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2011年3月 9日 (水)

自民も民主も関係ない、必要なのは政治家の資質だ

022

鳥インフルと口蹄疫は似た要素が多いと言われています。発生した時期もほぼ同時期であり、海外悪性伝染病であることも似ています。

またいったん発生した場合、その防疫方法が殺処分-埋却だけだということも共通点です。そして結果、地域の畜産が壊滅することも似ています。

最大の違いは、鳥インフルを媒介するのが野生の渡り鳥であるにI対して、口蹄疫はなんらかの人為的な感染経路を辿る場合が多いことです。

では、現実に防疫に目を向けた場合、宮崎口蹄疫と現在進行中の鳥インフルにどこに差があるでしょうか。

それはズバリ、ワクチン戦略を投入するか否かです。口蹄疫において、宮崎東部で封じ込めたのは、宮崎県民の不屈の闘志と、そしてワクチンの緊急接種でした。

このふたつの要素があって、初めてあの悪魔を封じこめることに成功したのでした。

では当時2010年4月の時点で、ワクチン投入を誰が考えたのでしょうか。鳥インフル・ワクチンと同様に口蹄疫ワクチンも事実上のタブーだったはずです。

では改めて、2010年4月、5月を振り返ってみることにしましょう。

国はこの4月の段階をなすすべもなく見逃しています。農水省の検証報告などにはもっともらしく「防疫指針に則ってウンヌン」と書いてありますが、あれは嘘とまではいわないまでも、官僚的修辞です。

農水省には危機感はほとんどなかったと言えます。それは4月28日、ちょうど第10例で豚感染が爆発したその同じ日に行われた疾病小委員会(通算2回目)の議事録を見れば判ります。

実にのどかなもので、宮崎県でどのような事態が進行しているのかまったく反映されておらず(これには県の報告の問題もありますが)、県の初動を追認するに止まっています。

第3回の疾病小委は5月5日に開かれましたが、そこでも、「空気感染の可能性は低い」、「消毒、殺処分の現行策を徹底すること」ということしか言っていません。

ちなみに、この間、農水省トップの赤松氏は、後に非常に高くつくカリブ海クルーズを楽しんでおられました(苦笑)。帰国した後になってとうぜんのこととして集中砲火を浴びることになり、事実上の辞任にまで追い込まれることになります。「行かせた」農水官僚の意図的サボタージュといわれる所以です。

もっとも重要な初動期を、農水省は指をくわえて傍観していました。そしてこの時期に埋却地の致命的不足により殺処分がショートします。

ウイルスをまき散らした待機患畜が溢れ、消毒ポイントは不足し、児湯地域の幹線である国道10号にはGW客が大量に行き交いました。そしてその流れに乗るかのようにウイルスは拡散していきます。

こうして、口蹄疫ウイルスは児湯郡全域へと悪魔の手を拡げて行くことになります。そしてGW開けの5月6日、県畜産事業団のスーパー種牛に罹患。種牛の避難が始まります。

しかし防疫作戦の司令部たる農水省は2001年の宮崎口蹄疫の成功パターンに縛られて安閑と懐手をしており、同じく疾病小委の動衛研派閥もまた危機感をもっていなかったのだと思われます。「大丈夫、2001年みたいにすぐに治まるさ」というわけです。

このままで事態が推移してしまえば、九州全域、いや日本全域に飛び火し、大袈裟にではなく日本全体の畜産が韓国の現状のようになっていたと思われます。

このとき、初めて農水省中央で危機感をもった政治家が出ました。山田正彦氏です。当時副大臣でした。彼は毀誉褒貶のコントラストが強く、終息宣言の後も東国原氏に冷血人間のように書かれています。

しかし私はこの時期、彼が国の対策責任者であったことをこの宮崎口蹄疫の最大の幸運だと思っています。

山田大臣(当時は副大臣)も、当初は農水中央の鈍い認識しかもっていなかったことは5月8日の氏の地元長崎県五島市での養豚業者とのパーティでのスピーチをみれば判ります。

ここで「早期終結に向かっている」という認識を披露したことに対して、同席した養豚業界の人々から手厳しい声が上がりました。「とんでもない。終息どころか拡大の一途だ」。

山田氏は心底驚いたようです。そして養豚関係者の声を聞きます。そして宮崎県で広がっている恐るべき状況を初めて知ることになったのです。

そしてパーティ席上から、宮崎養豚生産者協議会の会長日高氏(獣医師でもある)に携帯を入れます。そしてこの電話を聞きながら、山田氏はボロボロと落涙したそうです。

おそらくは五島で牛飼をしていた氏の農民の魂に触れるものがあったのでしょう。そしてそれからの氏の行動は驚異的ともいえます。

山田氏は、カリブ海から帰国するや佐野に選挙応援に行こうとする赤松大臣に厳しく宮崎現地に飛べといいます。いやいやながら宮崎入りした赤松氏は、単に居直りと居丈高な権力者然とした態度に終始し、かえって県の中央不信を増幅してしまいました。

このような赤松大臣と山田氏はまったく別行動をとります。5月10日、農水省本省ビルではなく、あえて議員会館の自室に日本養豚協会・会長志澤氏、事務局長の倉本氏、そして日本養豚開業獣医師会(JASV)代表理事の石川獣医師を呼びます。

農水省本館の副大臣室に呼ばなかったのは、おそらくは農水省官僚たちの隠微なサボタージュを恐れていたとしか思えません。当時、農水省官僚は減反政策という農水省の基幹政策を否定する構えの民主党政権と水面下で攻防を繰り広げていたからです。

赤松大臣は稚拙な減反攻撃をしたために、官僚団からいかにも官僚らしい反撃を喰らいました。情報を上げない、口蹄疫発生時にあえて外遊に行かせて失脚を図るなどです。

山田氏はこれを横で見ていたばずです。農水省官僚団はまったくあてにならないどころか、足を引っ張る。彼らにはトップダウンで行くしかないと山田氏は決意していたはずです。おそらくこれはは自民時代からみても、農水大臣として特異なスタンスだったといえるでしょう。

ここで山田氏に養豚協会から提言されたのが、緊急ワクチンと殺処分の2本立て同時作戦でした。氏は直ちにその方法で行くと決意しました。驚くべき判断の速さです。まさに危機管理の王道と評価できます。

5月16日、山田氏はこの養豚協会の代表と当時の鳩山首相に面談させています。山田氏は普天間で一杯一杯の野首相にはなんの期待もしていなかったでしょうが、首相と面談させることで首相の裏書きを得たのです。

これで、山田氏と養豚協会が考える緊急ワクチンは首相公認事案となりました。

翌日、出来ただけでなにもしていない政府対策本部が初めての会合を持ちました。初動から24時間といわれる口蹄疫は、実に発生から1カ月が経過していました。

そしてたたみかけるようにして5月18日に山田氏は宮崎入りします。ここには赤松氏や農水省官僚団とはまったく別種の「障害物」が立ちはだかっていました。東国原知事です。

5月18日宮崎県非常事態宣言を出します。この時点での感染拡大は第127例131例におよび、殺処分対象は11万8100頭に達していました。まぎれもない感染爆発です。

この時点ぎりぎりで山田大臣の緊急ワクチン接種-殺処分方針が持ち込まれたのです。氏にはJASVの獣医師の顧問が随行していました。ここでも山田氏は既存の動衛研や動物衛生課をまったく起用せず、大臣直属の私的顧問を用いることをあえてしています。

さぞかし農水省や動衛研はイライラしたことだと思います。しかし、これらを力でねじ伏せるようにして山田氏は緊急ワクチン接種の政策に邁進します。もう時間がないのです。省内手続き重視のボトム・アップではどうにもならないのです。

そして疾病小委に「ワクチン接種を検討する時期にきている」、「ワクチンはウイルスを抑制する」という答申を出させました。農水の防疫官僚には既に口蹄疫特別措置法の準備を下命してあり、宮崎県には彼の宮崎入りとほぼ同時に県に法案が提示されています。

ここにおいても山田氏は、「危機管理においては判断する主体は責任者と幕僚だけである」という王道をとっています。

このようにして5月22日、口蹄疫ワクチンの歴史的封印は解かれました。

そして終結。わが国は、いや宮崎県人は口蹄疫に歴史的勝利を勝ち取りました。悪魔は宮崎県東部から一歩もでられず、封印されました。これは山田大臣の緊急ワクチン接種戦略の勝利でもありました。

にもかかわらず、東国原氏に煽られるようにマスコミは民間種牛問題で山田氏を冷血だと批判しました。山田氏は宮崎空港まで来て、薦田氏と面会を拒否されて帰っていきました。その心中はどのようなものだったでしょうか。

私は悪人とまで罵られながら宮崎の牛と豚を守り抜いた五島の牛飼と、宮崎最高の牛飼とを会わせてあげげたかったと思っています。

菅首相はこのような山田大臣を再任せず、自民党時代から農水省官僚団のパペット(操り人形)であった鹿野氏を任命しました。宮崎口蹄疫を制圧した功は認められず、地元と軋轢を起こした、国民から種牛などで反感を買っていて、しかも官僚とうまくいかなかったなどということで、山田氏は事実上解任されたのです。

私は口蹄疫や鳥インフルにおいては、自民党も民主党もないと思っています。たぶん自民党農政がそのまま存続したとしても、鹿野氏のようなタイプならば赤松時代と似たようなことになった可能性はあります。

自民でも石破氏なら希望が持てます。優れた防衛相だった石破氏ならば、国防と同列で口蹄疫を考えたでしょうから。しかしわが茨城の赤城氏では持てません。民主でも同じようなものです。つまるところ、政治家としての資質の問題なのです。

問題の本質を理解し、素早く決断をし、いったん決断したからには「悪玉」と呼ばれることを厭わない、泥を被る用意のある統治者としての気構えです。この覚悟を持つ人があまりに少なかったために民主党は終末を迎えようとしています。

口蹄疫と鳥インフルは山田氏のような政治家を必要とする悪魔なのです。鳥インフル発生時に山田氏がいてくれたらと心底思います。

■ 梅が満開です。昨日は雪見の観梅会をしました。

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コメント

赤松カリブ歴訪は論外ですが、政務官の舟山さんも同時に「デンマークへ養豚視察」(エエッ!)に行ってしまいました。
それこそが「民主党の政治主導」であり、カウンターとしての農水官僚のサボタージュだったのでしょう。
誰も国民や農家を見ていない。

山田さんは初めは私も「有無を言わさぬ冷血漢」だと思いました。
しかし、今になって思えば「心を鬼にして悪役を演じられる」人材だったのだと感心しています。

古い自民を引き摺ったままの鹿野さん…政治に目覚めただけの無知な主婦の舟山さん…
すいません、どちらも山形選挙区ですm(__)m

早く来い来い総選挙!

「自民も民主も関係ない、必要なのは政治家の資質だ」と私も思います。あの感染拡大が阻止できず、養豚協会からの情報しか得られない状況では、殺処分を伴うワクチン接種を実施することが最後の手段だったでしょう。

しかし、正しくは口蹄疫の多発的発生が確認された段階、4月中には、ワクチン接種をするべきでした。EUでは口蹄疫発生確認後5日以内にワクチン接種の準備をすることが義務付けられています。

韓国はワクチン接種を2010年12月22日に決定し、英国メリアル社から12月26日に仁川空港に第一便のワクチンが到着しています。

鳥インフルエンザでもご指摘の通り、家畜衛生行政ではワクチンを使用しないという科学に反した理解不能な防疫対策を国の方針としています。そしてワクチン接種に関する科学的に正しい情報を隠蔽し、家畜伝染病予防法を今よりさらに悪くし、ワクチンを使用しない予防的殺処分に法的根拠を与えようとしています。

国は伝染病の被害を最小にする責任があります。それにはワクチンを早い段階で使用することが必要です。口蹄疫は症状でも抗体検査でも確認できたときは、ウイルスを最も排泄しているときです。埋却地を探すより、ワクチン接種を急ぐべきでした。

殺処分の補償のために国に莫大な損害を与え、しかも補償金では農家の失った遺伝資源や生活は報われません。しかも地域の生活や環境を破壊していることは一顧だにしていない家畜伝染病予防法の改正を断固阻止することを提案します。

政治家には清浄国回復の今こそ、予防的殺処分を前提にしたワクチン接種しか方法はなかったのか、家畜衛生行政に疑問を抱き、EUの情報を集めるように行政に指示する資質が求められます。


私も、現在進められている家畜伝染病予防法の改正は、「改悪」だと思います。
韓国で無力だった手段に法的根拠を与えようとしているだけです。しかも、国に金が無いにもかかわらず、金で片をつければ済むという、無責任極まりないものです。
殺処分や損失保障に膨大な金をつぎ込んで、国内畜産無用論を導き出そうとしているのではないかと、勘繰ってしまいます。

山田氏はワクチン使用の扉を、厳しい状況の中、政治決断で開いたのは確かです。しかし、残念ながら、農水からしてみれば、予防的な殺処分の成功前例を得ただでけではないでしょうか?
山田氏が宮崎・韓国・トリインフルを総括して、もしも、殺処分を伴わないワクチン使用の扉を開く政治家であるのなら、私は彼を支持したいです。

連投すみません。

本日の日本農業新聞1面トップは、11年度都道府県農水予算の記事でした。きびしい財政状況の中、農水予算は各自治体、軒並みカットです。ここ何年間、毎年カットです。
しかしながら今年は、伝染病対策費は強化しています。
畜産を営む者としては、本当にありがたいのですが、ワクチンを拒む国の無能が地方を圧迫していると思うと、憤りを感じます。

現在進められている家畜伝染病予防法の改正は、「改悪」だと思います。
>>>>>
家畜農家さんが、対案というか、具体的意見を、文書にして、交渉しないと、国民の知らないところで、法律は、決められてしまいますが。。

今まで、良くなった法律は、当事者が、ほとんど、官僚を説得して、最後を、政治家にやらせて、華を持たせるというやりかたでした。

官僚や政治家が、国民や農民目線で、起案した法律が、あるのでしょうか?

現場を知らないで、東大出が頑張っても、無理なのでは?

合法サボタージュは、公務員評価にマイナスにはならない。これだけ複雑な法体系の国ですから、手をだせば、どこかで、やけどするので、やりたくないのは、サラリーマンとしては、普通なのかな。(農業が全滅しても、公務員は生きていけるのでしょうかねえ?)

りぼんさま、ご意見受け止めます。
今回の改正案では、
野鳥の対策も明記。野鳥で発生した際、都道府県は消毒や通行制限ができることや、農林水産相と環境相が連携することなどが盛り込まれた。
等、評価できる点もあります。

しかし、私が最も問題とするのは、予防的なワクチンを否定した上で、予防的殺処分に法的裏づけを与えることと、そして、殺処分に必要な埋却地確保を農家に押し付けている点です。

殺処分に頼った防疫をするための改正です。予防的ワクチン使用から、また一歩遠ざかってしまうものだと、私は感じます。

資料を添付したいのですが、改正案を見つけられませんでした。私もニュースで断片的にしか情報を得ていません。
とりあえず、自民党案(自民案では埋却地に対する配慮があります)

http://www.jimin.jp/jimin/info/jyouhou/047.html

日弁連

http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/110309_3.html
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/data/110218_2.pdf

家伝法改正案は、こちらにあります。
http://www.maff.go.jp/j/law/bill/177/

コンタンさん、ありがとうございます。
大幅な改正なので、検討に時間がかかりそうです。

りぼんさんの意見も現実的だと思います。生産者が行動を起こさないと、官僚も政治家も動かないでしょう。ただ、ワクチンに関する情報を知らない関係者が圧倒的に多い状況ですので、まず情報提供から始めるしかありません。

ただ、今回の口蹄疫に関する官僚、委員等の行為は合法的サボタージュではなく、犯罪的隠蔽とねつ造だと思いますが。

コンタン様、ありがとうございます。
農水のサイトでもキーワード検索したのですが、見つけきれませんでした。

本日、国会で次のようなやり取りがあったようです。

口蹄疫ワクチンの接種時期 防疫指針に明記へ 家伝法改正案審議 (03月10日)
 衆院農林水産委員会は10日、政府が今通常国会に提出した家畜伝染病予防法(家伝法)改正案について集中審議した。農水省の筒井信隆副大臣は、口蹄(こうてい)疫の発生拡大時のワクチン接種について「防疫指針の中に(ワクチン接種の)タイミングについても明記する」と述べ、同法案に基づく防疫指針にワクチン接種時期の基準を明記する考えを示した。自民党の江藤拓氏への答弁。

それから、9日に開かれた、家伝法改正の日弁連の国会内集会に関する記事が日本農業新聞に載っていました。

家伝法めぐり国会内で訴え  日弁連
日本弁護士連合会は9日、国会内で家畜伝染病改正法の適切な改正を求める集会を開いた。4日に政府が閣議決定した家伝法改正案について、疑似感畜の補償を評価額の全額とした点は評価した一方、国の責任が明確でないことや評価額に対して異議申し立ての仕組みがないといった問題点を指摘。宮崎県の農家や獣医師らと共に、参加した国会議員に訴えた。
具体的には、埋却地の確保など畜産農家の義務を増やす一方で、国の責任が不明確だとした。水際防疫体制の徹底、感染ルート解明のための調査権限強化、まん延を防ぐための感染地情報の開示なども求めた。

家伝法改正案の連投ばかりでスミマセン。

鶏鳴新聞に、予防的殺処分が口蹄疫に限定された経緯が記されています。

http://www.keimei.ne.jp/article/20110305t1.html

日本鶏卵生産者協会の強い反対があったようです。全国組織の影響力は大きいですね。

ところで、無知をさらけ出して恥ずかしいのですが、牛農家の全国組織はあるのでしょうか?
農協の専門部会や和牛改良組合など、地元組織はあるのですが、和牛繁殖農家の全国組織など一度も聞いたことがありません。

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