風評被害とは、何も悪くない真面目な農家が被害を受けることです
茨城県は復興に向けてがんばっています。傷跡は深く、避難所で昨日まで3名の死亡が確認されました。ご冥福をお祈りします。
避難民が帰ることのできる仮設住宅や燃料、道路、食事などの手配も少しずつですが進んできています。待ち望んでいた地域総合病院もようやく開きました。薬切れだった患者が長蛇の列をなしました。どの顔にも安堵感があります。
しかし風評被害は度止まるところを知りません。東京市場では「茨城県産」とあるだけで忌避されるというニュースも出始めましました。
今や茨城県の復興を妨げる最大の障害は、他ならぬ放射能風評被害です。
昨日、村の仲間と連絡を取り合いました。まだ集まって会議をする余裕がないのが現状です。農業関係者はパニック状態です。
ようやく地震の直接的被害から立ち直ろうとした矢先に力一杯ぶん殴られたといった心境です。ともかく畑のものがピタリと動かなくなりました。
東京の流通は政府通達を楯にして茨城県産のホウレンソウ、パセリ、水菜、牛乳を出荷停止としました。そればかりか、関係のない野菜まで出荷を止めている流通も多く、被害は甚大です。被災前に収穫したニンジンやサツマイモすら売れません。
本来はうれしい春の種まきの時期なのに、先行きを考えるとまいていいものか迷っています。まいても、売れなければなんにもなりません。
ホウレンソウは各地で一斉にトラクターで潰しにかかりました。手塩にかけた野菜をトラクターでひき潰していくのです。ある農家は、ひき潰すトラクターの上から携帯を地元の議員にかけて、「お前らの親分に伝えろ。これが野菜の悲鳴だ!」と啖呵を切ったそうです。
近所の牛乳農家は、絞った牛乳を牧草地に捨てています。毎日絞らないと牛が苦しがるので、毎日絞りますが、引き取りのローリーは来ません。牧草地にいた放牧牛からの放射能検出だったので、放牧を止める農家が増えました。
「放牧地は自慢だった。怖いと思ったのは初めてだ」と酪農の仲間。
パセリ農家は、ハウス栽培なのに検出されたことで首をひねります。「喚起で放射能が入ったというなら、もうどうしろって言うんだ。空気吸うなってか」
水菜はわが地域の特産品の筆頭なので打撃はすさまじく、これもこの時期露地ではなくハウスなので、いっそう深刻に受け止めざるを得なくなっています。
露地でもハウスでも出たとなると、これと同じ条件の農産物や畜産物がほとんど、というかすべてですからわが地域は農畜産物は出荷停止とその潜在的予備軍ということになってしまいました。
空気から被曝ということになると、もはや私の平飼養鶏にも遠からず放射能が忍び寄ることになるでしょう。それは今日かもしれないし、明日かもしれません。毎日、続く余震(余震といっても震度5です!)と目に見えぬ放射能に怯えて暮らすことになってしまいました。
風評被害とは、何も悪くない真面目な農家が被害を受けることです。
風評被害とは、人災です。震災は天災でしたが風評被害は人為的災害です。おいしく本来なんの問題もない農畜産物が買ってもらえない、食べてもらえないという人災です。
一方風評被害とは、被災した農家を支援しようとして通常通り商品調達した流通事業者にとっても持ちきれない在庫を抱えてしまうかもしれない話です。
消費者も震災以降の不足しがちな食が更にタイトになることです。だれひとり得をする人はいません。
繰り返しますが、風評被害は人災です。天災ではありません。ですから人為的に起きた以上、人の知恵で抑え込む事が可能なはずです。
なぜ、公共広告機構が、あの数百回の繰り返しCMを流すより(←オシムさんと仁科さんが嫌いになりそう)、今起きている風評被害を防ぐキャンペーンCMをつくらないのか不思議です。
ぜひマスコミは正しい報道をしてください。制限品目以外の農産物では暫定基準値以下の品目が沢山あって、まったく問題がないことを伝えて下さい。おもしろおかしく被災農家を取り上げないで下さい。
私たち農家は自分たちだけのために作っているわけではありません。国の土と水を守っているのです。しかしもう被災農家には力があまり残されていません。
この春の種まきを終えて、水田の水を張る力を私たちに下さい。
消費者の皆さん、私たちの農産物を食べて下さい。正しい被曝知識を知って下さい。
大震災の時、皆さんは私たちに「決してあなたがたは孤独ではない」と言ってくれました。私たちはその言葉を信じています。
がんばりましょう。亡くなった人のためにも私たちは耕します。
■写真 湖岸の旧い倉庫。
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■茨城県産の水菜から基準値超える放射性物質
厚生労働省は23日、京都市内の卸売市場で入荷した茨城県産のミズナから食品衛生法に基づく暫定基準値を超える放射性物質が検出されたと発表した。厚労省は茨城県に対し、葉物野菜について幅広く検査を強化するよう要請した。
厚労省によると、京都市内の市場で茨城県産のミズナ、ハクサイ、チンゲンサイ、群馬県産ネギの4検体の放射性物質を調べた結果、ミズナから1キロ当たり2000ベクレルの基準値を超える3400ベクレルの放射性ヨウ素と基準値500ベクレルを超える560ベクレルの放射性セシウムが検出された。ほかの野菜からは検出されなかった。
■ 放射性物質:野菜の摂取制限「何のため育てているのか」
福島第1原発事故の影響で23日、福島県産や北関東産の野菜、原乳で摂取制限・出荷停止が拡大し、生産地は大きな打撃を受けている。出荷再開を信じて作業を続ける農家・酪農家もいる一方、廃業の危機も現実化し、支援を求める声も上がる。一方で、消費者には産地の選別や買い控えの動きも表れている。国内最悪となった原発事故の影響がさらに広がり始めた。
◇福島
摂取制限・出荷停止を指示されたブロッコリーを生産する福島市岡部の男性(70)は「5月中旬の収穫時期には出荷が再開されるかも」と期待して、23日も農作業を続けた。20アールに7000本を植える。しかし、不安は打ち消せない。「長年かけて出荷先の信頼を築いたのに、こんな状態が続けば生活できない」と肩を落とす。
福島市鎌田の男性(63)は、ハウスのキュウリを前に「何のために育てているのか」と嘆いた。キュウリは出荷停止対象ではないが、市場価格が4分の1に下がり、出荷しても赤字になるという。
福島市中央卸売市場は売り上げが半減。23日朝に出荷した野菜は同日夕までに回収した。同市場野菜事業本部の斎藤芳俊部長は「消費者が制限対象以外も買い控えるようになり県産全体に影響が及ぶかも」と心配する。
福島市の「イトーヨーカドー福島店」は23日、すべての福島県産野菜を店頭から撤去した。24日には、ガソリン不足で途絶えていた新たな県産野菜が届くはずだった。福島県伊達市の「JA伊達みらい」直売所は、地元農家が生産した新鮮野菜が人気だった。しかし、最初の出荷制限が出た21日から野菜を農家に返品している。客の市内の会社員男性(52)は「国は健康に影響はないと言いながら摂取制限し、態度がはっきりしない」と批判した。
福島県二本松市などの「県安達地方市町村会」や「JAみちのく安達」は23日、出荷制限や風評で被る損害の補償を国に求めた。(毎日新聞3月24日)
◇茨城
新たに原乳とパセリの出荷停止指示を受けた茨城県。橋本昌知事は23日の会見で、22日午前に採取データを国に報告していたことを明らかにした。「福島が優先され本県への指示が来なかった」と1日遅れの発表にいらだちを示した。県は22日、業界団体に原乳とパセリの出荷自粛を指示したが、発表は見送っていたという。
県南地区の6市町の酪農家が加盟する利根酪農業協同組合はパイプラインの被災や紙パック不足などを克服し22日に操業再開した直後に出荷自粛要請を受けた。組合加盟の酪農家35戸のうち、地盤の液状化現象で牛舎が傾く被害などに遭った3戸が震災を機に廃業。手塚恵博組合長(59)は「長く続けば廃業する人はもっと増える」と危惧する。【大久保陽一、山崎明子】
◇東京
青果物取り扱いで国内最大の東京都中央卸売市場大田市場。卸売会社「東京青果」によるとホウレンソウはこの時期、茨城、栃木、群馬3県産が6割を占めるが、23日はいずれも入荷がストップ。ホウレンソウの取引は通常1日20~30トンだが、23日は埼玉県産など4トンにとどまった。担当者は「放射性物質検出が公表された19日以降、消費者の買い控えが続いている」と語る。
野菜を近くの農協の直売所で購入してきた東京都国分寺市の主婦、杉谷サノエさん(70)は「出荷制限されていない福島や茨城の野菜は安全と分かっていても、買う気にはなれない」と話した。
日本消費者連盟(東京都)の山浦康明事務局長は「被害防止にはリスクの高い産物を国が買い上げるなどの政策が必要だ」と話した。【
■「4県産野菜売れない」制限品目以外の返品も
福島第一原発の事故で福島や茨城、群馬、栃木の4県産のホウレンソウなどが出荷制限されたことを巡り、農林水産省は22日、全国の主な卸売業者の約4割に、制限品目以外の返品や契約破棄が広がっていると明らかにした。
東京・大田市場では、制限品目以外の茨城県産チンゲンサイにも注文が入らず、「4県産の野菜は売れない」との悲鳴が漏れた。一方、小売店からは、「風評被害が生まれないよう、生産者を応援したい」との声も上がった。
同省が全国136の主な卸売業者を対象に、4県産の野菜のうち、制限品目以外の契約状況を電話で聞き取った結果、約50業者で返品や契約破棄などが確認された。
ホウレンソウとカキナ以外の4県産野菜は食品衛生法上の放射線数値が規制値を超えておらず、過剰反応とみられる。
22日朝の大田市場の競りでも、スーパーなどの小売店が、基準値を超えていない茨城産チンゲンサイを敬遠し、普段は1箱(2キロ)700~800円が100円程度に値崩れしたという。
東京・文京区のスーパーは政府が出荷制限を求める前から、茨城県産の水菜とチンゲンサイを店頭から撤去。今後、福島県産エリンギも他県産に切り替える。
店長(48)は「生産者は仲間だと思っているので店頭から撤去するのはつらいが、売れないからしかたない」と話した。
一方、4県産野菜の販売を続けているスーパーも多い。東急ストアはホウレンソウ、カキナを除き、4県産を扱っている。担当者は「消費者の不安をあおらないように、『ホウレンソウ 撤去しました』といった告知文は張り出さない」と言い、目立った混乱はないという。
東京・江東区のスーパー「八百梅」も出荷が止まっている品目以外は、通常通り、4県産を仕入れている。
店長の梅田力夫さん(62)は「市場には、検査済みの安全な野菜しか出ない。敬遠していたら生産者がかわいそうだ。風評被害を助長するわけにはいかず、応援してあげたい」と話していた。
出荷制限の対象となった茨城県と隣接する千葉県では、香取市の「JAかとり」に、農家から「今後どうなるのか」と影響を心配する声が寄せられている。担当者は「茨城県に近いという理由で敬遠されるといった風評被害が出てきたら困る」と表情を曇らせる。
農水省幹部は「合理的な理由もなく返品するのは望ましくない。大型スーパーや小売店を指導していきたい」と語った。
一義的に東電が負担するが支払い能力を上回る場合は国が支援する。
「事故と相当な因果関係のある風評被害は補償せざるを得ない」(政府関係者)との判断で、過去には、茨城県の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー(JCO)」東海事業所で1999年に発生した臨界事故でも風評被害への補償が行われたことがある。
文部科学省によると、損害賠償処理のため、国の原子力損害賠償紛争審査会を設け、被害認定の指針を定めるほか、東電と被害者の交渉が不調の際の仲介なども行わせる見通しだ。
これに関連し、福島県出身の国会議員が24日、首相官邸を訪ね、政府による被害農産物の買い取りを要請した。
枝野官房長官は記者会見で「補償があまり遅いと生活にかかわる」として、検討する考えを示唆した。
2011年03月25日 06時00分現在の空間放射線測定値状況 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
空間線量率(nGy/h) 風速(m/s) *1000nSv(ナノシーベルト)=1μSv(マイクロシーベルト)=0.001mSv(ミリシーベルト) ですから、政府、東電発表の単位であるマイクロシーベルトに換算するには上の換算式によって下さい。 |
2011年3月23日 水曜日
そういった点で、他の県で今日の新聞を見ますと調査しないということがあるようでございますけれども、私どもとしては基本的に生産者の皆さんが、なんとか消費者に安全なものを届けたいということで随分今回もぜひこういうものを検査してほしいというものがあったわけでありまして、そういったものについて積極的に検査をしていきますとともに、あとはできたらば国のほうで統一的な形で対応してほしいなという思いを持っております。 」
埼玉県知事からは、関係県特にホウレンソウは埼玉は1番でありますから、関係県が集まって国に働きかけようという話もあったわけですが、国のほうでも既に委員会を開いて1週間位を目途に新しい規制値の検討を始めているので、それを待っていきたいと思っております。
ただ、具体的には国際標準ということもあり、国として何らかの数値を出すのには相当データを集めないとむずかしいのかなという感じがしております。 」
http://www.pref.ibaraki.jp/
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全くもって人災そのものです。
何度も書いてますが、政府発表にテレビが騒いで、一般市民が集団ヒステリーを起こすパターンが繰り返されています。
原発はいまだに予断を許さない状況ではありますが、みなさんもう少し冷静に考えて行動して頂きたいと思います。
ちなみにACでは昨日から「今できること」ってのも急遽製作したものを少ないながら流してます。
「デマに流されないこと」「必要以上に買い占めないこと」
なども羅列されています。
茨城県HPを見てみましたが、行方市の断水は残り20軒と。
濱田さんのところは回復しましたか?
少しずつでも好転していれば良いのですが…。
玉子も出荷制限とのことで、心が痛いです。
出荷以前に「それどころじゃない」状況かとは思いますが。
投稿: 山形 | 2011年3月25日 (金) 09時31分
義援金でしか、被災地の皆さんを応援する術がない自分ですが、一日も早い復旧復興を心より祈念しています。
風評被害で、被害を受けるのは罪の無い農家であることは間違いないのですが、それを起こしている一人一人の消費者もまた、罪のない人々です。ただ、自分や家族の健康や安全を守りたいという人々の単純な思いが集まって、風評被害と言う、途方もない被害を生みだすところに、この被害のやり場の無さを感じてしまいます。
風評被害の理不尽さは、それを受けたものでしか、その痛みは判らないでしょう。全く無関係なものでさえ、同じ県産品と言うだけで、全て拒否される。冷静に判断すれば、いかに自分たちがおかしなことをしているかが判るはずですが、安全・安心の一言に、その判断力さえもなくなっているのではないでしょうか?
日本人のリスクゼロ、100%の安全を保障されたい体質は、やはり、長い平和ボケとしか言いようがない気がします。この世の中に100%の安全など存在するはずもないのに、あたかも日本には存在している錯覚に陥っていることに気が付いて欲しいのですが。
ただ、日本人が、その事に気が付くのを待っていたら、皆干上がってしまいますので、とりあえずは、100%の安全を担保してあげるしかありません。
BSEが日本で報告された時、牛肉離れを防ぐために、かの故江藤父代議士は、食肉の全頭検査と言う、離れ業を持ち出して、牛肉の安全性を担保しました。今の政権に、恐らくそのような離れ業を持ち出すことは無理かもしれませんが、何らかの政治的手法により、一日も早く100%の安全を消費者に担保することが、今望まれることだと思います。
投稿: 一宮崎人 | 2011年3月25日 (金) 12時46分
安心安全を担保するには、生産者毎、圃場毎、出荷日毎の検査を行うしか手はありません。
しかし、風向きによって日々は勿論、時間毎に状況変化するものをどうやって評価するかは、かなり困難な事ではあります。
我子を守りたい母親の気持ちも理解できますし、「基準値を超えました。でも直ちに健康に影響するものではありません」と聞かされれば、避ける事が可能なら接取を避けたい・・・思うのはごくごく自然だと思います。
県内の特定の地域の農産物が基準値を超えたからと言って、県内全ての農産物出荷を停止する事は愚策であります。(市場評価は厳しいでしょうが)
○○県○○町の○○地区の××(農産物名)は基準以上、以下とかもっと細かな検査実施と情報の提供が必要なのではないでしょうか?
混乱の中では難しい事もありますが、食料不足による「餓死」なんてシャレにもなりません。
BSE時は全頭検査と耳標による個体識別システムにより、混乱も早期に終息しました。
牛個体と野菜では違いますが、知恵を出せば必ず方法は見えてくるのではないでしょうか?
北海道でも今日から東北(北関東含む)向けの荷物の戸別配達受付が再開されました。(個人向けは勿論ですが、産業物も徐々に回復して来ました。)
通常よりは2~5日程度時間がかかるようですが、原発問題以外の所では少し明かりが見えて来たのかな・・・と思っています。
山形様もコメしていますが、濱田様の所の回復状況は如何でしょうか?
また、相方様の「ろっ骨」の具合も気になっています。
投稿: 北海道 | 2011年3月25日 (金) 13時29分
ミネラルウォーターを買いに来た若い主婦のTVのインタビューで、「政府は、10年先まで保障してくれませんから。」と言うものがありました。
この話から、如何に、一般市民に対して、I131の半減期が8日であるということが、浸透していないかが分かります。
まぁ、10年先まで保障してくれる機関なんて、そもそもあるとは思えませんが・・・。
何故、こういったことが起きるのか。この風評被害の全てを物語っている気がします。
また、よくTVでも
「どの情報を信じて良いか分からない」
「きちんと情報を出して欲しい」
といった声があります。
冷静に、きちっと、報道をじっくり聞けば伝わる情報もあると思うんですが、政府(官房長官)やメディアの責任の方が大きいかもしれません。
投稿: Cowboy@ebino | 2011年3月25日 (金) 14時19分
日ごろから自己判断能力を養っていくべきですね。特に、ネット上で情報が散乱しているこの時代。
ソース、それによる取捨選択・判断、この過程が正しくできない方が多いようです。
私は、あれば買っています。言葉が足りなくて申し訳ないのですが、家計的には、安くなっているのを見て大量に購入し、野菜不足の食生活改善を!と思っています。
ただ・・・お店に出なくなると・・・
ネットで購入できれば、買います!だって今までずっと買ってきたし、美味しく食べれるもん!
投稿: あいこ | 2011年3月30日 (水) 08時25分
俺の実家も農家だ。
千葉で親父が汗流して野菜や米を作っている・・・
先日、ホウレン草が市場で突き返された。
関東・東北の農家達、こんなことが許されてたまるか?
諦めるのか?
農家を怒らせるとどうなるかくらい歴史で学んできただろう・・・
買って食べてくれる人には感謝と愛情を、風評に流されて去るものには牙をむいてもいいんじゃないか?
今こそ百姓一揆・農民一揆で立ち向かう時ではないのか?
農家・酪農家・畜産農家・漁業の第一次産業従事者のこれからの未来は自分達で戦わなくてはならない時だ!
補償なんていつになるかわからない。
融資じゃ只の借金!
自給率下げて輸入するのは、先をみれば経済悪化しか見えてこない!
農家達をないがしろにして、ひとつになろう日本はありえない!
投稿: 農家の倅 | 2011年4月 1日 (金) 03時09分