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2010年7月11日 (日)

わが農村はどのような政治選択をするのでしょうか?

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本日は参院選挙です。私もお昼には小学校の投票所に行ってくるつもりですが、わが村の有権者がどのような投票をするのか興味があります。わが村(いちおう市ですが。出世魚よろしく名が変わっただけ)は純粋農村地帯で、銘柄豚の生産も盛んです。

去年の衆院選は、飲み屋で聞くとわが友人諸君も民主党に入れた奴が多かったようです。また、先日もお話した非JA系の独立農業団体も民主党支持に回った団体も多かったように見えました。

これはJAが農政連という形で、従来はガッチリとした自民党の集票構造を持っていたために、私たち独立系農業グループはそれと距離を置きたいという心理が働いたのでしょう。

しかしこの一年、「地元の農家の声を中央に伝える!」と叫んで当選した民主党新人議員は、小沢前幹事長の陳情窓口の幹事長室一本化方針でまったく地元議員としての出番を失いました。

地元議員は添え書きも禁止され、さまざまな地域農業の声は民主党県連で機械的に処理されて、果たして政府に伝えられているのか、いないのかさえもわからないブラックボックスの中に消えていきました。

地元議員は政策研究会の廃止で、専門分野を勉強する場すら奪われ、単なる賛成ボタンを押すことだけが仕事になっていったようです。そのエネルギーの捌け口にするかのように国会での統制のとれた野党への罵詈雑言が日常化しました。

政策研究会は復活したようですし、天皇陛下までをも顎で使に至った大幹事長は今は表舞台から消えましたが、今後どのようになりますことやら。このまま終わらないことだけは確かです。

また、いい意味でも悪い意味でもわが村の農業関係事業としてはもっとも大きかった土地改良区事業が、ものの見事にスッパリ半減されてしまったために全国の村の各所で工事途中で放棄される箇所が出てきました。全国理事長が小沢氏の政敵だった野中広務さんだったからだそうです。

一方、農家の懐に直接に金を配るとして出発した農家所得補償政策は,財源不足のまま、とりあえず米の生産量目標(要するに減反目標のこと)に達した農家には1反あたり1万5千円見当を配るということで見切り発車しました。今、村のあらゆる掲示板にそのボスターが見られます。

内容的には、まぁ減反政策のニューバージョンとしか見えませんが、本気で他の畑作や畜産でもやる気なのでしょうか。村の連中に聞くと、ありえねぇっしょとのことですが。

さてさて、小鳩内閣が恥をさらして潰れての最初の選挙、わが村はどちらを選択するのでしょうか。

■写真 わが家の欅。入植して5年目の記念日に植えてもう今や大木。

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コメント

おはようございます。
「農業(家畜)共済」制度の話では皆さんかなり白熱した議論になっていましたね。
要は処分家畜に対する十分な補償や、発生農家及びワクチン接種後の殺処分農家の方々が、今後の生活や営農再開が叶う様、手当てがされる事が必要であり、その支出項目が何であれ、最終的には国民の税金である事に変わりはないと言う事だと思います。(カンパは別として・・・)
アンケート調査でも、7割の人が再開したいと考えている・・・との事であり、可能な限り早期復活が出来るよう国民みんなで応援して行く必要があると思います。コメントで、震災時は個人対応だった・・・との言葉も拝見しました。どんな災害であれ、被害を受けた方々に対する補償(支援)は、されるべきであって、困っている人に対して何らかの手を差し伸べる事は行政としても人間としても当然の事と思います。(それが十分な金額かどうかは個人の状況が違いますから一概には言えませんが)
当然影響を受けた関連産業の方々にも何らかの支援があってしかるべきと思います。
事故や災害、人間であれば病気は、いつ起こるか分かりません。それに備えて保険や共済制度、互助会に入り、平時は無駄と思える出費をして置く事も、必要なのではないでしょうか?(あくまでも個々の考え方によりますが・・・)
畜種によってそのような制度が無い場合は、仲間を募って、互助会を立ち上げる事もありだと思います。
さて、いよいよ投票日になりました。どんな審判が下るか注目して行きたいです。
永らく野党だった民主党も、耳ざわりの良いマニフェストを掲げ政権をとりましたが、概ね10か月経過し、約束した項目のほとんどが挫折(頓挫)している状況だし、与党だった自民党も慣れない野党で、中々民主党の主張を切り崩せないし、他の野党も政権を取るつもりもないから勝手な事ばかり言っているしで、本当に今回の選挙は誰に、どの政党に一票を投じれば良いのか迷っています。(ちなみに家内から「お父さん今回誰に入れたら良いの?」と聞かれ、答えに詰まっている状況です)
特に今回は「参議院」選挙で、ほとんど役に立たなく(役に立っていない?)不要論まで出て来ている議員選挙ですから、迷いに拍車がかかっている状況です。
当選すれば年3,000万円以上手当てが支給され、豪華な議員宿舎が与えられ、6年間選挙も無く安泰の参議院議員・・・・と考えれば本音の所、選ぶ意欲も薄れてきます。ましてやそんな参議院にこれだけの議員数が必要かも疑問な所です。
一国民が思っていても大きく変える事が出来ないのがもどかしいですね。
何とか考えてこれから投票して来ます・・・

悩ましいですね。
長年の自民農政が良かったとは言い切れないし…

与党民主は…いまだに自民批判と、野党時代に「やめろ!辞任しろ!」の大合唱だったようなことは、自分たちに降りかかると平然としていられる厚顔無恥の集団。
外交・防衛はダメダメっぷり全開!


北海道様
昨年短期の北海道旅行をしましたが、札幌~宗谷~浜頓別~美深~朱毬内~士別~札幌
と、1日で走破しました。
17年ぶりだったんですが、増えたのは風力発電ばかりで、行き帰りの道で「廃業してしまって荒れ果てた酪農跡」が非常に目につきました…
同時に町民ホールや体育館といったハコモノ行政が、経済を支えてきたことも実感。
なんとかならんもんですかねぇ…。
特に北海道の農政・経済は、大きなパラダイムシフトをしていかないと持たないよなぁ…という感想でした。(具体案出せずすいません)

山形様
1,000㎞越えのドライブでしたね。大変ご苦労様です。
あと少しで投票も締切ですが、さてどうなるら・・・
酪農の廃業跡を何か所もご覧になったと思いますが、地域によって様々ですね。比較的小規模酪農家及び後継者がいない、負債がかさんで・・・と理由は色々です。それでも北海道全体では戸数は減っていても、生産量は微増状況です。薄利多売での大型化が一層進んでいます。これも、これまでの農政でしょうか?それとも経営者の能力の無さでしょうか?立場上色々な酪農家を見てきていますが、中々割り切れないものがあります。
濱田様も仰っている所得補償は、米で試行の結果を見て他の作物及び酪農畜産版を・・・とのもくろみの様ですが、簡単では無いでしょう。財源の事も当然あります。先般答申された「家畜改良増殖目標」についても座長が「生産現場の意見を聞いて・・・」と言う事で所得補償の事は結論を先延ばししたような事が報道されていました。来年度予算の概算要求する8月や9月には間に合わないと思いますし、どんな方向に行くのかもさっぱり見当もつきません。それもこれも、今回の選挙結果なのでしょう・・・

ねじれ国会確定ですね。
どうなっていくのか、これからの国政を見守りましょう。

かつて自民時代に「行政に言われるまま、農協に勧められるまま」どんどん借り入れて規模拡大して・・・経営が傾いて、食管制度廃止による米価下落がトドメで廃業…残ったのは億単位の借金だけ、
という大農家(特に岩手県)も多いです。
批判を受けながらも、さっさと自主流通米を出荷して販路拡大に成功したグループがあるからといって、
「毎年米さえ作ってりゃよかった」という考えが甘いとも言い切れないでしょう。当時の農家にそこまで「経営センス」を求めるのは酷です。
秋田県の大潟村のような対立構図もあります。
大潟村は特に極端な例ですが、それに近いことはあちこちの農村でありました。

酪農家も同様だと思います。
うーん。悩ましいこと…。

北海道様
なるほどなるほど…勉強になります!
全体での生産量は落ちてないと。
そして乳製品メーカーは原料を大量に輸入しながら、地元で余った牛乳の大量廃棄などという勿体ない悲しいことが起こる現実…。

昨年の北海道ドライブは快適そのものでしたが、ボロボロになった牛舎や屋根が抜け落ちたサイロとか…見ていてすごく哀しくなりました。
それがまた地元と違って北海道の酪農規模って広大なものですから、余計にそう感じました。

昨年の衆議院選挙と同じで、都道府県の1~3人区は、風の向きにより、政党の力関係が逆転する事が改めて示された感じですね。今後の選挙においても、それまでの政策が問われたり、選挙直前の動きによって大きく変わる事になります。本当にそれが良いことなのかどうかは分かりませんが、一票の重み・投票する責任が国民に求められている事を認識する事が必要です。
政党も票を獲得する目的だけで、タレント候補を乱立する手法にも厳しい目が必要なのではないでしょうか?
今後の政策や我々に関係する農政がどのような方向に行くのか注視してい行かなければなりません。口蹄疫についても、すっかりマスコミ報道が無くなり、関心は選挙一色でしたが、絶対に忘れる事や関心を低下させる事のない様に、このようなブログを通じてでも発信し続けなければならないと思います。
いつどこで発生するか分からない伝染性疾病を、関係者は基より、国民が関心を持ち続けるようにしていく事が我々に求められていると思います。
牛乳・乳製品の国内生産や輸入に関する話題については、いつか濱田様がコメントした時に詳しく記載したいと考えています。
明日13日と14日は所用で上京しますので、出張先でブログを拝見したいと思っています。

shum34さん。私の精神分析を数度にわたってしていただいて感謝に耐えない。

ただし、これ以降、このブログコメント欄でこのような無礼な振る舞いはやめていただきたい。
記事の主題とはなんにも関係ないことで゛私のことを何も知らない君からとやかくいわれる筋合はない。

ここは私のブログ、いわば私の家であり、君は客人にすぎない。そして私には客人を選ぶ権利がある。
私は他人の家に上がり込んで、主人を冷笑するタイプの人間を好まない。というか、そんなタイプを好きになるブログ管理者は世の中にいるのだろうか?

一回めは若い人はしかたがないと黙殺した。しかし黙殺をいいことに、「山形」さんの注意も聞かず二回にわたって同じ内容のコメントを送りつけたきたので、警告する。
君は私を挑発してなにか楽しいのか?

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