5県の農業の壊死が始まったのかもしれない
私がもっとも恐れていたプルトニウムの流出が始まりました。
「プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる」(毎日新聞)とされています。
これが制御不能となった3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料からの流出であった場合、そしてこれを止めることができなくなった場合、最悪の事態、すなわちプルトニウム被曝が始まることになります。
プルトニウム流出が示す状況とは、今まで政府が言ってきた「原子炉格納容器には異常が認められない」という事態ではなく、経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官はプルトニウムの検出について「燃料棒の損傷があることを示している。放射性物質が漏れないようにする(原発に)あるべき五重の壁が破れたことを示す。憂うべき事態」だったのです。
枝野官房長官は最近次のように表現を微妙に修正し始めました。 「原子炉格納容器が損傷したとの報告を受けていない」。
原子炉格納容器は既に大きなダメージを受けており、内部のプルトニウムが微量ですが漏れだしているのです。
ヨウ素やセシウムで既に汚染されていた5県(福島、茨城、千葉、群馬、栃木)は、プルトニウム被曝という考えられる限り最悪の事態を想定せねばならないかもしれません。
政府は既に福島第1原発の重大原子力事故を制御する方法を失いかけています。東電の発表はめまぐるしく変化し、政府とまったく意思疎通ができておらず、政府内で大きな混乱が拡がっていることが伝えられます。史上稀なまでに無能な菅首相は怒鳴り散らすだけでなんの指導力も発揮できていません。
私たちは最悪の事態に対応する準備をせねばならなくなりました。
既に村の多くの畑では春まきが中断され、1カ月先に迫った田んぼの準備をするべきかの判断で揺れています。茨城産ブロッコリーは3個で99円で投げ売られ、絶望的な空気が覆い尽くしています。
政府はつなぎ資金を提供するといっていますが、政府政策金融公庫に問い合わせてもなにも聞いていないと言われました。
ホウレンソウをトラクターですきこんだ農家は、放射性物質をより深く地中に入れたとして指導を受けています。地表から5㎝は放射性物質に被曝したと見なされて、はぎ取って、清浄な土と入れ替えねばならないのだそうです。
わが県だけでもいったいどれほどの農地の表土の入れ換えをせねばならないのでしょうか。考えるだけで気が遠くなります。それを5県もの規模で。
既にチェリノブイリにかかった事故処理期間10日を超えて速やかな冷温化は遠のき、年単位の処理が必要とされる事態になりました。
私たち近隣の農業者はそれに耐えていかねばなりません。
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■「大変深刻な事態」=プルトニウム観測強化―枝野官房長官
時事通信 3月29日(火)11時57分配信
枝野長官は「事故の影響で高い濃度のプルトニウムが検出されるということになると対応が必要だ。継続的にモニタリングを続けていく」と述べ、土壌などプルトニウムの観測を強化していく考えを示した。
最終更新:3月29日(火)12時48分
■<福島第1原発>土壌からプルトニウム 建屋外にも汚染
福島第1原発(左から)1号機~3号機=福島県いわき市で2011年3月27日午後0時19分、本社ヘリから30キロ以上離れて撮影
◇格納容器損傷の可能性高まる
東京電力は28日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1~3号機のタービン建屋外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の穴の中に水がたまり、2号機では1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が検出されたと発表した。建屋地下の汚染水がトレンチに漏れ出した可能性がある。また同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の損傷の可能性が高まった。
【原発復旧作業の実態 写真つき】食事2回、夜は雑魚寝
プルトニウムの濃度について東電は、1940~80年代に繰り返された大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしている。新たな土壌を採取し、継続的に分析する予定。
トレンチはタービン建屋と海との間にある凹字形トンネルで、非常用電源を冷やすための海水が通る配管や海水をくみ上げるポンプのケーブルなどを納めている。普段は水がないが、1~3号機とも地表付近まで水で満たされているのを27日午後3時半ごろ発見、直後に線量を測定した。
2号機のトレンチの水は1000ミリシーベルト(1シーベルト)以上で、同タービン建屋地下の汚染水と同様、炉心の冷却水の10万倍以上のレベルだった。1号機は0.4ミリシーベルト、3号機はがれきがあるため近寄れず測定していない。周辺の大気の放射線量(1時間当たり)は▽1号機0.4~1ミリシーベルト▽2号機100~300ミリシーベルト▽3号機0.8ミリシーベルト。
東電は最も水面が高い1号機のトレンチについて、海への流入を防ぐ処置を取った。
プルトニウムの調査は21、22日に実施した。1、2号機から500メートル~1キロ離れた5地点で土壌を数百グラム採取し、日本原子力研究開発機構が分析。その結果、全地点の土から原子炉内で発生するプルトニウム239、240が検出され、うち2地点からプルトニウム238も検出された。
大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出され、238はほとんどないことから、東電はこの2カ所については今回の事故によるものとみている。
プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる。今回検出されたプルトニウムの由来について東電は「特定はできない」と話した。
原子炉の冷却作業は、水を増やすほどタービン建屋に汚染水がたまる恐れがあることから難航している。【藤野基文、八田浩輔】
◇「憂うべき事態」
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官はプルトニウムの検出について「健康影響は考えられないが、燃料棒の損傷があることを示している。放射性物質が漏れないようにする(原発に)あるべき五重の壁が破れたことを示す。憂うべき事態だ」と述べた。
毎日新聞 3月29日(火)1時18分配信
■【プルトニウムとは何か?山崎記者の徹底解説】NHK
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/100/76383.html
■福島原発の危機に際して日本政府に要求します
― 原子力資料情報室からのメッセージ (3)
2011.3.20
多大な努力にもかかわらず、福島第一原発で、プルトニウムをふくむ燃料を装荷している3号機から放射能が大量に放出される危険性が増大しています。特に心配されるのは、20から30キロ圏内で屋内待避を強いられている方々であり、可能な限りすみやかに遠方へ避難するべきと考えます。妊婦、小児、児童から優先的に避難できる手立てを取ることを私たちは政府に求めてきました。改めて強く政府の決断を求めます。
30キロ以遠でも相当量の放射能が届く恐れのある地域からは、やはり避難の必要があります。条件を整えて迅速に避難できるような体制をとることを求めます。
(なお、短時間この地域に立ち入って救援活動を行うことによる大きなリスクはないと考えます)
毎日新聞 3月28日毎日新聞 3月28日(月)0時26分配信
拡大写真 |
液状化で噴き出した土砂で、水田も用水路も埋まった=千葉県香取市大島で、斎川瞳撮影 |
【東日本大震災 図説集】各地の被災状況、原発の仕組みや避難区域など
3000ヘクタールの水田が広がる市内最北部で、田んぼが無残な姿をさらしている。各所であぜ道が陥没し、地下から噴き出した土砂が厚く堆積(たいせき)している。水田に水を送る地中のパイプラインも壊滅。例年、今の時期は種もみを水に浸して発芽を促し、種まきをするが、用水路復旧の見通しが立たず、一帯の農家は手も足も出ない状態だ。
「10月には農機具のローン返済が何百万円も控えている」。約12ヘクタールを耕作する香取市八筋川の専業農家、宮本興一さん(60)は険しい表情だ。「米が作れなければ、どうやって払えばいいのか」
同市境島で約4・5ヘクタールを耕作する香取和典さん(61)の水田の被害も深刻だ。「専業農家にとって米作りの可否は死活問題。何としても作らないと我々は生きていけない」
パイプライン復旧が見込めぬ中、同市大島の専業農家、宮本栄治さん(63)は、自分で水をくみ上げようと茨城県などを3日間かけて回り、数十万円で中古の農業用ポンプ15機をかき集めた。「すでに肥料も注文済みで、秋には農具のローンも迫っている。米を作れなければ首をくくらなければいけない」
たとえ水を確保できても、田植えができるまでに回復させるには最低でも1カ月以上かかるという。田植えの限界は6月半ば。専業農家らは「食料問題にもかかわる危機。国や県、市がどうやって農家を支えるか考えてほしい」と訴えている。
■よくあるご質問と回答(野菜、牛乳・乳製品、肉と卵)
野菜や原乳などの放射性物質の検査結果に関し多くのご質問が寄せられています。このうち、特にご質問が多いものについて紹介します。 |
野菜
A 野菜にはいろいろな種類があり、さまざまな分類方法がありますが、放射性物質の農産物への付きかたは、ダイオキシンなどの化学物質や農薬と似ているため、食品安全に関わる国際的な食品分類を活用しています。
この分類では、空中から落下する化学物質を受ける野菜の形や、葉の面積と重さのバランスなどが考慮されています。
Q 「非結球(ひけっきゅう)葉菜類(ようさいるい)」や「結球(けっきゅう)葉菜類(ようさいるい)」とは、どんな野菜ですか。また、具体的な野菜の分類を教えてください。 |
A 以下の分類となっています。
[1] 主に「葉」の部分を食べるもの:葉菜(ようさい)類 ※さらに、葉の形により以下のとおり分類されます。
(ホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、ナバナ(カキナ)、非結球レタス(ロメインレタス、サニーレタスなど)、シュンギク )
(キャベツ、ハクサイ、結球レタス) |
[2] 「花や蕾」の部分を食べるもの:花蕾(からい)類あるいは花菜(かさい)類 (ブロッコリー、カリフラワー) |
[3] 「果実」の部分を食べるもの:果菜(かさい)類
|
[4]主に「茎や葉」の部分を食べるもの:茎菜類(けいさい)類 (セロリー、アスパラガス) |
[5]ネギの仲間のうち、「葉」の部分を食べるもの:ネギ属野菜類 (ネギ、ニラ) |
[6]「熟していない豆やさや」を食べるもの:未成熟豆類 (エダマメ、サヤインゲン、サヤエンドウ) |
[7]「地中の根など」の部分を食べるもの:根菜(こんさい)類 (ダイコン、カブ、ニンジン) |
A 放射性ヨウ素等の放射性物質は、大気中で細かい粉じんと一緒に空中から落下し、葉の表面に付くと考えられています。このため、葉の表面が上を向いて広がっているホウレンソウなどの「非結球性葉菜類」では、他の野菜に比べて比較的高い濃度の放射性物質が検出される例が多くなっていると考えています。また、暫定基準値は、重量当たりで表しているので、同じ重さで比べた場合、表面積の多い野菜の方が高い濃度で検出されがちです。 なお、カキナや福島県において摂取制限の対象となっている茎立菜(くきたちな)、信夫冬菜(しのぶふゆな)もこの葉菜類に分類されます。
■「憂える事態」と保安院 プルトニウム検出で
経済産業省原子力安全・保安院は29日、福島第1原発の敷地内からプルトニウムが検出されたことについて「燃料に一定の損傷があって本来の閉じ込め機能が壊れていることを示しており、非常に憂える事態だ」との見解を示した。
保安院は、東電が土壌を採取した21~22日の段階で、既に燃料が損傷していた可能性があると指摘。一方、今回検出された濃度は、過去の核実験に伴い国内で観測されたレベルと同程度で、健康に影響を与えるものではないとしている。
■2011年03月29日 07時00分現在の空間放射線測定値状況状況 http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
空間線量率(nGy/h) 風速(m/s) *1000nSv(ナノシーベルト)=1μSv(マイクロシーベルト)=0.001mSv(ミリシーベルト) ですから、政府、東電発表の単位であるマイクロシーベルトに換算するには上の換算式によって下さい。 ■これまでの調査で安全であることを確認した品目 【農産物】18品目ネギ、キャベツ、レタス、レンコン、ハクサイ、トマト、イチゴ、キュウリ、ニラ、ミズナ、チンゲンサイ、ピーマン、エシャレット、大葉、切りミツバ、セルリー、小玉スイカ、サニーレタス 【畜産物】4品目 牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵 【水産加工品】2品目揚げかまぼこ、シラス干し |
■お断り 記事を少し抑え目に書き換えました。
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コメント
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いやいやいや・・
原子炉由来のプルトニウム漏出は間違いないでしょうが、今のところまるで大したレベルではありません。
原発敷地内の土壌濃度の作物を一生食べ続けても、あまり神経質になることはないです。
米ソや中国の空中核実験時代よりか遥かに低いですよ。
もちろん安心は出来ませんし、経緯を見守り注視を続ける必要はあります。
現場の作業員の皆さんは、極めて劣悪な環境で闘い続けています。頑張れ!日本を救って下さい!としか言えません。
だからこそ、不安を煽るような言動は厳に慎むべきです。
もちろん、安全委員会・保安院・東電には、可能な限り正確なデータ開示を求めたい。
なんだか次第に東電に責任を擦り付けるような話が目立ちます。
3号機はMOX燃料だからヤバいなどと短絡的に結び付ける意見もありますが…ウラン原発ならプルトニウムは発生します。
まず我々は落ち着いて対処すべきだ!
としか言えません。
投稿: 山形 | 2011年3月29日 (火) 08時58分
現時点では被災者救済と共に、原発事故を収める事が優先すべき課題です。
困難な事象が次々と明らかになってきていますが、何としてでも、「冷却」がスムーズに行われる様願っています。
テレビでは、片山総務大臣が次官を叱責した・・・なんて言っていますが、そんな事はどうでもよくて、何を優先すべきか、整理して指示するシステムが崩壊している事を立て直す事が重要だと感じます。
規模は全然違いますが、十勝沖の時も「船頭多し・・」の状態の時があり、指示系統が機能していませんでした。
町民関係は行政、家畜関係はJAと役割分担し、それぞれで対応し始めてから、少しずつ回り始めました。
青空さまのブログにありましたが、いわゆる「現場監督」が必要です。
投稿: 北海道 | 2011年3月29日 (火) 09時12分
たしかにやや走りすぎたかもしれません。このところほとんど絶望的な話しか聞いてこなかったためですが、少し抑え目に書き換えました。
投稿: 管理人 | 2011年3月29日 (火) 09時33分
絶望になっていくのは分かりますよ・・。遠く離れた茨城県ですら風評被害の凄まじさは激しいですもの・・・・例え安全だ!といってさえ自分のとこのピーマンですら価格は大暴落で3分の1になってるくらいですから・・・悪いニュースには敏感になって仕方ないとも言えます・・・。
特に農家にとっては死活問題です・・・。
投稿: 銀の狐 | 2011年3月29日 (火) 12時31分
昨年の宮崎口蹄疫以来の書き込みです。
えびの市のMICです。書き込みは、あれ以来控えさせて頂きブログの方は読ませて頂いていました。書き込みしないつもりでしたが、今回の未曽有の大災害で少しコメントさせて頂こうと思いました。
まるで、昨年の我々の受けた口蹄疫事件がちっぽけなものに思えてしまう程、同じ日本人が受けているこの災難の凄まじさにテレビの映像を観ていても涙が浮かぶ程です。
私は、目の前に新燃岳が聳えています。
福島原発の放射線流出問題をうけ、畜産を営む同胞として思うことは、『避難指示』が出ているこの時点でまだ残っている酪農家の映像を見て、判断を誤っていると感じました。即刻、指示に従い避難すべきです。保証の問題や、家畜が可愛そう等と言っている場合ではありません。家畜を残して行く事=経営断念になりますが、命には変えられません!ましてや、次の世代を担う子ども達まで残っているとは…。
国、政府は既成事実作りや責任逃れのプロセスを作っているように思います。ここで指示に従わず、将来に重大な身体的問題が万が一起こっても『避難指示に従わなかった』と言われれば終わりです。
家畜を置いて避難すれば、家畜はもう
投稿: MIC | 2011年3月29日 (火) 22時04分
とうとう、ふくしまや原発が 禁止ワードに なってしまいました、
政府は 今の現状を隠したいのでしょうが セシウムの半減期は30年だし、プルトニウムの半減期は2万7000年、これじゃ- もう農家を辞めるしかねぇ、
使用済み核燃料の冷却期間は10年ですから、収束まで 10年位は軽くかかってしまう
何を作っても 売れないのは目に見えている、困った
投稿: 福島市より | 2011年3月30日 (水) 01時33分
福島市より様
決して「禁句」などではありません。
福島のモニター値は下がり気味ながら高めの放射線濃度は続いてますし、風評被害は大変なものでしょう。
すぐ隣の山形も他人事ではありません。
まずは原子炉をなんとかしないといけないのが最優先ですが、国が福島全県単位で出荷制限していること自体がナンセンスな話であり、完全な失政です。
だからこそ「安全な所は安全だ」ということを訴え続ける必要があるのです。
昨日の時点で、プルトニウムは原発敷地内で微量検出されただけです。
またプルトニウムは重いですから、ヨウ素やセシウムみたいには拡がりません。
ただ、原発の動向は注視し続ける必要があります。
MIC様
新燃岳、正直忘れかけていました。
まだまだそちらも安心できない状態なんですよね。
負けないで下さい。
また、福島原発の20km避難指示区域だけではなく「屋内待機指示」で補給を絶たれ→2週間も経ってから「自主避難要請」になった30kmエリアも深刻です。
ガソリンも来なくて、家族で避難もままならず、なんとか避難はしてもじいちゃんだけが残って(毎日往復するガソリンが無い)なんとか牛の世話を続けているような状態です。
とても責められませんよ。
投稿: 山形 | 2011年3月30日 (水) 08時00分
(NaturalNews) Largely absent from most mainstream media reports on the Fukushima Daiichi nuclear disaster is the fact that a highly-dangerous "mixed-oxide" (MOX) fuel in present in six percent of the fuel rods at the plant's Unit 3 reactor. Why is MOX a big deal? According to the Nuclear Information Resource Center (NIRS), this plutonium-uranium fuel mixture is far more dangerous than typical enriched uranium -- a single milligram (mg) of MOX is as deadly as 2,000,000 mg of normal enriched uranium.
On March 14, Unit 3 of the Fukushima reactor exploded, sending a huge smoke plume into the air.
Learn more: http://www.naturalnews.com/031736_plutonium_enriched_uranium.html#ixzz1J6zGMIRl
既に外国のメディアでは3号炉が「プルトニュウム」を含んだMOX燃料が使われ、爆発し大気と海洋に放出したと報じている。その破壊力は他の炉の精製ウラニウムの2000000倍であると恐れている。しかし日本では3W経っても東電・官房長官は福島第1でのプルトニュームとMOX燃料の存在を公表せず、その流出検査値も発表されていない。
福島第1、プルサーマル3号炉3/14、15の水素爆発、水掛け後3/21の「黒い煙」は露出”金属プルトニューム”の発火の可能性がある。その屋上鉄骨の融解は他と違う(↓参照)。
http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/3-79a5.html
1986年のチェルノブイリの事故は、大量のプルトニウムの放出を引き起こした。”金属プルトニウム”には発火の危険がある。特に素材が微粒子に分割されている場合が危険である。金属プルトニウムは酸素および水と反応し、水素化プルトニウム、ピロリン酸化合物が蓄積する可能性があり、これらは室温の空気中で発火する物質である。プルトニウムが酸化してその容器を壊すとともに、プルトニウムが相当に拡散する。 (WIKIPEDIA)
投稿: 憂国 | 2011年4月11日 (月) 09時48分