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市場原理にすべてを委ねることはできない。農薬問題について考える

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八目山人様。にぎやかな所にお越しいただき恐縮です。ご質問いただきました農薬問題ですが、なにぶん私は有機農業者なので、正直あまり詳しくありません。そこをお含みおき下さい。   

日本が特に多いということは考えにくいと思いますが、日本独自の事情は存在します。   

❶耕作地で農薬量を割っている以上、ヨーロッパの耕地の20分の1のわが国はどうしても多く出ます。またヨーロッパはいまでも牧草や麦類の輪作体系が生きていますから、そこへの農薬投入は少なく出ます。正味の野菜や果樹の耕作地への使用量は同等か、わが国のほうがやや多いと思われます。   

❷わが国がやや多い理由は、わが国がヨーロッパよりはるかに高温湿潤なことです。特に夏場の湿度の高さはすさまじいのです。有機農業界では、この時期の生産が限定されるほどです。

これは日本が、ある意味熱帯より病害虫にとっても「ほどよい湿気と高温」条件だからです。(欄外グラフ参照)   

このグラフでわかるのは、ヨーロッパは夏場に温度上昇しても、それに伴って逆に湿度は下がっていきます。もっとも植物の生育が激しい夏場に高温低湿なのです。  

ですから、特に農薬や管理機械を入れなくとも低い丈に牧草や作物が抑えられています。ヨーロッパ特有のうねるような牧草地の丘陵はこうして生まれました。 

一方わが国の気象条件は、モンスーン地帯の温帯に位置します。ヨーロッパの逆に夏場が植物の盛りとなります。夏場に放っておくと身の丈ほどにも雑草が生い茂り原野と化してしまいます。  

わが国の有機農業が草との闘いと言われるのはこのためで、これは慣行農法も同様な条件で闘っています。  

❸わが国は、国民性としておそらく世界一の清潔好きであり、規格に非常に厳しい性格があります。いわゆるジャパン・プレミアムです。このためにほうれんそうのわずかな虫食い孔も許さないような体質があります。
結果、規格外返品を恐れて農薬頻度が高まる可能性はあるでしょう。 
 

➍しかし、わが国では極めて厳しい農薬使用制限があります。この厳しさもおそらく世界一ではないかと思われます。 

農薬登録の抹消、更新も盛んであり、生産団体や流通組織は、毎月定期的に使用不可になった農薬情報を流しているほどです。  

これを知らずに使うと未登録農薬使用ということで処罰の対象になります。おそらく、わが国ほど厳しい農薬管理体制は世界に類がないのではないかと思われます。  

米国はTPPでこの日本の農薬使用制限について異議を唱えてくると思われます。それほど米国の使用農薬は、現在わが国ではとうに使われなくなった農薬を多数含んでいます。 

「 市場原理で悪い者は自然に排除される」と言う人がいますが、とんでもない楽天であり、国家の使用規制や監視がなくなればたちどころに悪貨が良貨を駆逐します。

このような市場原理主義は、世界の中でも滅亡しつつあり、本家の米国ですら国民の健康に対して監視を強める動きがあります。 

このような国の働きを最小にして、市場と資本にすべてを委ねる市場原理主義ほど危険な思想は世界にないと私は思っています。 

市場原理主義者は、国家規制に代わって任意のISOやGAPで管理できると主張しますが、農業現場の生産サイドからみれば、あれほど簡単な「お習字」はありません。 

国家認証のJAS有機でさえ、生産管理の裏まで知った熟練の生産者にとっては「お習字」であり、ペーパーだけの存在に祭り上げることも可能です。ましてや民間任意のGAPやISOなどに至ってはいわば「努力目標」であって取得するのも容易で、認証されたと大手を振ることができます。

私がもし流通をしているのならば、GAPやISO9000(ましてや14000)などは名刺がわりでしかなく、ほんとうに信頼に足りるかどうかはそこに働く人や生産状況を見せてもらうしかないと思うでしょう。

ちなみに有機JASは、違反が見つかれば一発認証取り消しで、社会的な制裁が大きいので、GAPやISOと同列にはできませんことをお断りしておきます。

日本でヨーロッパほどGAPが普及しなかったのは、国家規制が強力だったからであり、それは良いことなのではないかと私は考えています。 

➎厚労省のポジティブリストの実施以降、抜き打ちで農薬基準違反の検査を店頭や流通で実施されています。この抑止力はそうとうなものです。これで指定外農薬が検出されると流通から厳しい制裁をもらうことになります。

おそらくはペナルティをもらって取引停止か中断でしょう。これが生産サイドに及ぼす抑止力はそうとうなものだと思っています。

今後、放射能に対しても同様に食品規制値100bq、水10bqの規制がかかるでしょうが、これに対しても厚労省は抜き打ちのポジティブリスト型監視をすることになるだろうと思います。

これは大変に良いことで、生産サイドもうかうかできなくなり自主モニタリングを強化する方向になるでしょう。

このように国家規制と民間の自主規制はいわば対であって、どちらかだけあればいいという関係ではないのです。 

❻わが国の農薬は、この数年低毒化と生物農薬化の方向にあります。生物農薬とは、植物や微生物などの病害虫耐性の力を借りて「未病」にすることです。この分野は研究が盛んで、今後もっと拡がっていくと思われます。   

総じてわが国の農薬頻度及び量は低減の傾向にあります。農薬も改善の傾向にあります。 

わが有機農業界の一部には、完全な農薬からとの決別を主張する人たちもいますし、それもひとつの大事な考えであることは確かですが、オール・オア・ナッシングという方向を私は取りません。   

そのように立ててしまうと、多くの農業者は「有機栽培」をぜったい無理な彼岸だと考えてしまうからです。そうではなく少しずつ、自分の生きる風土の中で、段階的に理想に向かっていくのがいいのではないかと思っています。 

私はハードな有機農業者からは軟弱といわれる昨今ですが(笑)、しょせん農業とは人の生き方のようなもので、無理しても変わらないと思うようになりました。

これでお答えになったでしょうか。

■写真 夏場の汗の草刈り風景。これが重労働です。ひとつの水系を共有する水田では安易な除草剤はすべての水田を汚染するので、使用が自主的に禁止されている場合が多いのです。

■北海道様。ありがとうございました!震災の時、放射能で苦悩していた時、常に支えていただきました。もうなんとお礼を申し上げていいのか戸惑うほどです。感謝の言葉もありません。
来年も非力ではありますが、頑張ってこのブログを継続していきます。これが私に出来る最大のお礼だと自覚しております。

 

         ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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TPP」カテゴリの記事

コメント

残留農薬の問題はうちの産地でもありました。
もう、数年前になりますが

1つは使用基準から11月に除外されたものをそれと知らずに12月に使用してしまったもの。
(農家は11月に購入していたためラベル上は使用可能でした。これは農協の指導通達の遅れが原因ともいえますが作付け時期途中の除外にも問題はあるのかなと)

1つは正確には違反ではなかったのですが農薬のにおいが残っていたもの、当時は中国の冷凍餃子の問題もあり消費者全般に異臭に対する警戒感は半端ではなかったですね。

どちらのケースでも当日以降の出荷物は全て回収、作付け者全員の作付け履歴台帳(ポジティブリスト)を確認、数週間をおいて問題が無かった方は再出荷にたどり着きましたが、値崩れは止められませんでした。

投稿: 種子 | 2011年12月21日 (水) 10時45分

浜田様  早速のご回答ありがとうございます。
日本の農薬が面積当たりに多いことや、最近新しい農薬が出てきていることに対し、農薬まみれとか、虫が死ななくなったからより強力なものを使っていると書くブログがあり、それを信じた人が拡散しています。
気になっていましたので。

小学校の同級生が2人専業農家をやっています。彼等も「米も野菜も厳しい厳しい。いつどんな農薬を使ったか農協に提出させられている」とぼやいていました。
でもこれを知らない人にどう知らせていくかは難しいですね。

投稿: 八目山人 | 2011年12月21日 (水) 12時45分

牛乳の関係の農薬も神経質な対応が求められていますが、畑作物の農薬も「期限」や「ドリフト」にも気をつけなければなりませんから、中々に大変です。
畑作物も野菜等青果物も出荷毎に農薬の記録などを添付しなければなりません。当然市場でも抜き打ちで抽出検査をしていますので、仮に検出されたら回収は当たり前となっています。
一般の人たちにはわからない部分ですが、それほど気にかけ注意している事項です。
その基準や対応を甘いと見るか、信じられるかは相手方の判断ですので、押しつけるつもりもありませんが、実態だけは理解して欲しいと思っています。

濱田様ご丁寧なお言葉、痛み入ります。
くれぐれもお身体に気をつけられ、お過ごしください。
ブログ記事を毎日楽しみにしています。

投稿: 北海道 | 2011年12月21日 (水) 14時47分

有機農業大賛成です。
高価でも構いません。沖縄に移住したら是非お願いします。

私がプーケットに行った時の話ですが、知り合いになったタイ人の稲作農家に招待されました。農薬は一切使ってませんでした。夜一緒に田へ行って納得しました。バッタの様な虫が面白いほど取れるのです。羽をむいて油であげ食べるのです。貧しい農家の貴重な蛋白源となるのです。

12月20日田原総一郎のtwitterが面白いので概要を紹介します。(田原総一郎、大垣、農家で検索)

年収1千万を超える大垣の専業農家の大会に出席した。TPPドンと来い。我々の方から世界の市場に打って出る。TPP反対は農水省が予算を増やし利権と天下り先を増やす為だ。皆若い人で後継者がいる。農水省が宣伝する老人の弱い農家というイメージと全く違い元気一杯だった。目からうろこが落ちた。

これはこれまでも何回かコメントした私の栃木の実家の周りの農家の態度と全く同じです。

前のエントリーで私はチルド肉と冷凍肉を区別したのですが、チルド(冷凍)とコメントされた方がいます。私の理解ではチルドは摂氏4度位で保存するもので冷凍肉より品質が良く高価なものと思ってました。実際はどうなのでしょうか詳しい方、後学の為、教えて下さい。

投稿: keiko | 2011年12月21日 (水) 16時19分

チルド或いは冷凍と言う意味で「チルド(冷凍)」と記載しました。チルドと冷凍の違いは分かっています。
誤解を与えたなら訂正します。
大垣の事例が国内の全ての稲作農家及び農畜産農家を表してしると理解している所が問題です。
全てを一くくりで考えると見誤る・・・と言う事は何度も書いたつもりですが、まだ理解できないのでしょうか?

投稿: 北海道 | 2011年12月21日 (水) 16時58分

関東の消費者の危機感が北海道、愛知、その他より遥かに強いのは事故を起こした原発に近く、住む場所にもホットスポットが多数ある、農産物、海産物の近くの供給地が放射能汚染されているからです。他の地方にも原発はありますが、過酷事故は起こしてないし、関東の様に他に移住する人もいません。

東京に住む私達の食に関する現在の最大の関心事は、冷凍肉に付着する病原菌や残留農薬或いは、鮮度、食味、価格でもありません。食品の放射能なのです。それを理解出来ない事が危機感の低さなのですよ。

大垣だけでなく栃木もTPP賛成です。他の地方はこの2地区とどこが、どのように違うのですか。成功している専業農家であれば事情は同じと思うのですが。

投稿: keiko | 2011年12月21日 (水) 17時34分

給食の放射線については、名古屋には、民間の日本冷凍食品検査協会というところで、検査します。

チルド温度の定義にはいくつかあるが、

JAS法(食品保存基準)では、5℃以下。なお、冷蔵は10℃以下。
JIS 9607(冷蔵庫の規格)では、0℃付近。なお、氷温はマイナス1℃付近、パーシャルはマイナス3℃付近。
と定められている。

というように、現実は、魚、肉、野菜など、食材によって、チルドの温度は、ちがっているようです。

パーシャルという領域もありますが、普通は、常温冷暗所、冷蔵10度以下、もしくは8度以下、チルド0度、チルドマイナス1度、パーシャル-3度、冷凍ー10度、マイナス20度、マイナス40度と分けて使ってますよね。

日本郵便や多くの宅配便会社は、チルド便の温度を0℃~5℃としている。

参考数値として、食品ごとに、下記の数値を利用してます
・冷蔵
設定温度・・10度C~4度C~1度C 野菜・冷蔵食品など
使い方・・・保存する食品の種類やお好みにより温度調節して下さい。
・チルド
設定温度・・0度C ゆでうどん・ゆでそば・チーズ・生クリーム・ヨーグルトなど
使い方・・・チルド食品や凍ってはいけない食品の保存。
・パーシャル
設定温度
-1度C (氷温)●スライス肉・刺身・生めん類・漬け物(浅漬)など
-2度C ●牛肉・豚肉・魚の切り身・とり肉・ちくわ・ギョウザ・ハンバーグ・コロッケ・納豆・シチュー・きんぴらごぼうなど
-3度C ●一尾魚・たらこ・ハム・ベーコン・ポテトサラダ等
使い方・・・保存する食品の種類やお好みにより温度調節して下さい。


現実は、チルドといっても、食材により、適正温度が、多少違っているようです。

なお、肉、ハム、チーズなど、熟成を持って、酸性化しながら、ウイルスの繁殖を止める方法もあり、冷やせば良いというものでもありません。

TPP論については、ガットとWTOでは、全く意味が違うことは、以前に、URLを示して書きました。すでに、TPPに限れば、4カ国TPPは、先行実施しているようですので、できましたら、その4カ国TPPの国際条文を、示していただいて、勉強させてくださいませんか。
また、TPPでなくアセアン+3、アセアン+6では、いけない理由も教えてくださいませんか?

投稿: りぼん。 | 2011年12月21日 (水) 18時08分

>>東京に住む私達の食に関する現在の最大の関心事は、冷凍肉に付着する病原菌や残留農薬或いは、鮮度、食味、価格でもありません。食品の放射能なのです。それを理解出来ない事が危機感の低さなのですよ。

Keikoさんの危機感の薄さにはあきれますね。

放射線が怖いからTPPを受け入れるとは
猫に恐怖して虎を呼び入れるようなものです

インフルエンザやノロウイルスはで毎年何人も亡くなってるんですよ。
低線量の放射線で1年間に何人亡くなるんです?
福島原発作業中に高線量で被爆してしまった方々は亡くなってしまったとでも?

癌にかかったらかかったでしょうがないし早期発見できれば治療できるんですよ。
放射能を心配しすぎてうつ病になって自殺でもしたら本末転等じゃないですか。

まして、TPPで国民皆保険がなくなりでもすれば医療費の個人負担が激増し
インフルエンザですら病院にも行けなくなる人は今より確実に増えますよ。
癌の治療を受けられる人も激減しますね
助かる人が助からなくなる。

TPPにはそんな危険も含まれている事を認識すべきです。

投稿: 種子 | 2011年12月21日 (水) 19時40分

濱田様、本題とかけ離れたコメントになりました。
申し訳ありません。

投稿: 種子 | 2011年12月21日 (水) 19時45分

たびたびすいません推敲したつもりだったんですが汗

インフルエンザですら病院にも行けなくなる人は今より確実に増えますよ。
癌の治療を受けられる人も激減しますね

の激減は激増の間違いです

投稿: 種子 | 2011年12月21日 (水) 19時49分

りぼんさん、チルドの件、勉強になりました。何度も繰り返しますが、私が求めているのは農産物輸入障壁の排除であり、それが可能になるのであればべつにTPP、FTA,EPA、その他何でもよいのです。TPPに入らなくてそれが可能であれば、それでも良いのです。何故消費者が欲しい食品を米国産であれ、欧州産であれ、自由に選択できないのか、当然の消費者の権利が否定されている、こんな理不尽は許されないはずだ。これに対して誰も私の疑問に答えていません。

私は牛丼は一度食べただけですが、匂いが体質に合わないので敬遠してます。すき屋のファンではありません。リンク先のすき屋を糾弾する記事を見ました。この記事を載せてるサイトは韓国のオーマイニュースに似た2ちゃんねる的な印象を受けます。信憑性を確かめる為、検索しましたが他に同件を扱うものはありません。もし真実であればどうして同業者が保健所に通報しないのでしょう。数百億の増収になるはずです。

私は翻訳の仕事をしており締め切りのある急な用件が入ると皆さんに回答が出来ません。悪しからず。

管理人さんにお聞きしたいことが一つあります。
私は沖縄の島らっきょが大好きで沖縄に行くたびに大量にお土産に持ち帰り知り合いに配ります。いつも大好評です。独特の辛味と食感、これぞ本物の野菜だ、抗癌作用も抜群だろうと思うのですが、東京では手に入りません。食べた経験のある人も少ないのです。飛行機で東京に持って来れば高値で売れること間違いなし(放射能もないし)と思うのです。営業努力は全くされていないと感じます。何とかなりませんか。

投稿: keiko | 2011年12月21日 (水) 21時31分

管理人さんがこういう記事を書いてくれるなら、私が前回コメントする必要はなかったですね(やはり専門家にまかせたほうがいい)。

もうこういう議論にはコメントしないほうがいいと思っていますが、コメントしてしまいます。市場原理、市場主義、自由主義って叫ぶひとには反論したくなってしまいます・・・

年収1000万円?
keikoさんの話の流れでは、こういうひとはTPPに参加すると不利になるんじゃないですか? アメリカの農家の平均年収400万円ぐらいだそうです(日本も400万円ぐらいでしょうか?)。単純に農業を生産性で優劣つけるのは嫌いですが、もし同じ生産性で収入400万円と収入1000万円の人では、1000万円の人に勝ち目はありませんね(それだけ値段が高くなるということだから)。
 それに、こういう人たちも今の日本の規制(あるいはインフラ整備などの社会資本)があるから現在の農業を営んでいけるんであって、TPPに参加したら同じようにはいかなくなると思います。輸出だったら、TPPに参加してもあまりメリットないでしょう。日本の農産物を買ってくれそうな国はたくさんありますが(1番は中国でしょうか)、そのなかでTPP参加国はほんの少数です。
 TPPどんと来い、こういう人は参加してもデメリットが少ないだろう、ということでしょうが、積極的な参加の理由にはなっていませんよ。TPPに参加すると、年収1000万の人だけでなく、他の農家も含めて、どういうメリットがあるんでしょうか?これを言わないと。

自分は関心がまったくないので知らなかったんですが、輸入食品はかなりのものが手にはいるんですね。生きていくのに必要な栄養素(たんぱく質、穀物、野菜)全部入手できます。
keikoさん、困ることなんかないじゃないでか。
アマゾンでカリフォルニア米も手に入ります。

値段が高い、と言われるかもしれませんが(ちらっと見た感じではそんなに高くなかったです)、そのぐらいは我慢してもらわないと。あなたやあなたと同じように安く輸入食品を買いたいという人のために、他の日本人が全員影響を受けるTPPに入らなきゃいけないというのは通らないと思いますよ。

投稿: 偽ルクセンブルク人 | 2011年12月21日 (水) 21時42分

地元ならではの食材は別でしょうが世界中で東京ほど全世界の食材が手に入る都市は無いでしょうに何を贅沢言ってるのですか?
選択の自由がない?
食材にかぎれば東京の人間ほど選択の自由を与えられた日本人はいませんよ
すでに選択の自由はあるんです放射能が検出されない食材を選ぶ権利もね、
沖縄のらっきょうだって製造元に着払いで送ってくれと言えば手に入れられるでしょう
沖縄まで行って買いだめするよりずいぶん楽に安く買えるでしょう

投稿: 種子 | 2011年12月21日 (水) 22時54分

あらあらkeikoさん。

寒さに震える都会の貧乏人にすき家の牛丼を100円で…などと自分から感情的に言い出し、ゼンショーは云々と持ち上げておいて自分は食わないですか。
まあ、あなたの体質がどうなのか知りませんが、私の知人にも吉野家もすき家もダメな味の素アレルギーはいましたがね。

まあ、そんな人が他人には食わせたいなどと言っても全く説得力がないのですよ。常識問題で。
あなたのような人間を「偽善者」と呼ぶのです。

生産者批判などどの口で言ってるんだか。

わが県は農業県で大規模な米農家もありますが、TPP賛成は平野部の一部の方だけです。
その理由などりぼん。さん始め説明して下さってる通りです。
賛成の方だけの話を聞いたらそれだけか?先日フジテレビのニュースJAPANが庄内町の農業法人を取材して、それこそ一方的に偏向したTPP賛成報道をやってましたがね。


田んぼのバッタ?
イナゴの佃煮は当たり前に食べてますが。
秋になると網なりビニール袋なりを持って田んぼで振り回せばいくらでも捕れます。
それこそ先祖から伝わる貴重なタンパク元です。わざわざ海外の例など出すまでもない。

いったい何が言いたいんだか…。

投稿: 山形 | 2011年12月22日 (木) 07時02分

2ちゃんねるの様なコメントは無視してきましたが、看破できない発言がありました。

「福島原発事故由来の放射能で死んだ人は一人もいない。癌になっても治療できる。放射能を心配するよりインフルエンザ、ノロウィルスの方が問題だ」

これは放射能の危険に毎日怯える首都圏の消費者の感情を逆なでするものです。このブログは農業のプロが集まる所だと理解してますが、この問題発言に、ここに集まる農産物生産者も賛同するのでしょうか?もしそうであれば農業者の消費者に対する挑戦と受け止め徹底的に反論します。更に日本の全ての反原発団体と消費者団体にも、この議論を拡散します。管理人のご意見をお聞かせ下さい。

投稿: keiko | 2011年12月22日 (木) 07時49分

keikoさん。どうしてこういう言い方になるのですかね。こういう言い方、つまり自分が「首都圏消費者の代表」であるかのような語り方がこじれる原因となっているのですが、なぜ気がつかないのでしょうか。

「全国の消費者団体と反原発団体への挑戦としてこの情報を拡散します」って、そりゃ勝手だけど、コメント欄のご意見でしょう。そこまでどうしてあなたがする必要があるのですか。常識で考えてください。

いいですか、何度も言いますが、ここは私のブログのコメント欄ですよ。私の発言でもないものに宣戦布告されたら私の立場はどうなるんでしょう。

今日、私はあなたへのいわば手紙を書きました。静かに書いたつもりです。カッカしないで読んで下さい。それからまた聞きます。

ちなみに私は30年間反原発運動をしてきました。東海原発の集団訴訟にも加わりました。失礼だがあなたの反原発運動の経験よりはるかに長いのです。

このブログでも一貫して原発に対して「被曝地」の農民として批判を加えてきました。読んでからものを言いなさい。

ちょっと自分の気に食わないと、「拡散します」、つまり集団でよってたかって炎上させてやるぞという恫喝的態度と言わざるを得ません。

いわばあなたは、「私の言うことと意見が違うからけしからん、仲間を呼んでリンチにしてやる」と言っているに等しい。この非寛容な態度はなんなのでしょうか。ここまで辛抱強くつきあった皆さんもそう思うでしょうが、衝撃的ですらあります。

皆さんも放射能に対する恐怖はわかっています。理解しています。私など東京よりはるかに「被爆地」ですから。
ただそこからTPPで日本農業は潰してかまわないというあなたの意見に飛躍がありすぎると言っているのです。

落ち着いて議論するなら継続しましょう。しかし、毎回このような恫喝をあなたが繰り返すのならば、まさに不毛そのものです。


投稿: 管理人 | 2011年12月22日 (木) 08時13分

管理人さんが大人の対応なさってきてるのに、相変わらずですね。
しかも今度はコメント欄の書き込みを一つ取り上げて許せないとか…恫喝ですか。

投稿: 山形 | 2011年12月22日 (木) 08時34分

keiko様
一言で表すなら「我まま」ですね。言いかえれば「駄々っ子?」自分と違う立場、違う意見を全否定する事からスタートしては、議論にもなりません。
相手の言葉を消化してから、自分の意見を述べて下さい。お願いしますよ。

投稿: 北海道 | 2011年12月22日 (木) 09時24分

keikoさん。
昨日の種子さんのコメントに対してですよね。

もう一度ちゃんと読みなさい。
「福島第一の作業員」の話だというのに、ひどく曲解なさってますよ。

投稿: 山形 | 2011年12月22日 (木) 09時35分

管理人様申し訳ない

Keiko様
私が言いたいのはそこじゃなく後ろの方なんですが?

国民皆保険の制度が崩れ去れば、病院に行きたくてもいけない状況が生まれる

10数年後の癌の危険性は確かに高まっているでしょうがここ10年間の癌治療の進歩を見れば10年後もっと治癒率は高くなるのは間違いないでしょう。

その治療を受けられなければ死亡する人はもっと増える
昨年の新型インフルエンザも弱毒性と言いながらも多数の死者が出たことをもう忘れたのですか?
インフルエンザパニックでマスクが売切れてしまったことも覚えていないのですか?

病院に行けない状況になればもっと広がるって事です。

TPPを受け入れればその危険性が大きく跳ね上がる
放射能を甘く見てるわけではないですが
ウイルスや病原菌を甘く見てたら放射能由来の癌にかかる前にインフルエンザで亡くなってしまいますよ。


長い目で見れば

東京での放射能の精密測定に税金を投資するより
癌検診への助成や
癌治療の保険適用
そちらに投資する方が放射能由来以外でも早期治療が出来るんですからよほど国民のためになると思いますね

投稿: 種子 | 2011年12月22日 (木) 09時44分

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/12/h1225-1.html

ノロウイルスだけの確定事故数のURLです。確定数ですので、実際、地方の保健所が、立ち入り調査して、営業禁止処分にした飲食店は、もっと多いと思います。

実は、ノロウイルスも、O157もそうなんですが、放射能問題同様に、確実に、飲食店サイドで、防御する方法は、見つかっていません。お客様の健康保菌者問題など、防ぎきれない要因が、あるからです。

放射線問題を軽く思っている農業者は、居ないと思います。確実に、都会人より深刻に捉えているはずです。理由は、もちろん、農産物を生産できなければ、農家としては、生きていけないことと、一番被曝する確率が、高いのが、農業者だからでしょう。

現状の統計数字から言えば、放射線問題での死者より、衛生問題での死者の方が、相当多いということは、事実です。
ただし、今後は、どうなるかわかりませんから、逆転するかもしれませんが、

もう、書かないつもりでしたが、せめて、反論する場合は、相手側の意見のソースを検証してからにしてほしいと思います。なお、ゼンショーの例で、うさんくさいサイト(当方も承知しています)を載せたのは、もちろん、まともなサイトを開けるほど、ゼンショー側が、証拠を外部に漏らさせないためです。外部に漏れないなら、実際は、危険でも大丈夫と言う発想は、あなたの批判する東電そのものの体質ではありませんかねえ。

つまり、高度に管理されたセントラルキッチンは、結局、管理する人間のモラルや情熱次第で、衛生的にも、不衛生にもなりえると言う事ですよ。あなたは、牛丼を、1回しか食べたことがないとおっしゃってる。そこに、少なくとも、自分自身、安い牛丼漬けの生活では、自分の体が、壊れてしまうのではないかと、自分の体自身が、暗に反応しているのではないかと想像します。

農産物だけでなく、生産物もサービスも、提供した以上、永遠に責任を持つことは、ものすごいストレスであり、努力の要ることだと思います。頑張っても、自分の力だけでは、30年が限度でしょう。

なお、私は農業者ではありません。すでにお解かりのように、名古屋の中心部に住んでいます。ただ、趣味で、豚を飼っていますから、福島で、放置された牛や豚が、死んでいくのや、口蹄疫で、無理やり注射されて、死んでいった豚たちの声は、耳に聞こえてしまうのです。もし、安さだけで、管理された4段ケージの真っ暗な鶏小屋が、お勧めと言うなら、やはり人間性を疑うことになりますね。農家の方も、そういう環境での飼育を好きでやっているのでなく、そういう事実を知らない消費者の代りに、心を痛めながらも、出荷しているのです。
豚の差額関税にしても、政策としては、誉められないが、そうでもしないと、国産豚肉が存在しえないと言う事になります。まあ、米国産牛肉も、黒毛和牛も、同じと思ってみえるなら、反論のしようがありませんが、豚肉の内容も、国産と輸入品では、違いがあるのですが。。どちらも、良いもの、悪いものがありますので、すべての国産品が良いなどと言いませんよ。

ネットでの拡散をしたいなら、まず、ご自分の住所、氏名など、明らかにされて、すべての責任を取れる状態で、してくださいませ。ちなみに、管理人様も私も、ネット上で、公開しています。

まあ、ユニクロにしても、外見は、元気だが、正味資産は、赤字ってことくらい、もちろん解って、言っているのでしょうね。

投稿: りぼん。 | 2011年12月22日 (木) 11時00分

種子さん。
あなたが謝る必要は微塵もありませんよ。

散々矛盾を突かれては恥ずかしげもなく質問と揚げ足取りをしているのは先方ですから。


keikoさんねえ。
私のコメントが気に入らなかったのは理解できますが、前にも述べたようにあまりにエキセントリックな主張をあなたが放り込んで来て始まったことです。

2ちゃんのような質問?
このコメント欄で2ちゃんねる紛いのはぐらかし、ダブルスタンダード、都合が悪ければ無視、質問には答えずに稚拙な質問返し…とやってきたのはkeikoさんあなた自身です。

あくまでコメント欄でのことですから、逆上して管理人さんに迷惑のかかることは自重されるべきでしょう。

宣戦布告されたようですが、私も東北の一消費者であり、ここには日本各地の農畜産業関係のプロだけではなく、各経済人もいらっしゃいます。

拙いアナログ人間の私でさえ、あなたが登場してから昨日まで過去1週間の全コメントをプリントアウトして審査しております。


私個人にサシで喧嘩(戦闘)をしかけるのなら、受けて立ちますし、あなたの僅かここ1週間のコメントと、ことごとく論破される様子なら、分析していつでもネット上にアップできる体勢を整えてます。

まあ、あなたの恫喝に比べれば大人しいものですがね。元々あなたが起こしたことだし。あなたの恥を世界に知らしめるだけになるのだから、やりたくない。


農業者・漁業者をあまりなめなさんな。
だから、被災現地や農村に行って自分の身体で見てきなさいな。


こんな拙い論理構成で生産者を愚弄することなど、絶対に許しませんから。

投稿: 山形 | 2011年12月22日 (木) 12時01分

管理人さん、了解しました。

問題発言が記載されてから、これを戒めるコメントが一つ位あるのかと思ってら皆無だったので、皆さん賛成してるのかと思ったのです。管理人は沖縄にもかかわらず線量計をお持ちなので信じてはいました。


投稿: keiko | 2011年12月22日 (木) 14時33分

keikoさん。あのすいません。私の住んでいるのは茨城県です。東京より線量は高く、「東日本はおしまいだ」と言われ、「東日本のものは食べない」と言われ続けた、あの「危険な被曝地」の茨城です。

線量計どころかシンチエーション・サーベイメータで計っています。測定会で農地や住宅地周辺を計測しました。恣意的な測定にならないように、茨大の研究者と協同で行っています。ちなみに放射能研究会というものもあります。私が代表のようなものです。過去ログをご覧ください。
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-6b9c.html

種子さん。あなたと一緒の問題提起は私もしたのでまったく問題ありませんよ。ドンマイです。

山形さん。抑えて。

投稿: 管理人 | 2011年12月22日 (木) 14時40分

管理人様ありがとうございます。
私も主張に間違いがあるとは思っていません

しかし言葉を選び間違えた感はありますし、そのことによりKeiko様の気分を害し
脅迫まがいの言葉を引き出してしまったのは間違いないことですから
そのことで皆様にも不快な思いをさせてしまいました。

改めて謝意を表します。
申し訳ありませんした。

投稿: 種子 | 2011年12月22日 (木) 17時14分

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