政府主導の放射能風評被害で、被災地農業は命脈を断たれる
とうとう私の住む行方市(なめがた)のパセリから暫定基準値を超えるもの出ました。お隣の鉾田市で既にホウレンソウが出ていましたから首を洗って待っていたのですが、早くも市中引き回しの上、打ち首獄門が待っていました。
被災地を打ち首にするなどほんとうに「国民の生活が第一」を掲げる政党のやりそうなことです。
健康被害はまったく考えられません。あくまで暫定基準値は一年間一定量を食べ続けた結果、ある特定の(たとえば甲状腺患者など)に被害が出る可能性があるという数値でしかありません。
ストロンチウムやコバルトならいざしらず、ヨウ素131などは原発事故初期に気化して空気中に放出されるもので、半減期は8日間にすぎません。
どうしてこれを出荷停止に指示しなくてはならないのでしょうか。
食品衛生法では基準値を超えた農家を相手にした出荷停止はできますが、今回のような広範な地域にわたる規制はできない、だから原子力災害対策特別措置法に基づいて、福島、栃木、群馬、茨城の4県に出したわけです。
福島県はホウレンソウなどに特に高い数値が出たわけでもないのに、ただ原発に近いところが規制されないのはおかしいと勝手に判断して、なんの調査もされないままに対象地域に組み入れられてしまいました。
そもそも今回の調査は極めてザルで、しっかりとした調査をしたわけでもなんでもないのです。それを首相が内閣総理大臣名で仰々しく下命するからこうなりました。
他に茨城からは牛乳とカキナもでています。生産物ではありませんが常陸太田と東海村では水道からも検出されました。東京の金町浄水場でも出たようです。
福島県産野菜は、ブロッコリー、ホウレンソウ、クキタチナ、シノブフユナ、サントウナ、コマツナ、アブラナ、カブ、チジレナ、コウサイタイ、キャベツから検出させれ、ホウレンソウ、シュンギク、ブロッコリー、カリフラワーには摂取制限まで出ました。
このような政府の対応がなくとも既に東京太田市場では、福島、茨城、群馬、栃木、千葉などの近県の野菜の返品、発注停止が始まっています。東京のスーパー各店からは近県の野菜類はほぼ姿を消したようです。
わが村の影響は、この状況が推移するならば、ほぼすべての農産物、畜産物が政府の首相名指示によらずとも、放射能風評被害で完全に売り先を断たれることになりました。
あまりに影響が巨大で、すべての農業分野に及ぶため対策の立てようがない有り様です。せいぜいが補償金交渉をするか、もう少し制限範囲を確定して細分化してほしいといった声しか出てきません。
と言っても、今更ここまで大きな放射能風評を政府が音頭取りしてやってしまった以上、今さら地域を細分化して、どこそこの地域や露地は助けてほしいと言っても無駄でしょう。
農水省はとりあえずの生活資金を提供すると言っています。この原発事故が終息次第に各地で巻き起こるであろう巨額な民事訴訟は、戦後史上最大級の訴訟へと発展すると思われます。
一部の原子力学者はテレビで、これらの検出された地域では客土をする必要があるなどと言っていましたので、私は笑い転げました。
福島、茨城、千葉、栃木、群馬、そして今後も風向き次第でどこに行くかわからない微量放射性物質の降った可能性がある土地はすべて客土せよとでも言うのでしょうか・・・!
簡単に客土といいますが、それは地表表面を剥いで、汚染のない遠くの地域から新たな土を入れるという途方もない作業なのですよ!膨大な量の新たな土が必要であり、膨大な手間と巨額な資金、そしてそれを堆肥を入れて富んだ土にしていく長い時間が必要です。
それを5県の規模でやれと!空論です。
私は仲間の農家にどうせ罰則規定がないのだから、全部のJAと生産団体がそろって出荷したらいいじゃないかと言いました。彼は力なく笑っていましたが、私はそれくらいしなければ首相は自分のやったことの重さに気がつかないと思います。
(写真上 倒壊した扉写真の北浦の水神様の鳥居 水神様もお怒りおことでしょう)
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■政府が要請した摂取・出荷制限の農畜産物一覧
【摂取制限】
福島県産 非結球性葉菜類(ホウレンソウ、コマツナ、チンゲンサイ、カキナ、サニーレタス、クキタチナ、シノブフユナ、サントウナ、コマツナ、チジレナ、コウサイタイなど)、結球性葉菜類(キャベツ、ハクサイ、レタスなど)、アブラナ科の花蕾類(ブロッコリー、カリフラワーなど)
【出荷制限】
福島県産 (摂取制限の農産物に加え)原乳、カブ
茨城県産 原乳、ホウレンソウ、カキナ、パセリ
栃木県産 ホウレンソウ、カキナ
群馬県産 ホウレンソウ、カキナ
■枝野官房長官記者会見発言抜粋 (3月23日)
「これらの指示は、現時点で一時的にこうしたものが食用に供されたとしても、健康に害を与えるようなものではない。しかしながら、こうした状況が今後、長期にわたって継続をすることが残念ながら想定される中で、念のために早い段階から出荷を差し控えて頂き、かつ、できるだけ摂取しないようしていただくことが望ましい。こういった趣旨で今回、出荷制限および摂取制限を指示したものだ」
「先ほど申し上げたさまざまな野菜類のデータは厚生労働省から報告いただいているはずだが、最大値を示した野菜を約10日間にわたって食べていたと仮定しても、1年の自然放射線量のほぼ2分の1にとどまるものであり、直ちに健康に被害が出ないことはもとより、将来にわたって健康に影響を与える放射線量を受けることにはならない。ただ、こうした状況が今後も継続することが予想されることから、今の段階でできるだけ摂取をされないことが望ましい。そして、出荷を差し控えていただくよう指示したものだ」
「先ほど申した通り、もし食に供されていた場合でも、そのことによって健康に害を及ぼすものではないが、こうしたものが一定期間続くことが予想される状況の中で、念のため、早い段階でこうした指示をしているものだ」
「今、もし食に供されていたとしても、されたとしても、直ちに何かの影響が出ないのはもとより、将来にわたって健康に害を及ぼす、影響を与える数値の摂取がなされるということは想定されていない。しかしながら、出荷制限の時点よりもより大きな数字が出ている。つまり、どの程度、摂った段階でそうしたリスクが生じるかということについての可能性がより高くなっているわけであるので、出荷にとどまらず、摂取についても念のため今から差し控えていただくことが望ましいということであり、いずれにしても、食に供しても健康に影響、現時点で及ぼすというふうにはなっていないが、将来に備えて、早い段階で、ということの意義が出荷と摂取では違っているということだ」
「そうした意味では、詳細、それぞれの『等』の範囲、つまり非結球性葉菜類、ホウレンソウやコマツナ等、実を結んでいない葉っぱ類、それはかなりいろいろなものがあって、そのすべてについて数字が出ているわけではないが、しかしながら、こうした種類のものについては全体的に同じような状況であることが合理的に想定されるので、こうした種類のもの全体に出荷制限をかけたということだ」
■放射線の拡散予想図
(日本経済新聞より引用)■福島産野菜に摂取制限!放射性物質の基準値大幅超え
福島県内の野菜から食品衛生法で定められた暫定基準値を大幅に超える放射性物質が新たに検出された。このため菅直人首相は23日、ホウレンソウ、キャベツやブロッコリーなどを食べないよう全国の消費者らに求める「摂取制限」の発動を福島県の佐藤雄平知事に指示。摂取制限は原子力災害特別措置法に基づく措置で発動は初めて。茨城県産の原乳、パセリの出荷停止も指示した。
新たに暫定基準値を超える放射性物質が検出された福島県産野菜は、ブロッコリー、ホウレンソウ、クキタチナ、シノブフユナ、サントウナ、コマツナ、アブラナ、カブ、チジレナ、コウサイタイ、キャベツ。本宮市で21日に採取されたクキタチナからは、基準値(1キロ当たり500ベクレル)の164倍に当たる8万2000ベクレルの放射性セシウムと、基準値(同2000ベクレル)の7倍以上の1万5000ベクレルの放射性ヨウ素が検出。この11品種と同じような状態と推定される他の野菜も、放射性物質が検出されていなくても規制の対象に含めた。
摂取制限は放射性物質による体内での内部被ばくを避けるため、政府が特定の食品について食べたりするのを差し控えるよう求める措置。消費者が出荷停止前に購入して冷蔵庫に保存していたり、農家が自家消費用に保管している分を食べないよう求め、制限期間は「当分の間」としている。
事態の深刻化を受け厚労省は23日、福島県に隣接する宮城、山形、埼玉、千葉、新潟、長野の6県に対し、今回制限対象となった野菜の検査を強化するよう要請。レタスやネギ、ニラ、キュウリやトマト、アスパラガスなど、これまで基準値を超えていない野菜も対象とした。
同省は放射性物質の量が最も多く検出された野菜を約10日間、1日100グラムずつ食べ続けた場合に浴びる放射線量は、1年間で人が自然に浴びる放射線量の約半分に相当すると説明。枝野官房長官は摂取制限の理由について「出荷制限の時点よりも大きな(放射性物質の)数値が出ている。(放射性物質が飛散する)この状況が長期化することを予測し、早い段階から摂取を控えることが望ましい」と語った。
茨城県でも、水戸市と河内町で19~21日にかけて採取された原乳、鉾田市と行方市で採取されたパセリから、基準値を超える放射性物質が検出された。
政府は21日、福島、茨城、栃木、群馬の4県にホウレンソウとカキナの出荷停止を指示。福島県には原乳の出荷停止も指示していた。
■ 「じわじわ首が絞められていく」 福島、嘆きと憤り
東京電力福島第1原発の事故の影響で、政府が23日、福島県産の葉物野菜などに摂取制限と出荷停止を指示したことに対し、福島県内の農業関係者などは重苦しい嘆きと憤りに包まれている。(福島総局)
「先が見えれば我慢もできるが。被害に終わりがない」。福島県農協中央会の長島俊一常務理事の表情は暗い。「もう風評被害の段階を超えた。出荷自体ができなくなってしまった」と話す。
福島県の野菜の産出額(2009年)は540億円で全国15位。県の農業産出額の2割強を占める。松本友作副知事は会見で「県にとり痛恨の極み。国と東電には一刻も早く収束させるよう求める」と口調を強めた。
政府のモニタリングで最も高い放射性セシウム(8万2000ベクレル、基準値の164倍)が検出された本宮市のクキタチナ。みちのく安達農協によると、ほとんどが直売所への出荷か自家消費という。
同市南部の農業女性(80)は「春先の貴重な葉物野菜で、自分もよく食べる。直売所に出すと喜ばれたけれど」と肩を落とす。
「ハウス栽培なのに、福島県産だからと一切が駄目になった。出荷停止の対象が増えていき、栽培できる作物がなくなってしまう」と話すのは西郷村の農業高橋正人さん(48)。昨秋、ハウス3棟を建てたが、このままでは借金だけが残る。「いっそのこと、ことしは県産野菜の出荷をやめ、きちんと補償するべきだ。このままでは、じわじわと首が絞められていくようだ」と訴える。
消費者への影響も大きい。会津若松消費生活研究会の小沼光子会長は「健康な生活を送るために野菜は必要。放射能の影響を判断できない消費者は途方に暮れてしまう。広い県内には安全な生産地もあるはず。県単位ではなく、地域ごとに検査して細かく規制するべきだ」と注文を付けた。
流通業も対応に追われている。福島県を中心に宮城など5県に170店を展開するヨークベニマル(郡山市)は23日朝、出荷停止の情報を受け、対象のブロッコリーやコマツナなどを撤去した。ホウレンソウなどは集荷を変更して九州から仕入れている。同社企画財務室は「野菜がなくならないよう、他の産地から集荷して何とか対応したい」と話した。
[福島県内の放射能汚染] 20日の県の調査で飯舘村の水道水から飲用の基準値(1キロ当たり300ベクレル)を超える965ベクレルのヨウ素131を検出。住民に飲用を控えるよう求めた。
伊達市など5市町の水道水から乳児の飲用に関する基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回るヨウ素131を検出。国は22日、乳児の飲用を控えるよう要請。
農産物について国は21日、ホウレンソウとカキナ、原乳の出荷停止を指示。23日、食品衛生法の暫定基準値を超えたため、葉物野菜など11品種について摂取制限を指示した。(河北新報2011年03月24日)
(写真 日本農業新聞3月24日より引用 クリックすると大きくなります)
■茨城県産パセリと原乳も出荷制限 基準超える放射性物質
県は23日、水戸市と河内町で19~21日に採取した放牧牛の原乳と鉾田、行方市のパセリから、食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質を検出したと発表した。政府の原子力災害対策本部は同日、原子力災害対策特別措置法に基づき本県に対し当分の間、原乳とパセリの出荷を控えるよう指示。本県農畜産物の出荷制限はホウレンソウ、カキナに続き計4品目に拡大した。橋本昌知事は同日の記者会見で、「早急に原子力事故を終息させてほしい。生産者に出荷自粛を要請する以上、きちんと補償を約束してほしい」と訴えた。
県によると、放牧牛の原乳から基準値(1キロ当たり300ベクレル)の5・7~3倍の放射性ヨウ素を検出した。最大値は1700ベクレル。セシウムは基準を大幅に下回った。牛舎内で飼育されている乳用牛は8市町で検査、全て大幅に基準以下だった。 パセリからは基準値(同2千ベクレル)の6~1・8倍のヨウ素と、1・5~1・1倍のセシウム(基準値同500ベクレル)が検出された。 政府は、地域を区別できないとして原乳、パセリともに全県の出荷制限を指示。県は23日、JAや県酪農業協同組合連合会、市町村などに通知した。 橋本知事は会見で、分析結果が出た22日に原乳、パセリの一部生産者に対し出荷自粛を要請していたことを明らかにした。県酪連は22日に出荷自粛を決定、23日から全戸で原乳の廃棄に入った。 一方、県は7市で牛・豚・鶏肉と鶏卵を20日に採取して検査した結果、放射性物質は検出されなかったと発表した。 ■摂取制限対象の野菜 ホウレンソウ、クキタチナ、シノブフユナ、サントウナ、コマツナ、アブラナ、チジレナ、コウサイタイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー (茨城新聞3月2日)
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■出荷停止で農水省方針 当面の生活資金を援助
東北や関東各地で生産された農産物から食品衛生法の暫定基準値を上回る放射性物質の検出が相次いでいる問題で、農林水産省は23日、国による出荷停止の指示などで損害を受けた農家や畜産家に当面の生活資金を援助する方針を固めた。
政府は農家の損害を補償することを明らかにしているが、実現するまでには時間がかかる見通し。一方で、出荷停止による収入減で日常の生活費が不足している農家も出ているため、農水省が短期的な対応策として、月内にも生活資金の援助策を打ち出す。
鹿野道彦農相は同日、記者団に「農家への補償は緊急を要する問題だ。時間がかかるものもあるし、短期的に早急にやらなければならないものもある」と述べ、結論を急ぐ考えを示した。
農水省は、自然災害や風評被害などで損害を受けた農林漁業者に対し、日本政策金融公庫が運転資金を低利で緊急融資する既存制度の活用などを検討。利息分は国が補?し、事実上の無利子融資とすることも視野に調整している。
出荷停止の指示を受けた福島、茨城、栃木、群馬各県の農家では、対象品目のホウレンソウや牛の原乳などを廃棄する動きが広まっている。
■放射性物質の検出相次ぎ6県に検査強化を要請
東北、関東各地で農産物や水から放射性物質の検出が相次いだ。政府は23日、葉物野菜などの摂取制限を指示した福島県に近接する宮城、山形、埼玉、千葉、新潟、長野の6県に、ネギやニラ、枝豆、サヤエンドウなど豆類といった幅広い品目の検査強化を要請、東北、関東での検査体制を整えた。東京都は同日、浄水場から水道水1キログラム当たり210ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表、乳児が飲むのを控えるよう求めた。
東日本大震災による福島第1原発の事故発生から12日。放射性物質の拡散は食や水の安全性を脅かし、暮らしに影響し始めた。政府は、検査体制を生かし、放射性物質を含む農産物の流通を止めたり、消費者に情報を提供したりして不安解消に全力を挙げる。
農林水産省は検査を強化する品目として、福島県で食品衛生法に定める暫定基準値を超える放射性物質が検出されたホウレンソウ、キャベツなどのほか、葉物野菜では水菜、レタス、白菜、実を食べる果菜類ではキュウリ、トマトやナス、茎を食べるアスパラガスなどを具体的に挙げた。
これまで6県の農産物からは基準値を超える放射性物質は検出されていない。各県が独自に調査を行っているが、品目が異なり、検査方法にもばらつきがあるため、政府が指針を示して網羅的に点検することにした。
菅直人首相は23日午前、福島県産のホウレンソウなど葉物野菜などを食べないよう求める「摂取制限」の発動を初めて指示。これらにカブを加えた野菜の出荷停止も指示していた。
■ 首相名による出荷停止指示書
平成23 年3 月23 日茨城県知事
橋本 昌 殿
原子力災害対策本部長
内閣総理大臣
菅 直人
東京電力(株)福島第一原子力発電所において発生した事故に関し、原子力災害対策特別措置法(平成11年法律第156号)第20条第3項に基づき、下記のとおり指示する。
記
貴県内において産出された原乳及びパセリについて、当分の間、出荷を控えるよう、関係事業者等に要請すること。
■茨城県の放射線量の状況 3月24日現在(健康に影響はありません)
2011年03月24日 09時40分の状況 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
空間線量率(nGy/h) 風速(m/s) ■ 茨城県飲料水の測定結果 PDF : 40KB http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/20110323_21/files/suidou3.pdf ■ 福島第一原子力発電所事故に伴う県内農林水産物への影響について(第5報) これまでの調査で安全であると確認した品目○露地栽培(5品目)ネギ,キャベツ,レタス,レンコン,ハクサイ ○ハウス栽培(12品目)トマト,イチゴ,キュウリ,ニラ,ミズナ,チンゲンサイ,ピーマン, エシャレット,大葉,切りミツバ,セルリー,小玉スイカ ○畜産物(4品目)【本日公表】牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵 ○水産加工品(2品目)揚げかまぼこ,シラス干し 県調査分析結果(原乳) PDF : 74KB 県調査分析結果(パセリ) PDF : 62KB 県調査分析結果(畜産物) PDF : 27KB http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/20110323_11/files/201100323_11b.pdf ■茨城県鹿行郡ガソリンスタンド情報 ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。 |
■ 北海道様。お見舞いありがとうございます。家内は元気ですと言いたいところですが、やはり呼吸すると痛いようです。しかし肉体的により、長く続く余震ともいえない連日の震度5責めで参っているようです。もっともこの私も含めて、村人皆んなですが。
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コメント
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「生活が第一」を掲げ、愚策を講じ続ける無能な政治、ここに極まれり。
客土…国はホントに意味分かって言ってるんですかね?
サクッと土を入れ換えるだけ程度に考えてそうです。
今は兎に角原発が収まるのを祈り、隊員たちに感謝し応援するだけ。
今日は南の風が入り、国のモニターが入ってるこちらも戦々恐々ですよ。
まあ、昨日の東京みたいな水パニックなんか知ったこっちゃなく、水道水ウメェ~です。
小さい赤ちゃん抱えた親が過剰に心配するのは理解できます。
が、国産品や北米産のボルビックやクリスタルガイザーならともかく、あわてて買ったヴィッテルやコントレックス等の欧州産硬水で粉ミルク溶かして…今夜あたり下痢に苦しむ赤ちゃんや親が続出するだろうと、悪い予想をしてます。
水道水または軟水ミネラルウォーターとのブレンドの方が遥かに実用的で安全です。
セシウムは無理だけど、東京都内で普及してる浄水器の活性炭フィルタで、ヨウ素はかなり取れますし、
ホウレン草などの葉物野菜は、ザバザバと洗えばあらかた流れます。
キャベツはダメで、レタスはセーフってのも、またまたなんとも納得行きません。
出荷間近だったハウスで「赤根ホウレン草を」を、トラクターで潰す映像には、思わず涙がポロッとしました。
長期戦は必死です。
野党やテレビ番組では、阪神淡路での経験を生かして…という提言がしつこくされてますが、政府側が対応しきれない。
高所放水作業車を持つ四日市の建設会社も、覚悟を決めて志願しながら「民間人を危険にさらすのは…」と、また曖昧な友愛精神を発揮して…すでに3日待機のままです。萎えますよ。
「救援物資の防護服」を着せてでも、「すまん!だがしかしこの難局です。救って下さい!」と、指揮命令系統だけ徹底させていち早く送り込むべきでした。
現在の政権与党こそ、存在自体が国難です。
もう2週間ですよ!
原発は想定外だったかもしれませんが、何もかも遅すぎます。
末端の被災者どころか、今日にも中核都市の仙台ですら食料尽きそうです。3日前の仙台からの情報では、やっと生鮮野菜が入り始めましたが
「キャベツ1玉600円!」
「ダイコン1本800円!!」
だそうです。
もう、それは大根なのかと。
1日も早く平穏な日常に戻って欲しいですし(東北3県に茨城県も入れて欲しい)
可能な限り援助していきたいです。
現在の山形は仙台や三陸方面への、完全な後方兵担基地です。
まだなかなかガソリンが回りません。
玉子や牛乳並みにタバコすら枯渇してます。
デーリィの「ヨーグルッペ」
某アニメ以外で初めて見ました。
去年応援しまくった宮崎県都城工場産でした。
イオン系スーパーが、先日の「根釧牛乳」のように融通したようです。
投稿: 山形 | 2011年3月24日 (木) 10時26分
被災地の皆様にお見舞い申し上げます。
今はトンネルの中で出口が分からない状態だと思います。出口が見えるまでなんとか耐えて欲しいです。
生きていれば辛い事があるけど必ずいい事があると信じています。頑張っていると思いますが自分を見失わず、希望の光を見つけられる事祈っています。
投稿: さばっち | 2011年3月24日 (木) 11時31分
せっかく、出荷しようとしていた野菜をローターリーで破砕し、鋤きこまなければならない農家の人の気持ちは、如何ばかりか。うちでも、野菜を作って出荷するので、そのお気持ち、大変、よく分かります。
政府が、出荷停止・摂取制限というのなら、その野菜や原乳は、どういう廃棄をすればよいのか。まさか、生コンで固めて地中深くに埋設しろとでも言うのでしょうか。
このたびの出荷停止・摂取制限は、国民、いや全世界の人々の記憶から、この事実が薄れ行くまで、風評被害が及ぶと言うことを意味します。そのことを、政府は分かっているのでしょうか。
補償額は、生産量に比例することとなるでしょう。しかし、そのとき生産した野菜などに対する補償だけでは済まないことを政府は分かっているのでしょうか。事後も風評被害に苦しむことに対する補償は成されるのでしょうか。恐らく、無いでしょう。
品目として上がっていないキノコ類も、茨城県産と言うだけで、売れ残っているようです。何とも、やり切れません。
この大震災発生後の3月17日に急ごしらえで策定した暫定基準で、これほどの大鉈を振るわせてよいものでしょうか。
何故、政府は、東大の医師(准教授)が、何の問題もないといっている水道水を「乳児に飲ませるな」というのでしょうか。
科学は、もっと厳密なものだと思います。その基準を作った当時の背景とそれに携わった人たちは、どの程度の想定をしていたのか。このようなパニックを想定していたとは、到底思えません。恐らく、かなりの安全率を掛けているはずです。自分たちに責任が及ばぬように。
話しは変わりますが、
先日のこちらでの子牛競り市では、遠路、茨城から購買に来ていただき、厚く御礼を申し上げます。
投稿: Cowboy@ebino | 2011年3月24日 (木) 17時00分
「出荷規制や摂取規制の対象品目を継続して摂取しない限り健康に影響する事は有りません」と政府が言っているのであれば、出荷規制されている野菜や原乳を総理官邸や国会議事堂に持ち込み、議員さんたちにテレビカメラの前で食べてもらったら良いのでは無いでしょうか?
一時的に摂取しても大丈夫・・・なのだから、皿に乗せた分くらいは食べても全然問題ないと思います。
官房長官が発表してしまった事のフォロー的に公共放送が一生懸命していますが、一度刷り込まれた不安感を払拭するには長い期間が掛ってしまうと考えます。
4県全ての畑の土を全面的に客土?・・・誰がその費用負担をするの?国?東電?どちらにしても結局の所、一般国民が負担する事になります。
災害復旧費用の負担は多くの国民が納得すると思いますが、取って付けた様な暫定基準で、野菜や牛乳、水道水を評価し、混乱を生じさせるような事を発表した政府の責任部分は納得できないと思います。
国民が選んだ議員の決めた事は、国民の責任・・と言われますが、国民に負担を求める前に、国会議員の全財産を差し押さえ、その費用に充てた後でなければ理解されないのではないでしょうか?
遠く離れた北海道十勝でも、ミネラルウオーターの品切れが出てきました。本数制限も始りました。(東京等に住む友人知人に送る為沢山買い込む人が多い為だそうです)
まさに風評被害です!!
投稿: 北海道 | 2011年3月24日 (木) 21時47分
初めまして…(ペコリン お辞儀)
関東に住んでいます。
被災地の養鶏場の餌不足を最近TVで見てすごく気になっていて、自衛隊にお願いの意見を書こうかとその為の資料を探していたら、ここにたどり着きました。
色々詳しく書かれていて凄いですね。
餌不足はどこからか手助けが入っているのですね?
ちょっと安心しました。
人間の都合でいつも動物達が後回しにされてしまうのが耐えられません…。
福島の水族館でも津波被害で海獣は他の所に移したそうですが、熱帯魚とか22万匹もいる魚は置き去りで…燃料不足でもう死ぬという記事がありましたが(その後やっぱり死んでるみたい?)、その関係者が人の命のが大事だから仕方ないとつぶやいてましたが…。
ウチはそんな身勝手な…!!って思いましたよ。
しかも水族館経営してる人にそんな事言って欲しくなかった。
魚だってここに来たくて来たわけじゃないのに、人間のが大事だと言われたら報われないです…(涙
すみません…関係の無い事長々と。
放射能汚染の記事も書かれてますがまったくその通りだと思います。
元の基準があるのでそれ以上だと出荷できないというのはわかりますが(出荷してしまったらこれから食の安全がいい加減になり守られないかもしれない…となるでしょうから)、洗えば大丈夫な物をすべて廃棄する必要があるのか疑問…。
日本人は食の安全を守る為に今までどれくらい多くの物を捨ててきたのでしょう…。
本当に呆れます。
ウチは健康に害が無いならありがたく頂きますよ!!
水道水だって飲みます。
浄水器通してですが…(笑
日本人は反応しすぎです。
他にもっと反応する事あるでしょうに…。
ここ最近、こういったストレスがたまっていて初めての方の所に長文書いてしまいました。
本当にすみません…。
読み流して下さいね。
投稿: 福猫っち | 2011年3月24日 (木) 23時20分
農家の方々の風評被害について調べていたら辿りつきました。
本当にやるせない思いです。
売っていれば絶対に選んで買うのに、お店に出ていないのが悲しいです。
【原発事故に関連する風評被害に遭われている生産者および卸・流通の方へ】
http://mottainai.info/new/2011/03/004893.php
こういうところを少しでも利用していただければと思います。
通販とかしてもらえるなら、注文したいです。
投稿: ひめ | 2011年4月 3日 (日) 03時38分