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宮崎口蹄疫事件 その101 「「口蹄疫対策民間ネット」について

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昨日の呼びかけについてとまどわれる方が多かったせいか、ごく少数の反応しかないという私のブログ始まって以来の結果になりました。正直に申し上げて、非常に残念です。

唐突だったことを反省し、若干の補足説明をいたします。

まずこのメーリングリスト(ML)は、「畜産システム研究所」の主宰者三谷氏の呼びかけで始まった「口蹄疫対策民間ネット」に拠っております。

これは、わが国で最初の民間の手による宮崎県口蹄疫事件を検証し、新たな防疫体制を構築するための横断的な試みです。

私はかつての茨城トリインフルエンザ事件の経験者のひとりとして、国家官僚と一部の学者によるによる総括が、なんの防疫体制の改善につながらなかったことを目のあたりにしてきました。

また、北海道を中心とするかつてのBSE事件も、不徹底な結果に終わったことも記憶に残ることです。

国家官僚は、責任を回避することが前提となっているために、みずからの失敗を「ないもの」として総括してしまいます。結果、宮崎県や茨城県のような大規模災害を経ても、喉元過ぎれば熱さ忘れるの言葉どおり、小手先の改善がなされただけで終わってしまいました。

今回の宮崎県口蹄疫事件もお定まりのコースを辿りつつあるように見えます。年内に検証委員会の最終報告が出て、それを錦の御旗として農水省と政府は、県に対する権限強化を骨子とする家伝法と防疫指針の一部改正を上程して幕引きとすると思われます。

これでは死んでいった30万頭の家畜たちの死が無になります。

さて、先日の呼びかけの骨子が殺処分を前提にしたワクチン接種に反対する内容であったために、戸惑われた方もいらしたと思います。現役の畜産農家は、その方針には賛成の方が多いのも事実です。私もかつてはそうでした。

この問題は本質的なことを含んでいますので、今後じっくりと検討していくつもりでおりますが、今回の「口蹄疫民間ネット」は狭く殺処分を前提にしたワクチン接種反対の立場でなくとも、宮崎事件の解明と今後の日本の防疫体制を考えていこうとする方に広く開かれています。また、ML参加者の匿名性の保護(*管理者には通知されるが、参加者一般には知られない)を三谷氏に要請しております。

ぜひ、このままうやむやに終わらせたくないと思われる方に広く参加を呼びかけます。

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コメント

>「畜産システム研究所」の主宰者三谷氏の呼びかけで始まった「口蹄疫対策民間ネット」は、わが国で最初の民間の手による宮崎県口蹄疫事件を検証し、新たな防疫体制を構築するための横断的な試みです。

個人のメールアドレスを登録(?)して、具体的に何をなさろうとしているのか、もう一つ分かりません。
もし、机上で検証するなら貴ブログのような(掲示板的)ものを活用すれば、可能であろうし。
物理的な検証は、まず無理でしょうし、匿名性を重んじるということであれば、集うことは難しいでしょうし。
貴ブログ内で、成されている意見交換(コメント投稿)では、不十分ということなのでしょうか?
今一つ、なさりたいことが見えないのですが。
ちなみに、この三谷氏という方は、広島大学名誉教授 三谷克之輔氏(ブログに不慣れな者と称されている)のことですか?

投稿: Cowboy | 2010年9月19日 (日) 11時16分

管理人様お疲れ様です。

正直何をされたいのかわからず、戸惑ってます。
100回記念ではなくて、100回はあくまで通過点で
よろしいのでは?
被災地では「おとり牛」が導入されているようですが、
この件についても取り上げてほしいです。

復興へ向けての取り組みに水を差すような疑問で恐縮ですが、この「おとり牛」で再び感染が疑われた場合、
宮崎県内の家畜市場は再び閉鎖されるのか?
こちら、隣県の市場も影響受けそうで、非常に不安です。

投稿: doll24 | 2010年9月19日 (日) 19時17分

口蹄疫対策民間ネット
http://www.satousi.com/fmdA.html
(はっきり言って、読みにくいサイトです。)

こちらのことですね?

投稿: コンタン | 2010年9月19日 (日) 20時05分

私は、口蹄疫対策民間ネット サイトのことも、管理者のことも、まったく知りませんが、パソコンはご自分で、定年退職後、いま今、始められたらしい。

サイトは、多分、元大学教授さんなので、大学側が手伝ってくれたもの?

本人は、パソコン、ブログ、メーリングリスト、いずれも初めてらしいですよ。ホームページを自分で持っているのに、、と、思ってしまうと、話が合わないかも。。いわゆる、定年後、初めて、現代のパソコンを触るって感じに見えます。

ただ、口蹄疫禍については、特に、科学者として、農水の発表が問題との認識らしいです。

読みにくいとかは、ベースが、たぶん、ワープロの文字を変換してアップした感じで、アップロードソフトも、古いものなので、修正が面倒なのでは?

いまのパソコンに、データーバックアップして、再アップロードすれば、たぶん解決しますけど。。

投稿: りぼん。 | 2010年9月19日 (日) 20時21分

管理人様こんばんは。青空です

皆さんと惑われているようですね。私もですが。
管理人様が発起人となり対策委員なりを作られるとおっしゃるのであれば私も微力ながら力添えさせていただきたく思いますが、不勉強でこの三谷様のことがまだよくわからず、どうしたものかと思案していただけです。

管理人様がご心配の通り、既に農水省の本体は「正史」を綴り込む作業にまで入っているいようで、声をぶつけるには今しかないという状態でしょう。
大臣もかわり、少なからず、農水省内部の人事も動くでしょう。激烈な出世競争のある国家官僚が今回の一軒で内部でお咎めなしとなるとは困難でしょうから、解りづらい形で更迭されていくでしょう。

しかし、どうしたものか。できればもう少し詳しくコメントを頂ければありがたいです。

投稿: 青空 | 2010年9月20日 (月) 00時59分

青空さんへ

霞ヶ関農水人事と宮崎県家保人事は、人事権のある方が、勝手におやりになること。それが懲罰異動なのか定時異動なのか、大臣が変わったので、政治主導異動なのかは、外部からは、解りませんし、こちらには、関係ないことです。
三谷さんの意思は、想像ですが、このままだと、再度また、口蹄疫ウイルスの侵入を許すことになるし、許したら止められないことになる。本当は、30万頭殺さざるを得なかった科学データがあり、それをまともな科学者がみれば、すべてが解らないにしても、家畜たちの命に報いる報告書になるのでは?との思いなんでしょう。公務員の責任問題追及やA農場問題とは、別な意味で、故意に真実を曲げ発表することに、怒りを感じておられるように、私は感じたのですが。。

投稿: りぼん。 | 2010年9月20日 (月) 04時29分

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