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2012年3月23日 (金)

茨城県瓦礫受け入れに!土浦市、鹿嶋市もつづく! 瓦礫反対運動との問答

Img_0055
やった!わが茨城県が瓦礫処分支援に大きく乗り出しました! 

茨城県議会はみずからも被災県であり、瓦礫処理も終了していないにかかわらず、東北の被災地瓦礫受け入れに踏み切る英断を下しました。 

しかも、県のみならず、茨城中央都市部の土浦市と、鹿行郡の中心である鹿嶋市も名乗りを挙げました。反対は共産とみんなの党だけです。(欄外切り抜き参照) 

県レベルでの瓦礫受け入れは、反対運動によって中座していたために、これで大きな弾みとなります。 

また、わが県は東北の隣に位置しており、他県と較べて比較にならない距離の近さがあり、運送コストが飛躍的に安くなり、いっそう瓦礫処理の進捗が進むでしょう。 

私は自分の住む県が誇らしい。茨城県民であることに胸を張れます。 

                                                  ~~~~~~

さて、瓦礫反対運動の資料を読むと、もはや眼を覆うばかりです。 

ここに東京で反対運動をしている「ストップ!放射能汚染がれき首都圏ネットワーク」という団体のチラシがありますので、Q&A式で彼らと対話してみましょう。 

■Q 放射能汚染物質の広域処理は、(略)全ての移動経路と移動先の都内に放射性物質を拡散・飛散させることになります 

●A なりません。そもそもこの論理の第一歩であなた方は間違えています。それはまず第1に、現在、瓦礫受け入れを希望している宮城県、岩手県の震災瓦礫計2045万トンは、放射性瓦礫ではありません。

この両県は極めて限られた地域(一関など)を除いて被曝から免れています。その被曝量は東京都東葛地域、千葉県柏市、松戸市などより低い線量です。 

空間放射線量を比較してみます。(11年9月現在) 

・宮城県・・・・・・・・・・・・・・・・・0.061μSv
・岩手県・・・・・・・・・・・・・・・・・0.023

・茨城県・・・・・・・・・・・・・・・・・0.083
東京都・・・・・・・・・・・・・・・・・0.056
・神奈川県・・・・・・・・・・・・・・・0.049
 

岩手県など東京都より低い線量ですらあります 

第2に、都市の舗装道路や一般排水が集積された下水処理場の放射線量を見てみましょう。

下図は、東京都が発表している下水汚泥の放射線量です。(11年5月~12年2月)http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/5d3f50de7493da6ec265e580615c08e5

外部被曝がひどかった東葛下水処理場などは未だ1万bq/㎏を超えています。 

ちなみに、同じ反対運動がある神奈川下水処理場の放射線量は以下です。 

・相模川流域と酒匂川流域のそれぞれ2施設・・・、焼却灰1024bq(12年1月16日現在) 

100bqの震災瓦礫受け入れを拒否して、自分の処理場はそれをはるかに凌ぐ放射線量ですか。 

■Q 放射線防護の国際合意は“あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混ぜたり、拡散・移動したりして「危険でないもの」に希釈することを禁じています。ドイツ放射線防護協会は、放射線防護の基本原則を無視することは許されないとして、地震と津波の被災地からでた瓦礫の分野での「希釈政策」を直ちに停止するよう日本に対し緊急勧告を発していることをわすれてはなりません。 

●A  まさにこじつけ、味噌もクソも一緒とはこのことです。おまけに日本人の大好きな拝外根性丸出しで、ドイツ放射線防護協会とやらの「緊急勧告」とやらを持ち回っています。 

まず、このドイツ放射線防護協会はECRRなどと一緒で、公的な機関ではなくただの反原発団体です。なにか外国の公的機関の勧告のように装って権威づけするのは止めたほうがいい。
プレスリリースhttp://www.foejapan.org/energy/news/pdf/111127_j.pdf

私もこれを読みましたが、徹頭徹尾カン違いの産物です。あの「緊急勧告」とやらは、日本が避難地域などの放射性瓦礫を、被災地の一般瓦礫と一緒に混ぜ込んで処分しようとしている、という誤解から発しています。

日本国民の7割(*世論調査賛成数)が理解しているように、わが国においてそのような「希釈政策」をとっている事実はありません。根も葉もないとはこのようなことを言います。 

ドイツ放射線防護協会が言っているのはあくまでも、「汚染された食品や廃棄物を、汚染されていないものと混ぜて危険でないとすることは禁止されている」(同プレスリリース)という国際的な放射性廃棄物処理の一般原則であって、一般ゴミと同等、ないしは、それ以下の放射線量しかない一般瓦礫のことではありません。 

■Q 岩手県、宮城県両県の災害廃棄物(瓦礫)は、住民が生活を営んでいる場所の近傍にある災害廃棄物仮置き場へほぼ100%搬入済です。したがって今、瓦礫を全国に搬出し処理することが両県の復興を直接促進するわけでも、急を要しているわけでもありません 

●A  唖然となる言い分とはこのことです。「急を要しているわけではない」ですか。 

被災地の瓦礫の総量は約2,045万トン(茨城県廃棄物対策課)、うち広域処理分は約400万トンで残りの約1900万トンは被災地自身で処理されています 

宮城県の瓦礫だけで、通常の19年分に相当します。これの8割以上は既に被災地地震でなんとか必死に処理している事実を知らないのでしょうか。 

そして処理しきれない瓦礫は「仮置き場に100%搬入済」(反対派チラシ)だそうですが、その結果、放置されたことによる汚濁、汚臭、再汚染などがひどい状況です。

そのために復興はおろか、復旧すら進まないのです。それを「急を要さない」とはどの口で言えるのか。

第一、そんなに低線量セシウムが怖いのなら、野積みになっている現況をどう考えているのでしょうか?あ、そうでした。自分はガンになるからイヤだが、被災地の人間はいいんでしたね。

Q 被災現地で廃棄物処理の為の予算を使い、安全処理、雇用創出・自治を強化することが大事です

A   よくI恥ずかしくなくこのようなことを言えますね。このような言いぐさを世間ではおためごかしと言います。 親切そうな言い方をして、実は単なる自分のエゴ。

さきほども述べましたが、震災瓦礫の8割以上は被災地で処理されています。 

では、この人たちが移動すら危険だと叫ぶ瓦礫によって、東北の人間が「被曝」してもいいわけでしょうか。わずかの協力で我が身が「汚染」されるのはいやだが、東北の人々はかまわない、とでも。たいしたヒューマニズムです。

Q 射性物質が炉中で増加すると炉が使えなくなってしまう危険性さえあります。受け入れ災害廃棄物の汚染度が都内の一般ゴミと同程度であるとしても、以上の危険性が増すことに変わりはありません。総放射線量の増加が問題となるのです 

●A  では、反対派は東京都や神奈川県の下水処理場の放射線量が、震災瓦礫より高い線量なのは知っているわけですね。そこで困って、持ち出したのが「総放射線量」というキテレツな新概念です。 

きっと彼らは、「今ある東京の放射線量に瓦礫分の放射線量がオンされる」ということを思いついたのだと思います。 

いうまでもなく、これはこの人たちの思いつきであって、「総放射線量」などという概念は放射線防護には存在しません。これで、この人たちが放射能防護のことを何も知らないことがバレてしまいます。 

似た響きを探せば、原子力施設の放射線防護に使用する「集団放射線量」という概念ですが、これすらICRPは今は使用しなくなってしまいました。 

要するに、一定の条件下にある作業者集団の個体線量の積算量が一定限度を超えないことを目標に作られた概念です。 

ですから、この「総放射線量」なるものが、仮に「集団放射線量」だとしても東京都などという1317万人ものメガロポリスに適用されることは絶対にありえません 

こういう新発明の「総放射線量」という概念を使えば、人間はカリウム40、ルビジウム87、炭素14などの自然放射性物質を大量に体内に蓄えた「放射性物質」だとも言えます。 

その人体放射線量は、実に体重60㎏として7000bqにも登ります。私たち人類は、7000bqの放射性物質ですぞ! 

冗談ですが、この瓦礫反対派も発言していた「3.11原発はいらない!福島集会」は16,000人の参加者があったそうですから、その狭い会場の「総放射線量」は1億1千200万bqという高濃度汚染地帯だったわけですね(笑)。 

彼らの論理を使うと、こんな危険な集会は止めるべきでしたね。というか、人体という7千bqもの放射性物質は、地下室に閉じ込めておくしかないですよね。集まるなんいてもってのほか。 

この人たちは低水準すぎる。もう少し放射能について勉強してから反対運動をしたほうがよろしいのではないでしょうか。 

■Q チェルノブイリ事故を継続して調査しているベラルーシでは、事故後10年、25年経つ今でも小児ガンなどが発症しています。23区内の公園や学校でもホットスポットが沢山発見されていることを考慮すれば、災害廃棄物焼却は、こうした低線量内部被爆の危険地域を更に拡大することになります

A これについてはここ数回調査記事を書いています。「ベラルーシででる10年、25年後に出る小児ガン」の原因は、高濃度汚染地帯のキノコを大量に食べたことによります。(下図参照)

073

                               (ベルラド放射能安全研究所作成)

上の図を見れば、10月12月など、キノコが大量に食卓に登る森林地帯の季節が飛び抜けて高いのが分かります。これによってキノコを大量に食べるベラルーシ森林地帯特有の食習慣が「10年、20年後の小児ガン」の原因だとわかります。 

裏付けとして、一般のベラルーシの小児ガンの発生動態と比較します。このように対象地域を「汚染地域」、「一般地域」に分けて、その両者を較べれば、多発した原因がつかめるわけです。

このような手順を踏まずに、自分の主張に合う都合いい統計だけ持ってくるからこの人たちの言うことはプロパガンダだといわれるのです。

f:id:buvery:20110702105649j:image

では一般地域を見ます。(上図)ベラルーシの小児甲状腺ガン(14歳以下)は、チェルノブイリ事故4年後の1990年頃から有意に急増しているのがわかります。(*中央山型の青線)  

そして1995年にピークを迎えて、16年後の2002年に事故以前の平常数値に戻っています。  

これからわかるのは、持続的、継続的な低線量被曝による被曝が原因ではなく、1986年の事故直後に大量の放射性ヨウ素131を被曝したことが原因であることを示しています。
(詳しくは3月20日のブログ記事をご覧ください。)

ちなみに福島では1万人超の内部被曝調査がなされています。

12月末までの時点で、福島県避難地域15市町村の11,816人がホールボディカウンターで測定を受けています。優先的に児童、妊婦が測定されています。
この結果は以下です。

・福島県預託実効線量測定結果(2010年6月27日~12月31日)  

・1mSv以下   ・・・11.792人 (99.8%)
・1mSv以下        ・・・ 12人
・2mSv以下        ・・・ 10人
・3mSv             ・・・・・2人(0.00025%)

                  
合計                  11,816人  

一見すれば分るように99.8%は1mSv以下です。この被爆量は一般地域の預託線量と同等です。

したがって、「10年後、25年後」にわが国で小児ガンが多発可能性はかぎりなくゼロです。

以上、瓦礫反対派の言い分を見ましたが、私はこれほど論理構築がズサンな「運動」を知りません。

単なる、「東北は汚染されていてコワイから関わりたくない」という無根拠の地域エゴが、脱原発運動もどきの衣装を凝らして登場したものだと私は思います。

原発に疑問を持つ皆さん、絶対に彼らを支持してはいけません。彼らと一緒にされると、脱原発という道筋自体に皆、疑問を持つようになることでしょう。

このような人災のような反対運動に惑わされることなく、各県、特に東北と隣接する関東の県、自治体は受け入れを積極的にしてほしいと思います。

流れは変わりました!わが茨城がその先頭にたったことを心から誇りに思います。

 

                          ゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 

震災がれき受け入れ、茨城県議会が決議 知事も前向き
朝日新聞 3月22日
 

茨城県議会は22日、東日本大震災で発生した東北地方のがれき受け入れに関する決議案を可決した。県には市町村や民間処理業者と協力してがれきを受け入れることを、国には安全性の保証や処理費の財政的支援を求めている。  

 最大会派・いばらき自民党の白田信夫政調会長は「被災地・茨城が受け入れを表明することで、被災地を支援していく使命感を全国に発信することになる」と決議の意義を強調。橋本昌知事も「(約80万トンにのぼった)県内のがれき処理も間もなく終わる。受け入れを前向きに検討する」と述べた。  

 茨城は震災で24人が死亡、約2万7千棟の住宅が全半壊した。 

がれき受け入れ 土浦市議会決議
朝日新聞3月22日
 

土浦市議会は21日、東日本大震災で発生したがれきの広域処理について、市に受け入れを要請する決議案を全会一致で可決した。 

 決議案は議員7人の連名で提出。がれきの受け入れに際しては、放射能の影響を科学的に検証し安全性を確認したうえで、がれきの処理支援に積極的に取り組むよう求めている。あわせて、市民への情報開示と説明責任を果たすことも求めた。

●余白がコピーしたデータのせいでやたらあいてしまいました。修正が効きません。すいませんがメモ欄にでもしてください。ならんか(笑)。

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コメント

http://www.innervision.co.jp/01inner/2010/201006bougo/042-045.pdf

もともと、イラン(ラムサール)では、自然放射線量が、ブラジルより多い、年間100ミリシーベルトだと言われているようだ。
もともと、補正が係るシーベルトだけで、内部被曝、外部被曝を論じるのは、適切ではないので、疫学調査には、使いにくいと言われている。グレイと両方を測定すべきとの考えもあるようです。

TVでは、本当の音、臭い、日陰、ETCが、伝わりませんよね。瓦礫を処分しないと、瓦礫仮置き場が、新規住宅予定地が多い訳で、復旧すら出来ない現状が、理解されてないようですね。(高台不足等)

1年遅れですが、全国的に、津波がれき処理の引き受けが、スタートしたのは、良いことだと思います。

わが地区は、産廃業者密集地ですけど、先週も隣の産廃業者が、新しい産廃処理機を入れるので、同意書に、印鑑がほしいとのことで、すぐに、押しましたけど。。

ありがとう茨城県!
昨夜のテレビニュースを見て小躍りしました。
いっそうの瓦礫広域処理の加速を願ってます。

ちなみに先日、瓦礫は地元で処理施設を作れ。というコメントがありましたが、もちろん多くはそうなります。計画は25箇所、うち具体化しつつあるのは5箇所です。
出来るのは3年後以降ですかね。費用も大変なものですし、それによってもし急速に現地での処理が進んだとしたら…数年後にはそれこそ全くの無駄な施設となります。
だから急を要する分だけでも全国で広域処理してくださいというだけの話です。地域エゴ丸出しで全く理に敵わない反対をする方々は、少しは勉強してください。
また、もう一度言いますが、福島県の瓦礫は福島県内で国の責任で処理されます。ひたすら危ない危ないとおっしゃる方は、何の理解もないのでしょうか?

あいかわらずがんばかりですが、他のことも考えなければんらないのではないでしょうか?

http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/09/non-cancer-illnesses-and-conditions-in.html
チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授

「子どもの臓器と臓器系統では、50Bq/kg以上の取りこみによって相当の病的変化が起きている。しかし、10Bq/kg程度の蓄積でも様々な身体系統、特に心筋における代謝異常が起きることが報告されている。」

スペクトロメータによる体表面セシウム137量がたかだか12−26Bq/Kg程度で半数以上に心電図以上が生じる、、、事実だったら恐ろしすぎると思いませんか。
まあ、いずれ、福島で結果がでるでしょう。心電図異常=死ではないので「ただちに生命に危険はない」は正しいことです。

http://savechild.net/archives/9922.html
放射性セシウムの一回摂取と長期摂取による体内残存量の経時推移

事故前の日本人のセシウム摂取量がだいたい1Bq/Kg程度。
事故後、10Bq/Kg程度と食事に気をつけていても1年ただずに結構な値のセシウムが体内に溜まっていきます。それが、20年30年と続くわけです。永久に。


http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/radioactive_concrete/<汚染砕石>出荷基準は100ベクレル以下 経産省検討会

食べ物と基準が一緒?と思いますが、セシウムの移動の規制という意味では同じです。

首都圏のママさん。バンダジェフスキー氏の本は読んでいます。統計手法がおかしいことは、彼以外の大部分の専門家に指摘されていて、ほとんど世界的にはまったく相手にされていない学説です。
あの説以外にセシウムの諸器官への影響を説いたものは知りません。ECRRもあれを医学的な根拠にしています。あれとマーチン・トンデル氏のスウェーデンの統計の二つが柱です。

それと、「小児ガンが出る!」と騒いでいるので、私じゃなくて瓦礫搬入反対派の皆さんですが(苦笑)。あっちに言ってくれませんか。

しかし、あいかわらずあなたの書き方は戦闘的ですな。

もういいかげん、セシウム低線量脅威を言わないと、脱原発にならないという妄執から自由になったほうがいいですよ。

心臓(心筋)の収縮には、Na、Ca,Kといった電解質が重要な働きをします。
セシウムは確か、カリ(K)と同じ体内動態をすると記憶しています(記憶違いならすみません)。
体内に取り込まれた全てのセシウムが心臓に行くのでしょうか?
ま、実験の方法がどうなのを知らないので、推測でしか言えませんが、経口摂取なら、腸から肝臓、心臓、全身臓器と言う流れでしょうし、血管内投与なら、心臓から全身臓器への流れでしょうね。
ただ、心臓組織そのものへ栄養を運ぶ冠動脈に入るには、左心室まで来ないとダメなので、血管内投与即心筋という図式も難しいかと。
そうなれば、摂取されたセシウムのどれくらいが心筋に取り込まれるのでしょうか?
総量は書いてあっても、そのうち何%が心筋に取り込まれ、その結果心電図異常が起きたのか?
考えるに、それはセシウムの影響と言うより、何か別の要因がある気がします。
もしその説が正しいなら、多くの子供が心臓機能異常を訴えていてもおかしくないはず。
そのような話は聞いた事がありません。

瓦礫処理反対の人々の言葉は、以前、陸前高田の松明を拒否した人々の言葉と、根っこは同じ気がします。
ただ、自分が嫌だから、嫌なものを嫌と言う権利は、だれにもあり、それを他人がどうこう言えるものではないと言う理論です。子供の理論です。ただ、それをそのまま主張するのは体裁が悪いから、自分たちに都合のよい説を持ち出しているだけのような気がします。

茨城県の英断、素晴らしいと思います。やっとの感はありますが、この流れが大きくなっていくことを希望します。

自らもかなり被災している(&支援は遅れぎみだった)にもかかわらず茨城素晴らしい!と思いました。
私自身も子供の頃10年鹿島に住んでいたので何だかうれしいです。反対の声ばかり表にでてきがちなので、こういう賛成・支持の声ももっと見えるようになってほしいですね。というか自分自身も、今住んでいる埼玉での受入れが進むよう、支持の声をあげていかなくちゃと思いました。

茨城県の決断を昨夜報道で知り、管理人さんの地元らしい・・・なんて感心していました。
茨城県の瓦礫処理も70%程度済んだという事で、近隣県の処理も受け入れるとの事、やっと「絆」が感じられました。
当然測定しながらではあるものの、全国各地に拡大する事を願わずにはいられません。

北海道知事も独自の基準を設け、受け入れを検討する様ですが、基準云々もありますが、前向きに動いたことを評価したいです。

首都圏のママさん…。

もう完全に周回遅れの話です。
ちゃんと読んでるんですか?それとも読解力が無さすぎるのか。

これまでのコメントでも、人の話を聞かずに的外れなことを繰り返してますね。見苦しいです。

彼の博士は、チェルノブイリ当時は、ヨウ素131、セシウム137くらいしか、核種毎のデーターがないので、セシウム137が、原因?と言ってみえるようです。

また、心臓の筋肉細胞は、細胞分裂しないので、蓄積が、他の臓器より多いのでは?との仮説です。

ただ、例えば、血管でも、組織が、3層に分かれているチューブ状のもので、すべての層が、同じように、細胞分裂している訳ではないようです。
また、放射性核種セシウム137の内部被曝線量に換算する実効線量係数は、呼気吸入時は、6.7マイクロシーベルト/ベクレルですが、経口摂取時は、13.0マイクロシーベルト/ベクレルと、1桁違いますし、

対象臓器毎に、臓器係数が、違います(等価線量=平均吸収線量×放射線荷重係数(単位はWr)で、心臓は、0.05)
平成12年10月23日、科学技術庁告示第5号別表第2

出典

日本アイソトープ協会(編):ICRP Publ.42、ICRPが使用しているおもな概念と量の用語解説、丸善(1986年6月)

日本アイソトープ協会(翻訳):ICRP Publ.60、国際放射線防護委員会1990年勧告、 丸善(1991年7月)

心臓カテーテルX線造影検査での実効線量が17.20mSv  表面線量が743.9mGy と言う医療被曝量

ですから、放射性物質を血管に投入して、造影する被曝量は、結構、多いことが解ります。(ミリなので、マイクロより1000倍多い)

セシウム134は、半減期が2.06年、137は、30年なので、137を、指標にしたようですが、論文を見ている限り、仮説としての域を出て居ないようにも、思えますが。。

博士の仮説を信ずるなら、血管に放射性物質を投入する現在の医療被曝は、やってはいけないことになりますよね。(健康な人の健康診断でも、放射性物質を注射して、臓器造影している日本の現状ですから。。)

バンダジェフスキーという人は、ベラルーシの政府に不当に弾圧されて逮捕されたりしたものの、がんばって論文を出版したことで知られている。弾圧に負けす自説を貫く立派な人なのだろう。ただし、立派な人だとしても、それで研究の内容が正しいということになるわけではないから注意が必要だとの意見が多い。エビデンスとして、未だ、受け入れられていないと言う事です。

現状では、すでに、誰でも、体内に持っているカリウム40は、相当量あり、体全体の筋肉に貯まりやすい、セシウム137は、ベーター線レベルの内部被曝として、考えると、カリウム40の方が、多いことになる。ガンマー線レベルでは、半分は、生物学的排泄により、半減期を待つ前に、ある程度、排泄されるようです。

成人で1400ベクレル  幼児で200~250ベクレルで、平衡するようです。幼児は、約1年程度で、平衡状態になるとのこと。


少なくとも、セシウム137が、心筋梗塞の主因だと、断定できるデーターは、私は、存じ上げておりませんので、ご教授願えればありがたいです。

33.^ Relationship between Caesium (137Cs) load, cardiovascular symptoms, and source of food in “Chernobyl” children . preliminary observations after intake of oral apple pectin


パンダジェフスキー説が、有効と仮定した場合、不安をあおるより、ペクチン製剤を飲めと博士は、おっしゃっているが、早い話が、りんごペクチンを食べるのが、セシウム排泄に役に立つとの説です。マイナス情報だけ、流すより、ストレスでの病状悪化も、放射線問題に関係なくあるようですから、彼の説を信じる人は、同時に、セシウムを排泄促進する食べ物を、推奨するべき(博士の奥さんの説)ではないかとも思いますが、実際、効果があるのかは、私には、解りません。

なんで全国でがれき処理をしなきゃなんないいの?
全体の2割前後の瓦礫を処理できないから、復興が遅れているって・・・どういうこと?
2割ぐらいでしたよね、広域処理するの?

税金をいっぱい使って全国にばら撒くのはなぜなんだろうか?
地元にプラントを作って処理すれば、雇用にも繋がって良いのでは?って意見もありますし、私としてはそちらのほうが理にかなっていると思うんですけども・・・そんな単純じゃない?

「放射能が広がるから反対!」というのは、まぁ理解できます。「汚染されていない(低レベル)んだから処理しろ!」もわかります。

警戒区域ほどでは無いにしても、結構汚染されている地域の私にすれば、福島の瓦礫も処分したらどう?って感じです。
日本全国が汚染されれば平等です。放射能、みんなでおびれば怖くない。まさに絆でしょ?

瓦礫に関しては、地域で処分するのが一番良いのでは?
時間がかかっても、復興には余り影響しないんでは無いでしょうか?
復興が進まないのは、高台移転やインフラ整備、政策、補助が決まらないが大きいと思うんですけどもねぇ。
がれき置き場も市街地のど真ん中に置いてあるわけでもないですし、なぜそんなに瓦礫に拘る?
裏に何かがあるのかっ!?

瓦礫除去して、また同じ所に家建てて住むんかい?

放射能に関しては何とも言えませんが、汚染は0では無いと思います。
安全なレベルがあるのかもしれませんが、焼却すれば濃縮して濃厚になるんではないかと・・・
気にしすぎと仰るかもしれませんが、ウランだって濃縮してますよね。まぁ、そんなレベルでは無いでしょうけどもね

何を言いたいのかわからなくなってきましたけど、被害の無い(少ない)方は、さぞかし心配でしょう。
避難を余儀なくされる程でないにしても、いい感じの被曝を食らった人達は・・・、それどころじゃねぇよ。

ととと瓦礫処理を進めて早く復興させよう!
どうして日本にはトンデモ説を広めて放射能コワイコワイと騒いで国力を削ごうとする人たちが多いんだろうか?

>いい感じの被ばくを食らった人たち
どこにそんな人たちがいるんですか?

ひとまず、県外で至急処理したい津波廃棄物は、400トンだそうです。前にも、書きましたが、

うちの地区のごみ焼却炉は、1日24時間操業して、200トン/日ですから、6万トン/年くらいの処理能力です。
400万トンを処理するには、66年くらいかかるみたいですね。

http://www.city.komaki.aichi.jp/knkycenter/kensetskoukoku.html

うちだけなら、66年だけど、みんなが、引き受ければ、1年程度で、木チップは、完了するでしょう。

問題は、輸送費用と、現地に新規に作った施設は、使うのは、10年くらいかな。(もったいないですね。)

ごみ仮置き場は、海に近い平地は、強風や浸水で、せっかくの仮置き場が、ごみが、海に流れてしまうような場所もあり、また、仮置き場の土地が、将来の高台住宅地に指定されている場所もあり、瓦礫がなくならないと、住宅建築用の土地が不足しているってことです。

瓦礫仮置き場=新しい宅地予定地なんですよ。

高台に集団移転しようにも、予定地が現在瓦礫集積所になっており、計画が進まないなどは緊急の問題です。
と、先にりぼん。さんが書いてくれてた。

今の日本で全て信じてるんですか?

だからこうなったのに。。。

潮来市民さん。

たまたまコメントを見つけましたが、あなたはいったい誰が誰に対して何を疑っているの?
それでは意見も対象も全く伝わらないですね。

全く…まずほとんどの方が見てない1ケ月前のエントリーへのコメント、というかただの呟き。
シャドウボクシングご苦労様です。

ここは大手掲示板の過疎スレッドではありませんよ。

茨城には福島の放射能から避難している人もたくさんいます。放射能から逃げている人々を放射能で追いかけるようなことはしないでほしいと切に願います。燃焼による濃縮は申告な問題です。英断だとは全く思えません。

放射能をばらまくことがいいことだなんて全く思いません。実際に福島では、人が死んでいたり、白血病になっていたり、爆発の後からすぐに鼻血が止まらなかったり、歯茎から血が出たりと、広島の原爆後に起こった体への変化を訴えていらっしゃる方もいます。

そんな福島のがれきがなぜ安全と言い切れるのでしょうか?

いろいろな論説があると思いますが、実際に福島に行って事実を確認した方はいらっしゃるのでしょうか?

あと、反対派のことを小馬鹿にするのもちょっと違うと思います。なぜそのように上から目線なのでしょうか?

一方的な考えは国を滅ぼして行くと思います。

町子さん。
こんな前の記事に、いい加減にしなさいな。

福島の瓦礫?何を言ってるんですか。福島の瓦礫は福島で処理します。
宮城や岩手の津波瓦礫の話ですよ。地図の読めない方なのですね。さらには念入りに計測をしています。

何周遅れの話してるんですか。間違いとデマの噂を拡げているだけじゃないですか。

福島現地の状況を見たのか?
貴方こそ上から目線そのものでしょう。
何度も見ていますし、大量の避難者を受け入れています。
貴方こそ現地を知らずにネットの風説に2年遅れで踊っているピエロですよ。もはやカルト。

あなたのような言動が、「避難せざるを得なかった」方々をどれだけ傷つけているのか理解できないようですね。

そんなんじゃ「バカにされた」ではなく、完全に馬鹿馬鹿しくて笑いものになるのは当然です。


変な宗教にでもハマらないかと要らない心配するくらいですよ。

書き忘れたので追記させていただきます。

町子さん。
「一方的な考えが国を滅ぼす」ですか?

笑わせんなよ!
自分で鏡を見て下さいな。

町子さん。あなたが「福島瓦礫受け入れ」と書いただけて、その知識の程度の貧しさがバレています。福島瓦礫は県外に移送していませんから。

(以下記事本文でも書きましたが、これだけ読む人のために)
なにがデータ根拠か知りませんが、あいかわらず「実際に福島では、人が死んでいたり、白血病になっていたり、歯茎から血が止まらなかったり」なんていう極端な認識のようです。

あの、歯茎から血が止まらなかったら歯槽膿漏ですから、歯医者にお行きなさい。

避難による苦悩で亡くなったお気の毒な人は多数いますが、放射能が原因で亡くなった人がいたらぜひお教えください。

こういう風評を流す人のネタ元サイトは、行ってみればほぼすべての情報が、「隠された真実の○○」とか、「ある自治体で秘かに進む○○」とか、「○○という恐ろしい話を聞いた」、「実はもう既に・・・」という類のネット伝聞にすぎません。

ほんとうの一次情報は皆無か、あってもバイアスがかかっています。

出所すら不明なスパム伝聞をかき集めて、脅えた挙げ句ストレスで体調を崩すのは勝手ですが、おひとりでどうぞ。

何度か言って来ていますが、福島事故を「知る」ということと、原発の是非は次元がちがう問題です。福島事故を過大に煽れば、原発がなくなるわけではありません。

この当たり前のことか分からずに、過激にトンデモ発言すればするほど自分が純正な脱原発派だと勘違いしている人たちか多すぎます。

現在福島では、地道な医療関係者によるホールボディカウンターによる検診や、各自治体によるバッチテストなどが継続されています。

その結果はいずれも、「放射性セシウムが検出限界以下」(南相馬病院坪倉医師)、「66.3%が1ミリシーベルト未満」(伊達市)です。

今後も継続して健康診断をする警戒看視体制は必要ですが、事故直後ならまだしも今でも「チェリノブイリの10倍だ」というようなことを言うことは、まったくナンセンスです。

トンデモ情報ではなく真面目に放射能のことを知りたければ、佐藤順一氏の作った「放射について学ぼう」を一読してください。必要充分な知識が理路整然と学べます。※http://dl.dropboxusercontent.com/u/47386394/

 お邪魔いたします。本県(I県)沖のシラス、今年は家族でいただきました。魚種ごとの数値、サンプル数や時間経過とともに、大分傾向がつかめてきたと思われます。
 秋、TKB市周辺も、実家のK市も、美味しいものづくしで、検査データがあるもの作物を忌避する理由が分かりません。

 さて、福島で、人死に・白血病・鼻血・歯茎出血・下痢や下血・皮膚異常・心臓発作。確かにあるでしょうね。余所でも然り。で、福島で有意に増えた信頼に足るデータが見つかりません。
 昨今の甲状腺スクリーニング、がんは福島だけとの騒ぎ、でも、余所はがんの確定診断までやってないと。検査ダメージとのバランス取りも大事です。
 町子さんは、福島で増えたと書いてないから、デマではなく、あおりなのでしょうか。とりあえず危険だと言いたてて避けることで、安全確保という論法もありますね。でも、データを無視してそれをやれば、宗教かオオカミ少年。避難訓練の役にすらなりません。

 震災当初に正義感に燃えて行動された方々など、自分の存在理由イコール「悲惨な福島」救済になってしまい、そんな福島を維持したいそうで。
 関連死やストレスその他、問題山積みだから、いくらでも活躍の場があるはずなのに。

 関東大震災後の様々な虐殺も、情報不足とデマの中、正義とやらに立った行動と聞きます(やられた方は、たまったもんではない)。たとえば福田村事件の加害者側に、地元の名士が多かったと。
 震災からもう3年近く、目と耳塞いで差別助長、いかがなものか。
 より正しい情報を集めた上で、どう怖がるべきか、どのように監視するか、考えていただきたいものです。

 騒ぎをあおってのインチキ商法や、活動資金稼ぎだとしたら、論外。

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