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« 感謝の気持ちと森林測定結果レポート | トップページ | 東京の核実験による放射性降下量と白血病・ガン患者数の相関関係 »

2011年10月11日 (火)

東日本のものは食べないとおっしゃる方へ

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「低線量被曝脅威説派」とでもいうべき人々がいます。未だ放射線医学界では極少派ですが、世論の一角では存在感のある学説です。

先鋭な消費者の中や、西日本ではむしろ多数派になりつつある学説なのかもしれません。
いや、学説一般というよりも科学的「思想」、あるいは「哲学」といったほうがいいでしょう。

さて、低線量をどこに基準を置くのかという目安は諸説あるようですが、農産物の放射線量で5~10ベクレル/㎏、空間線量で毎時0.6~1マイクロシーベルトといったところでしょうか。

この派の特徴は、内部被曝を大きな脅威とすることです。ホットパーティカルを体内に取り込むことは高線量の被曝にも劣らない危険だと考えています。

ですから、内部被曝の主原因である農産物などに厳重な注意を払い、それこそが最大の関心事のようです。

さて、私は先日「検出限界以下」とされる20ベクレル以下の線量測定は、測定技術として難しいのだと書いたところ、この派の方からこんなコメントを頂戴しました。

「(低線量が計測できないのなら)やっぱり危なそうな地域の農産物を食べなかったというのは妥当だったのだ」

なるほどねぇ、そうなっちゃうの、といったところです。
低線量が測ることが困難で、「検出限界以下」になってしまうのならば、いっそうヤバそうな県のものはまとめて拒否だ、というわけです。

なんとも乱暴な意見ですが、現にそのように状況は進行しています。「ヤバそうな県」の代表格である私たち茨城県や福島県の農産物の苦戦状況は泥沼化しています。

では、この「低線量被曝脅威派」が安心できる状況とはどんなことでしょうか?

それはすべての農産物から放射性物質の検出がゼロになることです。そしてその農産物を育てる大地の放射線量も同じくゼロになることです。

おそらくここまでいかないと、この派の人たちの「安全・安心」はないのではないでしょうか。

私たち福島や茨城の農民は今必死に放射能と闘っています。さまざまな研究機関と協同して、知見を集めて、自分の田畑を測定し、マップを作り、放射能の除染や封じ込めの努力を積み重ねています。

しかし、この派にとってそれは無意味なことなのです。なぜなら、ぜったいに放射能が「ゼロ」になることはないからです。

おそらくは私たちの地域で土壌線量が50~70ベクレル/㎏を切ることはありえないでしょう。

もともとのバックグランドには大地と宇宙からの自然放射線量があり、かつ、60年代の核実験の残留があり、今回の事故で放出された放射線量もその中に紛れ込んでしまうからです。

農産物もこの土壌からの移行率は品種によっても異なりますが、おおよそ百分の1から千分の1のオーダーですから、逆に言えば、5ベクレルの放射能汚染をしてしまうためには、その土壌はその百倍から千倍の線量がなくてはならないわけです。

とすれば、仮に低線量派が摂取上限のように言う5ベクレルが検出されたとすれば、その土壌は500bq~5千bq/㎏なくてはならないことになります。

これは平方メートル単位換算でその20倍ですから、1万~10万bq/㎡となります。チェルノブイリの「汚染区域」指定は3万7千bq/㎡以上ですから、10万bq/㎡は避難区域のホットスポットを狙って作物を作らない限りありえない数値です。

ですから、高濃度被曝をしてしまった飯館村などは徹底した除染を自治体ぐるみでしようとしています。

しかし、このような努力は無駄だとこの派の人たちは思っています。そんな努力より、さっさと逃げればいいじゃないか、頑張っている奴がいるからかえって迷惑なんだよ、と。

農産物にしても、作っても低線量は計れないのだから、どうせあなたの地域は全部丸ごと拒否されるんだし、やったって無駄じゃないの、と思っています。

つまりは、今さら「被爆地」はなにをしても無駄だからなにもするな、と。国や東電に補償金もらって都会のアパートに越してきなよ、除染やったって終わりがないんだからさ、というわけです。

このような言辞は私の空想ではなく、実際にこのての台詞をお聞きになったことがあるでしょう。

いいでしょう。そうしましょう。除染活動や測定などバカバカしい努力ですから止めましょう。

これは楽でいい。私たち「被爆地」の農家は復興なんて考えずに、補償金で暮らして昼寝していればいいのですから(笑)。

つまり、低線量被曝脅威派の人々の言う通りにすれば、除染などはやる必要がなくなるということになります。
「低線量が計れないのだから丸ごと拒否」というこの派の人たちの考え方に沿えばそうなります。

低線量脅威派、別名ゼロリスク派は、どこまでが危険で、どこからはこの状況で許容すべきかという閾値をもちません。目標値がないのです。

「閾値なし線形モデル仮説」の極端な解釈であるために、一切の閾値は存在しません。

たとえ今5ベクレルだと言っていても、明日には3に、そしてやがては0.5に、そしてゼロをと要求をエスカレーションすることでしょう。

この派に農民や漁民はいないでしょうから(まったくいないとも思いませんが)、言うだけで済みます。

しかし、私たちはそれを実現せねばならない役割です。
たとえば、現に今自分の田畑が100ベクレルの土壌線量があれば、来春までには70くらいまで低減しようとなどと計画をたてています。

そして冬の間に裏の山林の落ち葉を集めて処分せにゃあならんか、などと計画しています。

あるいは堆肥設計も見直してゼオライトやカリ、木質を増やして熟成期間も増やすなどの努力もしているでしょう。

そしてそれの基礎となる土壌測定もシコシコと続けて、そのデータに一喜一憂しています。私たち農民はそんな生き物なのです。

低線量被曝脅威派の人たちは、えてして自分のことだけしか見ていません。自分の健康、子供の健康、それは大事です。かけがえもなく大切な宝です。誰もそれを否定できません。

しかし、現実にこの社会に放射能は降ってしまったのです。だから危険な食品を拒否するのは正当な権利でした。ただし、緊急避難的には、です。

あの忌まわしい大震災から今日で7か月たちました。

もう少し視野を拡げてみませんか。ひとつはこの先の時間へと、そしてもうひとつは今この時代を共有しているはずの東日本へと。

覚悟していただきたいのは、この放射能との闘いは長いのです。おそらくは5年、10年は優にかかるでしょう。

いつまでも西日本と輸入食品のものしか食べない、と言っていられますか。緊急避難としてはそれでもよかったかもしれませんが、そんな生活が今後も続けられるでしょうか。

ひと口ふた口食べて危険ならば、私たち「被爆地」の住民や農家はその数千倍、数万倍のリスクの上で生活しています。

そして私たち東日本の人間は、よりよい環境を取り戻すべく闘っています。それは自分だけが被曝をしないというのではなく、地域が放射能の枷から逃れることです。

社会全体で、地域全体で線量を徐々に下げていくことを目指すことです。

■写真 わが県は震災にもめげず平年並みの作柄でした。東北の汐をかぶった水田の人たちは大変な努力をして復旧されています。頭が下がります。

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原子力事故」カテゴリの記事

コメント

ごくろうさまです。
素人なので分からないですが
表面から数十センチ土を取って新しい土を盛るというのは不可能なのでしょうか。
とてもお金はかかりそうですが…

土の入れ替えは、ごく限られた狭い面積なら可能かも知れませんが、現実的な方法ではないと考えます。

仮に表土5㎝をはぎ取って、入れ替えたとしても、何千haや何万ha分と考えると、気の遠くなる量と時間そしてお金がかかると思いますし、はぎ取った表土の保管や処理方法も不明な中で、実行する事は出来ないと思います。
現実的には、濱田様が仰る「植物に吸わす」「深耕ロータリーを使って攪拌し、濃度低下を図る」「ゼオライト等による中和?」によって、時間はかかりますが、現実的な対応では無いでしょうか?
私は放射線の専門家ではありませんから、詳しい事は分かりませんが、このブログを見てきた限りでは方法も限られてくると考えています。政府や東電が金に糸目を付けず、いくらでもいつまでも出す!!なんて事にでもなれば他の方法もあるかも知れません。

ゼロリスクを願う人達も、東日本の生産者の方々を攻撃するのでは無く、自分の許容範囲内であれば、一口でも一切れでも買って食べる事が、応援する事に繋がるのだと思います。

選択の自由はあるわけですから、自分が納得する様自由に選択すれば良いのであって、わざわざブログでコメント(昨日の記事ではメールも!!)する必要も無い事では無いでしょうか?

ゼロリスクを願う人達を助長している要因の一つが、政府への不信感や政府の放射能への無策でしょう。

昨日(10/10)、環境省が原発事故による放射性物質の除染や汚染廃棄物処理に関する政府の基本方針案を発表したのですが、ひどい内容です。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111011dde001040012000c.html
この記事の中にある、汚染の対処を国の責任で行うことを定めた特別措置法(来年1月全面施行)は、おそらく環境省のHP中にある放射性物質汚染対処特措法の事だと思います。
http://www.env.go.jp/jishin/index.html#rmp


特に、ひどいと思うのは・・・
住民の被ばく低減に向けた目標も明記し、被ばく線量が年20ミリシーベルト以上の地域を「段階的かつ迅速に縮小することを目指す」とした。20ミリシーベルト未満の地域については住民の年間被ばく線量を2年後の13年8月末までに▽一般の人は半減▽学校、公園など子どもが生活する場所では60%減を目指し、長期的には「1ミリシーベルト以下」を目指すとした。
という内容です。マスコミの記事なので精査すべきですが(環境省のHP探しても見つからないのですが)、Cs134の半減期を考えたら、この目標は政府が何もしなくても、かなり達成できるではないですか!!おそらく、何もせずに2年後に80%達成出来ましたと言うのでしょう。確信犯です。
そうで無いのなら、具体的な方策や工程を飯舘村のように示してもらいたい。

濱田様が以前の記事で紹介した、飯舘村除染計画書と
http://www.vill.iitate.fukushima.jp/saigai/wp-content/uploads/2011/10/b2eb22467554edc1286c0f22672344be
今回の政府方針を比べてみてください。

飯舘村と日本政府、どちらが難局に対応する行政能力があるでしょうか?

ゼロリスクの方々と対峙する以前に、日本政府が大問題です。

撹拌したら、薄めて拡がる。消えて無くなるわけじゃない。
なんか納得がいかない。
汚染されていないお米に、汚染されたお米を一握り混ぜて
数値がでないから大丈夫と胸を張るのと発想が同じじゃないか。
なんか詐欺まがいじゃないか。
小さい子供のいるお母さんは、自分は汚れたもの食っても、自分の子供には食わしたくない、命がけで守りたいはずだ。

小さい子供のいるお母さんは、自分は汚れたもの食っても、自分の子供には食わしたくない、命がけで守りたいはずだ

とのご意見、至極まっとうだと思います。実際、周囲の人間はそう思い、少なからず行動しています。但し、子供たちも親が自分たちのことを心配しあれこれ行動に移しているのを見て、子供なりに考えています。
「いつも同じ産地のものを食べ続けるわけじゃないよ。」とか、
「農家の人が汗流したものをいやな目で見てたら申し訳ない」など、子供の方が思いやりのある発言をしていることに驚きます。いい親の背中を見ているんだな、と思うし、実際の被害がなく対岸の火事、的な発言を繰り返す人間にこの子供たちの爪の垢でも飲ませてやりたいくらいです。

 この子供たちの将来を守るのが自分たちおっさんの努めでもあるなー。としみじみ思います。

細かい指摘ですが、
小さい子供のいるお母さんも避けた方がいいかもしれません。子供や若い人達がゼロリスクを求めるのを完全に否定はしていません。少し言葉が足りなかったです。

私や名無しさんや外孫一号のようなおっさんは、汚染されていないお米に、汚染されたお米を一握り混ぜたようなお米も暫定基準以下なら食べるのが、責任の取り方の一つだと思います。
しかし、被災地の農家も検出限界以下の農産物を消費者に届けようと努力していることも忘れてはいけません。今は無理な地域もあるでしょうが、土壌検査と農作物への放射性物質の移行を抑える技術を駆使して、数年後には達成すると信じています。
そのためにも今、苦境の中にいる農家を支える必要があると私は思います。

私はこどもが小さいので、東日本農作物を避ける派です。
現状では測定値のnが少なすぎると感じているからです。

で、今NHKでやっていますが。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=48321
>20分間で1キロ・グラムあたり最小10ベクレルまで測定できる機器は3980円、同20ベクレルまで測定できる機器は980円で貸し出す。
農家の方は、ゼロといって喜んでいましたが、それは、20未満ってことですよね。NHKですら、誤った誘導をするんだな、、と思いました。
だから、「未検出」に安心できずに、さけちゃうんだと思います。
10Bq/Kgを求める人は、検出限界を20Bq/Kgに設定しているかぎり、東日本産を避けてしまうんだと思います。さらに、検出限界値を表示していない場合は、未検出という意味に疑心暗鬼になるのだと思います。
問題は、内部被曝にたいしての低線量被曝の危険性の問題と、測定体制(測定限界値の設定)とは別々の問題だと思います。

前者は、学問的な議論が続きますが、後者は測定数を増加させることで、解決されていくのではないでしょうか?

今日NHKで、廃棄されると分かって米を作った方を報道していました。
落ちた稲穂を拾い、米に申し訳ないと涙しておられました。

私の生まれ故郷の田んぼです。

9月に帰省した折、
周囲がすべて草むらの始めてみる光景の中にその田んぼはありました。

食べられないと分かって、米を作れば罪になる(!!!)と分かっていて。
避難している自治体より低い空間線量の中、
苗を植え、肥料をやり、草取りし、収穫されました。

この方の労力をすべて無駄と切り捨てることも出来ましょう。
汚染を広げるなと揶揄されるかもしれません。

でも絶対にこの方が米を作ってくださったことが今後に生かされていくと思っています。

村にもいろんな人間がおり、様々な人間模様が繰り広げられています。
決して一枚岩ではありません。
自分の親のことを考えてみても、これからどうなるのだろうと暗澹たる思いに駆られることがあります。

そんななかの今日の報道でした。
映像を見て、いつか村で百姓になろうと思うわれわれ夫婦に、
大事なものを教えていただいたと思います。

今都会で生きる私たちは、一生懸命働いて、
故郷に納税しながら地道に除染していきたいと思います。

そうなんですか。
肥料にはカリウムが含まれてる?
カリウムとカリウムを間違えて吸収してしまうということなので
カリウムを沢山まいたり土に含ませればいいのではないでしょうか?
そでれすと栄養過多みたいになったりして逆に駄目なのでしょうかね。
二本松は抜きにして、134,137合計で100とか検出されてませんよね。
せいぜい合計で60〜70ベクレル。
カリウムを沢山まいて、少しでもセシウムを吸う確率を減らす。
素人考えですがどうでしょうか?

すいません。上のコメント間違いました。
カリウムとセシウムを間違える、です。

転載様。なにか農業に対して偏見があるようですね。別に喜んではいません。どうしてそのような厭味な言い方をされるのかわかりません。
農業者は真摯に現実と対応していますよ。

測定技術上20BQ以下は不安定だというだけです。これも記事にしました。読んでないのでしょうね。

20bq以下も出せば出ます。ただその信頼性が低いということです。これは実際毎日測定している技術者なら皆そういうはずです。

あとは仮に出したとしても、信頼の確保になるかです。たとえば10bqと出てもそこまで低く数値を設定すると、何度か測ってみるとそれごとに違った数値が出てしまいます。

分解能が高い優秀な器械ほどそうで、一回ごとに違った数値を出します。すると今度はどれが正しいのかということになってしまいます。

5回計って平均を出すという手もありますが、現実に一回3万円(通常料金2万+特別料金1万)もかかる計測を1検体あたり5回計れというのは不可能です。

というわけで、わが国では20bqをもって「検出限界以下」と一種の取り決めをしているのです。

それと3千円とかの測定料金は測定ショップ「ベクミル」でのものでしょう。農家がいちいち柏まで持ち込めとでも。通常は1検体は2万円、20以下は追加で1万円です。

コメ、作ってます。
そして、収穫しました。基準値以下です。
本当?子供に食わせて大丈夫?
不安はつきません。

福島の農家を応援するために食べよう。みたいな動きは一部の人
には喜ばれるのかも知んにけど、どうなんだろうか?

農家に作らせて、売らせて、消費させれば補償金払う必要もない
し、責任もないのかな?
それより、そんな口車に乗せらっち、せっせと作る農家の人達って?、
土ぼこり吸って内部被曝しねの?
春先の田おこしで、土煙すごいんだけど?

今日、福島県立医科大学から健康調査票が郵送されました。
医学会での前例のない、人体実験の開始です。

この記事、本当に胸が痛みました。
当方関西に住んでおり「積極的に」は関東のものを食べていません。1歳の娘がおりますし妊娠中ですので…

ただ
>いつまでも西日本と輸入食品のものしか食べない、と言っていられますか。

ということに、全く同意しています。
人口と新興国の生活向上による食糧危機がささやかれる中、高齢化で国力の落ちていくであろう日本がいつまでこのような生活を続けられるのか。

皆が東日本産を避け続けることによって離農者が進めば、そのうち、ゼロリスクの方々が避けている「20bq」の野菜すら手に入らなくなるのではないか。それが良いことなのか、震災以降自問自答を繰り返してきました。

私は震災以前から、有機野菜宅配をとっているのですが、それを継続しています。東日本のものも入りますが、それに関しては有難く頂いています。(大人だけ)

私の出した答えは
「農業に携わる方を支えねば、大地が綺麗になっても作る人がいなくなる」ということでした。娘が大人になるまでに徐々に綺麗になるであろう大地で、美味しいものを作ってくださっている方々を支えたい。そう思っています。

徒にリスク回避を叫ぶだけではなく、
自分なりの基準を持って、自分が納得する選択をしていくことのできる賢い母でありたいです。これからも勉強しようと思います。

私の親戚も茨城で農業を営んでいます。
でも私は苦しいですが、そこで育った作物を3歳の子供に与えることはしていません。
放射能との戦いは10~20年、というよりも長い期間がかかると、個人的には考えています。
放射能に汚染された方々が戦うのは、東電だと思います。除染をしながら農作物を作り、作ったものは東電が買い取るべきだと思います。
今の基準は、話にならないほど高い値なので、一般の市場に流れている東日本ものは購入していません。
検出限界がより低くなり、検出された値が明示されているものが市場に流れれば、それは購入の検討に値します。自分の基準に合えば購入します。
それが行われるようになるまでは、東日本の作物はいただきたくありません。
私はたぶん、先鋭な消費者なのだと思います。先鋭的な農家のかたの作物を好む傾向があるのだと思います。なので、海外のものより国産を、地産地消、低農薬、作った方の見えるものを好んでまいりました。
今は、入手できる食べ物が非常に減っております。でもそれを受け入れています

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