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« 風評被害は人災です。その人災をおこしたのは政府です | トップページ | すべての命を救え! »

2011年4月27日 (水)

「たこ」様にお答えして  放射性物質の土壌検査等が最優先です

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「たこ」様という人からまた長文の書き込みを頂戴しました。今度はすごいですよ。バージョンアップです。(苦笑)

自分で論争はしないと言っておきながら、またまたの乱入なので、放置しておくのも失礼なようですので全文を 転載します。

さて、このような人様の家に土足で上がり込んで、「一丁前にデータを乗せているくせに、データも読めない馬鹿者」とか、「生産者の立場で消費者の健康も考えない」とか、「群れて主張している」とか、まぁいいたい放題の説教強盗のような人ですな(笑)。

まぁよくいるのですよ、あなたのような人が。このブログはランキングにも参加しないでいる静かな「農の座談室」のつもりなんですが、2ch掲示板と勘違いする輩が絶えません。

うちのブログではあなたのような野卑な言葉遣いは厳禁ですのでよろしく。

私はたこ様にひとことの批判はおろかコメントもしていないのに(あなたがしているのは「山形」さんです)、ここまで面識もない他人様を見下してえらぶる精神に、改めて感心します。

あんた何様?

今、私の机の横にある原子力関係の本を写真に撮ってみました。とりあえずこれは原子力批判派ですが、推進派の資料もそうとうにあります。

私はあなたと違って無学な農家ですが、いちおう書くときにはこのていどの本とサイトは当たっております。

ほらほら、あなたの大好きな武田邦彦先生の本が一番上にありますでしょう。予約新刊でとっくに買ってあります。先生のサイトも地球温暖化論争の時から(ちなみに私はクライムゲート事件の日本での初期の紹介者ですが)、あなたのように丸ごと盲信しないで距離を開けて拝見しております。

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さて、何から行きましょうかね。つっこみどころ満載なので目移りするくらいです。ただし、私は今風評被害の真っ只中にいて、今そうとうに大変な状況です。

一部の方には楽しい論争ネタでしょうが、私たちは生活そのものが台風の中にあるものなので、いちおう一点に絞ります。

「たこ」様が私のブログをずっと読んでいたわけではないのは下の文からも判ります。

放射性物質はホットスポットといわれる場所があります。
検査をしているのは、一部の土地だけです。
もし、検査していない場所がホットスポットだったとして
高濃度の放射性物質が付着していたら、どういうことが起きるでしょうか。

一つ間違えれば、加害者となることを自覚すべきです。

はい、そのとおりです。私はかねてからこう主張しています。まずは政府は責任を持って放射性物質の土壌検査をしろ、と繰り返し1カ月前から言ってきています。たとえば4月5日あたりの記事を見て下さい。

放射性物質がどれだけ土壌に残留しているのかをきちんと調べて、それを公開することが最良の風評被害対策なのです。分かりきったことではないですか。

「暫定規制値を超えて食べても直に影響はでない」とか枝野さんが百回言うより、さっさと土壌検査を自治体単位で徹底してやればいいのです。

それをマップにして公開すればいい。ぜひやるべきです。土壌検査などは、今の文科省のやっている測定車を使ってダスト分析方法でやればそれほど迂遠な道のりではないはずです。このことも私は主張してきています。

そうすればどこに放射性物質が土壌基準値より上回ったのか、問題がないのか一目できます。

ご承知のようにセシウムやヨウ素は揮発性ですから、風向頻度が問題となります。風向頻度とは風向きのよくいく地点のことですが、風に乗るというセシウム、ヨウ素の特殊性からこれが重要な判断材料になります。

政府がやっている半径20㎞、30㎞の避難区域の設定などはこのSPEEDIの飛散シミュレーション図をみれば意味があまりないことがわかるでしょう。

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この図は、3月12日から23日のものです。つまり12日と15日の水素爆発の後の飛散状況をシミュレートしています。

この図は後に米国エネルギー省が出した無人偵察機グローバル・ホークを使った下図の実際の観測図と見事に一致しており信憑性があります。(左が内閣原子力安全委員会のSPEEDI、右が米国エネルギー省作成の飛散実測図)

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一目でわかるように、20㎞、30㎞避難区域でも広野町、いわき市、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町などは市の一部がかかっいていますが、同じ市町村でもかかっていない地域もあります。

逆に飯館村は避難区域外でしたが、ほぼ全域がかかっています。現実に文科省の土壌ダスト検査では高濃度の放射性物質が検出されています。

いかに風向頻度によって放射性物質が偏差するのかがわかります。現時点でも福島第1は低濃度の放射性物質を絶えず出し続けています。

しかし問題は規制値を超えるような放出は数回しかないことです。下の表を見て下さい。これは茨城県HPから取った茨城の放射線量の推移です。

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これを見て分かるのは、3月14日前後に大きな放射線量の増加が記録されており、3月21日にまた中ていどのピークがあって以後は低レベルで推移していることです。

SPEEDIの図と上図を重ね合わせると、どの時期にどれだけの量の放射性物質が近隣に飛散したのかほぼ見当がつきます。

しかしこれはあくまでも空中放射線量でしかありません。放射性物質は土壌に降下した後に残留します。そしてそこからグラウンド・シャイン現象などによって地表面から放散していきます。当然のこととして野菜などが植えられていれば吸収するでしょう。

ところが、今の暫定規制値は単なる野菜や畜産物の残留検査にすぎません。これでどうして「安全」が確保できるのでしょうか?問題は土壌なのです。

風向頻度からみて、その地形が盆地であるのか、高台にあるのか、風の通り道なのか違うのかなど多くの要因で、右の畑では出たが、左では出ないといったことがひんぱんに起きるでしょう。

だから、私は県丸ごとの出荷規制などナンセンスだと言っているのです。それは農家のエゴで言っているわけではなく、消費者の安全を担保できないからです。

ひとつの市町村単位ですら出る場所、出ない場所があるのは、先ほどのSPEEDIの図を見れば判りますね。

本来は、時間的余裕があれば畑一枚一枚を土壌検査すべきです。むしろぜひやって欲しいほどです。

しかし、今は到底無理なようですから、ひとつの自治体単位で無作為抽出サンプリングでがまんするしかないのです。

そのルールもまだ決まっていません。決まっているのは暫定規制値がらみの市町村単位だということと土壌基準値だけです。

いいですか、土壌検査は消費者をなだめるためにやるのではないのです。ほんとうに「安全」だと言えるのかと年中消費者の皆さんから聞かれますが、それは私たちが聞きたい。

その土の上で、土にさわって、土と共に生きていくのは私たちなのですから。自分の健康も確保できないような土地で農業などできるはずもありません。もし晩発性障害になるのならば、真っ先に私たち農民とその家族からです。

ですから何度となく私が訴えているのは、直ちに政府は放射性物質の土壌検査をすべきだということです。それが済まないと「たこ」様が言う土壌の除染もクソもありません。

どこを除染したらいいのかわからないで、除染もないでしょう(苦笑)。ものには順番があるんですよ。

「たこ」様、あなたが心配なのはわからないではないですが、今日本人内部で内ゲバをやっている場合じゃないでしょう。それと自分の知識をひけらかしなさんな、まったくお若いな。

世の中、自分の知識の多寡より、同胞の悲惨に泣く心根のほうが大事な時期もあるのですよ。それが分からないなら、大震災がらみでしゃべるのは止めなさい。大変に迷惑です。

       ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

「たこ様」のコメント全文

以下引用

こちらのページを見て、勉強されることをおすすめします。
http://takedanet.com/

結局、生産者側の立場(被害者意識。損得勘定。)のみの視点しか感じないんですよね。

そちら側の意見しか、頭に入ってないというか、物事を客観的に見れてない。データもちゃんと理解できていない。

頭ごなしに否定。

農業に携わる方、得に熱心な方は安全なものを消費者に届けることを大切にされていました。

今はどうでしょう?

政府のいい加減な危険時の安全基準だからといって、本当に胸を張って、これは安全だといえるのでしょうか?

すこしでも『大丈夫かな。。』という心配があるなら、捨てる勇気も必要だと思います。

全く、汚染されていないのであれば、風評ですが
汚染されているのであれば、度合いは違えど
汚染されている野菜には変わりはないのです。

西日本などの野菜は、汚染されていない訳ですから。

汚染された野菜しかないのであれば、食べざるを得ない状況なら
食べるしかないと思いますが。

放射性物質はホットスポットといわれる場所があります。
検査をしているのは、一部の土地だけです。
もし、検査していない場所がホットスポットだったとして
高濃度の放射性物質が付着していたら、どういうことが起きるでしょうか。

一つ間違えれば、加害者となることを自覚すべきです。

避難所に炊きだしにいくなら、完全に安全な野菜を仕入れてやるべきではないでしょういか。

前回、コメントを補足を兼ねて3回続けて書いたところ
『粘着』といわれました。
補足のつもりだったので、ご理解ください。
勉強したてで、ちゃんとデータも理解できていない人が
データを一丁前にのせて、生産者の立場から
消費者のことの健康のことを考えずに
被害者の生産者という立場を、群れて主張されているにしかみえません。

もっと、消費者の立場、心境、安全性を客観的に、俯瞰的に状況をみて、判断すべきだと思います。

いま農業に携わっている方がやるべきことは
汚れた土地で農作物をつくることではなく
汚れた土地を綺麗にしてリセットすることだと思います。

セシウムが含まれる野菜を今後作り続けるつもりなのでしょうか?

それがあなたたちが目指す、農業なのでしょうか?

引用終了

Photo 

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原子力事故」カテゴリの記事

コメント

エントリーの内容にはあまり関係ないかもですが。

土壌の検査がなされ状況が公になれば、現在収穫作業待ちの中にも今後の作付け予定の物の中にも食用として出荷出来ない農作物等が出てくるのは明らかだと思いますが、そのような食用として出荷できない作物をバイオエタノールの原料にする事はできないものでしょうか。

これから土壌の放射性物質の吸着を目的とした作物を否応なしに作らなければならない可能性もありますが、バイオエタノールの原料として買上できるのであれば「食」に携わる農業ではなくとも「農」の技術を使って糧を得る事は出来るのではないかと。

もしも高濃度の汚染がされてしまっているなら・・・恐らくその農家や畜農家はその職を辞めざる負えないでしょうな・・・。意外に農家や畜農家というのはお金がかかります。たこさんの言う事ももっともでしょうが・・こちらも生活がかかっているのですよ。もし貴方の給料が今の5分の1にされてさらに下がるかもしれない。もしかしたら給料そのものがカットされると自分自身が悪くないのにそうなったらどうしますか?
安全なもの安全なものを食いたいなら関東からでていけばいいとおもいますが?日本は元々基準値ははるかに外国に比べて厳しいのですよ?
今じゃ1-4年前に使っていた農薬でさえほとんど禁止にされているくらいです。保障はしぶるが税金はあげますというような政府だから文句を言ってるじゃないないでしょうか。

それだけの本で勉強されていて
あの数値の理解度。

決定的な間違ったデータの解釈を棚に上げて、これですか。

頭が下がります。

本を読まれても、理解しないと意味がないですね。

引用されるなら、その間違っていた部分も引用していただきたかったです。

こちらのblogより引用

毎日自分の住む地域の放射線測定値をチェックしよう!
わが茨城県は福島第1原発の風下に位置します。冬場の風向きは北方から吹くために、福島第1原発の重大事故による放射性物質の飛散を大きく受けています。
茨城県は福島第1原発から北の県境でわずか約60㌔の距離しかありません。もっとも離れている県南でさえ200㌔弱です。
たとえば、福島第1原発2号機が水素爆発した3月15日午前6時には、県北の東海村石神でそれまでの放射線量が6時00分に0.727マイクロシーベルト(μSv)/時(以下単位は同じ) だったものが、わずか50分後の6時50分には一気に3.8倍の0.2823にはね上がり、1時間30分後の7時30分には0.3032、更に2時間10分後には0.3102に達しました。
県南は150㌔圏を超えていますが、鉾田市上富田の記録では15日0時10分に0.42だった数値が、事故後1時間50分後の7時50分には0.3389となりました。


これに対し、

0.3389とか、3.389マイクロシーベルトの間違いですよね?
このあたりのことをちゃんと理解されてない方々が
データをあげても、何の説得力もないですね。
ちゃんと単位などを理解されているのであれば、こんな間違いはしません。
記事ごとに、支離滅裂で、はたしてここの管理人は何に対して怒っているのか、理解できないですね。

こう感想を述べました。

この部分に対し、感想をいただきたいですね。

本を読みあさっておられる管理者さま。

自分に都合の良い、農家さま。


ありゃりゃ、
おっとり刀で来てみたら…たこさん見苦しいです。

議論する気はないと自らおっしゃってたのに、だから私にはあなたを相手にする必要も、答える必要も無いでしょう。

ここは農家経営で苦しんでおられる方の個人ブログです。2ちゃんねる等の匿名掲示板ではありません。
たこさん、貴方は他人の庭に勝手に闖入して長々とがなりたてているだけの存在なのです。
すぐに去るべきです。

私のことを「逃げた」「答えられないバカがいる」と思われるなら、それこそ勝手になさって下さいな。
貴方の言う通り、私は答える義務などありませんからね。

アドバイス出来ることは、さっさと国外か別の惑星にでも逃げなさい。くらいかな。
海や潮風にはウランが含まれますし、飛行機なら宇宙放射線の影響もありますが、博識なたこさんならそのくらいはご存知でしょう。

私は福島の隣県で暮らす市民(消費者の立場)ですが、この街で、農業問題に関心を寄せながら地に脚をつけて生きて行くだけです。
さようなら。

生産者でも消費者でも、その環境や立場で考え方は異なるものです。
所詮、人間なんて自分に都合の良い様にするのが本音の所では無いでしょうか?
その点では農家も消費者もありません。

ただ、今回の原発事故関連は、農家に責任は全くありません。
安全・安心・安定供給の為に一生懸命努力してきた農家が沢山います。
「自分に都合の良い農家さま」・・・と「たこ」さまは言われていますが、国内の農業をされている多くの方々は、誇りとプライド、自信をもって生産しています。
基準値(暫定)は昨日の記事なりコメにありましたが、とりあえず今ある基準値を適用しなければならなかったにせよ、もっと丁寧な調査(土壌でも地表でも)を行った上で、網をかけるべきだったと思います。

たこ君。どうしようもない愚か者だな、君は。
私の書いたことをまったく読んでもいない。できるだけ、言いたいことを抑えて、君の論旨につきあったつもりだったのに。

何度も言うが、私は君と議論する気はないよ。
なぜなら君があまりに人の心を失った人に見えるからだ。
被災地が被災地を支援したことを「そんな被災地に焚き出しに行くくらいならキレイにしていけ」と心ないことを言うような君と「科学的議論」をしても揚げ足取りをされるだけで、なんの足しにもならない。

君の体に温かい血は流れているのかね?

放射能の雲の下で(放射能が不正確な表現だなんて言うなよ。比喩的表現だ)逃げる人のことも、そこで飼われて、今死のうとしている家畜のことも、その下で農業を営む者の気持ちも。

君の行為はもはや荒らしという卑劣な行為だ。ここから去り給え。そして二度と来るな。

種子様。
バイエタ利用は可能です。クリーニングプランツとして実際にチェリノブイリでは菜種やヒマワリが使われました。

問題は加工工程です。濃度がもし高かった場合は、収穫作業や搾油作業、あるいはバイエタ加工の段階で2次被曝が起きてしまいます。

私はそれを心配せねばならない地域は限られると思っています。ただし、この福島第1が冷温停止に1年以上かからない場合で、なおかつ、水素爆発をもう再発しない場合ですが。

除染の方法はほかにも沢山あるようなので逐次記事で紹介していきます。

問題はどのような財源で、誰がやるかです。そのコスト(休業補償も含む)を誰がどのように負担するかです。
よもや農家の負担でやれなどということはバカ政府もいわないでしょうが。

先日は突然のコメントでお邪魔しました。山形様もありがとうございます。

ここ2日の記事のような行動を茨城の方々に取って頂きたかったのです。JA賠償請求グットジョブです!
そして管理人様がしてくださっているように汚染マップを作るなど農家の方達に声をあげてほしかったのです。
私も3月末に学校や公園の土壌検査を県、市、教育委員会などに要請しましたが、どこも国が安全と言うし指示がないからと…他にこんな問合せはないかと聞いたら初めてだと…えっ(愕然)しかも米の作付のための測量値で説得されました。(うちの市はなし)

なんとか頑張っている人を探してコメントしてしまった次第です。

管理人様どうもありがとうございます。茨城に希望が持てます。ただの主婦ですが協力できることがあればおっしゃって下さい。

頑張ってる農家ほど、補償するから何も作らないでくださいという仕打ちに耐え難さを感じると思います。
ですから、一つ一つの田畑の安全性をしっかり調査して作付けを再開したいのです。

過剰に安全性を考えて、その一帯をすべて無にする発想は、去年の宮崎の出来事を連想してしまいます。

ところで、濱田様の
>土壌検査は消費者をなだめるためにやるのではないのです。ほんとうに「安全」だと言えるのかと年中消費者の皆さんから聞かれますが、それは私たちが聞きたい。

その土の上で、土にさわって、土と共に生きていくのは私たちなのですから。自分の健康も確保できないような土地で農業などできるはずもありません。もし晩発性障害になるのならば、真っ先に私たち農民とその家族からです。

という、記述にうなづくものがありました。農畜産物の安全性に関してはあれこれと言われていますが、農作業での被曝という視点があまり注目されていません。農家は外にいるのが長いだけでなく、土や作物に接する機会が多いのです。

先日、島で、牧草のロールを作ったのですが、改めて立ち上がるほこりの多さに気づくとともに、こんな作業を今、福島や茨城で出来るのか思いました。農業機械から立ち上がるホコリにまみながら広い畑の草を集めロールしてゆくのです。草だけでなく放射性物質も集めているのですよね?私はキャビンなしトラクターなので、ひどいものです。

おそらく、農作業によって被曝の危険度も違うことでしょう。
こんなことを考えても、一刻でも早い詳細な土壌検査と農家の自衛策が必要ではないか思いました。

青空です。

正直言って最近参っています。
余震や原発の放射能などではありません。
最近の首都圏のツイッターや掲示板などでは福島県民、茨城県民、千葉県民をあたかも加害者との書きぶりに無念を通り過ごしてあきれ返ることが多々あります。

皆が正解を見つけられず、混乱し、ヒステリックになっているという状況であることは理解します。
前例なく、対処の知見もノウハウも準備すら全くない状況下での災害です。当然の混乱かもしれません。

しかし、福島県や近隣県の生産者や県民を愚弄するかの発言は許容しかねます。
コンタン様や山形様のことを言っているのではありません、記事での例の様な身勝手な意見が散見されるからです。今、放射能汚染の地域の農産物を食べたくないというリスクヘッジの考えはよいでしょう。健康は自分で判断するもの。神経質でヒステリックと傍目で見えますが、ご自身で資料や知見を調べた上での判定であれば別に申す事もありません。
しかし濱田様のブログで発言することではない。
濱田様や皆様は原発問題発生からいかにして安全を判断するか、どれほどの線量が累積しているのか、風向きは、除染の方法は、コストは、実現可能性はなどを議論しているのであって、意見のおしつけなどしていません。
情報占有者である政府や東京電力やあるいは学者の先生方の極めて分かりにくい断片情報をつなぎ合わせ、海外の知見も合わせ、対処可能な方法を模索しているのです。答えがあるのであれば遠の昔に解決しています。所詮国内すべての人間が答えを持ち合わせてなどいないのです。

それを「農家の都合のいいことばかり」というとは、過去の記事を読んでいないことは明らかです。まさかとは思いますが、読んでそう判断されているのであれば哀れなほどの読解力です。幼稚園の砂場からやり直すというのはどうでしょう。
記事では震災後関西に避難したとか。今職場を離れられるのであれば閑職かあるいは学生さんとお見受けしますが。少なくとも会社に必要とされることのない状況のかたなのでしょう。
いったいなぜ帰ってきたのでしょう。
安全と思うまであっちで生きておられればよかったにと思いますが。お足が尽きましたか?

福島あるいは近隣県の農家と福島県民に対してなぜすぐ避難しないのかという意見を見ますが、
家族を養う家長が仕事を辞め他の地域にいかない理由の想像がついていないのではないでしょうか。
仕事を失っては食べていけないからですよ。放射線の健康リスクと収入とのバランスの中でそう判断しているのです。まるで彼らを無知と思われるような発言が散見されます、失礼ですね。恐らく我々よりもより精緻に情報を調べ、判断されています。

今首都圏民がしなければならないことは、誹謗中傷ではない。
徹底した近隣県含めた農地、福島県汚染全域の土壌汚染浄化のための財源の確保(電気料金の引き上げ・増税)を積極的に提案し、実施されれば即座に受け入れ財源を確保することと、汚染土壌の除染スキームの提示とそれを行う人員と業者、重機、廃棄物処理場の提供です。
当然に、無収入になる期間の所得補償はあと1週間以内の提示が大前提です。
福島を汚染した原子力発電所に数十年にわたり電気を受け取ってきたのですから、それによる損失はエンドユーザーにあるというのは道理だと思います。まさかそれに異論を述べることなどあり得ないと思いますが、たこ様、いかがお考えなのでしょう。

その覚悟も提案もない方が軽々しく揚げ足を取る姿。
哀れを通り過ごして滑稽ですらあります。
読解力のない方です。残念ながら自分の文章がどう映っているのかご理解できていないでしょう。ううむどうすれば己の滑稽な姿が見えるのでしょう。
ちょっと考えてみます。

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