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コープ福島が、100所帯の食事の放射線量を測定しました。結果は安全!

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外を見ると垂れ込めた曇天からの氷雨が雪にかわっています。ひえぇ~関東も雪です。 

記録的な大雪の見舞われている北海道、東北のみなさんには申し訳ないのですが、関東は雪がまだ降っていません。 

謝るこっちゃないのですが、被災地の大変さを思うと、かえって雪のひとつでも降ってくれないと世間に顔向けできないという気分になります。 

こんな時に明るいニュースがないものかと思って「日本農業新聞」をめくっていたらありました。(o^-^o) 

コープ福島さんがいい仕事をしています。実際の100所帯の家庭の食事を一食だけ多く作ってもらって、放射線量測定をして、内部被曝がどのていどあるのかを調べようという試みです。 

う~ん、着眼点がグッドだ。( ^ω^ )←今日は珍しく絵文字乱発モード 

今、消費者の皆さんとお話すると、10人中8人までが食品からの低線量被曝の怖さを訴えられます。

それはそうです。NHKまでもが低線量被曝の脅威を特集する時代で、毎日家族に作っている食事に放射能が入っていると考えるだけでゾッとしますもんね。

こういう時にICRPがどーたら、疫学データが6千人分しかないからどうのこうの、などと言ってもほとんど悩みを解決できません。いわば「男の論理」です。「お母さんの論理」ではありません。

いちばんいいのは実際に食卓を計ってみることです。福島の食材を使って、福島の現実の家庭の食事にどのていどの放射線量が出るのかが分かれば、ちょっと気持ちが違いますもんね。

で、コープ福島が100所帯の2日間の食事(6食分)を、今日本で一番精密に放射線量測定ができるゲルマニウム半導体検出器で計ってみました。

いや、これだけですごい。600検体ですぞ。検査機関でやったらざっと1800万円だぁ。経営苦しいこの時期に潰れないかなぁと余計な心配までしてしまいますが、コープ福島なら自分で検査室持っているんでしょうね。

こんなことさっさと厚労省がやれ、といいたいのですが、国には一切期待しないのが私の3.11以降の人生の教訓ですので、民間ががんばるしかないのですよ

それはさておき、100所帯の半分の51所帯の速報値が出ました。食事測定の条件は、9割までを福島県産の食品にすることです。

とうぜんといえば当然ですが、正直言って勇気が必要だったでしょうね。食品流通としては、県の測定値を流すだけで澄ませられることを、火中の栗を拾うこことにもなりかねませんもの。

万が一悪い数値が出れば、福島県産食品が全面ストップになりかねない。よく踏み切ったものです。敬意を評します。

結果は、福島県産食品を1年間採り続けて受ける放射線量の合計は、0.01から最大で0.06ミリシーベルトでした

これは政府の基準の寝棺1ミリシーベルトをはるかに下回ります。ほっ。(v^ー゜)ヤッタネ!!

よかったぁ。数値結果が出るまで、コープ福島のお母さんたちもほんとにやきもきしたことでしょう。

これで万全ではありませんが、ともかく現実の食事で線量測定するというのは、厚労省の検査機関でも同様の方法を使っている科学的な方法です。いわば限りなく現実の家庭の条件に即した方法で信頼性が非常に高いといえます。

これで福島県産農産物は、特定の県から指定されている農産物を除いてほぼ安全であることの証明に一歩近づきました。

 

 

■写真 季節ハズレですが、今日は曇天の雪まじりの空ですので、ぱぁ~と派手に椿と桜の共演をアップしました。

         ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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原子力事故」カテゴリの記事

コメント

先日のNHKあさイチではサンプルが少なすぎるうえに、使ってる食材の産地の問題などがあって物議を醸しましたが、
これは期待の持てる数値ですね!
しかも他の流通大手よりも食品安全にはとにかくうるさいCO-OP(輸入冷凍ギョーザみたいな失態もありましたが、あれこそ過当な低価格競争とおかしなグローバリゼーションの産物)。
とりあえず一安心です。


ヒヨドリがピィーヨピィーヨと飛んで来そうな写真です。

雪道、お気をつけください。
こちらは圧雪凍結でカチコチ。若い女性のクルマが家の前で電柱にバキャーンと…それでもまだ市内など楽なもんで、豪雪地域じゃ大変なことになってます。
北海道岩見沢市のニュースなど、見てて唖然!

投稿: 山形 | 2012年1月20日 (金) 09時05分

https://acrobat.com/app.html#d=CdzPMiQJSC6nR4l117VVig

都市部の消費者の望みは、汚染された農産物の流通を止めることも、そうなんですが、過去に、どの程度、内部被曝してしまったか。の数値を知ることで、献立を自分で考え、総被曝量を自分でコントロールすることが、目的であり、福島産を嫌うという意味では、ないようです。SPEEDIによれば、福島産が危険で、茨城産が安全なんていうことは、表示されてませんから、安全な福島県産は、食べたいし、危険なその他の県産は、食べたくない(特に、乳幼児には)との思いが強いのでしょう。

この方法の問題点は、サンプルの水分量の調製なんですが、一定の検査方法が、確立できれば、安定的に、数字が採れ、そのことで、福島産であれ、どこどこ農家さんの農産物は、OKという風に、消費者も理解できるはずです。国の言う、県、市と言う自治体ごとの出荷停止や自粛など、消費者は、全く信じてません。放射線が、出たか、出ないかを基準に、買い物をしたいと言う事。そして、狭い日本ですので、放射線ゼロと言う食材を無理には、求めないが、実際どれだけ自分達家族が、内部被曝しているのか、事実を知りたいという欲求だと思ってます。
ただ、行政は、こういう測定法を嫌がりますので、都心部では、自主検査場を、立ち上げているのが、実態です。

投稿: りぼん。 | 2012年1月20日 (金) 09時09分

コープふくしまさん、頭が下がります。

http://www.fukushima.coop/info/important/detail.php?d=76d514bc0dcde385fb715c50878b959ba2c481f8

投稿: mioneo | 2012年1月20日 (金) 10時02分

実際的な対応(検査)で、信頼度も高いと思います。
可能かは分かりませんが、この食材が福島県のどの地域(どの生産者)までも判れば、より安心されるのではないでしょうか。
事故から10か月が過ぎ、リボン様の仰る通り、現時点の内部被ばく状況を知りたい(確認しておきたい)と言うのは自然な想いかなと考えます。

山形様
元々札幌や岩見沢は豪雪地帯なのですが、ここまでは中々無い事です。
小さい頃、北陸や東北がとんでもないくらいの積雪なんだろうな?と言う印象でしたが、たまたまの風向きや寒気の流れなのか、温暖化のせいなのか分かりませんが、今年はとんでもない事になっています。
豪雪や大雪はスキー場だけにして欲しいですね。

寒さ日本一を売りにしている十勝管内「陸別町」では、連日-30度近くまで冷え込んでいます。(ちなみに私は陸別町出身です)
寒い分、春が待ち遠しいもので、雪解けを想像しながら毎日過ごしています。
被災地が全ての意味で雪解け(春が来る)するのを祈っています。

話が脱線してしまいました。

投稿: 北海道 | 2012年1月20日 (金) 10時31分

りぼん。様。
おっしゃってることは、技術的なことも含めてよくわかるんですがね…
実際にこちらのブログへの乱入者にもあったように、ネット世論では「東北を食べて応援?ふざけんな汚染猿ども」とか「毒撒き農家を許すな」「東日本の農産物なんか食えるか!」などという感情的な農家への罵倒・蔑視ばかりが相変わらず横行しているのが現実です。
なかなか理詰めではいかないのが悲しく難しいことです。

まだ、消費者として最も信用できるコープ福島のデータも、まだ出揃ったわけではないので今後の発表が待たれますし、後で「数値が操作されたヤラセだ」などという出鱈目が流れないだろうかと心配してはおります。


北海道様のおっしゃるように、最近流行りの生産者表示の延長の形で公開できればいいんですがね・・実際には難しいだろうなあ。
10Bq/Kg以下レベルとなると、一つの農地でさえバラツキ出ますまから。
そして水源や排水で、春以降も変化し続けることでしょう。

今回はコープを信用した上で、「ああ、騒いでいたよりずいぶん低いじゃないのー」といった感じで一安心だなあと。


北海道様。
陸別出身ですか…カッチカチでしょう。ブルブル…。夜に肉や鍋を外に一晩置いておけば、完璧な冷凍食品に変身ですね(笑)。
日産の寒冷地試験コースがあるとこですよね。トヨタは士別でしたな。

岩見沢市はもう…数年前の北見市以上ですね。
昨年は積雪の少ない庄内地方の鶴岡市内で1日90センチで、完全に孤立しました。
もう、あの倍なんて考えると…ウヘェ。勘弁してくれ!と。

投稿: 山形 | 2012年1月20日 (金) 11時11分

「東北を食べて応援?ふざけんな汚染猿ども」とか「毒撒き農家を許すな」「東日本の農産物なんか食えるか!」などという感情的な農家への罵倒・蔑視ばかり>>>
そのネット上の批判の横行は、認めますが、そうではない人種も現実、存在する訳で、農水の調査は、サンプルが少なくて、ザルであることも認めますが、幸いにも、思ったより、100ベクレル/kg超えの主食米が、少ないことも事実で、変な流通問屋が、ブレンド米を国産米として、売るより、福島県西部の米そのものの方が、汚染が、少ないように思えます。

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/s_chosa/index.html

愛知では、問題になるほどの汚染は、ないと思ってますが、4月以降、1週間分の総放射性物質量の検査は、してみようと思ってます。実際、食べたものの放射性物質総量のレベルをきちんと公表することが、信頼に繋がると信じてますから。。すでに、市内に、検査測定所は、見つけてあります。

投稿: りぼん。 | 2012年1月20日 (金) 11時54分

りぼん。様。
私向けですよね(笑)

本当そうなんです。そのコメント通りならいいんですが…。
観光も含めてこちらは青息吐息でして。特に西日本からのスキー合宿や修学旅行のキャンセルが相次いでおり、老舗だろうと存亡の危機にあります。
まして福島県中通りの磐梯熱海や土湯や岳温泉なんかバダバタと。
昨日は山形県から再度補償を求めましたが、東電は相変わらずノラリクラリを続けながら未だに知らん顔です。

現実として、名古屋や東海エリア以西の消費者にそういった考えが拡がって冷静に対処していただけるのであれば、言うことはありません。

余談ですが、食べ物の好き嫌いの多い私が昔行った体験で、いわゆる「名古屋メシ」は、ことごとく口に合いました。
名古屋大好きですよ(^-^)v。

関係ありませんが…
なんか謎な放火殺人事件が飛び火して、山形市にきてますが…親しくはなかったけれど私の先輩の家だったりします。

投稿: 山形 | 2012年1月20日 (金) 13時07分

異常なほどに気にする人もいれば、普通に流通しているものであれば、それほど気にしないで購入する人等々あくまでも人それぞれです。たまたま此処に訪れた人が、想いをぶちまけた・・・と理解しています。
私もスーパーに行って、茨木産の「干し芋」なんて気にしないで買います。(今の若い人や子供は干し芋なんて食べないか?)
小さい頃甘いものが少なかったのもありますが、「干し柿」や「干し芋」なんて御馳走でした。お正月でないと中々食べる事が出来ませんでした。
福島産のものがスーパーに並んでいませんので探すのに大変ですが、必要な食材であれば、気にはしていません。
今回の様な取り組みによって、一人でも分かってくれる人が増えてくれる事を期待したいです。

山形様
気温が-25度以下になってくると、立木が大きな音を立てて真っ二つに裂けます。
そのくらい「しばれ(凍る)」ます。
ちなみに今シーズンの「桐灰カイロ(使い捨て)」のコマーシャル撮影は陸別町で行われ、箸で持ち上げた状態で一晩外に置き、凍っているラーメンも映されています。(一般の店頭にある見本?との問い合わせも多いそうです)
話題と逸れましたが、気分転換の意味でコメしました。

投稿: 北海道 | 2012年1月20日 (金) 15時28分

http://www.hit-north.or.jp/project_h17/traceability/traceability.pdf

新しい牛トレサのあり方と制度設計について。各学者から、法的ザルを埋める提案がいくつも、出ています。

どの方法が良いのか、僕には解りませんが、多くの子牛繁殖業者さん大規模、一貫農家さんとは衛生状態も管理方法もことなっていて、努力目標であるハサップやISO9001の取得は、努力目標で、たんなる、エイギョウトークでしかありません。

繁殖農家さんは、割と、使った医薬品記録など、丁寧に記録されているよいうに、思いますが、サラリーマン化した、大規模一貫のうかさんでは、まだ、正直に報告されていないところも見られます。大規模ですので資力もあり、実施可能なのに、何もやらずして、ハサップなりISOなりをPRして、実際の牛の状態を、きちんと公開していない農場も散見します。

本当に真剣にすべての国産牛取り扱い業者さんが、努力されれば、すぐにでも治せる部分があるのに実行しない、大企業は、どうかなと思ってます。(個人的意見ですが)

この際、農家さん全員が、良い方向に制度、規則が変わることを期待しながら、うまく実行できれば、輸入牛肉より、不可価値は上がるはずです。

名古屋地区のうずら卵やコーチン地鶏のときは、県が先頭になり、わりと、おもったより早く終息できました。
動物衛生研究所の結果を待たずに、知事判断で、早期、殺処分に移っていたこと、人海戦術で、埋立地を、結果前にはm掘ってしまっていたりと、早期処理が、早期終息宣言にむすびつついたと思っています。

投稿: りぼん。 | 2012年1月28日 (土) 01時36分

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