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2011年1月 5日 (水)

韓国口蹄疫 韓国種牛に発生!豚、未発生地域にもワクチン接種検討へ!処分数78万頭に!!

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さまざまなコメントを頂きました。ありがとうございます。
韓国口蹄疫は78万頭に殺処分数が達し、5道1広域市に拡大しています。ワクチン接種頭数は70万9百頭です。豚への接種も検討され始めたようです。

下の韓国紙のスクラップでもお分かりのように、韓国口蹄疫が制御不能の状態を呈しています。嶺西(ヨンソ)地方で発生した口蹄疫が太白(テベク)山脈を越えて江陵に侵入しました。

この地は韓国ブランド牛を飼育する種牛農場「ハンウリョン」ブランド事業団でした。これによって、江原道内の高級韓牛6大ブランドがすべて影響を受けることになります。

江原道6大韓牛ブランドとはハンウリョン韓牛、横城(フェンソン)韓牛、原州雉岳山(ウォンジュ・チアクサン)韓牛、ハイロク韓牛、洪川(ホンチョン)ヌルプルム韓牛、大関嶺(テグァンリョン)韓牛です。

これによって、中央日報・朴鍾権論説委員の言うように「江原道(カンウォンド)は大関嶺(デグァンリョン)、ハイロク・雉岳山(チアクサン)、横城(フェンソン)、ヌルプルムに続いてハンウリョンまで、6大ブランドがすべて感染した」ことになるそうです。

韓国は、この間積み上げてきた韓牛ブランド化事業に重大な危機を迎えたことになります。とうぜんのこととして、種牛にもワクチン接種が急がれていると思われます。

また、韓国政府は未発生地域においてもワクチン接種を検討していることがわかりました。この口蹄疫の勢をみるとそれは不可避な状況だと思われます。

つくづく初期のあいまいなワクチン戦術が恨まれます。あの時期に徹底した牛・豚同時ワクチン接種と、殺処分を組み込むべきでした。ワクチン接種・全殺処分・懐疑派の私ですらそう思います。韓国政府は決断力と批判される異になるでしょう。

宮崎口蹄疫事件においては、結果として多大な犠牲を払いながらも、宮崎県東部地域での封じ込めに成功しました。この宮崎事例と韓国事例を比べてみるとなにかが分かってくるかもしれません。思いつくままに書き出してみましょう。

●初動では、韓国はお家芸とでもいえる素早い処分をかけました。宮崎県のほぼ20日間に近い初動制圧の遅れとは大きなな差があります。

●その後の埋却処分も、一説(やや信じがたいですが)1日1万頭のペースで進みました。これも発生から1カ月たった5月中旬で数万頭の待機患畜を抱えていた宮崎とは大きな違いです。

●疫学調査も、韓国では早期に発表されました。これもわが国が終息した後にようやく出るといった極度の遅さとは対照的です。

●口蹄疫発生と同時に、韓国においては中央に省庁横断的な緊急対策本部が設置されました。これは後に中央災難安全対策本部に格上げになります。
一方わが国では、農水省動物衛生課が主管する国の対策本部と、県知事が権限を持つ県対策本部との二重構造が緊急対策を進める上での亀裂を招きました。

ここまでは、どなたも思われる、韓国防疫陣の能力の高さを証明することばかりです。しかし、その後はあり得べからざる状況を私たちは見ることになります。

●宮崎県では児湯地域を中心にして、えびの市を除き南北に感染拡大したところで感染は停止しました。
一方韓国においては、この4月に京畿道で発生し、終息した後に、11月に再発し、忠清北道⇒忠清南道⇒再び京畿道・江原道へと循環していき、まだその勢いはまったく止まらず今に至っています。

では、この感染拡大期にとられた両国の防疫方針を比較します。

●韓国は初動におけるリング・カリング方式(*患畜、疑似患畜をとわず、発生農場から一定の範囲内の家畜をすべて殺処分とする方式)をとったことに対して、わが国は5月中旬より、ワクチンを牛・豚同時接種することで感染速度を緩め、その間に殺処分の遅れを取り戻し、埋却を進めました。

私には、韓国政府は自らの成功パターンである初動リング・カリング方式に過大な自信をもち過ぎたように思えます。今までわずかな殺処分で封じ込めに成功していたという歴史が、韓国防疫当局に成功パターンとして確固たるものとなり、結果、それが破綻するともはや次に打つ手が思い浮かばなくなってしまったのです。

この傾向はわが国でもありました。それは2001年の旧宮崎口蹄疫の制圧成功により、それを超える事例を想定しえなくなって、2010年の失敗を招いてしまいました。

●韓国政府は、リング・カリング方式以外に防疫戦略を持っていなかったのだと思われます。ですから、いったん初動制圧に失敗し、飛び火が重なると防疫当局はパニック状態になったと思われます。

もちろん常識としてワクチン備蓄はしていたとしても、このような大規模伝染拡大を想定したものではありませんでした。

*[追記] 韓国ワクチン備蓄量についてコンタン様から情報提供をいただきました。ありがとうございます。30万ドーズとして、宮崎のように接種すれば15万頭分です。豚はしたくてもできなかったことになりますね。1月2日の90万ドーズの追加を得て豚や未接種地域まで検討することになったと思われます。それにしてもたった備蓄30万ドーズとは・・・。

[引用開始]
韓国のワクチンの保有量は、当初30万ドーズ。1月2日に90万ドーズ追加。1月14日と1月20日に125万ドーズずつ追加予定。

それに対して、韓国の飼育頭数(2009年)は、牛が308万頭(但し、1/3時点で66万頭が殺処分対象)豚が958万頭 となっています。[引用終了]

そして肝心のワクチンをどのように使用していくのか、どの時期に投入するのか、その範囲はどのようにすべきなのか、その後にどのような処理をしていくのか、をまったく考えていなかったようです。

韓国の口蹄疫緊急対策方針がこの4月の発生を受けて、変更になったことも各地の防疫陣を混乱させたようです。いずれにせよ、柔軟な防疫方針の運用ができなかったことは確かです。

●このことは宮崎県における、山田前大臣に指揮権が移行した後の国の断固とした方針決定とは対照的です。国は、ワクチン接種した後に、一切の妥協をすることなく全殺処分にしました。その補償などのために口蹄疫特別措置法すら作りました。

これは県、民間種牛においても例外ではなく、その苛烈さが県知事との確執にまで発展しました。

一方韓国政府は、いまだワクチン接種の範囲も定かではなく、ようやく感染爆発が連続した今に至って、豚や未発生地域でのワクチン接種を検討するという対応の鈍さをみせています。

豚の接種はようやく検討が始まったようですが、牛のみにワクチン接種を限定するという致命的なミスをしています。

また、ワクチン接種後に殺処分をしないという韓国の方針は、もはや「ワクチン未接種・清浄国」に復帰する意思をなくしたかにも見えます。自由貿易を国是とする韓国にとって、それは「清浄国」という巨大な貿易上の楯を失くすことを意味します。

●宮崎県においては、一般市民まで含めて非常事態宣言後は集会や大会が自粛されました。これは大きな負担を県民にかけましたが、有効な感染封じの方法であったと思われます。

もし、この集会の自粛がなければ、隣接する県に持ち出された可能性が高いのではないでしょうか。

一方韓国においては、情報不足ですが、そのようなことがなされているとは思えません。それは韓国へ渡航する日本人観光客に対して韓国政府がなんの警告もしていないことをみれば分かります。

日本政府もさることながら、韓国政府は仁川国際空港の近隣で発生を見ながら、なぜ観光客に警告を与えないのでしょうか。ありえないことです。

●韓国口蹄疫の事例をみると、リング・カリング方式でいくら発生地点周辺からウイルスを除去しても、それは真の「清浄化」にはつながらず、場所を変えて飛び火発生する可能性が高いようです。

口蹄疫ウイルスは場所を変えて、国内のどこかに潜伏し続けていると考えるべき対象だと認識したほうがいいと私は思います。ただ、発症に気がつかず自然治癒してキャリアーになってしまい、管理者の目にとまらないだけかもしれません。

というのは、韓国の年来の発生の特色は、頻発することです。昨年4月までは発生頭数こそ少なかったものの頻発しています。そのつど初動全殺処分で対応していましたが、実はウイルスは既に防疫網をくぐって外部に持ち出されていたと思われます。

そうでなければ、あのような3月~4月期の飛び火現象はありえません。それが大規模化したのがこの11月以降の状況なのではないでしょうか。韓国においては、すくなくとも北部5道においては口蹄疫ウイルスは随所に潜伏しており、発生する機会を待っていただけなのかもしれません。そう考えるとぞっとします。

●私は韓国において口蹄疫ウイルスは土着化したと思っています。野生の鹿やイノシシに口蹄疫が感染してしまっていたのです。これは山中の僻村でも発生している事例から想像されます。、

このような野生動物への感染は決して珍しいことではなく、アフリカのインパラなどに例がありますが、いったん野生偶蹄類への口蹄疫が感染すれば、それはウイルスの土着化を意味します。となると、ウイルスの根絶は半永久的に絵空事になります。

韓国畜産は、この1月中でその運命が決まるでしょう。私たちは支援の声を送りつつ、注視していかねばなりません。

以下、韓国紙をスクラップします。

          。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

江原6大韓牛ブランド、口蹄疫で“焦土化”

「韓牛を守るために初日の出行事までキャンセルしたというのに…」。日曜日の2日午後2時、江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)市庁の大会議室。嶺東(ヨンドン)地域を代表する韓牛ブランド「ハンウリョン」事業団のチェ・ドングァン団長は悲痛のため言葉を失った。崔明熙(チェ・ミョンヒ)江陵市長の主宰で開かれた「口蹄疫防疫対策」会議でだ。

  この日、江陵市庁は一日中、衝撃から抜け出せなかった。江陵市邱井面於丹里(クジョンミョン・オダンリ)の韓牛農家で口蹄疫陽性判定が出たことが、午前10時ごろに伝えられてからだ。防疫担当公務員と畜産農家代表ら約40人が緊急招集された。崔市長は「高級韓牛ブランドを守るために全力を尽くしてきたが、信じられない…」と茫然自失した表情だった。

  江陵市と畜産農家は、嶺西(ヨンソ)地方で発生した口蹄疫が太白(テベク)山脈を越えて嶺東地方に広がらないよう総力を尽くしてきた。一部の道路を閉鎖し、二重、三重の遮断防疫をしたが、結局、口蹄疫は広がったのだ。

この日、江陵で口蹄疫が発生したことで、江原道内の高級韓牛6大ブランドがすべて影響を受けることになった。江原道6大韓牛ブランドとは▽ハンウリョン韓牛▽横城(フェンソン)韓牛▽原州雉岳山(ウォンジュ・チアクサン)韓牛▽ハイロク韓牛▽洪川(ホンチョン)ヌルプルム韓牛▽大関嶺(テグァンリョン)韓牛。

  昨年12月22日に平昌(ピョンチャン)「大関嶺韓牛」ブランド地域で初めて口蹄疫が発生して以来、6ブランド地域に相次いで広がった。ハンウリョン韓牛は江原道、東海岸と隣接した江陵・東海(トンヘ)・三陟(サムチョク)など7市・郡で飼育する韓牛の共同ブランド。

昨年4月、ハンウリョン韓牛1277頭は嶺東圏では初めて、江原大親環境農産物安全性センターから無抗生剤畜産物認証を受けた。「ハンウリョン」ブランド事業団のチョン・ナムジン係長は「無抗生剤畜産物の認証を受け、全国最高韓牛ブランドに飛躍する基盤を用意したが、口蹄疫の発生で心配が深まっている」と述べた。すでに口蹄疫の発生で直撃弾を受け、ブランド品の韓牛生産地域ではため息ばかり聞こえてくる。ブランドの名声を取り戻すための対策はまだ考えられないほど衝撃を受けている。

  1995年からブランド化事業を推進した横城韓牛は、2009、2010年に農林水産食品部から国家名品ブランドとして認証を受けた。横城畜産協同組合のコ・ミョンジェ組合長は「肉汁が多く、味に深みがある横城韓牛が受難し、天が崩れ落ちるような気持ち」と語った。洪川地域の代表ブランドでヌルプルム韓牛は1等級品質の肉生産費率が94%にもなり、国内ブランド韓牛のうち最も優秀だという評価を受けた。

  大関嶺韓牛は汚染されていない自然環境で飼育されるという点を前面に出していた。このため97年から毎年200-300頭を日本に輸出しているが、今回の口蹄疫で大きな打撃を受けた。原州地域の代表韓牛ブランドである雉岳山韓牛は隣接する首都圏の消費者向けに集中マーケティングをしてきたが、今回の感染で販路を失う危機を迎えている。生産・飼育・食肉処理・加工・販売など全過程を電算化して統一された飼料を供給するハイロク韓牛の関係者も頭を悩ませている。

(韓国中央日報1月4日)

口蹄疫:未発生地域でもワクチン接種を検討

慶尚南道天安でも発生

未発生地域でもワクチン接種を検討中

牛や豚などの伝染病である口蹄(こうてい)疫が2日、忠清南道の天安市でも発生した。特にこの日、口蹄疫が発生した忠清南道天安の乳牛農家は、交通量が多い京釜高速道路近隣にあり、忠清南道最大の韓牛(韓国産の肉牛)団地である洪城をはじめ全国に拡散する可能性が大きいため、防疫当局は厳戒態勢を取っている。

 今回の口蹄疫拡散により、政府は口蹄疫が発生していない地域でも予防のためのワクチン接種を検討することにした。現在までは発生地域のみを対象にワクチンを接種してきた。劉正福(ユ・ジョンボク)農林水産食品部長官は、この日記者に会い、「先制的、予防的な意味で口蹄疫が発生していない地域についてもワクチン接種を検討している」と話した。

 一方、昨年12月31日に忠清南道天安市と全羅北道益山市で発生した、ニワトリやカモなど鳥類の伝染病である鳥インフルエンザ(AI)は、さらに2日に慶尚南道泗川市で死んでいた野生のマガモからも検出された。しかし、ニワトリやカモの農場からは、さらなる発生はなかった。
(朝鮮日報 1月3日))

■【噴水台】韓牛の悲鳴

牛は地球上で人間に次いで多いほ乳類だ。 家畜として飼われたのは8000年前。 韓国の韓牛はモンゴル・中央アジア系統で、中国の延辺韓牛、日本の和牛と同じ種という。 三国史記は、新羅(シルラ)の智證王が農耕を勧めたことで初めて‘働く牛’になったと伝えている。 農耕社会で牛は財産目録1号だ。

  柳致真(ユ・チジン)は演劇「牛」でその比重を見せた。 小作人ククソの家の財産、生計手段であり、長男の結婚資本、次男の創業費用だ。 その牛が連れて行かれて家庭が没落する過程を描いている。 このため朝鮮時代にはむやみに屠殺できないように牛籍を作った。 角の形、毛の色、旋毛の位置を記録した牛籍台帳は1970年代まで面事務所の主要帳簿だった。

  韓牛は黄牛が代表的だが、黒牛と白牛もいる。 母似のしま模様の小牛や詩人の鄭芝溶(チョン・ジヨン)の「郷愁」に出てくる牛はともにまだら牛だ。 まだら模様がトラと似ているため虎斑牡とも呼ばれる。 日帝強制占領期の黄牛単種化で消えたが、最近復元され、鬱陵島(ウルルンド)に400頭余りが飼育されている。 黒牛は済州(チェジュ)特産だ。 承政院日記には、仁祖13年、済州国家放牧場で保護飼育するように求める啓が記録されている。

  耕運機の登場で仕事を失った韓牛は食肉として再照明を受ける。 文化人類学者マーガレット・ミードは「英国人とフランス人は牛肉を35部位、東アフリカのボディ族は51部位に分けるが、韓国人は120部位に分けて食べる」と驚嘆した。 現在、市販される牛肉も部位別名称は39にのぼる。 カルビも本カルビ・コッカルビ・チャムカルビ・カルビサル・マグリ・トシサル・アンチャンサル・ジェビチュリの8種類にもなる。

  最近は「ブランド韓牛」だ。 飼料と去勢の時期、肥育方式の違いでそれぞれ最高の肉質を誇っている。 南海(ナムヘ)ファジョン・河東(ハドン)ドルイプ・陜川(ハプチョン)ファント・チャムイェウ・トバウなどの名前もいろいろだ。 ところが全国で韓牛の悲鳴が痛ましい。

口蹄疫のためだ。 清浄地域の江原道(カンウォンド)は大関嶺(デグァンリョン)・ハイロク・雉岳山(チアクサン)・横城(フェンソン)・ヌルプルムに続いてハンウリョンまで、6大ブランドがすべて感染した。

映画「カウベル」の牛は口蹄疫時代の伝説だ。 なんと40年を生きた。 牛の平均寿命は20年だが、食肉処理適齢の24-30カ月も生きられず殺処分された家畜が60万頭を超える実情でだ。 主人公のチェさんは寄付で100万ウォンを寄託したが、果たしていつごろ軽快な鈴、鳴き声を聞けるのだろうか。

  朴鍾権(パク・ジョングォン)論説委員 韓国中央日報 

■追記コメントに上記中央日報社説に対してコメントがありましたので付記いたします。

以下引用

中央日報記事の訂正を願います。
韓牛のまだら牛などが「日帝強制占領期の黄牛単種化で消えたが」とあたかも日本が韓国牛の改悪した論調に記述されていますが、反日朝鮮人の書く文章はすべて吟味しなければなりません。韓国では儒教がいまだに、社会の隅々に悪影響を及ぼしていて、「黒色は不吉な色とされているので特に体表が黄色で黒まだら色の牛は特に不吉とされ淘汰された」のです。

引用終了

■写真 夕陽に染まる畑。なにか火星のようですね。

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口蹄疫問題」カテゴリの記事

コメント

正に壊滅状態ですね。
悲しく残念です。
宮崎での発生時には、私は全くの勉強不足で「わざわざワクチン打っておいてから殺処分」なんて理解できない。生かすなり、でなきゃ早く殺処分すべきだと思ってました。「隣の韓国は素晴らしい防疫体制だ」と…。

韓国の農家さんには、お見舞い申し上げますとしか言えません。
そして、いつ日本に飛び火してくるか危機的状況です。


一つ疑問に思うのは、牛より豚が遥かに大きく感染拡大するなら、なぜ豚優先でワクチン接種と処分にならないのでしょうか?

>なぜ豚優先でワクチン接種と処分にならないのでしょうか

ワクチンの保有量が、豚に打てるほどなかったからでしょう。
(韓国当局はもちろんそうは言ってませんが。)

韓国のワクチンの保有量は、当初30万ドーズ。1/2に90万ドーズ追加。
1/14と1/20に125万ドーズずつ追加予定。

それに対して、韓国の飼育頭数(2009年)は、
牛が308万頭(但し、1/3時点で66万頭が殺処分対象)
豚が958万頭 となっています。

但し本日ようやく、一部の地域で、豚に対する接種も決まりました。

山形さんへ
確か、豚より牛の方が少ない暴露量で感染に至る、すなわち、牛は、罹り易く、ウィルス排出量は少ないが、豚は、罹り難いが、一度、感染すると、ウィルスの増殖炉と化す。
どちらの接種を優先するのかと言えば、罹り易い方をまず、抑え込むという選択だったのでしょう。
ただ、しかし、管理人さんの仰るように、当初から牛豚両方にワクチン接種&殺処分で行くべきでした。もし、殺処分なしで行くとなると、口蹄疫終息後もPCR検査をある期間、継続しなければなりませんし、陽性反応がでた場合、またリングカリングから、始めなければならず、さらに清浄国復帰までの期間が延びるばっかりです。想像を絶する被害が及びます。
しかし、韓国で土着化しているとなると、青空さんが仰るように、牛豚の畜産農家は、枕を高くして眠れませんね。本当に目に見えぬ悪魔です。

上のコメントで、牛の殺処分対象頭数を間違えました。

1/5朝の公表数字で、殺処分対象は2,857戸、826,456頭
(うち豚が735,409頭で89%)。埋却は89%終了。

ですから、殺処分予定の牛は8万頭くらいです。

新年、明けましておめでとうございます

皆様のお役に立てる情報か分かりませんが、感染拡大した要因として《BS1 ワールドニュースアワー・アジア》で「飛び火した農場の農場主は獣医師免許を取得しており、応援要請を受けていたためその関連性を調べる」と報道していたと記憶しています。地名も言っていたのですが、聞き慣れない地名だったので分かりません。

それと、ニュース映像に農場がよく映し出されています。感染拡大している時期におかしい?と個人的に思っています。宮崎の場合マスコミは農場に近づけず農場関係者の撮影?と考えてもカメラを汚染地区の外に持ち出すのは危険なことと考えられていたはずです。

まとまりのない文章で申し訳ありません。早く終息することを願っています。

口蹄疫ウイルスの土着化は、既にモンゴルと支那:内モンゴル自治区の両方地域に生息する野生の白尾カモシカで見られる。モンゴル国境と内モンゴル自治区に2百から3百万頭生息するとみられる白尾カモシカ(whitetail Gazelle)が既に、感染しており、冬季に入り餌不足の為、内モンゴル自治区に南下している。日本のマスゴミは意図的に報道しない。そして、共産中国内ではコントロールは不可能だから、媚中民主党政府は侵入経路は特定しないでうやむやにする。

韓国は人の住まない非武装地帯を介して同国に敵意を持つ国と接しています。

その国がFMDウィルスを介して韓国にいたずらを試みる可能性は無いのでしょうか?
私は最初からこの点を気にしているのですが。

コンタンさんCowboyさん、
ご説明ありがとうございます。これなら私にも解りやすい!

Cowboyさん、元気になられたようで良かった。

前稿に書いた韓国に敵意を持つ国とは勿論北朝鮮の事です。 FMDウィルスによる破壊工作なんて荒唐無稽な想像かもしれません。

しかし北朝鮮のFMD事情についての報道は一度も見た事がありません。 一体あの国はどうなっているのでしょう。 そして韓国と北朝鮮を分けるのが巾4kmで朝鮮半島を横断する非武装地帯です。 ここには自由な立ち入りが出来ず、茂り放題、野獣の天国になっていると聞いた事があります。

だとすれば島国の日本と異なり、韓国はFMD防御について特別な難しさを抱えているのではないでしょうか。

利根様。可能性はありえます。農業テロは常に可能性の一部に存在します。私もそのことを捨てきってはおりません。
蓋然性としてはありえます。現在の北と韓国の緊張関係、北が常套手段とする国家テロ、そして口蹄疫はやる側からすれば簡単かつ安全な手段です。

また、北に口蹄疫が発生していないなどと思う世界の防疫関係者は皆無でしょう。地理的に言っても、二大発生国である中国と韓国に挟まれていて、なんの感染もないなどというのはありえません。

ただ、非常に証明が難しいのです。あくまで可能性でとどまってしまいます。
そしてもうひとつ。私として口蹄疫問題を政治絡みにしたくありません。そのあたりをご理解ください。

北の情報は入りませんし、もちろん証拠はありません。
「可能性」で語るなら「十分あり得る」と私も思います。となるとテロどころか立派なゲリコマです。
しかし根拠を示すことは困難ですから、「陰謀論」として大手掲示板のネタにされてしまい、こちらのブログに変なお客さんを招きかねません。
慎重に扱う必要があります。

ブログを見るのをとっても楽しみにしています☆これからも楽しく読ませて頂きますね(*^_^*)

「中央日報記事の訂正を願います」。
韓牛のまだら牛などが「日帝強制占領期の黄牛単種化で消えたが」とあたかも日本が韓国牛の改悪した論調に記述されていますが、反日朝鮮人の書く文章はすべて吟味しなければなりません。韓国では儒教がいまだに、社会の隅々に悪影響を及ぼしていて、「黒色は不吉な色とされているので特に体表が黄色で黒まだら色の牛は特に不吉とされ淘汰された」のです。反日朝鮮人は、自分たちが、すべての日本人より総て偉いと思っているので、何でも都合の悪い事は、すべて日本のせいにする悪い精神疾患:火病を持っているのです。

安愚楽牧場より北の役場方面から南下したようです。
初期感染地域で、山羊等の牛以外の近縁種(偶蹄類)
がいないぶん感染発覚と(口蹄疫であるとの)判断
が遅れたのは確かでしょう、非典型的な症状および
感染のパターンを示す(香港韓国型)O型ウィルス
なので専門家でも「口蹄疫の」早期発見は至難です。
また、安愚楽牧場到着時には役所から役場に掛けて
それらで働く公務員含めた労働者や住人、乗用車も
「感染源」「感染ルート」であるキャリアーであり
牧場がなくても早期の広域の感染は起きたでしょう。
(もちろん牧場以外なら時間を少し稼げましたが
 民主党政府の週単位遅れの前では誤差範囲です)

小渕政権並の知識と判断力と行動力と熱意があれば
現状よりずっとマシだったとしても、元々の事態が
今回のほうが深刻でした。なぜなら韓国の口蹄疫が
発見そのものは日本とほぼ同時でも、あちらの方は
「既に大きく広まった後」であり、限られた有効な
消毒剤も韓国の国際的買い占めの後だったからです
なぜ韓国の口蹄疫ウィルスの方が大量・多様であり
変異も進んでいたかは人類の起源の出アフリカ説の
論拠と同様、そこから他に広まったから、でしょう。
今回こそ死ぬ気で対策しなければ「他の国々と同様」
大被害は避けられなかったのでありそうなりました。
今回の民主党は少し無能でしたが「通常被害」です、
口蹄疫はそれほどに恐ろしいのであり、10年前も
感染の疑い時点から全力対策したお陰もありますが
小渕総理が突然死まで国民の為に働いたからかも…。

で、民主党の方々。小渕さん位働いてみませんか?
もう一回くらいなら奇跡が起きるかも知れませんよ。

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