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« もしEUが日本だったら、関税外障壁を使いまくるだろう | トップページ | 日本の農産物が高いというのはホントなのか? »

2010年12月17日 (金)

グローバリズムを、日本農業は自分流の方法で受けて立つしかないのです

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韓国口蹄疫が慶尚北道から、とうとうソウルや仁川のある京畿道に侵入しました。発生地は京畿道百鶴面の養豚農家の農場です。これを受けてこの発生農場500m以内にある23農場1万8300頭が殺処分されました。

これで累計850戸の家畜15万2千頭が殺処分されたことになります。この京畿道では4月にも発生しておりこの疫学的関連を調査しているそうです。(「日本農業新聞」12月16日による)

さて、この何回かTPPとグローバリズムが日本の農業にどんな影響を及ぼすのか、少しずつ考えてきました。まず、日本のTPP推進派の人たちがよく「見習うべき例」として引き合いに出す韓国を検討してみました。

ハッキリ言って、韓国はまったく参考になりません。あまりにもわが国が置かれた状況と違うからです。人口は約4千万人とわが国の半分以下、国土は4分の1、ひとりあたりGDPは1万7千ドルとこれまた日本の半分以下です。

となると、国内市場があまりに狭いために韓国企業は国内だけでは食っていけないわけです。だから必然的に外需依存になったわけです。

日本は1億3千万人という先進国では最大規模の単一市場をもっています。しかもひとりあたりGDPは3万4千ドルであり、所得水準もユーロ安もあってEUよりやや多めの世界最高水準をキープしています。

私はなにもバブル期のジャパン・アズ・ナンバーワンなどという気はさらさらありませんが、日本人はいたずらに卑屈にならないで自らの姿を素直に見た方がいいと思います。

試しにちょっと数えてみましょう。、日本には自動車企業だけでいくつあります?トヨタ、ホンダ、ニッサン、スズキ、ダイハツ、富士重工、あ、そうそう三菱と日野もあったっけ。なんと8社ですよ!こんなに一国に自動車会社がひしめきあっている国など、世界にありません。これらが潰れることもなく、シノギをけずりながら過当競争を繰り広げているのがわが国なのです。

続いて、家電メーカーはどうでしょう。願いましては、パナソニック、シャープ、東芝、日立、サンヨー、忘れちゃいけないソニー、まだなんかあった気がしますが、ざっと6社が壮絶バトルをしているのがわが国です。

カメラ・メーカーはどうです。キャノン、ニコン、オリンパス、リコー、ペンタックス、富士フイルムとあり、その上に家電メーカーのソニー、パナソニックや電算会社のカシオまでが参入して行くバトルをやっています。9社ですか。もうほとんど日本の会社だけで世界のカメラ・メーカーを網羅したようなものですね。

米国にはもはやテレビすら作る家電メーカー自体がなくなりました。ヨーロッパでさえもフィリップスだけに絞られてきてしまいました。欧米の自動車会社すべての数を合わせても日本一国とどっこいくらいの数しかないのです。

たしかに韓国はがんばっています。日経新聞などはしょっちゅう韓国を見習えと叫んでいます。しかし、日本人が思いつく韓国企業はいくつでしょうか?サムスン、LG電子、ヒュンダイ(現代)、鉄鋼のポスコ、あと辛ラーメンの農友もあったっけ。

これらの韓国企業は、たしかに巨大で米国市場にしっかり食い込んでいます。液晶テレビでは日本企業は後塵を拝したくらいです。しかし、これらの企業以外に聞いたことがありますか?たぶんないはずです。なぜなら、ありませんから。

韓国は1997年のデフォルトを出しそうになったあげくIMF管理になって以降、財閥を解体し、一極集中的な巨大企業独占の形になりました。経済学でいういわゆる「ガリバー型独占」ですね。小人の国にガリバーひとりというわけです。

では日本は何型かといえば、マジンガーZ・バトル型とでも言いますか、日本という世界一苛烈な消費市場で、巨人たちが日夜国内戦を戦い続けているという国なのです。

これもそうとうに変わっています。断言しますが、こんな国は世界で日本だけしかありませんよ。私たち日本人は生まれたときから見慣れているから、あたりまえに見えるだけです。

ではひるがえって、この「不思議の国ニッポン」の一産業部門の農業がタダモノであると思いますか。日本農業だけが、この世界一競争が激しい国の消費市場で、ひとりぬくぬくと安穏と浮世離れして生き延びてきたのでしょうか。ありえません。

私はよく財界の連中から日本農業だけが国家庇護の元に生きてきたような言われ方をするとムっとなります。
日本農業が補助漬けで、楽をしても生きてこられたんだろう、というような言い方をされると、なにくそっと思います。
日本農業は老人だけで、もう先はないだろうと言われるとカチンっときます。

あげくに財界が、お前ら農家がやっているからダメなのだ。オレたち企業に農業をやらせてみろ、生産効率が一挙に上がり、米を半値にして、余ったら輸出してみせるぜ。お前らは農地を明け渡して企業に貸してしまって集合住宅に住み、年金を貰って生きろ、などといわれるとブルブル震えるくらいに怒りが込み上げてきます。

冗談ではない。甘く見るな。私たち農家も、あんたらと同じくらい激しい競争をしているのだ、と叫びたくなります。日本農業は、家電メーカーや自動車メーカーと一緒の、世界一すさまじい日本市場で生きているのです。私たち農業だけが安穏としていたわけではない。

間違いなく、世界でいちばんおいしい牛肉、豚肉、鶏肉、リンゴ、なし、イチゴ、モモ、スイカ、大豆、コシヒカリ、アキタコマチ、あ、いかん忘れてた、わが家業の卵(笑)。まだまだあります。というか、むしろ日本農産物で味で負けたという記憶があるもののほうが少ないくらいです。

しかもこれらが、規格はうるさいときています。、ちょっとサイズが違うと共選でハネられるわ、出荷時期を誤れば産地間競争で負けるわ、さんざん。他の産地が天候でつぶれると、よその産地は喜ぶ。ああ、我ながらせこい。

私は日本農業を、日本産業のなにか別のカテゴリーに入れることはやめてほしいと思います。私たちは、しっかりと自分の足で立ち、自分の力と才覚で生きています。なにか社会的弱者のように言うのはやめてほしい。

時折、都会の連中に向けて叫びたくなります。
哀れみの目で私たち日本農業を見るな!
そして見下げたような視線でオレたち見るな!オレたちはしっかり生きているぞ、この土の上で、と。

日本は韓国のように自国の農業を生贄として差し出す必要はありません。なぜなら、世界一食味に優れ、しかも規格が世界一厳しく、常に品種改良を重ね、市場調査をせねば自国内部の産地に負けるというような農産物は世界広といえど私たち日本農業しかないからです。

あえて言いましょう。日本農業は強い。ある意味世界一強い農業かもしれない。
なぜなら、この世界一苛烈な国内市場を生き延びてきた日本農業がひ弱であるはずがありませんから。

グローバリムは来ます。残念ながらやって来ます。菅政権がその方向を定めました。いまさら、千葉に行ってトマトを食べても遅い。国家として管首相はグローバリズムの道を選択したわけです。

あとは条件闘争が残るのみです。JA全農や農水族は抵抗するでしょう。しかしそれも、グローバリズムを軟着陸させるための時間稼ぎでしかありません。

ならば、受けて立つしかないでしょう。日本は日本なりの方法で受けて立ち、さらに強くなるしか途はないですかすから。


■写真 われらが畜産農家の象徴、白ゴム長。百姓はいろいろありますが、白ゴム長は私たちだけです。前のがあんまりボロだったんで、新しいの換えました。

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コメント

おいおい濱田さん、マツダとUD忘れてますゼ!
それだけ国内でさえ熾烈な競争と合従連衡がある。電機も同じ。
こんな国は日本だけです。

あと、2ヶ国間FTAはともかく、TPPは原則的に「関税以外の輸入障壁も撤廃」で進んでます。私も忘れてた。
日本がモタモタしてるうちにルール作りは勝手に進みます。この点は注意深く見守る必要があります。

畜産分野での「清浄国ステータス」は、間違いなく武器になりますが…なんかヤバいなあ。どうやって防御、または発生時の対処をするのか?
宮崎の惨事の教訓をどれだけ活かせるかというのが、重大なポイントだと思います。

連投失礼

いすゞのトラックもあります。

日本の農家・農業のポテンシャルを舐めるなという考えには強く共感します。
心配なのは、やはり高齢化と後継者不足ですね。
若手グループで積極攻勢に出てるところもありますが、田舎の耕作放棄地や廃村を身近に見てますから…。
政治の迷走が追い討ちをかけてます。


このところ、コメント欄の書き込みが少なくて低調ですが、見ている方は沢山いるでしょう。
積極的な意見交換ができればと思ってます!

韓国の報道を見ていて知ったのですが、
韓国の農場では、けっこう外国人労働者が働いているようですね。

そんなことも比較に含める必要がありそうです。

日本は狭い島国なのに、農地の地理的条件があまりに多様な気がします。大消費地の間近にある平野部もあれば、道路事情もままならない山地にあるものもあります。それらの農地で生産された農産物が、同じ土俵で勝負した場合、山間部の産物は、どうしてもコスト的に高いものになってしまうのではないでしょうか?
市場での値段が同じであれば、条件的に不利な産地は、自然と農業から人が離れていくのでは?
耕作放棄地や、廃村は、どうしても山間部からのような気がします。いくら国が補助金をつぎ込んでも、そこで生活出来ないのなら、その地を離れてしまうのではないでしょうか?
一方、逆に平野部の農地は、人口増加に伴う宅地として、その土地で作物を作るより、よほど楽な現金収入源として転用されてきました。
かくして、農業をしない、あるいは申し訳程度に米は作るが、ほとんどは土地を貸したりすることで得られる収入で生活する農家が増えたのでは?
それらの農家は、税制面で優遇され、かくして、2種兼業農家が、これほどまで増えた。
TPPなどの貿易自由化で、日本の農業が危ないと叫んでいる農家は、あくまで私の私見ですが、そのような2種農家ではないのでしょうか?
そして、そのような2種農家が存在しないと存続できないJA全農などではないでしょうか?
これも私の私見なのですが、日本国内には、農地でない農地が、どれほど存在し、その農地でない農地を持つ農家がどれほど存在しているのか?そこのところを先ず明らかにすることから、農業問題を議論すべきだと思います。

ゴム長にヤッケ、タオルは、俺たちの特攻服だぁ~。

高齢になり、後継者がいなければ、規模縮小し、単価を上げるまで。それまでにノウハウを蓄積。

それでも、JAは、欠くべからざる存在ですよ、内部事情にお詳しい一宮崎人さん。JAが保身のためにTPPに反対するのは、当たり前の話でしょう?組織存亡の危機と考えているのなら、反対しない方がマヌケですよね。彼らも黒船に不安感を抱いているんですから。そんなにJAを非難しなくてもいいんじゃないですか、一宮崎人さん。
管理人さんの仰るように、単なる時間稼ぎですって。

話しが、横路にそれました。
そして、最後の最後は、一切合切、うっぱらって、日本漫遊するつもりです。

一宮崎人様
はい、その通りです。
農村や林業が元気だった時代には豊かな四季と土着野菜が魅力だったんですが、過疎化と年寄りばかりの「限界集落」、これから厳しい冬を迎えます。それでも活気があった時代には春まで籠って耐え凌いできたのですが…若者は都会へ、そして廃村。
東北ではよく見る悲しい光景。山間部の水田が数年で薮になり、不法投棄の山になってたりします。

最近は「伝統野菜を見直そう」という動きが広がり始めており、貴重な種が農家の納屋から発見!なんてこともよくあります。
ただし、栽培の手間やコストは高いし数は揃わない。若い後継者もいない。いつ絶滅してもおかしくない伝統野菜がたくさん。
地元の一流シェフや大学と一緒に残す努力と希少ブランドとして生き残りをかけてます。

中でも軌道に乗ってきいた平田(現酒田市)の赤ネギが、残留農薬基準オーバーで回収という痛恨事が発生してしまいました。
ちなみに5年前の羽越本線特急いなほ突風(竜巻)脱線事故の現場です。今は慰霊塔が建ってます。
あのころ延岡でも同様の脱線事故で『何故古くて重い485系ばかりが?』でした。

日本中に埋もれて消えてしまった在来野菜が、まだまだ眠ってると思います。
生かすも殺すも、これからの取り組み次第ですよ。

私が子供の頃にはよく見たのにいつのまにか消えた赤根ホウレン草なんか、最近は栽培が再び広がってスーパーに並ぶようになりました。値段はもちろんちょっと高め。

と、まあいろいろな取り組み書きましたが、とにかく政治がハッキリしてくれないと…が本音。

Cowboyさん
ちゃんとビジョンがあるんですね。
そして最後がカッコイイです!

JA山形でのTPP反対デモは主催者発表3千人。実質半分。極めて低調でした。

JAの理念を批判している訳でもないし、存在価値を否定するつもりもありません。各々の農家が生産物の販売を各々やっていたら大変ですし、販路開拓や流通の事など、JAの価値は十分認識しています。協同組合の理念は十分理解します。しかし、その理念とはかけ離れた所で、JAの存在が大きくなっている気がしています。組合長が集まった席上で、話されているのが共済額や預貯金額?確かに、JAは金融機関でもありますが、そのお金は、農家が汗水流して働いたお金ではありませんか?
JAの共済掛金を払うのに、本業の農業でなく、他の仕事をして払うなどと言う話は、腐るほど聞いたことがあります。
ましてや、そのお金は結局、農林中金に集められ、投資に回されているではないのでしょうか?
農林中金は、我が国最大の機関投資家ですよね?
リーマンショックの時、大きな損失を出したのは、記憶に新しいです。
昨日も書きましたが、単協単位では、貿易自由化を見越した動きもあるみたいです。ただ、上部団体の手前大っぴらにそれを言い出せない。
そのような事に対する、批判です。

日本農業の1つの問題点は、昔のように、保存食を、都市部で、消費しなくなったことだと思えます。実際、保存食は、調理前に、塩抜きしたり、水に戻したりと、人手間かかるのですが、都会人は、週1回、1週間分の食糧をスーパーで、購入する家庭も多いのではと思います。老人のひとり暮らしも増えましたので、毎日、食材を購入するのは、外食産業くらいではないでしょうか。

新鮮な食材は、とても、おいしいのですが、実際、共働きを中心とした都市生活では、そういう食材を、おいしいうちに、戴くことができない状況です。
まず、冷凍ありきと言う事態ですよね。自分の子供のころは、木製冷蔵庫に、氷を入れるタイプでしたので、冷凍食品は、ありませんでした。しかし、今より、素材は、良いものを食べてましたよ。
ご飯だって、毎回、お釜で、炊いていたのですから、ジャーの微妙なにおいなど、ありませんし、おひつに入れ替え、ふきんを掛けて、水分調整して。。と、それは、料亭並みの手間は、当たり前。
現在の都会人は、食品の本当のうまさを知らないから、やたら、濃い味を好むのでは?
流通をうまく考えたら、地産地消で、新鮮なものが、うまく消費できるかもです。老人グループホームなどへ直接販売するとか、できないのでしょうか?

共済掛金を営農以外の収益から捻出する農家は、JAから搾り取られていると解釈できますが、それって、自己責任の範疇でしょう?
そして、JAに集まったお金が巨額になれば、その運用益を得ようとするのは、自然な流れで、批判の対象には当たらないと思いますが。
私は、お金は、あくまで、労働に対する対価であると考えていますけど。
JAは、あくまで、全組合員に対して、一枚岩でなければ、組織として成立しなくなるかも知れませんよ。だから、上位組織から抑圧されているようにも、見えるんじゃないですか。
我がJAえびの市での地区座談会や和牛振興会では、組合員からの建設的JA批判が飛び交っていますよ。それじゃあ、JAが儲かるだけじゃないか的な意見です。

山形さんへ
そんな大したビジョンじゃあ無いですよ。ただ、相方が全国の仏像が見たいっていうもので。私も、唐招提寺金堂を見てみたいもので。

地縁血縁の村社会で、知り合いのJA職員が頭を下げて加入推進した共済で、掛け金を営農から払えないから他の収入で払うことを自己責任と言い切るのですか?推進した職員は、間違いなく上からの圧力で、何とかして欲しいと、ワラをもすがる思いでお願いしているはずです。
そもそも、共済の目標金額などと言うものが何故必要なのでしょうか?単純に考えて、相互扶助なのですから、儲ける必要はないはずです。儲けを求めるのは何故?運用益が全て出資者たる農家に還元されているなら何も言うことはありません。事実はどうなのでしょうか?

連投失礼します。
面従腹背の一枚岩に何の意味があるでしょうか?
組織が一枚岩でなければならないなら、組織の皆が、納得出来る事が大前提ではないのでしょうか?
日本の農業をどうするのか?そのコンセンサスを得てからの行動こそが重要な気がします。

共済は、相互扶助の意味合い以外に、担保としての価値があるでしょう?担保価値が上がれば融資額も上がる。つまり、限りなく積み立て定期預金に近い。
それと、掛け金を支払うことが困難であれば、安いものに変更、または解約すればいい話しでしょう?どう見ても、自己責任でしょう!
解約したら、JAから何らかの制裁をうけます?村に居られなくなります?縁者・近者から村八分にあいます?
運用益の組合員への適正な分配・配当が行われているか何て、解りませんよ。そもそも、適正な額とは?
組織末端までのコンセンサス何て無理でしょう。通常6割が賛成なら、組織としてのコンセンサスはとれたとして、一枚岩で行くべきでしょう。無論、少数意見は、議事録等に記録すべきですが。

名古屋でのJAは、単なる共済組合と金融機関でしかありません。A農地で、農業を本業としている人は、ほとんど居ませんし、昔の田んぼを少し手放せば、建売が数件、アパートが数棟建ちますから、残った土地で、30年以上農業をすると言って、相続税をまけてもらって。。なんて農家ばかりです。
農業自体が、老後のレジャーになっていて、本業は、不動産管理人みたいな人も多いのですよね。単純に、本業は、農業でなくても、農業共済が有利なら、そこに加入するってことだけです。
専業農家さんには、都会の農民?の考えは、理解できないかも。

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