宮崎口蹄疫事件その117 「現役養豚家」様から反論を頂戴いたしました
ご心配、ご配慮をいただきましてありがとうございます。まだ相当に痛いです。耳の病気って、頭の中で大伽藍がガンゴンいっているようなもので、痛み止めを呑むと、今度は遠くでお寺の鐘がゴーン、ゴーンと、ってな調子で、参った。ものを食べても痛いし、それに何にも聞こえないしね。にわか身障者すっよ。え~ん。
沢山治療方法をご教示頂きまして感謝に耐えませんが、たまらずに耳鼻科に行きました。リッパな外耳炎で、こんなになるまでほっておいてさっさっと来なさい、と女医さんにお説教を受けた次第であります。
さて、この間の私のブログのワクチン接種・全頭殺処分方針の批判的トーンに対して、「現役養豚家」様から、長文の反論を頂戴いたしました。
ご承知の方も多いでしょうが、「現役養豚家」様は、かの有名ブログ「口蹄疫・・・現役養豚家の考え」http://blog.goo.ne.jp/iloveyoujh1rfd/の主宰者でいらっしゃいます。非常に理論水準が高く、情報量も豊富で、私など足元にも及びません。
秋風に散る落ち葉のように、というとロマンチックですが、要するに喉元過ぎてヒトの噂も70何日で、速やかに宮崎事件は過去のこととなりつつあります。その中で、冗談じゃないぜ、と意地を張っている貴重な同志的ブログだと思っております。偶然ですが、氏は霞ヶ浦の対岸の住民なのですな、これが。
今回、ワクチン接種・全頭殺処分方針について、私はいくつか問題提起をいたしました。簡単に整理しておきます。「現役養豚家」様の投稿を先にお読みになりたい方は、中程以下をまずご覧ください。
① 疾病小委員会がワクチン接種方針を答申した根拠となった、「ワクチンによるウイルス抑制効果」は非常に疑わしいこと。
② したがって、今回の宮崎県の事例において、接種後に多数の発症が見られた。むしろ接種日5月22日から、抗体が出来る1週間前後の5月28日からの発症例は、一部の例外を除いてことごとくワクチン接種家畜であったことがそのなによりも証明。
③ ワクチンによる抑制効果が仮にあったとしても、すべての家畜が既に、ワクチン接種を条件としてすべて無条件に全頭殺処分され埋却処分されており、今となってはその効果の測定のしようがない。少なくとも検体は保存しておくべきだったのではないのか。
④ 下図に見るようにワクチン接種・全頭殺処分の家畜の頭数が異常に多すぎた。図においては、5月22日以降を注目していただきたい。これはそれ以前の通常の患畜、疑似患畜の殺処分数よりはるかに多い。これでは、病人を治す治療で、病人を半殺しにしてしまうが如き本末転倒な手段である。 ⑤ 使用されたワクチンがマーカーワクチンであると思われるので(山内一也東大名誉教授の説による)、なぜ接種後のNSP抗体検査を実施し、実際の自然感染と分別しなかったのか。もし、分別したのならば、5月中旬以降のかくも膨大な殺処分は不要なはずであった。
⑥ 不必要なワクチン接種・全頭殺処分方針をしたために,埋却地が圧倒的に不足した。処分そのものにものにも、のべ5千名もの獣医師を全国から動員せねばならなくなった。この専門家のマンパワーは本来、マーカーワクチン接種後のマーカー検査や、発生動向調査に振りあてられるべきではなかったのか。
⑦ 感染拡大が停止したように現象しているのは、単に膨大な殺処分が家畜のいない緩衝地帯を作り出したからにすぎない。ワクチンの効果とはなんの関係もない一種の焦土作戦の結果、ストップしただけである。
⑧ ワクチンによる一定の抑制効果はあったと考えるべきだが、殺処分されてしまったワクチン接種家畜の中には、膨大な未感染(ワクチン抗体は除く)、かつ健康な家畜が含まれていたと推測される。これは地域経済に甚大な被害を及ぼし、精神的苦痛を数倍に膨れ上がらせた。
⑨ 私はワクチン接種自体を否定するものではない。するならぱ、その後のマーカー検査を実施し、発生動向調査で拡大を見極めた上でするというオーソドックスな方法がなぜとれなかったのか、と言っているだけである。また殺処分も否定するわけではなく、あくまでもこの前者の条件と組み合わされて実施されるべきだと主張している。
⑩ 2002年OIE総会においての議決によれば、ワクチン接種後であっても、殺処分することなく、清浄性確認されれば6カ月後に清浄国ステータスを回復できる。わずか3カ月間の差にすぎない。この3カ月間にこだわって、大量のワクチン接種後・全頭殺処分をする意味がどこにあるのか。
まだまだあるのですが、いかん、だんだん長くなりました。ぜんぜん整理になっていませんね(笑)。申し訳ありません。ではお待ちかねの、「現役養豚家」様の投稿を掲載します。
これは全体の約3分の1です。全文を無編集で掲載してほしいとのことでしたので、ご要望どおりにいたしました。次回残りを掲載いたします。
~~~~~~~~~~~
以下の文責は 現役養豚家 かくま牧場@茨城 にあります。
今回のワクチン接種について
OIEへのステータス回復申請が出されましたが、すでに巷間では口蹄疫は過去のこと
と忘れ去られています。
さて、今回の口蹄疫ではワクチンがつかわれました。このワクチン接種を巡っての論争
…議論…があちこちでなされ、なかには陰謀論や国による実験台との【なんとも馬鹿馬
鹿しい】論評もなされています。あほらしい論評はほっとくにしても、ワクチン効果へ
の疑問や、そもそもワクチンを打つ必要が合ったかという疑問はもっともであり、これ
からも真剣に議論を重ねていく必要は当然あります。
そのため、ワクチン早期接種と殺処分による早期収拾を5月連休明けに提案した、私の
所属団体【日本養豚協会…JPPA】と関係団体の動きを皆さんに時系列的にまず知っ
てもらう必要があります。
ちなみに、私も連休中に所属団体に対し、ワクチン接種と例外無き殺処分徹底の要請を
個人的にしています。
◎まず、ワクチン接種の是非について
接種計画が表面化したとき、いくつかの問題が出ました。
① 効果のほどが不明…これについては私のブログで持論を述べています。
② 補償問題…補償範囲と金額…特措法で一応片付いたが、別な問題を引き起こした(
④と併せて後述)
③ 埋却地…確かに大問題
④ 健康な家畜への接種が殺処分という結末に対する不信感。
④に関して、知事はじめ畜産農家…特に牛関係…と世論の反発が非常に強く、それが補
償問題と結びつき結果としてワクチン接種が遅れたことは事実です。
しかし、ここで見過ごしてならないのは、【口蹄疫清浄化作戦は、健康な家畜であって
もルールの中で殺処分する】のがワクチン非接種清浄国の常識であり、またOIEコー
ドでも認められていますし、幾多の国でその方針が貫かれています。
ですから、知事や和牛農家が【健康な家畜をなぜ殺す】とテレビなどを通じてわめいて
いたとき、私は失笑するとともに戦慄…口蹄疫防疫のイロハのなんたるかを知らない人
たちがリードし,それに疑問を持たないマスコミに…を覚えました。直近の例を挙げましょう。
まず韓国の今年の例では、発生農場の半径500メートルから3キロ圏内の偶蹄類を例
外なく殺処分しています。
少しさかのぼった2001年のオランダでは、ワクチン接種した家畜を含め約15万頭
が殺処分と【淘汰処分】されています。
【淘汰処分】に注目してください。オランダでは、ワクチン接種家畜は【淘汰処分】さ
れています。この淘汰処分とは発生地圏内の食肉処理場に運び処置されたことを指しま
す。ここで多くの人が誤解するのが、食肉処理場での処置を食肉流通させたと勘違いす
ることです。
実は食肉処理場での【淘汰処置】とは処理場でと畜し、その後すべてを廃棄処分するこ
とを指しています。つまり、殺処分の密室化ということです。
なぜ、オランダがワクチン接種に踏み切ったかといえば、一つは宮崎同様に殺処分に対
する補償問題で畜産農家から反発され、対策が遅れたことと、埋却地問題です。
もう一度書きます。
口蹄疫鎮圧には、【今のところ】健康な家畜であってもある程度殺処分が免れないことを念頭に置いた処置が不可欠なのです。
ですから、これがいやな人は【実効性のある別案を提起】するか、あるいは畜産から身
を引く。でなかったら【口蹄疫汚染国】へでも引っ越ししての経営に転換してもらうほかありません。
(続く)
■写真 ムラサキツユクサです。私が最も好きな野草です。特に朝露に濡れる彼女の清楚な美しさには心打たれます。放射能で色が変わるので有名になりましたが、あまりそんなことで有名になってほしくはないですね。
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コメント
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現役養豚家さまの反論。大変緻密で、国際的な原則論をご紹介頂いてありがとうございます。
ただ、善後策として清浄国復帰が数ヶ月遅れても、もっとやれることがあるのではないか?という疑問を持ってます。
30万頭の処分は本当に必須だったのか?殺して埋めたらもう安全なの?という疑問です。
じゃあ、殺すこと前提のリングワクチネーションは必要だったのか?
ってことです。
あくまで素人意見で僭越ですが、口蹄疫伝播にはまだまだ解らないことが多くて、過去の事例にとらわれずに初動と防疫体制をしっかり見直して確立していく不断の努力が必要だと考えます。
リサーチをしっかりやって確かなデータを取れれば、OIEに防疫体制の逆提示も可能になるでしょうと。
投稿: 山形 | 2010年10月 7日 (木) 08時25分
まず、延べ5000人の獣医師は発生当初からの人数であり、ワクチン接種に当たったのはずっと少ないです。実質100人??程度でしょう。
山形さん
はっきり言わせてもらいますが、たかが数ヶ月の重みをまったくご理解されていませんね。
OIEや二国間多国間には数ヶ月とか年単位でかまわないんですが、畜産の現場では半月も物流が制限されたらパニックです。
うちの例ですと、毎日10頭の豚が生まれ、すべての豚が一日700グラムずつ太り、毎日10トンくらいの廃水と、5トンの糞が出ています。
数ヶ月移動・搬出制限されればどうなりますか??
ですから、対案を出すのであれば【実効性が無ければダメ】と申し上げてるのです。
よく言うでしょう
小さな親切大きなお世話って。
リングワクチネーションで殺処分したから30万頭で済んだと私は考えています。
詳しい事は今夜にでも、拙ブログに書きます。
投稿: 現役養豚家 | 2010年10月 7日 (木) 09時41分
濱田様
ワクチンの話とはズレて申し訳ないですが・・・・・今朝の農業新聞で、農水省がOIEに清淨国復帰申請を行った事(1面)と、それを受けて北海道の千歳空港及び港湾における水際防疫対策を取りやめる事が出ていました(地方面)。
(北海道口蹄疫侵入防止対策本部委員会:会長 高原副知事)
早速、道庁の「畜産振興課」に真意を問い合わせたら、
「国は国内に口蹄疫ウイルスが存在しない事で清淨国復帰申請したのだから、国内で消毒マットなどで対策を実施していては、整合性が取れない為、決定した。但し、取りやめるのは国内線のみで、国際線のゲートには、これまで通り実施していく」との事。
また、4月20日発生後正式にはいつから設置したのか?
「正確な日付は即答できないが、5月下旬から6月上旬であったと思う」との回答であったため
「確か6月8日か9日だったと思う」と話したところ「その頃と思う」との回答
では、
「4月20日から何故50日も経過してから設置したのか」との問いには
「千歳空港と函館空港は国交省の管轄であり、一般客も月に80万人以上利用しており、マットに足をとられ転んでも困るため、理解してもらうために時間がかかった」との回答
この程度の認識では、発生しない事を祈るだけですが、不幸に発生した場合を考えると、恐ろしいです!!
(ここでは記載しませんが道庁の回答者名は聞いています)
尚、十勝地区の家畜保健所の担当者にも問い合わせましたが、道庁の担当者とは認識が違い、現場レベルで真剣に危機感をもって考えていました。
投稿: 北海道 | 2010年10月 7日 (木) 16時25分
「北海道」様。それはひどい話ですね。なにが整合性だって。北海道は中国から観光客がわんさか来ていますよ。
水際対策は、必須です。消毒マット、牛や羊、豚の農場や施設に入ったか、家畜にさわったことがあるか、牧草地にいたことがあるか、などの申請書も要ります。米穀や豪州はとうにそうしています。こういうことこそ国が行政指導すべきですね。
ところで「現役養豚家」様。「小さな親切、大きなお世話」というような表現はお止めください。建設的議論にならなくなります。
投稿: 管理人 | 2010年10月 7日 (木) 17時11分
現役養豚家さま。
私は数ヶ月の違いによる現場の混乱に関してはよく理解しております。
要は『充分な安全が担保されたのか?』という単純な疑問です。
素人が言いたいことをベラベラと…と思われるかもしれませんが、別にあなたを批判していませんし、親切などでもありません。買って食べる肉好きな消費者です!
特定の団体の人間でもありません。
『リングワクチネーションの効果であの程度で済んだ』と『殺処分前提でのワクチネーションじゃ意味あったのか』の対立ですね。
5000人の獣医師の残り4900人位はどうしていたのでしょうか?
北海道さま。
なんかそれも酷い話ですね。せめて消毒マット位は…。
どこもそんなもんでしょうけど。
投稿: 山形 | 2010年10月 7日 (木) 18時57分
ああ失礼!
「延べ5000人」でしたね。すいません間違えました。多すぎでした。
しかし、殺処分に100人位って少ないなぁ。
他に疫学調査やってた人はどれだけいたんでしょう?
投稿: 山形 | 2010年10月 7日 (木) 19時04分
山形さんへ
今朝ほどの私のコメントですが、自分で読み返し、まことに失礼な書き方であったと、反省している所です。
まずはもって、大変不快な念をお持ちになられたことに対して深くお詫びもうしあげます。
管理人さんからもご注意を受けました。
また他の読者のかたにも改めてお詫び申し上げます。
本来であれば謹慎蟄居のところですが、表現に留意すること条件に、改めて論議に加わらせてください。
また山形さんにおかれましても、これからもご意見をお聞かせください。
さて、5000人の件ですが、この数字はたしか、初発から最後までの期間、作業にあたった獣医師の延べ人数だったと思います。
ですから、日平均80人~100人くらいでしょうか。
ワクチン接種は終盤の実質数日で終わってますから、おおよそ100人で済んだのではというのが、私の見解です。
投稿: 現役養豚家 | 2010年10月 7日 (木) 19時17分
本当に横道に逸れてしまって申し訳ないです。
畜産基地、食糧基地と言われている北海道ですら、この認識ですから宮崎県や隣県及び九州の各県以外はほとんど同じ程度かな?と想像しています。
発生や終息を繰り返している隣国や尖閣諸島で対立した発生継続中?の、かの国と同様にいつ、何処で発生するか分りませんし、常に高いリスクを抱えて行くのでしょう・・・
ヨーネ病やサルモネラ症の様に口から入らなければ伝染しない疾病と違う、口蹄疫からどうやって自分の牧場を守ればよいのか?
様々な場面で行政に対して要求(要請)して行くつもりです。
限られたスペースで自分の思いを全て記入(コメント)するのは難しいです。言葉足らずで誤解されたり、誤解する事もあり得ます。管理人様の想いである、良識を持ちお互いに意見交換や情報交換しましょうよ!!
投稿: 北海道 | 2010年10月 7日 (木) 21時32分
ワクチン接種班と殺処分班は厳密に区分されています。
ワクチン接種班も感染源とならないため、1班一日一軒しか回りません。
一つの班に案内役1人、獣医師1から数名、あと補助員で班あたり最大10人程度。
ですから、実際の人数は100人より少ないかも。
投稿: 現役養豚家 | 2010年10月 7日 (木) 23時08分
④のグラフ、桁が万頭になっていますが、千頭では??
それと、5/22以降でも、ワクチンエリアの内側に未接種農場の殺処分待機農場があったはずです。
投稿: 現役養豚家 | 2010年10月 7日 (木) 23時59分
もう一つ、発症農場に火消しワクチネーションは今回あったのか?
あったとすれば、見かけ上ワクチン接種殺処分が上乗せになります。
MAFFの資料ではたぶん火消しはやってないようですが。・
投稿: 現役養豚家 | 2010年10月 8日 (金) 00時03分
>④のグラフ、桁が万頭になっていますが、千頭では??
これは、岡本嘉六先生のHP
http://vetweb.agri.kagoshima-u.ac.jp/vetpub/Dr_Okamoto/Animal%20Health/Epidemic.htm
にある、「未処分の疑似患畜頭数」なので、万頭であっていますが、
ワクチン接種の頭数は含まれていません。
投稿: コンタン | 2010年10月 8日 (金) 10時04分
ワクチン接種の状況は、ちゃんとした公表がないので、記事などの寄せ集めの数字ですが、
■獣医師1名、補助員1名、運転手1名、で1チーム(おおむね)。
■接種チーム数(新聞記事による)
5/22 27チーム
5/23 57チーム
5/24 80チーム
5/25 71チーム (5/25までで95%接種完了)
■接種頭数(頭数と戸数は「第3回口蹄疫対策検証委員会資料」による)
5/22 22,096頭、 6戸 (818頭/チーム)(全て豚)
5/23 41,059頭、165戸 (720頭/チーム)
5/24 31,436頭、187戸 (393頭/チーム)
5/25 25,011頭、437戸 (352頭/チーム)
5/26 5,137頭、213戸 (不明)
■累計の接種頭数と戸数
5/22 22,096頭、 6戸
5/23 63,155頭、 171戸
5/24 94,591頭、 358戸
5/25 119,602頭、 795戸
5/26 124,739頭、1,008戸 (99%接種完了)
(注:「第3回口蹄疫対策検証委員会資料」では、5/26までの
合計数が、124,698頭、994戸と記載されていて、計算と合わない。)
■最終の接種頭数と戸数
6/2 のOIE Report No.7 で、125,215頭(牛45,612、豚79,603)
6/30 のOIE Report No.11で、125,564頭(牛45,961、豚79,603)
10/6 のOIE Report No.16で、125,668頭(農場数1,066)
■使用ワクチン
メリアル社製、製品名Aftopor、抗原O型、不活化ワクチン
政府の備蓄: 70万ドーズ(dose:投与量)
今回は1.5倍量接種しているので、約46万頭分
■接種法
全頭接種(風邪などの病畜も接種)
生後13日以下(牛)は接種しない、新生豚は?
筋肉注射(連続注射器を使用)
投稿: コンタン | 2010年10月 8日 (金) 10時45分
補足
5/26の時点で、接種拒否が21戸ある、と報道されています。
投稿: kンタン | 2010年10月 8日 (金) 10時55分