• 20250121-022941
  • 20250121-025750
  • 20250119-145554
  • 20250119-142345
  • 20250119-142345_20250119150101
  • 20250119-150249
  • 20250119-152051
  • 20250117-013132
  • 20250117-015927
  • As20241225001545_comm

« 風評被害 今、どうしろというのか!?今、どうやって生きろと言うのか!東京電力と政府にはこれに答える義務がある! | トップページ | 政府主導の放射能風評被害で、被災地農業は命脈を断たれる »

2011年3月23日 (水)

食品放射線暫定基準値は単なる「検討のための目安」でしかなかった!  地震中継つき(笑)

015_edited2

政府厚労省は、福島第1原発の大事故を受けて、福島県産と茨城県産などの牛乳とホウレンソウ、カキナを出荷停止にしました。

これにより被災地農民は、大震災によるばかりか「放射能汚染地帯」というレッテルを貼られたことになります。感嘆のほかはない政府の支援策です。

福島県の避難民がホテルで宿泊拒否にあったという報道もあります。

当地茨城においては、放射線被害がありえない県西部やハウス栽培までまで含めて「茨城県産ホウレンソウ」とつけば即座に廃棄処分となります。今のところホウレンソウだけですが、同一の条件で作られている他の農産物、畜産物、加工品、果ては海水汚染も取り沙汰されている中で魚介類までに及ぶ可能性があります。

福島県の卵の売れ行きは急減したそうです。北関東産の農産物すべてがの売れ行きがパタリと止まり、中国産が替わって市場に侵出しようとしています。

福島、茨城産のみならず、千葉県産まで影響が出始めました。このままいけば、東日本全域の農業は大打撃を受けること間違いありません。なんということを政府はしでかしてくれたのでしょうか。

政府は「放射能風評」というパンドラの箱を開けてしまったのです!しかもなんの自覚もなく!

さて、この暫定基準値は、食品衛生法に放射性物質の基準がなかったために、厚労省が急遽設定したものです。つまりやっつけ仕事です。だから「暫定」という文字がついています。

厚労省はこの基準値の根拠を、原子力安全委員会により示された「飲食物接種制限にかんする指標」を根拠にしたと言っています。(資料1 資料2参照)

ではこの原子力安全委員会の「飲食物接種制限の指標」なるものを見るとこうあります。(資料3参照)
「この指標は災害対策本部等が飲食物の摂取制限措置を講ずることが適切であるか否かの検討を開始するめやすを示すものである。」 (p23)

どひゃー、脱力感がありませんか。あれほど「首相、出荷停止を指示」(朝日新聞3月22日1面トップ)とまで大仰な所作で出された最高指示は、単に「検討を開始するためののめやす」だったのですから。

「目安」なのですから、さっさと「摂取制限措置を講ずることが適切であるか否かの検討」をやればいい。それをやりもしないで、原子力安全委員会に責任を預けるようなことを平気でします。

官僚特有のこのような時に必ずやらかす、後でなんやかや言われないために「粛々と法に則ってやっていました」というエクスキューズをつくりたかっただけの話です。

「暫定」なのですから、一種の特別措置法のように初めから時限立法として1年間なら1年間として緊急時の特別措置法として扱えばよいのです。

本来は、いきなりこのやっつけ数字をだすのではなく、農水省まで含めた検討会を大至急作るべきでしてた。「時間がなかった」とは言わせませんよ。

なぜなら、枝野官房長官自身がくどいほど言っているように「年間摂取してもCTスキャン検査の1回分程度」の放射線量でしかないのですから、時間はたっぷりあります。いますぐ人体に対してどうこういう検出数値ではなかったのです。

その一方厚労省は、原発事故の現場で作業する人たちの被曝線量の上限について、100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げる暴挙をしています。これは 1990年の国際放射線防護委員会が500ミリシーベルトを許容量としたからですが、ならば、食品も国際基準を参考にすればいいのです。

食品では国際基準に準拠せずに、原発現場で国際基準を用いて引き上げる上げるというダブルスタンダードです。

と、書いた所で来た!グラッと茨城で震度4。震源地は福島。7時12分。ああ、たまらん。毎日こうです。ほんとうに怖い。私たち農家だって、畑や家畜がいなければ避難して枕を高くして寝たいですよ。昨晩は一晩中カタカタと弱震が続きました。そして朝にドンっ。

話を戻します。このような厚労省のお役人が誰とも相談せずにチャチャと作った怪しげな暫定基準値は、いったん発表すれば当然のこととしてひとり歩きを開始します。

そして世にも軽い、ハッタリ大好き菅首相がそれに悪のりしてしまったのが悲劇でした。首相は「このとおり国民の安全を守っていますよ」というボーズを取りたいために、首相おん自らが「出荷停止」を下知するわけです。

政府は事の軽重がわかっていません。「事の軽重」つまり、リスク・アセスメント(評価)がという概念がありません。

ですから、今の大震災の中で錯綜している状況の中での「事の軽重」を決める優先順位がつけられていないのです。

優先順位は、私が思うにこんなところじゃないでしょうか。異論は大いにあると思いますが。、
第1に、原発の冷却化。
第2に、被災者の救助と避難者の保護。
第3に、被災地の保護と復興。
第4に、日本経済の復興。

被災地の復興と人体に影響が出ない低位の農産物の放射線とどちらが重いか、軽いか。
考えるまでもないでしょう。

「CTスキャン一回分ていどの健康被害」など被災地の復興、それも焼けたてのホヤホヤの前にはまったく無意味なはずです。

おっと7時36分。また来た。震度5!今度も大きい!家全体が揺れる!怖い!私たち被災地の人間は日夜こんな状況にいることを知って下さい。

このような被災地福島、茨城に更なる打撃を加えるのが今回の暫定基準値です。

また来た!福島沖が震源地です。原発が無事なことを祈ります!

もう書いている状態ではなくなりました。今日はこれにて。

011

(写真説明 液状化現象を起こして持ち上がった道と橋。鉾田市内)     

 ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

■資料1 厚労省 放射能汚染された食品の取り扱いについて
(福島原子力発電所事故関連)

・ 平成23年3月11日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により、周辺環境から放射能が検出されています。このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、原子力安全委員会により示された「飲食物摂取制限に関する指標」を暫定規制値とし、これを上回る食品については食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることないよう対応することとし、別紙のとおり各自治体に通知しました。http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e.html

■資料2 厚労省 放射能汚染された食品の取り扱いについて
平成23年3月11日、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言が発出されたところである。
このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、別添の原子力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品については、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう販売その他について十分処置されたい。
なお、検査に当たっては、平成14年5月9日付け事務連絡「緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について」を参照し、実施すること。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf

■資料3 平成22年8月23日
原子力安全委員会決定「原子力施設等の防災対策について」の一部改訂について
5-3 防護対策のための指標 
(3) 飲食物の摂取制限に関する指標

飲食物摂取制限に関する放射性元素として、放射性プルームに起因するヨウ素、ウラ
ン及びプルトニウムを選定するとともに、旧ソ連チェルノブイル事故時の経験を踏まえ
てセシウムを選定した。そして、これらの核種による被ばくを低減するとの観点から実
測による放射性物質の濃度として表3のとおり飲食物摂取制限に関する指標を提案す
る。
なお、この指標は災害対策本部等が飲食物の摂取制限措置を講ずることが適切である
か否かの検討を開始するめやすを示すものである。
表3 飲食物摂取制限に関する指標
対 象
放 射 性 ヨ ウ 素
(混合核種の代表核種:131I)
飲 料 水
牛乳・乳製品
3×102Bq/kg 以上
野 菜 類
(根菜、芋類を除く。)
2×103Bq/kg 以上
- 24 -
対 象 放 射 性 セ シ ウ ム
飲 料 水
牛乳・乳製品
2×102Bq/kg 以上
野 菜 類
穀 類
肉・卵・魚・その他
5×102Bq/kg 以上
対 象 ウ ラ ン
飲 料 水
牛乳・乳製品
20Bq/kg 以上
野 菜 類
穀 類
肉・卵・魚・その他
1×102Bq/kg 以上
対 象
プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種
( 238Pu、239Pu、240Pu、242Pu、241Am、
242Cm、243Cm、244Cmの放射能濃度の合計)
飲 料 水
牛乳・乳製品
1Bq/kg 以上
野 菜 類
穀 類
肉・卵・魚・その他
10Bq/kg 以上
(注) 乳児用として市販される食品の摂取制限の指標としては、ウランについては20Bq/kgを、
プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種については1Bq/kgを適用するものとする。
ただしこの基準は、調理され食事に供される形のものに適用されるものとする。

http://www.nsc.go.jp/info/20100823.pdf

茨城県知事声明
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射線の影響は心配ありません。

公開日  2011年3月16日

 このたびの地震におきまして、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

 さて、福島第一原子力発電所の事故につきましては、皆様方、大変ご心配されていることと存じます。

 菅総理が3月15日に発表した国民向けメッセージにおいて、福島第一原子力発電所から20~30キロメートルの範囲が屋内待避の区域とされ、茨城県に隣接する「いわき市」の一部もその区域に含まれましたことから、同市をはじめ、県外から本県に向けて、避難のために移動してくる方々が大変多く見受けられるようになっております。

 「いわき市」の名前が報道されたことにより、本県との県境である同市の南部の地域を含め、市の全域が屋内避難の区域と誤解されている方々も少なからずおられるようですが、地図で示しておりますように、いわき市内で屋内待避の区域とされたところは、南北に45キロメートルもある同市の最北端の一部の地域であり、本県の北茨城市からは35キロメートルほど離れておりますので、ご安心いただきたいと存じます。

 この点につきましては、福島県内においてもしっかりと情報を提供していただくため、福島県庁やテレビ局、ラジオ局などにお願いをしております。

 また、本県では、今回の事故を受け、放射線の量を測定する可搬型モニタリングポストを、3月13日以降、北茨城市などに設置して観測を行っており、その数値は、3月16日正午現在、最大15マイクロシーベルト(0.015ミリシーベルト)/時間程度となっております。この値は、通常時に比べますと約300倍となっておりますが、胸部レントゲン撮影時(0.05ミリシーベルト)の3分の1程度のレベルであり、健康には全く影響はありません。

 この0.015ミリシーベルトがどの程度のレベルなのかということにつきまして、身近な事例と比べてみますと、日本人が1年間に自然界から受ける放射線の量(1.48ミリシーベルト)の100分の1程度となっており、非常に小さいレベルであることがお分かりいただけると思います。(参考:日常生活と放射線:PDF:330KB)

 なお、雨が降った場合には、一般的には観測される放射線の数値が上昇するとされておりますが、もともと県内で観測された値は最大でも0.015ミリシーベルト/時間程度でありますので、これが仮に倍になったとしても心配するレベルではありません。もちろん、雨に濡れないにこしたことはありませんが、万が一濡れてしまっても、極端に神経質になられる必要はないレベルであると考えております。(参考:県内の放射線情報 PDF:1427KB)

 一方、3月15日には、福島第一原子力発電所の3号機と4号機の間で、400ミリシーベルト/時間の放射線が観測され、人体にも大変な影響を与えるレベルであると報道されたことから、多くの方々が不安を感じられたことと存じます。

 しかしながら、放射線の強さは距離の2乗に反比例するとされておりますので、福島第一原子力発電所から約80キロメートル離れた北茨城市では、その強さは極めてわずかなレベルとなり、人体への影響は考えられないとされております。(参考:福島第一原発からの距離

 このように、今回の東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う、茨城県内での放射線の影響につきましては、現在までのところ、何らかの行動が必要とされるレベルのものではありませんので、冷静に行動していただきますようお願いを申し上げます。

  茨城県知事 橋本 昌
http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/20110316_17/

茨城県の放射線量の状況 3月23日  3時00分現在(健康に影響はありません)

■2011年03月23日 05時40分現在の空間放射線測定値状況
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html
測定局(グラフ表示) NaI線量率
nGy/h
風向 風速
m/s
東海村石神 540 北東 1.9
東海村豊岡 507 北北東 4.3
東海村舟石川 267 東北東 2.6
東海村押延 419 北北東 3.7
東海村村松 414 北北東 2.4
那珂市横堀 305 南東 1.8
那珂市門部 467 東南東 0.5
那珂市菅谷 273 東北東 1.5
那珂市本米崎 点検中 ---- ----
那珂市額田 287 ---- ----
那珂市鴻巣 378  東  0.4
那珂市後台 381 ---- ----
那珂市瓜連 290 ---- ----
ひたちなか市馬渡 543 北北東 3.6
ひたちなか市常陸那珂 738  東  3.9
ひたちなか市阿字ヶ浦 508 北北東 7.7
ひたちなか市堀口 977 北北東 3.9
ひたちなか市佐和 561 ---- ----
ひたちなか市柳沢 477 北北東 4.4
日立市久慈 732 北北東 4.4
日立市大沼 730 北北東 2.7
常陸太田市磯部 373 東北東 2.0
常陸太田市真弓 258 ---- ----
常陸太田市久米 169 北北西 0.7
常陸大宮市根本 298  北  1.0
大洗町大貫 562 北北東 3.5
大洗町磯浜 477 ---- ----
鉾田市造谷 679  北  3.6
鉾田市荒地 594 北北東 6.0
鉾田市田崎 点検中 ---- ----
鉾田市樅山 970 ---- ----
鉾田市上富田 368 ---- ----
鉾田市徳宿 421 北東 2.5
茨城町広浦 699 北北東 4.2
茨城町海老沢 432 北北東 0.9
茨城町谷田部 310 ---- ----
水戸市吉沢 281 北東 3.1
水戸市大場 304 北北東 1.7
水戸市石川 324 東北東 1.4
三菱原燃 210 ---- ----
原燃工 点検中 ---- ----

空間線量率(nGy/h)    風速(m/s)
*1000nSv(ナノシーベルト)=1μSv(マイクロシーベルト)=0.001mSv(ミリシーベルト) ですから、政府、東電発表の単位であるマイクロシーベルトに換算するには上の換算式によって下さい。

« 風評被害 今、どうしろというのか!?今、どうやって生きろと言うのか!東京電力と政府にはこれに答える義務がある! | トップページ | 政府主導の放射能風評被害で、被災地農業は命脈を断たれる »

原子力事故」カテゴリの記事

コメント

今朝のテレビで、7時12分と35分頃の地震情報を見ていました。まだまだ余震?と思われる地震が継続していますね。
安心して寝られるようになるまで暫く掛かりそうです。
十勝沖の時も、これほどではありませんが、度々余震がありました。落ち着いたのは1週間以上経過してからだったと記憶しています。
震度5前後の揺れはかなり大きなものです。濱田様も奥様も十分気を付けて下さい。
何と言っても「身体」が資本ですから・・・

放射線による風評被害について、国は後出しジャンケンでも何でも、結果責任を回避する事を優先していますので、この様な状況になってきているものと思います。マスコミも国と違った意見を報道すると、圧力がかかるのは当然だし、後で責任転嫁される事を非常に怖がっているものと思います。
濱田様が仰る様に、優先順位をつけて対応して行く事が重要だし、同時進行可能なものは同時進行しながら・・・と言う事ではないでしょうか?
仮に低レベルの放射線による被害が出た時は、国が責任を持って治療や生活等を補償するしか手はないと思っています。
国がすると言っても、国民全体で対応する事になるのですから・・・・

マスコミも国と違った意見を報道すると、圧力がかかるのは当然だし、後で責任転嫁される事を非常に怖がっているものと思います>>>>

マスコミは、厚生労働省の報道発表資料からすでに、内容は、熟知しているものと推察します。

報道関係者各位あて、報道発表資料より。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e.html

ただ、原子力災害対策特別措置法によって、
食品安全委員会が、この3月16日になって、急遽、定めたもので、責任回避上、政府の命令に従って、云々となっているようです。

http://www.fsc.go.jp/sonota/emerg/emerg_genshiro_20110316.pdf

http://www.bousai.go.jp/jishin/law/002-1.html

国際的基準や判断とは、違うようですし、もちろん、検出された放射線同位元素の種類によっても、まったく対応が分かれるのだと思われます。

原発事故が起きてから、作り上げた指標なので、充分検証されているのか?よく解りません。

もっとも、毒性の高く、半減期の長い放射性同位元素が、飛び散らないととを祈るばかりです。

国際基準については、まだ調べてません。

数値に対しては国際基準です。
ただ使い方が間違っているだけだとNHKに出ていた専門家が言っておりました。あれは一年間同じ値の数値をずっと一定量ずっと食べ続けた場合の値なんだそうです。放射能物質を万が一取り込んだとしても普通に排便されるそうです。これはセシウムの場合ですね。ヨウ素そのものはすぐ半減してなくなってしまいますから。確かに健康にはよくないものだが過剰に反応しすぎるとの事です。本当に危険なのは現在原発近くにいる作業員や隊員であり冷静に判断をしてください。との事です。

なお、この指標は災害対策本部等が飲食物の摂取制限措置を講ずることが適切である
か否かの検討を開始するめやすを示すものである。
>>>>>
これに従い、泥縄式で、今、食品安全委員会が、実際の流通、摂取等の規制地域や規制すべき値を、審議中だと思われます。

社会的混乱が起きないように、きちんとした情報を至急、出してくださることを、期待してます。

「なお、この指標は災害対策本部等が飲食物の摂取制限措置を講ずることが適切である
か否かの検討を開始するめやすを示すものである。」は、この基準がたたき台レベルといっているのではなく、災害対策本部等(=政府、自治体)が摂取制限措置を発動するかどうかの判断のめやす(=基準値)であるといっているのではないでしょうか

食品の基準については下記のような報告もあります
http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/03/post_2012.html
混乱を招くのは本位ではありませんが、それぞれ立場によって見たい事実と見たくない事実があるとおもいます。
実際に、わたしも調べてみましたが、水の200ベクレルは暫定の数値が決められる前は10ベクレルだったことをご存知ですか?
報道されているのを見たことはありませんが、事実ですから調べてみてください。

わたしは政府の数値はかなりゆるくしたもので、今後被害が出る可能性のたかいものと感じています。
また、低線量被曝による被害が実際にでるのはチェルノの例を見ればわかるように何年も後で、因果関係を証明するのは非常に困難というか無理だと言われています。
つまり、万一のことがあったら国による保証を期待するという考え方は捨てたほうがよいのです。

放射線については浴びただけガンのリスクがたかまるもので、内部被曝(吸い込む・食べるなど)はより深刻な健康被害をひきおこすといわれます。

個人的には自分と家族の身は自分が守るという姿勢が今は大変重要と考えます。
パニックを起こさないようにするためもあり、大手メディアでは不安になるような情報は今後もながさないでしょう。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 風評被害 今、どうしろというのか!?今、どうやって生きろと言うのか!東京電力と政府にはこれに答える義務がある! | トップページ | 政府主導の放射能風評被害で、被災地農業は命脈を断たれる »