に寄りかかる、と言う問題が生じます。
投稿: shum34 | 2010年7月16日 (金) 13時37分
またまたおじゃまします。
なにがサプライズで「シナリオ通り」なのかわかりませんが、
あなたの論理は完全に破綻してます。
実のある批判的コメント自体はブログ主も望むところでしょうが、あなたは完全に外れた存在です。
ここから一刻も早く去るべきですよ。
投稿: 山形 | 2010年7月16日 (金) 13時45分
まったく、必死に食い付かなくても、shun34には聞いてないですから。
さっさと2ちゃんねるにでも移動して下さい。
ブログ主様、場外(場内)乱闘になってしまい、申し訳無いっす。
「そこそこ知識豊富なバカ」ってのは、一番馬鹿馬鹿しい存在です。
野菜や果樹につく虫みたいなもんですから、駆除対象と判断しました。
謙虚さの欠片もなく、他人をふみにじる存在です。
ここ数日の書き込み見て革新しました。
勝手に庭に上がりこんで乱闘して大変ご迷惑おかけしました。
投稿: 山形 | 2010年7月16日 (金) 13時58分
人様のブログで、コメント者同士での争いは厳禁です。shum34さんも、識者と思いますのでコメントに「トゲ」のある言い方や、最初から批判的なコメントは避けるべきでしょう。濱田様の開設しているこのブログは様々な人が見ていると思います。当然業界外の一般の方々も大勢います。みんなが分かるような言葉や、説明が必要なのではないでしょうか?
さて、薦田さんの種牛の件について、事業団の種牛の特例扱いをもう少し検証したいと思います。
みやざき甲斐様が仰る通り、宮崎の肉牛改良は事業団が永年にわたり多額の血税をつぎ込んで育種改良して来ました。当然県内の限られた人工授精師しか精液は手に入れる事はできませんし、県外に精液が流出する事は原則ありません。(精液の盗難事件はありましたが)県外の人は、この精液によって生産された子牛を購入し、雌子牛は繁殖又は肥育、雄子牛は基本的に肥育され、全国(神戸牛など一部を除き)のブランド牛肉として店頭や高級レストランで販売されます。繁殖用となった雌子牛は全国に散らばっており、その繁殖牛から生まれた子牛も、個体にもよりますが概ね高評価され、比較的高値で取引される事になります。
これが、現在の宮崎牛に対する位置付けで、その元となる種牛が貴重な存在であり、宮崎県の肉牛農家の利益を左右するものでもあります。ですから、宮崎県で特例でも超法規的措置でも種牛を残したい・・・と言う事になったと理解しています。
しかし、この事が今になって1農家に判断を迫る事につながりました。宮崎県の育種改良は、全国の黒毛和種の系統から良い部分(良い形質=肉質:脂肪交雑や早く大きくなるとか、体型が良いなど)を固定化する方法で進めてきました。
兵庫県の「但馬牛」は、かなり過去に他県(他地域)の血統を導入した事もありますが、基本的に県内の遺伝子により改良を進めてきましたので、系統的には純粋種と考えてよいと思います。
なぜここで但馬牛の例を出したかと言うと、宮崎県の種牛は、全国の系統の良い所を固定してきたもので、系統的には雑種強勢であり、言いかえれば同じようなレベルの種牛は造成可能であると言う事です。(育つのに時間はかかりますから、今日明日と言うわけにはいきませんが)しかし、黒毛和種の原種的存在の但馬牛だけは、全てを失う事になれば、国家的損失となるでしょう。但馬牛を守る為の対策は平時からしっかりと行う必要があります。
整理して言いますと肉牛の世界では、但馬牛は可能な限り守らなければ国家的損失となるが、宮崎県事業団の種牛は、宮崎県内の肉牛農家を含めた県内業界の利益であり、宮崎県内の損失である。と言う事になります。
それを「国家的損失」と言いきった知事に対抗する私の考えです。
投稿: 北海道 | 2010年7月16日 (金) 17時40分
この問題にマスクされているのか、周辺の野生動物に関する情報が聞こえてきません。感染鹿が山を越えて阿蘇に行き、牧草地で赤牛に接触したら。
黒毛より個体数が少なく、より貴重な遺伝子資源だと思うんですけど。
投稿: 下請です | 2010年7月16日 (金) 18時28分
そういう見方もあるのですね。例え、ブログ主様のとおりでも、知事が何度もコモダさんに会ったことは、私は好意的にみたいです。
山田に会って欲しかった。これから、来るみたいですけど。演技するのかな。笑わないだけ、赤松よりましですかね。
ただ、国に強制執行させろというブログ主様の言葉には頂けません。
例え言葉のあやでも、いただけません。執行になったら、解除が延びる。このことが、専門家で鳥インフルエンザを経験されたあなたが解らない筈がありません。 素人の私でも、宮崎が疲弊してるのが、想像出来るのに。簡単に言葉にしないでほしい。そう思いました。
投稿: リファール | 2010年7月16日 (金) 19時17分
北海道さん
僕が批評したのは、前エントリでのMICさんの発言。
その後の山形さんの「態度」には、驚いていますが、それだけです。
投稿: shum34 | 2010年7月16日 (金) 23時31分
泉谷しげるさんのブログへのコメントですが この情報へのコメントをお聞かせいただけないでしょうか?
世界の環境ホットニュース 宮崎口蹄疫騒動を検証するを
検索してみて下さい。
取り敢えず、10回と1回と4回を読んでみました。
こういう見解は検証されないのでしょうか?
これが本当なら、とんでもない事です。
宮崎の牛・豚・水牛・山羊・猪の命。
そして、沢山の畜産農家、
そして影響を受けた他の産業、
県民の生活。
...知事!負けるな!
宮崎口蹄疫騒動を検証する(第10回)
http://www.melma.com/backnumber_90715_4909341/
宮崎口蹄疫騒動を検証する(第1回)
http://www.melma.com/backnumber_90715_4866540/
宮崎口蹄疫騒動を検証する(第4回)
http://www.melma.com/backnumber_90715_4878643/
投稿: コンソメ | 2010年7月16日 (金) 23時42分
関係者が一番困っているのが、この原田云々氏の解釈を信じ込んでいる人たちがいることです。
投稿: 現役養豚家 | 2010年7月17日 (土) 00時52分
原田さんがどのような方か存じ上げませんが、
こんなトンデモないメールマガジンがあるんですねぇ。
正しい部分もあるのが、始末の悪いところ。
投稿: コンタン | 2010年7月17日 (土) 01時54分
『県議会議長、知事ブログに苦言 農水相批判で
、「県庁全体に閉塞(へいそく)感がある。知事を怖がってものを言えない。本当に県をよくするなら意見をどんどん申し上げるべきだ」述(べた)』
今回の、民間種牛殺処分に関する知事のブログ、ツイッターから発信された内容は明らかに常軌を逸しています。
批判されるべきは、大臣であろうが知事であろうが批判されるべきです。教条的に「知事は悪くない」という人達の気が知れません。
投稿: lty | 2010年7月22日 (木) 11時22分
全くその通りです。
東国原は、薦田さんを利用したんです。
やつれた、牛飼いの老人の為に、国と戦う。忠臣蔵みたいにいい話ですよね。そこで、彼の、支持率計算機が、好感度アップにつながると判断したんでしょう。
つまり、日頃の国や大臣に対する鬱憤のはけ口、自分の、イメージアップに利用できると…
浅ましい…本当に、卑しいと言うか、それに気づかない大衆も情けない…
しかし、彼は自ら、破滅の道を選んだようですね。もう少し、見守ってあげましょう
投稿: | 2010年10月19日 (火) 18時56分