• 20250113-081014
  • 20250114-011659
  • 20250113-133232
  • 20250113-134354
  • 20250113-134844
  • 20250113-135719
  • 20250114-062849
  • 20250112-044948
  • 20250112-050804
  • Dsc_1204

« 宮崎トリインフルエンザ事件    ウイルス侵入経路を早急に明らかにしてほしい! | トップページ | 愛知県でも発生。 養鶏の中心県で連続するトリインフルエンザの猛威。 »

2011年1月26日 (水)

鹿児島でもトリインフルエンザが発生! 出水で1週間累計で169羽死亡 意図的隠蔽か?

_edited1
鹿児島県出水で85羽の鶏が死んでいるのを農場主が見つけ、簡易検査の結果8羽にプラス(陽性)が出ました。当該農場の規模は8500羽です。
動物衛生研究所の遺伝子検査の結果が出るのは26日未明ですが、ほぼH5N1型で間違いないでしょう。
出水は国内最大のツルの越冬地で、昨年12月21日にはナベヅルからH5N1型が確認されており、緊張が高まっていました。
発生農場から半径10㎞の移動制限区域には162戸525万羽がいます。
一方神戸でも野鳥のカイツブリの死骸からトリインフルA型が発見されました。
とうとう北海道、島根、福島、宮崎、鹿児島と続いて、全国化の様相を呈してきました。関東に侵入するのは時間の問題です。私の農場も防疫レベルを最強度に上げました。
               .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
今回の鹿児島のケースで残念なことは、届け出が非常に遅れていることです。この農家では20日に5羽、21日10羽、22日4羽、23、24日はそれぞれ30羽が死んでいます。それを届けたのが、26日に85羽死んだ午後1時半でした。
26日までの1週間の累計で、実に159羽しんでいたことになります。やんぬるかな!
私は同業者にこのようなことは言いたくありませんが、残念ながらこの農家のしたことは社会的道義上ほとんど犯罪的と糾弾されるべきことです。許されるべきではありません。
私の近隣でこのような意図的隠蔽の結果、感染伝播をみたら絶対に許しません。
宮崎では第1例が5羽、第2例で20羽死んでからの届け出でした。だからこの程度で済んでいるともいえます。
しかし、この農家は20日から発生を知りながら、しかも23日の宮崎県の発生を横目で見ながら、まさにその日に毎日のように30羽死んでおきながら、26日まで届け出していないのです。
地元の出水のツルで出て、宮崎で出たのならば、トリインフルだとわからないはずがありません。わからなかったら素人です。
たぶんこの出水の農場は感染が蔓延しているはずです。159羽どころではなく、たぶん数百の単位で感染鶏がいるはずです。それを1週間丸々放置したとは!大馬鹿者!あんただけの問題じゃないんだ、これは!
私は発生したことそれ自体には同情的ですが、隠蔽、しかも1週間もの隠蔽は許しがたい思いです。
この1週間、この農場主とその従業員、家族の訪問先、農場を訪問した人と車両のすべての動向を調査し、徹底的に調べ上げて、追跡消毒しなければなりません。
この農場主のしたことは自分の農場を感染ハブにしたことなのです。そのことにより、地域の養鶏が壊滅したら、どうするつもりでしょうか。
              .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

<鳥インフル>鹿児島県出水の鶏 7羽から「H5型」を検出

毎日新聞 1月26日(水)3時17分配信

<鳥インフル>鹿児島県出水の鶏 7羽から「H5型」を検出
鹿児島県出水市の鳥インフルエンザ発生農場
 鹿児島県出水市高尾野町下水流(しもずる)の採卵鶏農場で鶏164羽が死に、うち8羽が鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応を示した問題で、県は26日未明、県中央家畜保健衛生所で10羽を遺伝子検査した結果、7羽から「H5型」ウイルスを検出し、高病原性と確認したと発表した。

 感染確認を受けて県は、発生農場で飼育する採卵鶏約8600羽の殺処分に着手。また半径10キロ内(162農場、計525万羽)に鶏と卵の移動制限区域を設定した。

 鹿児島県は全国一の養鶏県で、発生地周辺は養鶏場の集中地帯。県によると、発生農場は壁のない開放型の鶏舎で、周囲に防鳥ネットを張り巡らしていたという。

 遺伝子検査は簡易検査で陽性反応を示した8羽と陰性の1羽、さらに簡易検査を実施していない1羽の計10羽で実施していた
(毎日新聞1月26日)

.              。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

出水の養鶏場で鳥インフルエンザ陽性 

鹿児島県は25日、出水市高尾野の養鶏農家が飼育する鶏85羽が死に、9羽について北薩家畜保健衛生所で鳥インフルエンザの簡易検査をしたところ、8羽が陽性だったと発表した。

中央家畜保健衛生所で遺伝子検査など病性鑑定を行っており、感染が確認されれば当該農場の鶏は殺処分される。

 県によると、同農家は同市高尾野町下水流で採卵鶏約8600羽を飼育。25日午後1時半ごろ、農家から北薩家畜保健衛生所に、85羽が死んだと連絡があった。

同農家では20日に5羽、21日10羽、22日4羽、23、24日はそれぞれ30羽が死んでいた。
 感染が確認されれば、家畜伝染病予防法に基づき、発生農家から半径10キロ以内の養鶏場など162カ所の鶏、ダチョウ525万羽や卵の移動が制限される。
(西日本新聞1月26日)

.                。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

兵庫・伊丹で鳥インフル疑い、簡易検査で陽性

読売新聞 1月25日(火)21時46分配信

 兵庫県伊丹市瑞ヶ丘の瑞ヶ池で25日、野鳥のカイツブリ1羽の死骸が見つかり、兵庫県が簡易検査をしたところ、インフルエンザA型の陽性反応を示した。

 鳥インフルエンザの疑いがあるとみて、県姫路家畜保健衛生所(姫路市)で遺伝子検査を実施している。

最終更新:1月25日(火)21時46分

« 宮崎トリインフルエンザ事件    ウイルス侵入経路を早急に明らかにしてほしい! | トップページ | 愛知県でも発生。 養鶏の中心県で連続するトリインフルエンザの猛威。 »

トリインフルエンザ」カテゴリの記事

コメント

残念な事態ですが、だからと言って間違っても『野鳥を殺処分しよう』とか『野鳥の飛来を防ごう』とかの方向に向かわないで欲しいと思います。

ナベヅル、マナヅル飛来地から近い。
しかもこの地域の養鶏場の密度が非常に高い!

困ったことになりました。
すでに蔓延しつつあると考えられますね。
なんとも恐ろしい殺処分数になることが予想されます。
今は1日も早い終息を祈るのみです。

日本全国の養鶏農家が非常事態宣言をした方が良い!!
鹿児島県出水市の鳥インフルエンザの件:
確かに、濱田氏の指摘に様に、高尾野の発生飼主は失格です。『初期防衛の意味が判っていない!」近所にいる共産国:支那から越冬にきているマナヅル&ナベヅルなどが感染して、衰弱死してH5N1ウイルスと言う事が判っている訳ですからね!まして、発生農場はツルのねぐら近くみたいですから、周辺にウイルスが濃厚汚染されている!疫学検査すれば、かなり蔓延している事がわかると思います。出水市周辺の養鶏農家はすべて危ない!!なぜ、マナヅルやナベツルが感染したか?それは共産中国:支那が1995年香港から出たH5N1強毒ウイルスを国内で制御できずに、支那全土に結果的にばら撒いたと同じで、韓国や日本、モンゴル、ベトナム各国に伝染拡大した0型口蹄疫とまるっきり同じ!!その発生元凶国:支那に「共同研究と証したODAを出すと」妄言を言ったのはクビになった元:山田農水大臣だよ!いったい、山田はどこの国の大臣なんだ!。「媚中:売国奴!早くやめろ!!」自分の選挙区:五島列島で隠居しろ!日本の国会議員の資格など無い!

AniVet様

話の筋は通ってますし、大変詳しい方だと思いますが、もう少し冷静に言葉を選んだ表現をしていただいた方が説得力がさらに増すと思います。

今の書き方では、変な「ネトウヨ」(私も大嫌いな表現)が騒いでるなぁ…と、軽視されかねず、正論なだけにもったいないですよ!

愛知県でも鳥インフルエンザ発生だそうです。 言葉がありません。とにかく、みんな頑張れ!応援しています。

愛知県でも出たよ!!小生の指摘ズバリ!!
養鶏関係者に悪いけど、日本全国で、まだ出る可能性大だね!!

濱田氏も霞ヶ浦近辺なら、H5N1強毒ウイルスをもった水鳥が必ずいる!!ので侵入要注意だね!!
問題はウイルスを保因しているが、ピンピンで表面上、外見上、健康な野鳥を捕獲、調査するのには、莫大な金、人件費、人材がいる!しかし、民主党政府は、よく調べないで、支那の遺棄兵器費用には、ポンと200億円も出す、アホ政府!、全国の家畜保健所、環境庁職員の増員にすら、金を出さない。有害ハッタリダメ管内閣。今日の国会中継でも明らかなように、衆議院の即解散だね!! 九州都城の陸上自衛隊第43普通科連隊の皆様、ご苦労様です!!このような部隊に必ず獣医師が必要なのです!!全国の軍隊には、獣医師がいるが、日本の自衛隊には皆無!支那のアグロ・バイオ・テロにお目出度い日本は策無し!! 

スレとは関係ないですが、新燃岳(しんもえだけ:霧島連山にあり、韓国岳と高千穂峰との中間にあり、鹿児島県と宮崎県の県境に位置する活火山)が大爆発です。
都城市や三股町では、大変な降灰の模様です。
これで、トリインフルエンザが出たら、踏んだり蹴ったりです。
牧草にも影響が出ます。

宮崎口蹄疫では、初動時、特に疑いがあった時点で動衛研の検体送付が問題になりました。今回の鹿児島の件は、その地区で既に鳥インフルエンザのウイルスが確認されているのに、何日も通報しなかった事への非難がないのは、不思議です。獣医師が解剖したそうですが、そこまでするならウイルス検査依頼まですべきではなかったのではないでしょうか?
鳥インフルエンザが確認されていないのであれば、それもまだ理解できます。しかし、該当地区は、既に鳥インフルエンザが存在している地区です。どう考えても宮崎の発生をみての後出しジャンケンとしかみれません。
どんなに素晴らしい防疫体制を敷いていても、結局最後は人間の良心に頼るしかないのですね。最後は人間性の問題になるのが、感染症のある意味怖いとこです。ここでも法律違反していないから問題ないとする行政の態度が見られます。
法律は大事ですが、それを守れば全てよしでしょうか?

AniVetさん。はっきり言って今日のコメントには神経を逆撫でされました。自分の予想が当たって面白がるような書き方は遠慮願えませんか。一般人とは違って私たち畜産農家は生活と生産基盤すべてがかかっているのです。

自分の農場のみならず、地域全体の畜産が崩壊する、再建までは1年以上かかるという事態がどんなことなのか分かって言っているのでしょうか。

ご忠告は痛み入りますが、私たち霞ヶ浦地域は厳戒体制にとっくに入っています。いまさら警戒しろですか、失笑ですな。私たちはプロですよ。

それともうひとつ。トリインフルとは無関係な遺棄兵器処理などのことを、このことと強引にむすびつけるのもやめて下さい。あなたの政治主張はそれとして、なんの関係もありません。

私のブログは一貫して、口蹄疫、トリインフルなどに対しては国際的な防疫体制を作ることを訴え続けています。たぶんあなたの反韓、反北、反中的な政治姿勢ですべてをバッサリ切るが如き姿勢とは相いれません。

このことがイヤなら、他のところにコメントを入れるか、ご自分でブログをお作りになることをお勧めします。

あなたはせっかくいい知見をもたれているのですから、もう少し現地の農民の心情に寄り添った言い方をしたほうがいいのではないでしょうか。今のあなたは現場で苦闘する農民と無縁な単なる「知恵誇り」にすぎません。

獣医の診断ミスで、別の病気と診断されていたため遅れたと聞いてますが…

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 宮崎トリインフルエンザ事件    ウイルス侵入経路を早急に明らかにしてほしい! | トップページ | 愛知県でも発生。 養鶏の中心県で連続するトリインフルエンザの猛威。 »