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2011年5月 4日 (水)

稲を使った除染方法は有効だ

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ゆび指し打ち込みの2日目です。

大震災の時にキイボードにガッシャーンとモノが落ちたので、いやーな予感がしたのですが、時々変になる以外なんとかかんとか動いてくれました。

しかし奮闘努力のかいもなく、とうとうダウンとあいなりました。キイボードが使えないPCって、賢いただの箱。マウス一個でこの箱ととうぶんのおつきあいです。(。>0<。)

グチはともかくとして、真剣に土壌の除染を考えねばならない状況になってきました。巨大風評被害とならんで、これも日本農業始まって以来のことてす。

残念ながら、福島第1から相当距離まで土壌汚染が拡がっていると見るべきでしょう。それもおなじ地域でもそうとうに不均一な検出がされると思われます。

土壌検査はただちに始めねばなりません。政府の動きをあてにしていると、いつの話になるのか皆目見当がつかないので、なんらかの簡易検査キットが必要です。

とくにセシウム137、134がキロクラムあたり1000ベクレルを超える農地には除染が必要となるとおもわれます。

政府も重い腰を上げてくれたようで、下の産経記事には、篠原副大臣がウクライナの菜種などを使った除染の現場に研究員を派遣した、とあります。

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記事でも触れていますが、ウクライナのように時間がたつと、放射性物質が40㎝くらいまで沈みこむのでやっかいになります。現在の日本の状況ならば、地表面の除染ですみます。

地表面の除染ということになれば植物を使った方法が有効です。稲は高い吸収力をもつので、もし今作付けに迷っているならむしろやるべきてす。

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残念なことに5000ベクレルを超える水田は、作付け禁止となってしまいましたが、やはり除染を考えた場合、あえて作るべきであったと思われます。

売れる売れないは別な問題です。除染のための作付けは、原則的には東電か政府が全量買い上げるべきです。

NPO民間稲作研究所・稲葉光圀氏によれば、セシウム、ストロンチウムの吸収が高いイネを植えて、収穫期に食用にするか検査をし、無理ならば東電が全量買い取り、東電所有の火力発電所でバイオ燃料とする方法もあります。

また畑では、麦、ヒマワリ、大豆の輪作体系を作って4年くらいをかけて除染していきます。

明日は一番のネックになる収穫方法を考えてみたいと思います。

■写真 わが農場の菜種栽培風景

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コメント

極めて合理的考えだと思いますが、
日本においては米は特別な意味を持つ作物なので、秋になって「廃棄処分」になった場合の風評被害が心配でもあります。
実際にはカドミウムなど重金属汚染による廃棄は時折起きてるんですが…。

かつて、O-157騒ぎがあった時に以前のアメリカの例が紹介されて、
食中毒を出したレストランが徹底対策を取ったら、「ここは安心だ」と認知されて逆に大繁盛したと聞きます。
消費者側としては、そのような意識を持てる国民性を身に付けたいなぁ、と。

昨日、青空様のブログでもコメントしたのですが、汚染された表土を剥ぎ取るのは現実的ではありません。
田んぼには稲が適していますし、水はけの悪いところでナタネやヒマワリはないでしょう。
おそらく、農業技術を用いた色々な除染の方法があると思います。

住宅地などの除染方法、ありませんかね?

話がそれてしまうのですが、千葉・茨城・福島での春の作付は、実際にはどうなっているのでしょうか?作付の自粛が不安です。しっかりとした検査態勢と万が一の補償を充実し、農家の不安を取り除き、食料大生産地の機能を回復させないと、復興への大きな妨げになると思います。

はじめまして。
私は農業に携わってはいないのですが、宮城在住で、庭で毎年野菜を育てているので、なんとか土地の浄化をしなければと思いこちらへたどり着きました。

ひまわり作戦をご存知でしょうか?
ひまわり作戦 Space Agriculture で検索するとJAXA宇宙科学研究所のサイトが出てきます。

私は農業などには全く詳しくないのですが、この土壌汚染は一刻も早く手を打つべきだと感じています。

ひまわり作戦のサイトが参考になればと思い、コメントさせていただきました。

もしご存知でしたらすみません・・・。

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