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2011年12月29日 (木)

沖縄、辺野古評価証明秘密搬入事件が残したもの  沖縄は分離コースに入るかもしれない

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これが迷走の果てに辿り着いた結論だそうです。

沖縄県庁に早朝、まだ夜も明けきらぬうちに県庁に辺野古の環境評価証明が搬入されました。まさに盗人のようにです。

県は受理しましたか、これで事態は決定的になりました。いうまでもなく、このような重要な文書は一川防衛大臣が直接に県知事に手交すべき性格のものです。

最低でも沖縄防衛局長が直に出向いて手渡すべきものです。県庁入り口の反対派市民が怖かったのでしょう。

笑うべき腰抜けです。反対派に取り囲まれることが怖いのでしょう。問いつめられるのが恐ろしいのでしょう。

一度としてまともな解決に乗り出さなかった大臣、そして文字にするだけでも汚らわしい暴言を吐いた前沖縄防衛局長(なぜ懲戒解雇しないのか!)が、揃って出向くべきでした。

一川大臣は,ニヤニヤしながら「沖縄でなにかあったの?事務方に任せてあるから」とシャーシャーと言ってのけたそうです。まさに人間のくずとはこの男のことでしょう。

いや、野田首相自らが出向くべき政府最重要課題だったはずです。表敬訪問でしかない無内容な外遊する暇があるのなら、沖縄県に行け!「不退転」なのは増税とTPPだけなのか!

ひとかけらの勇気があるのならば、為政者の矜持を胸に評価証明を手渡しに行け!

そこで倒れたのなら、何らかの感慨が県民の心によぎるでしょう。それをこともあろうに人の目を盗むようにしての早朝搬入とは、下の下、人の道にはずれています。恥を知れ!

人の道にはずれた政治は、いかに金を与えようと人の心に響かないのです。

そもそも、よくも悪しくも9割「解決」していた移設問題に、「国外、最低でも県外」と県民にありもしない幻影を与えて煽ったのは一体どの政権の首相だったのでしょうか?

辺野古移設紛争の天王山とでも言うべき名護市長選で、反対を主張する候補(現市長)を推し、基地移転問題とのバーターであった北部振興予算を移設問題と切り離すということまでやってのけたのは、現政調会長の前原氏だったはずです。

仲井真知事は120%移設に合意しません。そして海水面埋め立ては県知事の認可が必要ですから、法的にも完全に不可能となりました。 

本土政府としては残る方法は、国による強制代執行だけとなりました。本気でこれをするのならば、米国すら露骨にイヤな顔をするでしょう。 

強制代執行は間違いなく成田のような流血の事態になるからです。辺野古問題は全国的な政治課題となります。長きに渡る建設期間の間、厳重な張りつき警備が必要となることでしょう。

敵意に包囲された異民族の基地が存続したことは世界史にもありません。ならば、米国は普天間固定化を望むでしょう。米国はそれをとうに視野に入れています。 

軍事機能としてはそれでまったく問題がないのであり、オバマ大統領の再選には打撃を与えるでしょうが、米国が必要としているのはその一点だからです。 

もし、それにもかかわらず本土政府が強制代執行に踏み切れば、最悪、沖縄は分離コースを現実のものとして考え始めることでしょう。 

それは民主党沖縄県連がかねてから主張していた「一国二制度」です。いわば半独立です。この原案は既に4年前からあり、内容的には生煮えな部分が多くあります。

また、かんじんのそれを唱えていた民主党県連自身が事実上分解してしまっています。しかし、そのプラン自身は残り続け、より具体性を増すこともありえます。

もし、仲井真知事がこのプランに関心を示し、それを交渉カードとするのなら、辺野古移設に一縷の望みが生まれます。本土政府は、現時点ならばそれを具体的な検討対象にする可能性が高いからです。

この評価証明秘密搬入事件は、沖縄の分離コースの芽を生みました。その意味で、2011年12月28日未明は、沖縄史に残る日付となったのかもしれません。

■写真 落ち葉の季節です。常緑のシダがしぶとく霜の朝に緑を残しています。 

         ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 

■ 政府 評価証明搬入
沖縄タイムス 12月28日
 

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価(アセスメント)手続きで、沖縄防衛局の職員らは28日未明、県庁に評価書の入った段ボール箱16個を守衛室に搬入、警備員に預けて立ち去った。県は持ち込む際の手続きに不備があるとして、仲井真弘多知事ら幹部が取り扱いについて午前9時から緊急に協議した。

兼島規総務部長は協議後、記者団に「県としては7000ページそろっているので到達はしている」と述べたが、受理するかどうかについては明らかにしなかった。守衛室前には市民ら約150人が陣取り、受け取りを拒否するよう県に要求している。  

 受け取った警備員らによると、防衛局職員を名乗る人物から午前4時前に荷物を預けたいとの電話があり、警備員が庁舎管理を担当する県管財課の職員に電話で確認したところ、預かるよう指示があった。同4時すぎ、スーツ姿の数人の職員が評価書の入った箱を運び込んだという。現場には真部朗沖縄防衛局長も姿を見せており、指揮を執ったものとみられる。 

 ただ現場で警戒していた市民団体のメンバーが搬入に気付き反発、騒ぎになったことから、県条例で提出時に必要な部数(20部)全ては運び込めず、受付時に通常求められる持ち込み者の氏名や荷物の宛先なども帳簿に記載しなかった。 

 沖縄防衛局によると1箱に1部の評価書が入っており、搬入は計16部となる。同局幹部は「必要部数が搬入できていないのは事実なので、どう対応したらよいか県の判断を待ちたい」と述べ、残部の追加提出など県の求めに応じて対応する姿勢を示した。 

■ <辺野古アセス>未明の評価書搬入 沖縄県が受理の意向 

毎日新聞12月28日(水)11時51分配信 

 防衛省は28日未明、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、同県名護市辺野古への代替施設建設に向けた環境影響評価(アセスメント)の評価書を沖縄県庁に搬入した。同省沖縄防衛局の職員が、評価書が入った段ボール箱を運び込んだ。県庁に詰めかけている反対派住民の警戒が緩んだすきを突いての未明の搬入に、地元の反発が強まるのは必至だが、沖縄県は評価書を受理する方向で検討に入った。

 沖縄県などによると、沖縄防衛局の職員らが午前4時過ぎ、沖縄県庁の守衛室に段ボール16箱を搬入した。真部朗沖縄防衛局長も同行した。搬入について防衛省側は県に事前通告していたという。当時、県庁周辺には反対派市民らは少数しかいなかった。未明の搬入について、沖縄県幹部は「時間帯、やり方は正常ではない」と不快感を示した。

 沖縄県によると、守衛室の所定の書類に差出人などの記載がないという。また、沖縄県環境影響評価条例では、評価書の提出部数を20部と規定しているが、沖縄県に届いた評価書は16部しかない。仲井真弘多知事ら県幹部は同日午前、段ボール箱を守衛室に置いたまま対応を協議。県幹部は「受理に向けた審査をするため、段ボール箱は担当各課に持って行く」と述べ、受理する方向で検討に入ったことを明らかにした。

 同省は評価書が受理されれば、同日中にも県に評価書の内容を説明した上で、公表したい考えだ。評価書は約7000ページ。代替施設の建設が周辺環境に及ぼす影響などを予測し対策を明記している。

 評価書はアセスの最終段階。仲井真知事は飛行場部分について45日以内、埋め立て部分について90日以内にそれぞれ知事意見を提出できる。不十分と判断すれば、より詳しい予測や対策を示すよう求める。評価書が確定すれば公告、1カ月の縦覧を経てアセスは完了する。【井本義親、朝日弘行、横田愛】

◇一川防衛相「妨害的な行動あった」

 一川保夫防衛相は28日午前、防衛省で記者団に対し、評価書を未明に搬入したことについて「妨害的な行動があったということで、物理的に(県庁に)は入れない。通常時間帯では(提出は)難しいと判断した」と述べ、やむを得ないとの認識を示した。県の対応については「良識ある対応をしていただけると思う」と述べ、受理するよう求めた。

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コメント

もともと、沖縄は、琉球国であり、満州国同様、大和国では無かったのですから、中国が、50以上ある民族を漢民族化する内国法を続けているのと同様、あまりにも、沖縄には、冷たいというか、例えば、沖縄は、東南アジア航空物流基地として、立地条件は、最高ですから、ある意味、そこでの沖縄県人の雇用を増やせば、米軍基地からの経済依存度を少しでも、下げることが出来るでしょうし、ベトナム、タイなどの農業支援は、成功して、民間企業が、6次産業農業を構築できているのですから、沖縄農業も、サトウキビ、パイナップルだけでなく、もっと活用できると思えるのですが。。本土の農業空港が全く機能していないのですが、離島の空港も、物資輸送だけなら、コンテナ輸送システムを使えば、離島小空港物資を短時間で、東京に運ぶことも可能なはず。(セスナとかでなく、きちんとした小型機が就航すれば、コンテナ空輸も可能性があるでしょう。すでに、南米とかは、人間と物資の混載はあたり前ですし)

中国は、1国2制度で、高度成長しました。香港、マカオ、台湾と言う特別地域。深センと言う経済特区。北京、天津、重慶、上海と言う国家直轄都市制度、など、あらゆる特例を作って、都市近郊には、外国資本誘導特区を作り、地方民族には、殺戮、弾圧、漢民族との血の融合政策を採り続けています。

中国全土の漢民族化は、個人的には、大嫌いですが、地域ごとの国営放送を持ち、情報コントロールしたり、イスラム放送やアラブ放送、国際NHKまでも、自国向けにアレンジ(見せたくない生放送は、真っ暗になります)したり、インターネットの金盾システムなど、ものすごい情報、思想統制と国家の方向性の洗脳は、異常ではありますが、執念を感じます。
もともと、日本だって、地域ごとに、お雑煮が違うように、その地域で守るべき大切なものや文化、思想、宗教、慣習は、異なって、当然なんですから、ある意味、国家が分裂しない範囲で、1国2制度もあっても良いのかもしれません。

ただし、言論、思想の自由など、国民が人間としての尊厳を守る自由を確保できる国であることと、国家である以上、国民が主体的に団結していることは、最低条件で、中国共産党1党独裁主義を全く望んでは、居ませんよ。どちらかというと、合衆国制度に似ているイメージですが。

一川防衛大臣は、辞任してほしいです。自分で、防衛の素人ですなんて、高級官僚の前で、言ってしまったら、防衛大臣が、緊急時に、対応できるとは、とても、思えませんから。。事務方に任せることでないことを、任せている大臣は、政治家でもありませんし、、自分の党の過去の総理が、撒いた種ですから、すでに、政治問題ですから、政治家の仕事です。職場放棄になるのでは?

オバマが、成田紛争のように、なってもらっては困るので、一時、日本政府に下駄を預けると言った意味がまったく理解できていないので、大臣タイプでは、ないと言う事ですね。

実務能力の無い人達が政権を握った有り様がこれですね。

ちょっと注意したいのは、わざと騒動にしているかもしれません。民主党も選挙にかんしては抜け目無い政党です。もう次期選挙で負けることはわかっているでしょう。とすると、次の与党の足を引っ張るつもりじゃないのかな、と。解決不能にして・・・。

たぶん、考えすぎだと思ってますが日本国家弱体に関しては民主党は優等生なので冷静に注視しなければならんかなと。
少し、待つことが大事かもしれません。

実行不可能なマニュフェストを掲げて風を吹かせ、政権交代した結果が、これですから、つくづく政治家って頭の回転と口は達者ですが、能力が無いと思ってしまいます。
「政治(家)主導」とはよくぞ言ったものです。
濱田様が仰る通り、島民の全てが納得していたかどうかはありますが、9分9厘移設が決まっていた事を、ぶっ壊し「腹案がある」「首相を務めた者は出馬しない」とまで言い、全てを大混乱に陥らせたあげく「辞めるの止めた」と、時々存在感を示す為にシャシャリ出てくる。放送するマスコミもマスコミですが、呆れるばかりです。
政治の不手際のつけは結局のところ沖縄県民をはじめ、国民に回されてきます。
マニュフェストでぶっ壊したものは、民主党議員すべてで責任を取ってもらうのが筋と言うものです。
政党助成金とこの2年間の議員報酬全額返上して、沖縄に自由に使ってもらうぐらいの誠意を見せてはいかがでしょうか?(お金で済む事ではないですが、せめてそのくらいは・・・と言う意味です)
防衛大臣!?何にも言いようがないですね。
「○本」前復興大臣もそうですが、大臣と言う前に人間としての知性がまったく感じられません。
官僚主導というより官僚政治はまだまだ続きますね。

りぼん様。沖縄のアドバンテージはあります。いうまでもなく、アジアのハブ(蛇ではない)的位置にあることです。

この場合物流ハブですが、航空物流基地のスペースがありません。那覇空港は民間、空自、海自、海保まで同居していますから、まったく無理です。空域管制すら米軍が一部握っています。
嘉手納は、かつて岡田氏が普天間との併合を構想しましたが、頓挫しました。それなりに現実性はあったのですが、マリンと空軍の空域管理や縄張り意識がジャマをしました。
解決するには、両国首脳の高次の政治交渉とそれによる政治的解決が必要でしたが、当時のハトカン政権には望むべくもありませんでした。
ですから物流のハブ空港はスペースがありません。普天間が返還されていればあるいは、とも思いますが、なにせその問題が泥沼化しているので論外です。

後は港湾ですがコンテナ基地をイメージされているのだと思いますが、これは可能性はあります。ただ、沖縄近海は大型コンテナ船が止められるのは、那覇軍港ですが、文字通り軍港なので返還されなければ使用できません。
泊は浅すぎて狭すぎます。後は、辺野古の代替で出てきた洋上巨大浮島でしょうか。可能性はありますが、漁業との兼ね合いでかなり環境アセスが大変かと思います。

もうひとつの問題は、物流基地というのは自らも工業基地の後背地が必要ですが、それが沖縄にはありません。輸入したものを低関税で加工し、付加価値生産をして輸出するというメリットがないのです。ただの物流基地ということになると土地を貸しているだけの存在となって地元のメリットがあまりありません。

離島とのコンテナ・ハブ空港は可能性を大いに感じます。

6次産業は私のグループも挑戦しているのでいい案です。この可能性は大いにありますし、その方向が沖縄の方向だろうと思っています。
これはいまでも観光と農業の地域協同として相当各地で盛んになっていて、たくさんの商品が生まれています。今後は農村グリンツーリズムなどもできたらいいでしょうね。

民主党の一国二制度案は、外国人労働者の大量移民の受け入れや、無関税特区構想などと陳腐なもので、TPPのモデルケースとして考えられたふしもあり、私は賛成しかねます。

困ったことになりましたね。
鳩山なんか切腹物でしょう。

橋龍時代から長いことかけて少しずつ進めていた辺野古移設を、無知な毒入り綿飴ばら蒔きで政権取ったらガラガラポンですから。

その後の民主の対応も酷い。菅に野田。何もしない。少なくとも自民の石破さんは「国論」として、一貫して沖縄の米軍基地の必要性を主張してきています。

ああ、せめて誠実で働き者だった北澤さんが留任していればとは思います。


りぼん。さん。
沖縄を一大貨物基地にすることは可能ですが、那覇はいっぱいいっぱい。嘉手納が返還された上で、隣接して一大コンテナヤードや工業地帯が出来ればの話です。
このまま普天間固定化や、以前岡田が言っていた嘉手納統合が実現しても無理です!
ホワイトビーチ・キャンプハンセンなどを拠点港湾として整備するか、沖合に巨大メガフロートを浮かべるか。ポンツーン式にでもするか。
すでに散々論議されてきたことです。

普天間基地移転の辺野古案は、それらを吟味した上での最良の妥協案だったのです。

民主党政権は、アメリカの信頼も沖縄県民の双方を裏切り泥沼化しました。

残念ながら、そんな無能な政党に「(自分の)生活が第一!」のスローガンに騙されて政権を任せてしまった、我々日本国民にも大きな責任があります。

琉球独立とか認めてしまったら、じゃあ朝鮮は?台湾は?
中国は、歴史的に第一列島線は我が領土であると、正々堂々と主張することでしょう。
また、チベットやウイグルを見る限り、民族同化ではなく浄化です。

前に、コメントしましたように、私自身は、沖縄やその離島は、観光に行くくらいで、実態は、よく知りません。
ただし、沖縄の新聞と、本土の新聞では、同じ事件でも、報道のスタンスが、かなり違います。沖縄文化も、同じ国内なのに、本土住民は、ほとんど知識がありません。
とても大きなお墓に、死亡全面広告(一族が全部わかる)や鳥葬なども、沖縄文化なのだと思いますが、本土では、ほとんど知られていません。

言えることは、真摯に、本土と沖縄とが、国内らしく雇用について、考えれば、新たな産業は、可能性があると思ってます。沖縄の出生率は、国内でも、優良ですから、若者人口率は、当面高く、外国人労働者頼りの考えも、本土より、救われるはず。また、コンテナ港は、韓国釜山の新巨大コンテナ港には、太刀打ちできないので、あくまで、国内向けでの発展を、当面期待してます。
なお、那覇空港が、いっぱいで、余裕のないことは、理解してますが、全日空系の貨物便が、わずかに空いている深夜に、国際貨物ハブとして、頑張っていて、輸送量を上げている事実はあります。ここに、国内離島貨物が、合流できれば、良いのだがと、期待しているのですが。。

チベット、ウイグルは、深夜虐殺が、今でも、続いています。
また、両方とも、わざと物価を上げ、漢民族に娘を嫁に出せば、奨励金がもらえ、中国西都などの学校へ行かせれば、奨学金が、余分にもらえます。お金による誘導政治です。またこれは、漢族教育啓蒙のためです。現地は、異常に中国公安が多く、団体パック旅行をしない我々は、監視対象でもあったようでしたが。。

沖縄経済改善で、すでに、議論されてきたことというのは、本土優先で、沖縄振興を考えればと言う事だと、理解してますので、沖縄中心に、考えれば、また、違った案が、出てくるのではと、期待しています。今までは、ばらまき振興策や米軍関連のばらまき予算ですよね。すでに、米軍は、沖縄が、中国化しても、ベースキャンプとして、グアムがあるさ。と言う考えを示してますから、本土にとって沖縄が、安全保障上、必要ならば、もっと真剣に、沖縄県民の所得を考えないと、本土の安全保障は、守られないでしょうね。

へのこの海が、石垣港のように、汚くなるのは、耐えられませんが、ひょっとすると、珊瑚だけで考えると、もう、水温が高くなりすぎて、へのこの海では、珊瑚は、生きていけないかもしれませんが。。ジュゴンなんかには、気の毒ですよね。

御前崎当りでは、沖縄の魚が、採れるようになってしまいました。真っ青な魚とかです。かなり平均水温は、上がってきたようです。

なお、民主党の一国二制度案など、まったく信用してませんし、嫌いです。言いたいのは、特区のような形で、沖縄自身が自立できる形にしないと、本土とは、経済でみれば、差がありすぎて、難しいかもしれないと思うことと、沖縄県民の思考で、政策が、行われないと、本土の思考では、文化が違っていて、沖縄の中高年には、合わないのではと思ってます。

那覇港には3つの港があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%A3%E8%A6%87%E6%B8%AF

よく知られているのが那覇埠頭です。鹿児島~奄美の島々~沖縄の航路・沖縄~宮古~石垣の航路のフェリーターミナルです。
泊ふ頭は周辺の離島への港。
そして、那覇新港です。マルエーフェリーの東京や大阪航路が利用しています。この那覇新港は大きな港です。
http://www.nicti.co.jp/
これを見てもらえれば分かると思いますが、今現在の物流拠点は那覇新港です。

能力的にどの程度の余裕があるのかまでは分かりませんが、埠頭は結構大きいですよ。


民主党の一国二制度は大して話題にのぼりませんが、道州制の話題では絶対に九州には属さずに沖縄州だというのが、隣に住んでいる私の知る限りでは大方の意見です。

南の島さんへ

那覇新港のコンテナ取り扱い量が、韓国釜山コンテナ新港より、少ないのは、なぜなのでしょうか?
理由を探れば、解決することもあると思われます。
今のところ、釜山コンテナ新港は、韓国政府のバックアップの下、日本に入港する海外コンテナ物流のハブ中継基地になりつつあります。日本の地方港湾、空港整備対策は、日本中、どこの港も、大型コンテナ船の着岸ができるような整備をすることが、平等みたいな感覚で、巨額を投資したのに、まったく、使われていない状態が続いています。
コンテナは、荷主に着くまで、開けないのが、普通なので、多分、釜山は、積み替えの経費や事務が、簡素化しているのではと、推測しています。
遠方の海外からのコンテナは、コンテナハブ港で、積み替えて、近隣国や地方港へ行く船に載せ変えるのが、普通でしょうから。。

せっかく、港湾も、空港も、整備したのですから、もっと、使うべきだと思います。

名古屋港でも、取り扱い量が、減ってきています。

3.11の地震のときでさえ、緊急着陸用にさえ、使えない地方空港って、何なんだと思いましたね。
羽田、成田の上空で、燃料切れで、墜落しなくて、良かったと思ってます。

http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0349pdf/ks0349004.pdf

http://www.ocdi.or.jp/jp/quarterly/quarterly72/03.html

http://www.tsuruga.pa.hrr.mlit.go.jp/kako/saisinjyouhou.040303.html

今後、若者人口の多い、ベトナムなどとの貿易量は、増える可能性があるので、そうなれば、那覇新港は、物流拠点としての立地は、良いとは思えるのですが。。

無責任な事言うなよ!!と怒られるのを覚悟ですが、
現実路線としては、道州制及び特区的な考え方で振興する事では無いでしょうか?
私も沖縄は3回しか行った事ありませんし、観光ですから短期間の経験です。せめて少しは沖縄の生活を感じようと、国際通りから横に入る市場やスーパーマーケットの食料品(特に野菜等)売り場を覗いた程度なので、何も分かっていません。
綺麗な海と空、そして北海道では見たことない草花と山の木・・・何もかにもが感動ものでした。
道端にはハイビスカス!!北海道では一鉢千円以上します。そんなのが普通にあると言う光景が珍しかったです。
そんな沖縄の風景をいつまでも残して欲しいと願うばかりです・・・・勝手な事を言ってしまいました。

北海道さん>私も北海道です、しかも漁師。

道州制も特区構想も中身次第なので何とも言えないものはあります・・・。
今の日本の問題点はただひとつ、デフレです。デフレにはデフレ対策をするしか無いというのが、まずひとつ。

特区構想ですが規制を緩和して競争を高める行為はデフレ状態では控えた方がいいです。地域の生業・共同体がさらに疲弊します。

道州制に関しても現在は危ないです。災害やどっかの国からの圧力、世界経済の不安定というなかで国家を分裂させていく方向の政策は危険です。長い目で見ると道州制や地方分権の類いはナショナリズムを弱めます。今やることはむしろ中央の権力を強めて国民を一致団結させることでしょう。

中央政府に問題があるので改善すべきは中央政府です。ここを改善しない限りは何をやってもうまくいかないでしょう。
とにかく今は基本的なデフレ対策をやれ、と。財政出動と金融緩和しかないでしょう。

マグロ様。そうですか!漁師さんですか!すこい!いや、それだけで感動してしまいます。ネットは偉大だな。

さて、特区がなにを目指したものかにもよりますが、いわゆる規制緩和だけならばデフレ効果を促進するというのは私も同感です。デフレこそがいわば諸悪の根源です。

3.11以降考えてしまうのは、今までなんとなく「悪」だったことが次々に疑問符がつくことです。中央集権、規制、公共投資など今まではマスコミにさんざんくさされたことが、実はわが国では意味があったのではないかという気がしています。

マグロ様。ぜひまたお越しください。どんどんコメントをいただけると大変に嬉しいです。


管理人さん>あ、どうも。毎日見てますので何かあったら書き込みます。むしろ、データを駆使して色々と解説されているので大変参考になってます。

何とか特区とか聞くと怪しく思っちゃいます。地域の生業・共同体の再生に結び着くなら良いんですが・・・民主党じゃ・・・。

2008年まではまだグローバルっていう思考で良かったんですがそれ以降は状況が全く違うので今までと同じ考えで問題は解けないでしょう、というのがあります。状況が変わったなら今まで悪いとされてきた考えも解決ツールになる可能性があります。

とにかく、今は政治をなめっきってきた付けが来ているので、そろそろ真面目にならなきゃ不味いというだけです。
期待しないでおいた方が良いでしょうが・・・


道州制や特区と言ったのは、公共事業でも何かの振興策でも中央の考え方や中央で決めた要綱要領でお金の使い道や使い方が、がんじがらめに決められ、その地域の実態や現実とはそぐわない内容になる事が多い為、金と権限を地方に渡し、実態に沿った使い方(公共事業など)が出来る様にする事が狙いです。
そうなると、国と都道府県の二重行政問題や国の出先機関も無くすことができますし、無駄なコストも削減する事が可能になります。
勿論、国民の貴重な財源を使う訳ですから、夫々の道州が使い方や方法などをきちんと検証できるシステム構築は必須ですが・・・・
国の役割と地方の役割を明確にし、それに沿った予算配分が必要なのでは?と思います。
沖縄に数千億円の交付金(ひもつきでは無い)を予算化した事が報道されていましたが、それの全国版と言った所でしょうか・・・

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