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2011年2月27日 (日)

名無し氏の投稿にお答えして  われわれが宮崎を助けたのではない、宮崎がわれわれを助けたのだ!

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名無しさん。
バカな書き込みをしないで下さい。あなたが鹿児島人だったら気分だけはわからないではありませんが、口蹄疫やトリインフルは今の韓国のように全国化するものだと思って下さい。

現在の日本の国家としての防疫レベルでは、口蹄疫やトリインフルをコントロールしきれなくなった時代になっているのです。

あなたの時代認識は2001年レベルに止まっていて、現代のグローバリゼーショの加速化の中で、ウイスル自体がボーダレス・ウイルスとなってしまった時代を見ていません。

たとえば宮崎口蹄疫では疫学報告の中で発生国の観光客がウイルスを持ち込んだ可能性に触れていました。たぶん物証はないですが、そのあたりが宮崎口蹄疫事件の発端なはずです。

では10年前に、宮崎のみならず全国各地の地方空港から中国、韓国といった発生国の大量の観光客が来るという事態を誰が想像しましたか?

宮崎県は韓国との観光でのつながりが強いのでその災厄に見舞われただけです。わが茨城も茨城空港で仁川や上海と直結されているので、口蹄疫やトリインフルに大手を開けて門戸を拡げているわけです。

政府は中韓の観光客を倍増するつもりだそうですから、ひとりひとりを消毒チェンバーにでも入れない限り、また発生してしまうでしょう。

「不浄国から人を入れるな」というような空想的なことを言うブログがあります。馬鹿を言うものです。口蹄疫やトリインフルで断交でもしますかね。そんなことをしたら世界の笑い物だ。

好むと好まざるとに関わらず、現代はそのようなボーダレス・ウイルス全盛の時代に既に突入しているのです。だからもはや単純なヒト、モノの遮断は不可能です。

一国的な防疫は不可能な時代だと私は考えています。中国で起きた発生は必ず韓国に伝染し、韓国の感染はかならず海峡を渡ってわが国に襲来すると諦観したほうがいい。

Photo図はトリインフルの発生国の世界地図です。わが国がまさに発生国のど真ん中に位置しているのがわかるでしょう。

トリインフルは渡り鳥がキャリヤーとなります。牛、豚は空を飛べないが、鳥は飛んで来るのですよ。どうやって防ぎますか。ある意味、口蹄疫より更に防ぎにくいでしょう。

私は韓国や中国、ロシアと政治抜きで口蹄疫地域集団防疫体制を構想する時だと思っています。情報の共有、ワクチン・バンクの創設、共同のウイルスや防疫研究、そしてそのための共同の「家畜伝染病アジア基金」の創設です。

そのような時に、一国の中で宮崎県をくさして何になりますか。オージーが安全・・・。すいませんが失笑ですね。オセアニア諸国が、孤立した地理的条件にかかわらず、すさまじいばかりの防疫体制を敷いているのかは有名で、NZなど韓国の救援隊を入国拒否したほどです。

それは彼らは家畜が主要産業だからです。畜産で喰っているわけではないわが国にそんな真似をしろと言う方が無理です。私たちは私たちの国の現実の中で現実的な対策を立てていくしかないのです。

さて、このような状況を頭に置いていただけましたか?この状況下で宮崎が不運に見舞われました。

しかし、私は口蹄疫が宮崎県東部で局部的にくい止められたのは奇跡的なことだとすら思っています。唯一、えびの市に飛び火しましたが、あれは不心得な県外資本の企業畜産の反社会的な行為のためです。

宮崎人は多大な被害を被りながら身を挺して口蹄疫を封じ込めました。自らの牛を豚をワクチン接種して殺処分にした宮崎人たちの気持ちを考えてみたことはありますか。

彼らは単にお上の命令を唯々諾々と聞いていたわけではありません。「これ以上の感染を防ぐ。ここでくい止めるんだ」という自己犠牲的な精神なくしてはありえなかった尊い行為です。

宮崎人はこれをなしました。誰のために?他の地域を守るためにです。宮崎人は我が国畜産の防波堤として戦い、そして巨大な損害を被りながらその目的を達成したのです。宮崎県東部で封じ込めることに成功したのです。

私たち全国の畜産農家はそのことを知っています。くさす人もいるでしょうが、ごく一部です。大部分は自分の身に置き換えて、自分だったらできるだろうかと自問したはずです。そして心の中で宮崎人に深く頭を下げ、カンパを送りました。

ところで、今回のトリインフルは渡り鳥由来です。したがって全国各地でほぼ平等に発生する可能性があります。

たまたまその一枚目のカードを引いてしまっただけだと私は思っていますよ。

あなたのように「汚い宮崎の肉」というようなことを言う人がいるから、風評被害を恐れて畜産家は、発生しても隠匿してしまうのです。

あなたのいう論法で発生地域を「汚い肉」として日本の恥のように言う人が絶えないから、畜産家はいっそう風評を恐れて発生を隠し、かえって感染拡大の火種を再生産してしまうのです。

もの言いに気をつけてください。あなたはかえって感染を拡げるような発言をしているのです。

今必要なことは、宮崎をくさすことではなく、どうしたらこのような伝染病が防げるのか、地域防疫はどうしたらいいのか、殺処分だけでなんとかなるのか、ワクチン戦略はどうすべきなのか、などということを自分の頭で考えることです。そして発言し国を動かすことです。

あなたのように後ろ向きな姿勢で、宮崎を非難してもなにも生まれませんよ。

        ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

以下、名無し氏の投稿です。読みにくいので改行しました。それにしてもなんで鹿児島大学なんですかね。岡本嘉六先生の関係かしらね。岡本先生も迷惑だろうな。

宮崎人に畜産をやる資格なし。というのを鹿児島大学様にメールで送りました。

口蹄疫、鳥インフルエンザではもう中国産の肉と変わりありません。宮崎の畜産農家が日本の畜産の足を引っ張っているのです。宮崎牛、宮崎地鶏がなくなっても日本は困りません。

私はそんな汚い宮崎の肉より安全で安いオーストラリアの肉を買っています。宮崎の畜産農家がどれだけ全国の畜産農家にご迷惑をかけているのか反省しろ!お前らは日本には必要ないんだよ!

詳しくは鹿児島大学様にお問い合わせください。

      ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

■三重で新たに鳥インフル=大分は移動制限解除

時事通信 2月27日(日)0時30分配信

 三重県は26日、南伊勢町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が見つかり、遺伝子検査で陽性を確認したと発表した。三重県内では今冬、2例目の発生となる。
 県によると、この養鶏場は鶏舎27棟で、採卵鶏約26万羽を飼育している。感染が確認されたため、全ての鶏を速やかに殺処分するが、一つの農場での殺処分として今冬最大の規模になる見込み。
 この農場を中心に半径10キロで鶏や卵などの移動を制限する。
 同日午前8時に養鶏場から県の家畜保健衛生所に対し、「22羽が死んでいるが、昨日に比べて数が多いので調べてほしい」という連絡があり、簡易検査の結果、10羽中4羽で陽性を確認。遺伝子検査した4羽全てから「H5亜型」のウイルスを検出した。
 一方、大分市の養鶏場の鶏が強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染した問題で、大分県はこの養鶏場の半径5キロ圏に設定していた鶏や卵などの移動制限を27日午前0時に解除した。半径10キロ圏内の検査で異常がなかったため。 
        ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

■三重県における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(2例目)の確認について

平成23年2月26日 農林水産省

1.農場の概要

農場所在:三重県度会郡(わたらいぐん)南伊勢町

飼養状況:採卵鶏 約26万羽

2.経緯

1)2月26日午後、三重県から、度会郡南伊勢町の養鶏場より前日の2倍以上の死亡鶏が確認されたとの通報を受け、A型インフルエンザの簡易検査を行ったところ、陽性が確認された旨連絡がありました。(平成23年2月26日公表)

(2)26日深夜、同県の家畜保健衛生所による遺伝子検査の結果、H5亜型陽性であることが判明しました。死亡鶏の状況等も合わせて考慮し、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と判定しました。

(3)なお、これに先立ち、田名部政務官が三重県知事と電話し、国と県が緊密に連携して対処することを確認しました。

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■写真 モノクロで欅を撮ってみました。なんか怖いですね。

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コメント

あまりにも無責任で無遠慮なコメントに怒ってのエントリーかと思いますが、「名無し」コメントは無視してよいでしょう。
書き込んだ名無しが「自分の無知と馬鹿さ加減」を披露して恥を晒してるだけです。

誤った認識で宮崎の畜産を一方的にくさしておいて、詳しくは鹿児島大学に聞けとか…噴飯ものであり、相手にする価値などありません。

大変な時に更新お疲れ様です。
私は口蹄疫を県内で食い止めた宮崎の皆様を支持し、感謝してます。
そこへもって鳥インフルエンザという災厄に、心よりお見舞い申し上げます。

何を買って食べるか、国産か輸入品か、国産でもどの県産なのかの選択権は購入者にありますから、購入者の自由です。
一般消費者は様々な情報から様々な判断をします。全ての消費者に同レベルの情報を提供する事は出来ませんが、農業団体は新聞、テレビ、ラジオ、今ではネットでも情報発信する事が必要です。
口蹄疫やトリインフルだけではなくTPPに関しても正しい情報発信する事が重要だと思います。私も購入している農業新聞はあくまでも「業界紙」であり、一般消費者(国民)が目にするものでは有りません。お金はかかりますが、全国紙に掲載する事が必要です。
名無しさんがどのような人かは知る術はありませんが、誤った認識で情報提供する事は、正しい現状認識を出来ない人を生みだす事につながります。書きこみするときは十分注意して欲しいです。
宮崎の口蹄疫に関しては、「よくぞ県内東部で食い止めてくれた」と思っていますし、早期再建を願っています。

伝染病に、県境はないでしょう。
名無しさんも、鳥インフルエンザワクチン接種ボイル加工ブロイラーを毎日、お食べになっているのかもしれません。外国では、ワクチン接種OKですので、日本は、輸入してますから。。オージービーフが、完全に安全かと言うと、そうでもないのですよ。農水は、ニュージーランド産水牛を、まず、疑ったのですから。。
なお、オーストラリア産黒毛和種は、宮崎の技術移転だし。。

発生が宮崎だから、偶然が重なり止められたのだと思えます。

一部の大規模農家さんが、繁殖農家さんのように、健康管理していてくれたら、良かったかな~との反省は、確かにありますが、ほとんどの農家さんは、不可抗力です。

名無しさんへ
あなたが、鹿児島大学に送ったと言うメールの内容をできれば、披露していただけませんか。
披露が叶わぬと言うことでしたら、何学部の何学科の誰宛に送ったのかだけでも、教示下さい。お望み通り、是非、問い合わせてみたいです。私の母校ですから大変気になります。

因みに、宮崎牛とは、宮崎県内で生産肥育された、4等級以上の格付けを有する牛肉のことです(JA系列の食肉加工所を経由するのは自明ということで。)。商標登録もされています。
http://www.jbeef.jp/brand/view.cgi?id=136
ですから、宮崎県にいる全ての牛が「宮崎牛」というわけではありません。
それとも、ピンポイントで宮崎牛だけが必要ではないと主張されたいのですか?(意図を計りかねますが)

それと、「名無し」というHNは、ややネチケット違反の側面があります。できれば、きちんとしたHNを名乗るべきではないですか!

宮崎牛の素晴らしさは、全国の黒毛和牛関係者が知っています。

ですから、宮崎の種牛や繁殖母牛が殺されたのは、全国的に物凄い損失です。そして、その犠牲は我々全国の畜産農家のためでした。
農水の家畜改良事業団から種牛提供したらいいだろうという話がありましたが、それは、宮崎牛の能力の高さを、全く知らない人間のせりふです。

名無しさん、くだらない事、言わないでください。

我が家にも、宮崎生まれの母牛が5頭います。

青空です。

名無しに対していちいち反応するのも大人げないですが、このような無神経な屑は許しがたい。
やはり我慢のならない餓鬼はどうあがいても、何歳になっても厄介者ですね。あなたの成長を見守る程日本に余力はありません。成長する余地はないのは確信できるのでどうか今後も世の中から離れ、迷惑をかけずに存在を消してお過ごし願えませんか。
あなたこそ、日本人の恥であり、どれだけ周りに迷惑をかけていきているかわからない人です。あなたの近しい人たちも皆あえていわないだけで心の底からそうあなたに思っていると思いますよ。はやく空気を読む力をつけましょう。

宮崎県は世界でも前例がない偉業をやってのけたと私は感じています。
まさに竹槍と石で最新への無慈悲な軍隊を、わずか1県の陣容で撤退させ、殲滅したのと思っています。
有効な正規兵の援軍も届く気配のない中、軍、民間の隔てなく、総力を結集し、また全国の義勇兵の力を借りつつ、多大な犠牲を払い封じ込め反目しながらも最後は国をあげて戦い勝利したのです。その地獄の試行錯誤の連続と緊張感を理解することはおろか想像することもできない方が、最高学府に意見書を送るなど。失笑しますね。

わたしもぜひ送ったメールを拝見して見たいです。
きっと「てにをは」もひどい物でしょうがこれもなにかの縁ですので添削して差し上げます。小学生ぐらいのレベルにはして差し上げたいと思います。

(名無しさん以外の)皆さんへ
暖かい、記事、コメント、ありがとうございました。
日夜、精一杯の防疫をやったことが、県外の皆さんに理解されているという実感が湧きました。

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