« つくば市の福島避難者に対する軽挙は恥ずかしい | トップページ | つくば市スクリーニング事件は、「差別」か「誤報」か? »

千葉県の出荷制限野菜事件を考える

055

まったくイヤな事件が起きたものです。私の立場上、書くべきか書かない方がいいのか微妙なのでやや迷いましたが、書くことにします。

出荷制限のかかっている千葉県産のホウレンソウがパルシステム生協連に出荷されて大騒ぎになりました。その前にはイオングループに同じ千葉県産のサンチュが出ています。

ことの成り行きは下の資料1、2をご覧ください。

出荷自粛
自治体が生産団体などに自粛を要請するもので、明確な法的根拠はない。

出荷制限
原子力災害特別措置法に基づき、国が都道府県などに指示を出すより強い措置。

当初に暫定基準値を上回った野菜や畜産物に対してだされていた「出荷自粛」は法的な根拠のないいわば政府からの「お願い」でした。

それに対して、今問題となっているのは「出荷制限」です。これは原子力災害特別措置法26条の「原子力災害の拡大防止を図るための措置」のうち、「応急対策の実施のため必要なときは、行政各部や地方公共団体(今回の場合は4県の知事)に対し、必要な指示ができる」とする条項を法的根拠にしています。(資料4参照)

マスコミ報道はほとんどが「危険な野菜が出荷されていた」ということで自治体や流通団体を批判しています。まるで食べると即危ないかのような印象操作が行われています。

では実際に危険なのでしょうか?千葉県が検査数値を出しています。今回のホウレンソウを出荷した多古町の数字が資料3にあります。

数字の左がヨウ素131、右がセシウム134と137の合計です。

暫定規制値(野菜類)
・放射性ヨウ素:2,000ベクレル/kg
・放射性セシウム:500ベクレル/kg

13

多古町

4月14日

ほうれんそう

260

14.6

14

多古町

4月14日

ほうれんそう

290

27

ヨウ素は基準値2000ベクレル/㎏に対して、検出値が260、セシウムは500に対して146でした。まったく問題になりません。ヨウ素に至っては一桁少ないほどです。

実際出荷されたほうれんそうの数値もパルシステムが検査した数字があります。
検査結果
放射性ヨウ素 70ベクレル(暫定規制値2000ベクレル)
放射性セシウム 28ベクレル(暫定規制値500ベクレル)

このどこが「危険」なのでしょうか?このなにが問題だと言うのでしょうか?私には理解できません。

そもそも暫定基準値というシロモノ自体が、首相官邸から丸投げされた厚労省がいかなる農業関係者とも、いや農水省とすら相談もせずにしたやっつけ仕事だからです。

今までさんざん批判してきましたが、要点は次のことです。

①出荷制限(当初は「自粛」)の対象が県単位とあまりに広大であり、実情にそぐわない。たとえば茨城県は県北と県南は150㎞近く離れているが、制限は同時にかかってしまう。

②放射性物質のうちヨウ素、セシウムは共に揮発性が高く、風向きや地形で一カ所で検出されても隣が検出されないことがある。それを県の一カ所で出れば一切出荷不可というのは暴挙に等しい。

③土壌の放射性物質検査は義務づけられていないために、ひとつの畑である品目が検出されても、他の品目は出荷制限とならない。これは厚労省が食品衛生法的発想で農産物を斬っているからである。

このように暫定基準値自体に問題があるために、消費者はいったん出荷制限が出た県全体の農産物を忌避する風潮が生まれてしまいました。

これでは暫定基準値-出荷制限自体が風評被害を作り出す原因となったに等しいではないですか。

現在の都市部、特に東京の消費者の動向はあまりにもナーバスに過ぎます。水道で出たといえばスーパーでペットボトルを買い占めます。その中にはバナジウムというれっきとした放射性物質が入っているものすらあるというのに。

あるいはひとつひとつの商品がほんとうに危険かどうなのかの目を養わないで、福島県産、茨城県産、千葉県産とあるだけで忌避します。

私たち茨城の農民からみれば、なんという身勝手な人たちだという気分にさせられます。今、私たち福島、茨城の頭上に覆い被さっている放射性物質は、どこに電気を送るために作られた原子力発電所から来ているのでしょうか?

かつては東海村原発から、そして今は福島第1、第2原発、柏崎刈羽原発からです。その送り先は東京を中心とする首都圏です。(東電HP参照)
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%A5%E4%A5%D5%A1%BC&lang=euc&prop=900&bypass=2&dispconfig=

これらの原発は事故の常習犯であり、そして隠蔽の常習犯でした。地元自治体にすら報告を怠ったことも度々ありました。それが今回の大事故を導いたのです。

もし仮に東海村2号炉で事故が起きれば、茨城県ほぼ全域が現在の福島県と変わらない状況になります。東海村臨界事故もそのような東海村原発の付属施設で起きた人為的災害でした。

このように東京の人たちは、福島県、茨城県、新潟県の人々のリスクの上に文化生活を送っていると言ってもいいのです。にもかかわらず、いったん事故が起きれば私たち地方住民が背負わせ、福島、茨城の農産物、水産物であっただけで買わないとおっしゃる。

乳飲み子を抱えるお母さんたちにとっていたしかたがない面は認めます。東京などを選んで住んでいる方ばかりでないことも理解しています。

しかし、このあまりに長い復興への道のりの最初にあたって、愚かな政権に踊らされないで欲しいのです。首相は場当たりで、責任という二文字をそもそもどこかに置き忘れてしまったような人です。政治家としての根本的に必要ななにかを欠落させている人物です。

いつも悪いのは自分ではないとばかりに責任を他の人たちに押しつけて政権にかじりついています。今回、その生贄になったのか福島、茨城、千葉の農民でした。

こういう言い方はしたくはありませんが、被害者は私たち農民です。それをあたかも加害者であるかのように見ないで下さい。

もし、ほんとうに「がんばろう、日本」と願うなら、自分の目でものを選び、自分の頭で判断して下さい。被災地を応援するということは、義援金を送ること以外にもたくさんあるのです。

それを考えることが、なによりもの復興支援です。

          ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

■資料1 放射性物質の検出に関わる農産物のお届けについてのお詫びとお知らせ
2011年4月18日
パルシステム生活協同組合連合会

日ごろよりパルシステムの商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

 4月2回の4月11日(月)にお届けいたしました「コアフード・ほうれん草」の一部で国の出荷制限の掛かっている千葉県多古町産(有限会社 北総ベジタブル)のホウレンソウを誤ってお届けいたしました(当該商品供給総点数1232点中、74点)。

 なお、今回誤ってお届けしたものと同じロットのホウレンソウを検査したところ、国が食品衛生法に定めている暫定規制値を下回っていることが確認できております(※)。健康に影響を及ぼすことはありません。

※検査結果
放射性ヨウ素 70ベクレル(暫定規制値2000ベクレル)
放射性セシウム 28ベクレル(暫定規制値500ベクレル)

■資料2 出荷制限のホウレンソウ販売 関係者「千葉のイメージ失墜」

産経新聞 2011.4.21 23:06
出荷制限中の千葉県多古町産ホウレンソウが消費者に販売されるという事態が発生した。13日にも、出荷自粛の要請を受けていた旭市産のサンチュが「イオン」などで販売されていたことが明るみに出たばかり。消費者の信頼を揺るがす事態に、農協関係者は「出荷制限が解除されても、消費者は県産農産物を敬遠するのではないか」と不安を抱いている。

 県によると、問題のホウレンソウは多古町に畑を持つ農業法人(芝山町)からパルシステム生活協同組合連合会(東京都文京区)に出荷されたもので、組合員に74束が配達され、このうち36束が消費されたという。パルシステムでは、ホウレンソウから検出された放射性ヨウ素は暫定基準値(1キロ当たり2千ベクレル)を下回る70ベクレルで、安全性には問題ないとしている。

 本来、出回るはずのない商品が消費者に届いてしまうのはなぜなのか。

 県安全農業推進課の担当者は「ここ最近、農協の『系統出荷』を離れて、生産者と購入相手が直接取引するケースが増えているためではないか」と指摘する。食品の安心・安全を重視する消費者のニーズに応えるため、契約農家から農産物を直接買い付ける事業者が増加。東京、神奈川など大消費地に近いこともあり、農協を通さずに生産者などが流通させているケースが県内出荷額の約6割を占めるという。

また今回の農業法人のように、各地に分散して畑を持つ生産者も多く、県では出荷自粛や出荷制限の対象外の地域に情報が十分伝わっていない可能性もあるとみている。

 政府は今月4日、旭市と香取市、多古町で産出された6品目の葉物野菜に出荷制限を指示。政府方針では1週間ごとの検査で、3回連続で基準値を下回った場合、出荷制限を解除するとしている。

 県などによると、すでに2回の検査では基準値を下回り、早ければ今週末にも出荷制限が解除される見込みだ。出荷制限を受けている香取市のある生産者は「出荷したい気持ちは誰もが同じで、みんなルールを守っている。これからというときに、千葉産のイメージを失わせるものだ」と話している。

■資料3 旭市、香取市及び多古町の分析結果(千葉県HPより)

分析機関:(財)日本食品分析センター多摩研究所                           単位:ベクレル/kg

No.

栽培地

採取日

品目

放射性ヨウ素

131

放射性セシウム

134と137の合計

1

旭市

4月14日

しゅんぎく

120

47

2

旭市

4月14日

しゅんぎく

39

13.7

3

旭市

4月14日

パセリ

88

65

4

旭市

4月14日

パセリ

340

89

5

旭市

4月14日

サンチュ

検出せず

検出せず

6

旭市

4月14日

サンチュ

検出せず

検出せず

7

旭市

4月14日

セルリー

160

36

8

旭市

4月14日

セルリー

56

26

9

旭市

4月14日

ちんげんさい

検出せず

検出せず

10

旭市

4月14日

ちんげんさい

検出せず

検出せず

11

香取市

4月14日

ほうれんそう

40

17.3

12

香取市

4月14日

ほうれんそう

37

検出せず

13

多古町

4月14日

ほうれんそう

260

14.6

14

多古町

4月14日

ほうれんそう

290

27

  暫定規制値(野菜類)

放射性ヨウ素:2,000ベクレル/kg
放射性セシウム:500ベクレル/kg

■資料4 出荷制限の責任を取るのは誰か
前回、災害時の「緊急事態宣言」の意味や効果について、ごく大ざっぱなことを書きましたが、これに関して新たな動きがありました。

菅総理が、福島など4県で取れた牛乳やホウレンソウを「出荷制限」する指示を出したとのことです(22日各紙朝刊)。これは、前回にも紹介した「原子力災害特別措置法」(以下「措置法」)に基づくものです。


テレビを見ていますと、枝野官房長官が記者会見で、措置法の「第20条3項に基づき」と発言していました。

この条文は、要約すれば「原子力災害対策本部長(現在、菅総理)は、応急対策の実施のため必要なときは、行政各部や地方公共団体(今回の場合は4県の知事)に対し、必要な指示ができる」というものです。

応急対策の内容としては、措置法26条に「原子力災害の拡大防止を図るための措置」などと掲げられていて、これらが法的根拠になるようです。


細かな話ですが、注意していただきたいのは、総理大臣が個々の農家や牧場主に、直接に出荷禁止を命じたわけではなく(それを認める法律はない)、あくまで知事に対して「必要な指示」をしたという点です。

ですから、農家に出荷禁止を直接命じるのは知事です(知事がどういう法的根拠でそんな命令ができるか、まだきちんと調べていませんが)。

報道では「放射能は問題ないレベル」と繰り返されていますが、現在のホウレンソウや牛乳の在庫は廃棄処分になるでしょうし、風評被害は当分回復できないでしょう。


後日、その責任を誰が取るのかが問題になったとき、菅総理が措置法の論理を悪用して「私は『応急対策』をせよと指示しただけであって、出荷制限は私ではなく知事が命じたのだ」と言う可能性がなくはないと思いますが、そのような言い訳を許してはいけません。


菅政権にはすでに前科があります。

尖閣諸島に不法上陸した中国人船長がおとがめなしで釈放された一件では、間違いなく政府の有形無形の圧力がかかっているはずですが、当時の仙谷官房長官は「那覇地検の判断を尊重する」と言ったきり黙ってしまった。このことは皆さんの記憶に新しいと思います。

今回の一連の対応についての責任は、緊急事態宣言をし、対策本部長に就任した菅総理にあるというのは、前回書いたとおりです。
とはいえ、菅総理が「責任取って総理をやめます」と言ったところで、農家の方々の売上げ減少という現実の被害が解消されるわけではない。


これらの金銭的被害の賠償については、「原子力損害の賠償に関する法律」という法律があり、これによると原子力事業者(東京電力)に賠償責任があります。ただし、その第3条では「異常に巨大な天災地変」などにより発生した損害は賠償の対象外とされており、今回の地震はこれにあたるように思われます。


それでも、出荷制限は国(具体的には菅総理)の指示に基づいて行なわれたわけですから、憲法に基づいて(詳細は省略しますが17条の国家賠償請求権や29条3項の補償規定)、何らかの手当てが行なわれるのでしょう。
 

●本稿を書くにあたって、いつも見識あるコメントを頂戴している青空様のブログ記事に励まされました。ぜひこちらもご一読ください。
http://ameblo.jp/aozora4747/page-3.html#main

Photo_2

|

« つくば市の福島避難者に対する軽挙は恥ずかしい | トップページ | つくば市スクリーニング事件は、「差別」か「誤報」か? »

原子力事故」カテゴリの記事

コメント

「出荷制限」と「自粛」
今話題の「避難指示」と「警戒区域」への名前掛け変え。ちょっと似てますね。

今回の出来事は流通関係ばかり避難され大きく取り上げられてましたが、問題無いなら騒ぐことではない!しかし流通や出荷した農家への不信感は煽られる。
たいへんなジレンマです。

おそらく生産者の立場から濱田さんも悩まれた上で言葉を慎重に選んでのエントリーだったでしょう。
そして指摘は的確です!

首都の沢山の方に読んで戴きたい内容ですね。

また、「制限」がかかった時にホウレン草をトラクターで潰してしまった農家や、この一月でもう伸びすぎて出荷できなくなってしまった農家さんには、心よりお見舞い申し上げます。

政府・農水省・文部省・自治体・東電・保安院

どこがアタマなんだよ?
まるで連携がとれてない。何度も書いてますが人災です。

福島の最前線の過酷な環境で闘う人々を、私は応援し続けます。
一方、第2原発からの避難範囲が10km→8kmへの緩和。どう考えても「基地」となってるJビレッジを外すためですよね…。
さっさと合宿用ベッドルームと食堂と風呂だけでも全面提供しろと…。
後の事など考えている場合ではない。

投稿: 山形 | 2011年4月22日 (金) 10時25分

放射性物質被害と風評被害とは、目に見えないだけに厄介ものです。
機器を使う事によって目に見えないものを数値的に目に見える様になるのは放射性物質で、風評被害は徐々に拡大(マスコミ報道があれば一気に)し、心の問題だけに、収束までの期間も個々に委ねられます。
その分余計に厄介な事でもあります。それが、科学的根拠のない数値で網をかけてしまうのですから、当事者にしてみれば何?と言いたいのは当然です。
原発収束に向けて、最悪な環境の中で必死に頑張っている現場の担当者と、避難者(取り残された家畜なども)の事を優先して考え対応して欲しいと思います。
原発でも農畜産物でも受益者は都会に住む一般市民であり、風評被害を生みだすのも一般市民です。

投稿: 北海道 | 2011年4月22日 (金) 15時49分

こんばんは♪
おっしゃるとおりです。
川崎市長が被災地のガレキ処理を引き受けようとしたところ、市民から反対されたこともそうですよね!
被災地だけで頑張れって言うの?
国民みんなで頑張ろう!じゃないの?
本当に悲しくなってしまいます。

投稿: ゆっきんママ | 2011年4月22日 (金) 21時22分

ひたちなか市で家庭菜園を楽しんでいた乳幼児持ち主婦です。茨城の食美味しくて大好きでした。高い志を持った農家の方はいないか?とたどり着きました。自分の菜園を破棄した上でKYな意見を…ごめんなさい。過敏と言われようが、内部被曝を考えると少しでもセシウムが入った野菜を子供に与えるのは嫌です。茨城の農家の皆さん、安心安全なピカピカの野菜を自信を持って生産してくださっていたでしょう?ではなぜ少しでも汚染された野菜を出荷できるのでしょうか?或いは汚染されていない野菜かもしれません。でも標示してないかぎり全部危険は避けたいのです。
食べるという形以外で支援したい気持ちはもちろんあります。声をあげ、表土入れ換えをしたり、政府から補償をという形はとれないのでしょうか?どうか茨城クリーンアップして数値を出してから自信を持って野菜出荷して頂きたいのです。
緩和された暫定規制値は食品安全委員会が外部被曝のみで内部被曝やトータルを考慮していない数値と英文で表記しているようです。
鳥インフルの時の対応をみると、なぜ今回はまず除汚しないのかと不思議に思うのです…

投稿: なな | 2011年4月24日 (日) 09時38分

なな様へ。

小さなお子様をお持ちで敏感になるのはよくわかります。
しかし、ただ怖がっていては何も食べられませんよ。

今回の「自粛」野菜が出回ってしまったことは、風評的にも痛恨時ですし、ブログ主様も悩んだ上でのエントリーのようです。
が、冷静にデータを見れば全く問題の無いレベルです。ですからバイヤーも買い付けたのでしょう。

まずは落ち着いて下さい。
まさか野菜を毎日バケツ単位で食べるわけでもないでしょうし…気にしすぎることこそが健康にも心配ですし、それこそが「風評被害パニック」の1つの始まりのシーンなのです。

疑心暗鬼になりがちなことでしょうが、まず落ち着いて考えて下さい。お願いします。

投稿: 山形 | 2011年4月25日 (月) 16時17分

http://takedanet.com/
http://takedanet.com/2011/04/post_faf5.html
http://www.youtube.com/watch?v=O0CRuajD6C8&feature=related

上記は、私が参考にしているサイトです。人通り読んでいただけるとありがたいです。

まず、私は国が安全という基準は信用していません。
今回の地震以前の日本の安全基準は10ベクレル以下です。
今は、非常時ということで基準をあげているということを念頭に置くべきです。
WHOでは1ベクレル以下です。水も、食べ物すべて。

例えば、放射性物質を水銀に置き換えましょう。
この野菜には政府がいっている、『ただちに影響の出ない量の水銀』が入ってるだけです。安心してください。といってるようなもんです。
もし、今まで入ってない水銀が入っていたとしたら、これは安全ですと胸はっていえるのでしょうか?
水銀も放射性物質と同じで蓄積されます。
その量が多いと、症状がでます。
ほうれん草だけ食べるなら、微量かもしれません。
地面に舞い降りた放射性物質から受ける外部被曝。
それを呼吸、水、食べ物から被曝する内部被曝分があります。
原発はまだ、何も解決していません。
非常に長期になります。

被曝量が増えれば、ガンなどのリスクが高まります。

チリも積もれば山となる。

いつまで非常時の基準で正しいといえるのでしょうか?

子供の被曝限度の基準を1ミリシーベルト以下から20ミリシーベルトに引き上げようとしている件は、当然ご存知ですね?

なぜ上げるのか。

上げないと、避難させないといけない人が増えるからです。
増えると色々補償しないといけなくなるから大変。
だから、基準を上げるんです。
ただちに影響のでない基準まで。


それと食べ物の基準を厳しくしすぎると、それも補償しないといけなくなる。

農家の人は被害者だと思いますが、その汚染された野菜を売るということは、加害者になってしまうということになります。

わたしは、東京に住んでいますが
関東の野菜はしばらく食べるつもりはありません。

今書いたのは、私の意見です。
だからといって、押し付けるつもりはありません。

あなたとは考え方が違うからです。

こちらの記事の最後の方を読んでそう思いました。

http://getnews.jp/archives/111878

言い争いするつもりはありませんので。

私は危険なものは避けれるのであれば、避けて安心するタイプです。

情で汚染された野菜を食べるつもりはありません。
目に見えないだけに、やっかいですね。

投稿: たこ | 2011年4月25日 (月) 18時52分

私が茨城の農業をやってる方が、まずやることは
農地の除染だと思います。
野菜つくりを一度、すべてストップし、安全な土壌を作る。
作った野菜をトラクターでつぶしたり、耕したりしてる映像をみましたが、あれでは放射性物質を土の中に入れてしまっているだけです。
表面の土を書き出して、農地の隅に集めておく。それだけでも違うと思うのです。
もちろん、生活がありますから
その分を国と東電に補償してもらう交渉は必要になると思いますが。
まず、茨城県をあげて除染をしなければ、ずっとこんな感じだと思うのです。
まあ、安全基準の数値を現状に合せて簡単に上げてしまう政府が補償してくれるかどうかは、難しいかもしれませんが
宮城の津波と同じく、農地を復興しなければ続くと思います。
以上、私の思うことでした。

投稿: たこ | 2011年4月25日 (月) 19時10分

あと、ガレキを川崎にという件が、コメントにありましたが
ガレキも農作物と同じように放射性物質が付着しています。
それを移動させるということは、放射性物質を拡散させることと同じです。
原発の近くに、施設を作り、そちらで処理することが望ましいと思います。
すなわち放射能の三原則の一つ
『閉じ込める。』です。
できるだけ汚染された土地を少なくすることが、日本を復興させる
ことにつながると思います。


汚染された野菜をバラまくという行為は、同じく汚染物質汚染を広めるということだと思います。

他に汚染されていない野菜があるなら、そちらを食べるべきだと思います。健康のためには。

http://takedanet.com/2011/04/62_3969.html

このあたりにも共感します。

国際社会は日本を信じていません。
そういう政府が決めた基準も信じていません。
その基準以下だから大丈夫というのは、世界の人は信じないでしょう。

茨城から沖縄に避難している母子がいますが、沖縄は別世界だといっていました。
私も関西に一時帰りました。

両親は政府の情報を鵜呑みにして、大丈夫だと簡単に言い捨てました。

地震や、放射能の恐怖を味わっていない場所の人は
近くにいる人の心境を理解することはむりなんだなと、そのとき思いました。
自分には関係ないという安全圏のところのひとほど
政府のすり替え論理にだまされまくってますね。


投稿: たこ | 2011年4月25日 (月) 19時43分

たこさん。
東京在住で一方的に言うだけでは何の説得力もありませんし、誰も相手にしてくれませんよ。
勝手になさって下さい。

議論する気も押し付ける気も無いなら、粘着せずに去ればよろしいだけです。

貴方がどれだけ他人を愚弄するコメントをしているのか理解なさってるとは思えません。

投稿: 山形 | 2011年4月26日 (火) 10時53分

こんばんわ~東京に住んでいます!

今迄もそうですが消費者が買わないのではなくて~
買いたくても売っていないのです!
どこの誰が止て居るのでしょうか!?
風評被害にあって居るのは私達も同じです!
せめて安全(いい加減だとしても)と言う物は流通させて欲しいと願っています!

生産者の方には死活問題で猶予も無かったのかも知れませんが~
ルール(意味不明だとしても)には従ってもらいたかったです!
世界は日本を全く信用していません!
だからこそ尚の事”バカを承知”できちんとして頂きたかった! 
政府が”信用”を失った挙句に国民まで”信用”を失ってしまったら~
この国の未来は有りません!

投稿: (おたん) | 2011年4月27日 (水) 03時01分

日本の基準で安全なわけがない。

投稿: 8ベクレル | 2011年6月 2日 (木) 00時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/515571/51456847

この記事へのトラックバック一覧です: 千葉県の出荷制限野菜事件を考える:

« つくば市の福島避難者に対する軽挙は恥ずかしい | トップページ | つくば市スクリーニング事件は、「差別」か「誤報」か? »