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2010年11月 5日 (金)

TPPをやるなら、足元から見ねばダメだ

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今日は、ちょっと気になった口蹄疫以外の農業の話題を簡単に考えてみたい。
■ TPPは、今までの私のスタンスでは大反対。その理由は長いシリーズにして過去ログでも書いたので、関心がおありの方は、グローバリズムから入って下さい。
今はちょっと考えかがまとまらない。やはりこのまま兼業温存路線でいいのか、ということが焦点となる。
もう少し考えがまとまったら記事にしたい。
■ 松坂ブランド牛訴訟では、今まで日本のあり方がいいかげんすぎた。三重の農家は悪意ではなく、むしろ優良農家なのでお気持ちはお察しするが、今後の日本も「産地呼称統制法」というフランスの表示法概念が導入されていくだろう。
三重の農家も大変お気の毒だが(売り上げが半分になったとか)、自分でブランドを作って、認知させていくしかない。
「松坂牛」が、市行政がらみで縛りをかけてしまった以上、従うしかない。「松坂牛」もいままでさんざん悪用されてきているし、なにせ日本の産地名を中国がパクってきているほどだ。
■ フランスで「シャンパン」と名乗れるのは、シュンパーニュ地方でとれた発砲ワインだけで、それ以外は名乗れない。これは産地呼称統制法があるからだ。それ以外にも、ラベル・ルージュ(赤ラベル)農産物の規定とか、非常に厳密に出来ていて看視され、運用されている。
だからフランスの農産物は国際競争力があるともいえる。
日本の農産物も国内向けだけではなく、国外に目を向けると致し方がない道なのだと思う。輸出市場を前提として考えれば、これからの日本農業にとって、避けられないことなのだ。
これについては農水省が表示法を強化して、罰則つきの業界指導をするしかないだろう。
厳しいが私たち有機農産物は、もっとも零細な分野でありながら、既に10年前からやってきている。
■ TPPをやると管総理が言うなら゛このような農産物輸出競争力の基盤整備からしなけれもはだめだ。
これをしないでいて、農家戸別所得保障などというバラ撒きでお茶を濁す(というにはあまりにも巨額だが。まともにやったら3兆円でも足りない)のではなく、このようなひとつひとつの足元から、しっかりと輸出基礎体力をつける必要がある。
■ たとえば、今農水省が大好きな米粉化や6次産業論などは、私のグループは数年前から真っ正面から取り組んでいる。
しかし実際にやってみると、とんでもないことがわかってきた。例えば、私たちのグループの米が減反対策で米粉化することになった。
しかしそのままでは脳がないし、第一量がハケない。
■ ではというので、米粉を自分の農産加工場でさまざまなものを作ろうとしてみた。ところが、うどんにする製造免許と、スパゲッティにする製造免許は別で、しかもそれを同じ製造所でできないのだ!
つまり、農家が自分の米粉をうどんにして一軒の製造所を建て、そしてスパゲッティにするためにまたもう一軒建てねばならない!
また、それに有機のほうれんそうの加工品を練り入れてオーガニック・ベジタブル・スパを作ろうとしても、それらはすべて別個の製造所が必要で、すべて別個な製造免許がいる。
たかだか自分のほうれんそうスパを作るのに3カ所も加工場を作れと言うのか?バッカじゃないのか。
農政事務所に問い合わせると、そのような決まりになっていると言うだけ。
これで6次産業ができたら奇跡だ。
■ 農業がただ作物を作るだけではなく、生産を起点としてさまざまな企画-加工-流通-販売-観光を構想していこうというのが農業6次産業論だ。
ところが、その太鼓を叩いて、補助金を出しても、かんじんな法整備が出来ていない。しかも補助金は単年度で、販売目的には使えないようなものばかり。
■ 結局農水省は何をしたいのか分からない。ただ流行を口にして、今までの保護農政から転換したようなふりをしているだけだ。
このような今までの官僚の悪しき統制をひとつひとつ打破して、農業の競争力をつけねば、TPPもクソもない。こういうことこにこそを政治家が「政治主導」して「行政刷新」をしてほしいものだ。
                    ~~~~~~
■尖閣諸島で民主党政権が国民公開を拒んでいるビデオ映像が出ました。Youtube動画には、中国漁船が日本巡視船に体当たりを仕掛けて来る様子が明瞭に写しだされています。明らかに故意にぶつけて来たことがこれで判りました。
このような映像を故意に長期間隠匿し続けてきた民主党政権に怒りを感じざるを得ません。

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コメント

何のための、誰のための農水省・農政事務所なんでしょうね…

北方のロシア警備隊だったら、迷わす銃撃でしょうね。
拿捕→劣悪環境で長期拘束→数千万円の賠償金が当たり前です。

戦前の海軍は北方漁船を守るために海防艦で護衛したというのに…。

いや~、明らかに故意に当て逃げしてますね。
これは、犯罪です。領海侵犯だけではない。
政府は、とっとと、全映像(無編集)公開したほうがいい。

話は変わって、うちも、相方が芋蒟蒻(芋も栽培20a、灰汁も手作り)を製造して、JAの生産者直売所に出してます。まぁ、売れ行きは、二の次で。固定客はいるようですが。
加工所は、別棟にせざるを得ず、なんだかんだで、100万円ほど掛かりました。元が取れるのは、何年後か?

TPP、非常に難しい問題ですね。ただ、農業を保護するために、このままでいたら、日本は確実に世界の孤児になるのは間違いないような気がします。
やはり、真剣に今後の日本の農業をどうするべきか真剣に議論する時期にきてるのではないでしょうか?
ある意味、日本人が弱い外圧によって、日本の農政が変わる可能性がある気がします。

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